海外旅行で真っ先に向かうのが滞在先のホテルですよね。さっそくホテルに到着すると、キリッとしたいでたちのベルボーイやフロントにいるレセプションが素敵な笑顔とプロフェショナルな対応で迎え入れてくれます。「かっこいい!」そう感じる瞬間です。
将来、ホテル関係の仕事に就きたい人もいると思いますが、それにはホスピタリティを基本としたホテル専門の勉強が必要になります。「いつかはホテルマンになりたい!」という夢をぜひとも叶えてみたいですよね。
ここではニュージーランドのホテルで実際に働くことができる有給ホテルインターンシップ・プログラムをはじめ、現地で学べるホテル・マネジメントコースについて解説しています。国際舞台で英語を使って活躍したい人、ホテル全般の仕事に興味のある人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
1.有給ホテルインターンシップ・プログラムに参加するメリット
ホテル業界に就職したい人必見!ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムに参加するメリットからご紹介しましょう。
英語に自信がなくても参加できる
有給ホテルインターンシップに参加するには、「健康である」「就業経験がある」「ワーキングホリデービザを取得している」などの条件がありますが、英語レベルについての厳しい条件はほとんどありません。
プログラムの中にはニュージーランドに到着後、まず語学学校に通って英語力を上げてから、実際のホテル研修に入るプログラムがあります。英語に自信がないからといって、尻込みする必要はありませんので、自信を持って参加してください。
収入を得ながら語学も学べる
インターンシップというと「お給料がもらえないのでは?」「ボランティアの一種でしょう?」と思う人がいるかもしれませんね。ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムは文字通り「有給」ですので、現地のホテルで働いて収入を得ることができます。
海外留学では現地での出費が本当に多いです。とくに宿泊費、食費、交通費などはどうしても避けられない必要な項目です。有給のプログラムを利用すれば、語学やビジネス英語を習得しながら、安心して生計を立てることができます。これはかなり大きな魅力と言えます。
一流ホテルのホスピタリティが体験できる
ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムではホテル業に関するあらゆる部署で職業体験ができるのが特徴です。しかも、就職先は国内の高級ホテルやリゾートホテルが多いので、一流のホスピタリティを学ぶことができます。
また、インターンシップで経験する研修内容も充実している他、参加者へのサポートやコミュニケーションもしっかり行っているため、留学初心者でも安心して参加することができます。
国際舞台で働くためのキャリアップにつながる
将来、海外で就職したい人は、ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムに参加したとレジュメに記載できます。学歴より経験や資格を重視する傾向のある海外の企業では、インターンシップの経験はプラスの要素として評価され、総合的に国際舞台で活躍するためのキャリアアップにつながります。
多民族国家であり、世界各国から多くの観光客が集まるニュージーランド。加えて、ホテルインターンシップを経験したことで、国際感覚もしっかり磨かれることが期待されます。
ニュージーランド移住への近道である
ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムに参加した後、ホテルでの職業帯経験を生かして仕事が見つかることもあります。長期的に仕事を続けることで雇用主からの評価や信頼を得ることができれば、移住ビザ取得も夢ではありません。
ニュージーランドに移住するためだけに、有給ホテルインターンシップ・プログラムに参加しようというわけではありませんが、結果的に移住への道が開かれれば、人生の選択肢も大いに広がりますよね。
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2.ニュージーランド留学で体験できる有給ホテルインターン・プログラム例【費用解説付き】
それでは、ニュージーランド有給ホテルインターンシップ・プログラムのプログラム例を費用の目安とあわせてご紹介しましょう。
語学学校での英語クラス+とホテル研修のプログラム
ワーキングホリデーを利用した有給インターンシップ・プログラムでは、最初の2,3ヶ月に語学学校へ通い英語力を身に着けた後、4ヵ月~9ヵ月程度のインターンシップに参加するスタイルが主流となっています。
英語に自信のない人でも、語学学校で英語でのコミュニケーション能力をアップさせてからインターンシップに入るので安心です。語学学校への通学期間は個人の英語レベルに順次ますが、それぞれのスタートラインに合わせて英語の土台作りができるのは魅力的だと言えます。費用は1年で100万円~130万円が相場です。
有給ホテルインターンシップにダイレクトに参加するプログラム
英語に自信があるから語学学校に行かなくても大丈夫!という人は、ニュージーランドに到着してからすぐにホテルインターンシップに参加することもできます。
インターンシップ期間は5ヶ月から12ケ月程度で、個人の希望に合わせて自由に選ぶことができるケースがほとんどです。費用は5ヶ月で50万円~60万円くらいが相場です。
ホテルインターンシップでどのような仕事が体験できる?
ニュージーランドは観光業が盛んなため、ホテル業界は年間を通してとても忙しいのが特徴です。ホテルインターンシップで体験する仕事は多岐にわたりますが、ホテルの方針や規模、シーズンやスタッフの増減などによって異なります。
主な仕事の内容はルーム―・キーピンング、ホテル内のショップ、レストラン、カフェでのスタッフ、ポーター、フロントオフィス、レセプション、観光案内やアクティビティのサポートスタッフなどがあります。
平均的な時給はどれくらい?
「インターンシップだから、時給が安いのでは?」と思う人が多いですが、ほとんどのプログラムで時給14ドル前後、もしくはそれ以上の場合が多いです。日本での平均時給に比べても高いと言えますが、その分物価が高いので、気を緩めず無駄な出費をおさえるようにしたいですね。
無給のインターンシップ・プログラムもありますが、ご紹介しているのは有給のインターンシップ・プログラムです。ボランティアで仕事のノウハウを学ぶというカタチではなく、現地で責任を持ったポジションに就き、仕事を通してホテル業を学ぶというプログラムです。しっかりとお給料をもらいながら、将来のキャリアアップを目指してくださいね。
3.ニュージーランド留学で「ホテル・マネジメント」を学ぼう【魅力と学校紹介】
最後にニュージーランドで学べるホテル・マネジメントコースについて、魅力と学校紹介をしたいと思います。
ホテル・マネジメントの魅力
観光大国であるニュージーランドはホテル業がとても盛んです。そんなニュージーランドで学べるおすすめのコースがホテル・マネジメントです。ホテル業に関するあらゆる知識と技術、マナーや経営のノウハウを学ぶことができるので、将来ホテル業に就きたい人には有効的です。
ホテル内にあるレストランやショップ、美容院やネイルサロンの経営、効果的な集客術、ホテル客室のデザインや設備の管理、イベントの立案・構成、ホテルスタッフの人事、お客様へのサービス全般など、学習する範囲は多岐に渡ります。
「人々の喜ぶ顔が何より!」そう心から思える人に最適な職業とも言えます。ホスピタリティ分野のエキスパートでもあるホテル・マネージャー。魅力ある職業だと思いませんか?
ホテル・マネジメントが学べる学校はココ!
ニュージーランドではホスピタリティ関係のコースを豊富に取り揃えている学校がが多く、内容が充実しているのが特徴的でしょう。中でもホテル・マネジメントの分野では多くの卒業生がホテル業界で活躍をしています。ホテル・マネジメントが学べる学校は以下の通りです。
- Southern Institute of Technology
- New Zealand Mangement Academy
- Toi-Ohomai Institute of Technology
- Otago Polytechinic
- Pacific International Hotel Mangement School
- Professional Business and Restaurant School
4.ニュージーランド留学でホテル・マネジメントを学ぶべき5つの理由
世界の大学で学ぶことができるホテル・マネジメント。なぜ、ニュージーランドで学ぶべきなのか検証してみました。
コースがすべて英語である
当然のことのように思えますが、ニュージーランドは英語が母国語なので学校での授業も英語になります。コースが英語で行われるため、総合的に語学力アップにつながることは間違いないでしょう。留学生の中には英語クラスでブラッシュアップをしてから、ホテル・マネジメントコースに入学する人もいます。
平和で温かい空気が流れている
ニュージーランドでホテル・マネジメントを受講する生徒はローカルはもちろん、アジア諸国あからの留学生であふれています。日本を含め、中国、韓国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、インドからの学生がとても多く、オリエンタルでピースフルな空気が流れているのが特徴です。誰もが穏やかな雰囲気で授業を受けたいですよね。
学費が安価である
ホテル・マネジメントは世界各国で多くの学生が勉強する学術分野ですが、ニュージーランドのホテル・マネジメントコースはアメリカやイギリスに比べて安価であるため、経済的にも助かると言えます。宿泊費や食費などを考えると、留学での出費はできるだけ抑えたいものです。
ツーリズムが急成長の国である
ニュージーランドは近年、ツーリズム産業が急速に発展している国です。ホテル業界の成長は一気に加速し、お客様が求めるホスピタリティの質もそれに合わせて高まっています。ツーリズム業界では集客戦略の考案、観光地の再開発、スタッフの教育と大忙し!ホテル業界も活気があるゆえ、ポジティブな環境が維持されています。
学校が所有するレストランやトレーニング施設が充実している
ホテル・マネジメントコースを提供する専門学校、大学、ポリテクニックでは、それぞれの期間が所有するレストラン、カフェ、バー、トレーニング施設が充実しています。在学中の生徒がホテル・マネジメントを安心して学ぶ場所として、有効的に活用されているんですね。ですので、わざわざ他企業がが所有する施設を、費用を払ってまでOJTや訓練用に借りる必要がないということにもなります。
卒業生のホテル就職率が高い
ニュージーランドでホテル・マネジメントコースを修了し、資格を取得すると、国内での就職がとても有利になります。「夢の職業への切符を手にした」とは言い過ぎかもしれませんが、他の分野の学生よりも就職へのレールは多く敷かれているのは確かでしょう。
いかがでしたか?将来的に、海外でホテル業に就きたい、また帰国して日本国内のインターナショナルホテルで働きたいという人は、有給ホテル・インターンシップに参加したり、ニュージーランドの学校でホテル・マネジメントコースを受講するなど、就職に役に立つオプションがいくつかあります。
ニュージーランドへのホテル留学を検討中の人は、自分にあったプログラムをじっくり選んで、夢の職種へと大きく近づいてみませんか?