最近、メディアなどで目にするメッセージに「学校に行くのがつらいなら、行かなくてもいいんだよ」というものがあります。学校に行けなくなる理由はさまざまですが、悩みを抱えながらも誰にも言えず、一人で悩んでいる子供たちがいるのは事実です。
不登校になってしまったお子さんを持つ親御さんも、どうしていいのかわからないと困惑してしまっているかもしれませんが、お子さんの将来についてはまだまだ選択肢がいくつかあります。
ここでは不登校のお子さんでも正規留学ができるニュージーランドについて、あえて日本を離れて留学するメリットをご紹介しています。
1.なぜ不登校になった?不登校なのに、留学できるの?
「そもそも、日本の学校に行っていないのに留学なんてできるの?」そんな素朴な疑問からお答えしていきましょう。
不登校になる理由はさまざま
学校に行きたがらないお子さんを見て、親御さんは「どうして?」と悩んでしまうこともあると思います。「みんな学校に行っているのに、うちの子だけ…」日本の教育を受けてきた親御さんには「外れることはよくない」「何とか行かせなきゃ」そんな焦りの気持ちさえ抱いてしまうこともあります。
しかしながら、実際は不登校になのは「いじめにあった」「学校の授業についていけない」「発達障害で友達とうまくやっていけない」などの深刻な問題から、「勉強が簡単過ぎて、授業が退屈になった」「一年先の勉強に進みたい」という考えが先行して、不登校になる例もあります。
不登校でも留学できます!
日本の学校に行くことが困難で不登校になった子供たちはたくさんいます。そして、そんな子供たちでも海外の学校に留学することはできます。近年のグローバル化を受け、教育での視野もグンと広がり、中学・高校で海外の教育を受けるという新しい選択も生まれてきました。
不登校をマイナスでだととらえるよりも、今ある学習環境が子供にとって最良ではないのかも?と考えると、これから進むべき道の選択肢が見えてくるはずです。時代は変わりました。不登校でも欧米教育が受けられる海外の学校を卒業して帰国子女枠として日本の大学に進む人もいるほどです。これも人生での大きなステップだと言えますよね。
2.なぜニュージーランド?不登校からスタートする留学の利点
不登校のお子さんにニュージーランド留学をおすすめする理由、メリットとは?
最も安全・安心な国
お子さんを海外の学校に進学させるのは、親御さんにとっても心配なことでしょう。言葉や環境、文化の違う異国の地で「わが子は大丈夫だろうか」そう思うのは当然です。
ニュージーランドは世界の中でも治安の良い国として知られ、そのような理由からも世界から安心して生活できる留学先として選ばれています。親御さんの気持ちとしてもトラブルなく安全に暮らせる国であることは第一条件でしょう。
留学生の受け入れに積極的
ニュージーランドは多民族国家。多くの移民を毎年世界から受け入れているため、海外からやってくる留学生の受け入れに積極的です。
ニュージーランドでは留学生を保護するために制定された政府の規律があるため、語学学校、専門学校、ポリテック、大学などの教育機関では留学生を学習と生活の両方の面でサポートする体制がしっかり確立されています。
自然が心の空洞を埋めてくれる
「友達に嫌なことを言われた」「意味もなく意地悪をされた」日常生活に割り込んでくるストレスは後を絶ちません。そんな時、ふと「海が見たい」「自然に触れたい」そう感じたりしませんか。
自然というのは疲れた心をいやしてくれる治癒力のようなものがあります。学校に行けなくなった孤独感や心の空洞を埋めてくれる場所、それがニュージーランドであると言えます。自然にあふれる環境が不登校で失った笑顔や自信を取り戻すよいきっかけにもなり得るのです。
何より、「あなた」を認めてくれる国
ニュージーランドと日本の学校生活では異なる点がいくつかあります。日本の教育方針では調和や協調性を重んじ、和を乱してならないような教えが基本ですよね。「出る杭は打たれる」ではありませんが、他の人と違うことをすると「変わった人」と思われることもあったり、個性を欠点をネガティブにとらえてしまう傾向があります。
もちろん、「和」の心は日本人が誇るべき素晴らしい文化の一つでもありますが、その強さに埋もれて、小さな子供たちは自分の居場所を見失っていることがあります。ニュージーランドはあなた自身を認めてくれる国でもあります。
周りを気にしない・強制的にさせない
ニュージーランドの学校では周りを気にして空気を読んだりすることはありません。好き勝手し放題!というニュアンスよりも、興味のあることをさせながら自信をつけ、サポートしていこうという意気込みがあります。
アートが好きな子供には「自分の世界を描いてみようよ」と想像力を育むように導き、スポーツが好きな子供には「一ヵ月前よりグンと実力が増したね」と褒めてあげます。「強制的・強引」という言葉はニュージーランドの教育の場ではほとんど見受けられません。
3.親御さんへ、子供たちの本当の気持ちって?
お子さんの気持ちはとても繊細。言葉に出さなくても、心の中ではこんなことを願っています。
いつも成長したい
子供はいつも成長したいと思っています。一年後ですら、はどんな自分になっているか想像もつかない!という子供も多いですが、心の中では常に成長したい、大きくなりたいと思っています。
自信を持ちたい
スポーツでも勉強でも、特に自分の得意とする分野で自身を持ちたいと願っています。自身がつく発言や行動にも変化が見られますよね。自身を持っている子供は大人から見ても本当にたくましいですよね。
誰かに認められたい
子供なら誰でも「よく頑張ったね」「すごいね」と自分に対して認めてもらいたいと思っています。これは褒めて欲しい、自分の存在を認めてほしいという願いに通じているんですね。
不登校のお子さんへの留学相談を行っている留学エージェントや留学機関もいくつかありますので、留学先や学校の選び方など、正規留学についてアドバイスをもらうことをおすすめします。
分からない部分は当サイトのカウンセラーがお答えできますのでお気軽にお問合わせください。