留学失敗・留学後悔を防ぐために知っておくべきこと【13箇条】

留学失敗・留学後悔を防ぐために知っておくべきこと【13箇条】

一大決心をして旅立ったはずなのに、失敗や後悔を感じる留学になってしまったら残念すぎます。事前にできる対策はあるのでしょうか?

当記事では、私の留学前と留学中に「しておいてよかったこと」「すればよかったと感じていること」を紹介しています。留学失敗・留学後悔を防ぎたいと思っている方にはおすすめの記事です。

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留学『前』の準備編:後悔や失敗を防ぐために意識すべき8のこと

まずは、授業中に困らないための準備を5つみていきましょう。

その①:リスニング強化

まずは授業でどんな説明がされているのか、聞き取れなければお話しになりません。授業が全く聞き取れない状態が数日続き、後悔や失敗を感じて落ち込んでしまう人は、実際にかなり大勢いるようです。

そんな理由で学校に行きたくなくなってしまうと、気持ちを立て直して乗り越えていくのは大変です。

できるだけこのような状態に陥らないようにするためには、留学準備期間にできるだけ、会話の聞き取りができるような訓練をしておくとよいです。訓練といってもそれほど大変なことではありません。留学先と同じ地域の出来事のストーリーの映画やドラマを何度も繰り返し見るだけでも、かなりの効果が出るものでしたよ。
» 参考:社会人留学、留学前はどれぐらい勉強した?留学後の勉強は?

その②:英文法の復習

留学先の語学学校で習う文法は、中学校や高校で習ったレベルのことから始まります。復習のようなものですね。ただし説明はすべて英語です。日本で英語を学んでいるときに「○○形」「○○法」といった文法用語が大嫌いだった私にとっては、文法用語も英語の方が分かりやすいような気がしましたが…。

留学準備期間にこれから習う文法の復習(復習の予習?)をしておく理由は、やはり留学先の授業でどんな説明がされているか聞き取れる率を高めることにあります。理解度が深まることで、日常会話に活用できるまでの期間も短縮できることになると思います。

その③:日本の産業、文化などを外国人に説明できるようになっておく

多分どこの語学学校でも同様だと思います。授業中に、「あなたの出身国について」説明する機会がきっとあります。

私の場合、長年住んでいながら日本のことには興味が持てず、それも理由で外国に出てみたところもあったため、授業中に急に話題を振られたときには何も思い浮かばなくて困り、しどろもどろになりました。

外国に出ると、周りの人にとってはあなたが「日本人代表」です。日本のことを知らない人たちに日本のことを正しく紹介できることは、日本人として身につけておくべきたしなみのひとつだったのだと感じました。

なお、突然そんな状況になって、適当に嘘を教える日本人も多いのかもしれないです。外国旅行をしていると「日本のことが、間違って伝わってるー!なんでこうなっちゃったのー?」とあきれるとともにがっかりすることがよくあります。自分に説明の機会が回ってきたときには、ぜひ正しいことを世界の人々に教えてあげたいものです。

その④:自分はどんな街で育ったのか、説明できるようになっておく

授業だけでなく仲良くなった人にもよく聞かれます。相手のことを知りたいと思えば、どんな環境で育った人なのか聞いてみたくなるものですよね。

授業では、「出身地の主要産業」について説明しなければなりませんでした。私の故郷の場合は「農業」ということになるのですが、これもまた興味がなかったことで何も知らない、説明できない。人口が何人かさえ知らない。困りました。

この記事を読んだ方は、私のように、授業で困ることが続かないように、ぜひ準備していってください。

その⑤:自分の名前の漢字の意味を説明できるようになっておく

授業中にノートを取るとき、細かい説明は自分のために日本語で書くことになると思いますが、たまたま私のノートを覗き込んだクラスメイトが、急に漢字に興味を持ち始めました。

そして、漢字1字1字に意味があることを知ると、「あなたの名前の漢字の意味は?」と聞かれます。とっさに英語で説明できるでしょうか?さらにたいてい、「私も日本人名がほしい。私の名前を漢字で書いて。」となります。名前の音に合わせて、良い意味を持つ漢字を当てはめて考えて書いてあげると喜ばれます。それと引き換えに、アラビア語やギリシャ語といった、不思議な文字で書かれた私の名前もノートに残っています。

このようなことは、友達を増やすためのきっかけになって楽しいです。この話、留学先では逆パターンで外国人留学生に話しかける口実に、どうぞ使ってみてください!

続いて、留学先の生活習慣に早くなじみ、快適に暮らしていくために意識すべきことを3つご紹介します。

その⑥:留学前に海外旅行をする

準備期間中に何度か海外旅行をすると、日本と外国の習慣の違いや、その地での対応の仕方をかなり学ぶことができます。

留学先の街の下見もするようなことができれば、住みはじめるときにも、全くの初めてよりは何倍もスムーズに生活を始められることになると思います。例えば地下鉄やバスの利用方法を知っている、おいしいレストランをいくつか知っているだけでも、初日から行動範囲は広がることになります。

また、不安や恐れは、知識がないから発生するものです。「一度行ったことがある」というだけで、不安はかなり取り除かれることになるでしょう。海外旅行の経験は、その後の留学生活に必ずよい影響を与えます。

その⑦:家事に慣れておく

日本で一人暮らしをしていた人なら大丈夫だと思いますが、家族と一緒に住んでいた状態から留学先に旅立つ方は、炊事、洗濯、掃除、ちゃんとできるでしょうか?ちゃんとできるとしても、留学先は日本とは習慣が異なるため、家事に慣れている人でさえ、とまどうことになるのですが…。

アメリカの例を紹介すると、キッチンのディスポーザーや食器洗い機、オーブンレンジの使い方。私は、パスタを「茹でる」つもりが操作を間違い、ふやかしてドロドロにしてしまったことが実際にあります。洗濯はコインランドリーを使うのが普通。コインランドリーの操作方法もコツがいります。掃除機は大きくて重くて騒音がひどく吸引力が弱くていいとこナシ、ちょっとした拭き掃除をしたくても雑巾がない、といった具合…。
» 参考: ニューヨーク留学の生活費解説!家賃、洗濯事情、ゴミの捨て方

なお料理ができると、体調管理にも節約にも、そして友達作りのきっかけにする(ホームパーティーをします!)こともできます。ぜひ料理上手になっておきましょう。
» 参考: アメリカ留学中、自炊はする?留学中はどんなものを食べているの?

その⑧:留学先の街への興味を高めておく

街に興味が持てないと、外へ出かける回数は減ります。日本での日常生活がそうだという人も多いのではないでしょうか。そんな日本から抜け出してせっかく外国に住む機会なのに、自宅と学校の往復をするだけの毎日ではもったいないと思いませんか?

興味を持つためには、留学先の街についていろんなことを幅広く調べて知っておくことです。観光地情報だけでなく、文化的歴史的背景や生活習慣のことなども知っておくと興味の対象も増えて、勉強以外のところでも楽しい留学生活を送れることになると思います。

必ずしも「調べもの」をしなくても、映画や海外ドラマを見るだけでも、この手の情報をかなり得られますよね。映画やドラマを使っての英語学習は、留学直前の方には特に一石二鳥になるので、ホントにオススメです!

留学『中』の生活編:後悔のない留学生活に向けて意識すべき5のこと

その①:英語学習に集中して取り組む

留学するのですから、もちろんそうですね。せっかくこのことに集中してよい時間がまとまって取れたのですから、勉強も楽しみながらするべきであると思います。

その②:友達をたくさん作る

留学が始まって、語学学校でクラスメイトと話すようになってすぐに感じたことなのですが、「日本でこれまでどおりの生活を送っていたら、絶対に一生接点がなかっただろう人達」と交流ができている。

日本で、同じような学力の人が集められた学校に通い、同じような考え方と生活水準の人達が集められた職場で仕事をしてきたあとの「留学」の体験は、狭い囲いから抜け出して全く違う世界の人々と接している感が常にありました。語学留学は、入学(入社)試験のような「入口で振り分けられる」ことがないのがよいのでしょうね。

留学経験者は、一様に「視野が広がった、心が広くなった」とその成果について表現していると思います。それは、それまで自分の世界にはいなかったタイプの人々とたくさん触れ合うことで、さまざまな新しい発見ができるからだと思います。ぜひ、留学期間中にはできるだけたくさんの人々と交流するようにしましょう。
» 参考: アメリカ留学は、絶対に楽しいのか?

その③:生活環境を整えるために苦労するのはよいこと

「日本でならできて当たり前のことが、なぜこんなにみんなできないの?」「日本の常識が通用しない!」留学先で自分で生活環境を整えようとするときに、必ずぶつかる壁です。多すぎるほどの壁でした。

本当にとてもたいへんでしたが、今となってはよい機会だったと思っています。それが通用しない場合には別の方法を考えて対処するしかない。それを繰り返すうちに「この困難な状況を、どうすれば切り抜けられるのか」のノウハウが増え、なんでもできるようになった気がします。

私の苦労話は、これまでの記事でたくさんご紹介していますが、みんな経験する価値があった苦労でした。これから留学する方もぜひ、日本ではできない苦労も経験してみてください。

続いては、「日本ではできないことはなにか」を意識するすることで見えてくることをご説明します。

その④:地元の人との交流(ボランティア、何かのサークルに参加)

学校で友達を作るのと同様、会ったことがないタイプの人と交流して新しい発見をする機会には、地元のボランティアやサークルに参加してみることもあります。

ただ、地元の人と交流したり何か指示を受けて動くということは、英語で日常会話ができるようになってからでなければダメなんじゃないか?・・・そう思ってしまった私には、結局参加機会はありませんでした。もっと簡単に考えてもよかったのかもしれない、試しに1回ぐらい参加してみればよかったのかもしれない、と思います。「留学中にやってみればよかった」と後悔していることの一つです。

身振り手振りで意思疎通できてしまう、度胸があるタイプの方はぜひ、深く考えずに参加してみてください。きっと楽しいです。

その⑤:日本からは行きづらい場所へ旅行する

別の記事で紹介しましたが、日本からは行きづらい旅行先、アメリカにいるからこそ行ける旅行先には、機会が巡ってきたら積極的に行くべきです。
» 参考:アメリカ留学中、旅行はできる?旅行時期・おすすめの旅行先・費用

帰国すると、生活が一変してしまうものです。やはりガラパゴス旅行などは、この先も実現できそうにないです・・・。行っておけばよかった…。

これから留学される方には、より充実した、そして悔いのない留学生活を送ってください!この記事が参考になれば幸いです。

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