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【必読】留学エージェントを選んで失敗した話、と選ぶならここ

2016.11.17

まずは私、大塚の体験談をします。

10年近くも前の話。僕はアメリカの語学学校に通っていた。 クラスではどこの留学エージェントを使ったか、そんな話題で良く盛り上がっていた。

自分は●●というエージェントを使った。私は△△にお願いした。留学費用はいくらだった。あんな事をしてくれた、こんな事すらしてくれなかった。いろんな話をした。 でも、実は自分はその時全くお金がなくて使えなかった。

自分ですべてを手配した。当時は留学エージェントは有料が当たり前だったので、とにかく安くいくためには自己手配が安かった。 お陰で結構大変だった。まず行った先の学校が酷かった。 まさに日本人の遊学生の巣窟。勉強どころじゃなかった。 しかもド田舎でバスは30分に1本。大都会をイメージしていったので、ビックリした。 でも正直それも自業自得というか、しょうがない。 と言うのも、自分はとにかく一番安い学校を価格だけで選んだからだ。 それも日本語のあるホームページや日本人スタッフがいる学校で、手続きも日本語で対応してくれた。 学校には日本人が多いのもそのせいだ。でも行くまでは気が付かなかった。 正直やってしまった!と思った。 1年という短い期間の留学なのに、一番肝心な学校選びで躓いた。 タイムイズマネーとは言うが、お金をケチって大事な時間をロスした自分がいた。 が、、、、振り向いたら、、、 うちのクラスメイトも全員が同じ思いだった。 ・日本人、ゆるい生徒が多くぎて勉強にならない。 ・田舎すぎてロサンゼルスという雰囲気ではない。 外国人の友達を作って、ハリウッドやサンタモニカを練り歩こうとしていた留学友達は、みんな一様に自分の使った留学エージェントに批判的だった。 なんでこんな学校紹介したんだ。 なんで、先に言ってくれなかったんだ。そんな思いだった。 その時だ、自分が留学エージェントをやろうって思ったのは。こんなにみんなが利用した会社の文句ばっかり言ってる。そんな業界があるんだ。 単純に自分に何か出来ることはないか? そう思った。だから、留学エージェントを作った。 留学業界改革というスローガンを掲げ、こんなにも不満のでない会社、留学業界を作ると誓った。

留学エージェントへの不満

クラスの不満の声をまとめると大体はこの4つが多かった。 ー支払った費用が高かった。 ー現地では何もしてくれない ーイメージしてた学校と違った(日本人ばかりだった) ード田舎じゃん 場所はロサンゼルスだったのだけど、自分もクラスメイト同様、大都会で国際的な環境をイメージしていたので、イメージと違ったその環境にびっくりした。 でもこれらの不満が多かったのだから、この不満を潰していけば必然的に良い会社が出来上がると思い、安く、現地のサポートが手厚く、間違えのない情報を提供する会社を作ろうと思った。 10年経った今でも同様。やっぱり現地が強くて情報量が圧倒的、しかも安い会社を目指している。

留学エージェントの選び方

上記を踏まえ、自分が思う最高の留学エージェントを選ぶためのポイントは 以下だと思う。 基準は3つ。 -価格とサービスのバランス。無料でも有料でも、見合ったサービスがあるか。 -情報量が豊富か。現地に詳しいか -実績と信用力。潰れないか

1)無料か有料か、価格に見合ったサービスがあるか

「支払った費用が高かった。」 「現地では何もしてくれない」 と言った不満はなぜ起こるか? それは支払った金額よりも期待されているサービスの方が質なり、量なりが低いからおこる。 最近では手続きに関する手数料は無料という留学エージェントは増えた。 我々もその1社だが、大手や地方のエージェントはいまだ有料でやっているところも多い。 特にアメリカは手続きが大変なので有料が多く、手続きもそれほど難しくなく、競争が激しいフィリピンなどは無料が当たり前だ。 何にせよ、お客様からの立場として見れば1円でも安ければその方がいいわけで、でも安いだけじゃなくてサービスは充実していた方がいい。 だからこそ、そのバランスをぜひ突っ込んで考えて欲しいと思うのだけど、安いからといってそれだけで決めるもは止めた方がいい個人的には思う。 ー倒産・ビジネスを止めるリスク ーオフィスがない、ボロい(信用) ー少数で世界の情報を網羅するのは難しいため情報に偏りがある。 安いのは何かしらの安い理由があると考えるべきかもしれない。とりわけいち個人が家でやっているようなエージェントとかが多い。一般的に安いということは、価格を下げないとお客様を取れないという事でもあるのを頭にいれておこう。 かと言って、高いからといって良いわけではない。 正直、名前こそあげれないが、高い会社でもやばい会社はいっぱいある(笑 高い理由として良くあるのが、いらないサービスまでついてくるケース。 パッケージに含まれるために料金がはる。これはやはり避けたい。 とりわけ多いのが留学出発前の英会話レッスン。 正直、週に1-2時間程度の会話する時間は留学していくらでもある。何となく安心はするのだけど、ここだけで留学エージェントを決めるのは早急な気がする。 ようはバランス。僕ならば手数料が無料なのにサービスが充実しているような会社を選ぶ。 留学情報館のような(笑

2)情報量が豊富か、現地に詳しいかどうか

これはとても重要だと思う。自分ならば現地に詳しいカウンセラーに頼みたい。 まさにここを改善したくて留学エージェントを立ち上げたのかもしれないと思うほど。 現地に詳しいとどうなんだろう? まず、(しっかりと希望を伝えてることが前提にはなるが)学校選びに失敗しない。僕が体験したように、日本人だらけの学校とか、行ってみたらド田舎だった、みたいな事にはならないだろう。 繁華街から遠いよーとか、実際にどんな留学生活をしている人が多いよーとかイメージを膨らませてくれるはずだ。 やっぱりパンフレットや学校の宣伝文句をそのまま伝えてくるカウンセラーは個人的にはどうかと思う。インスタで見れば学校の様子は分かるし、YOUTUBEで見れば雰囲気も分かる。 やっぱりプロはプロとして、分からない部分を聞かせて欲しい。 そのためにも、せめて紹介する学校には視察には行っててもらいたいなぁと思う。 正直、視察に行くのもお金がかかる。どこのエージェントも出来るわけではないけど、出来る限り、情報集めには一生懸命な留学エージェントを選びたい。

口コミサイトはだけで学校選びはしない
方がいい

口コミはレストランやホテルのように他の店も含めて比較・評価出来るからはじめて意味がある。ひとつしか行ったことのない語学学校の評価は完全に主観でしかない。 もちろん、全く参考にならないという訳ではないが、口コミサイトだけを信用するのではなく、他の学校の含めて比較出来る人の話を聞くと良いと思う。

3 )実績と信用力。潰れないかどうか

留学エージェントを始めるのは正直それほど難易度は高くない。 レストランのように初期投資もかからない。 極論ホームページを作れて、インターネットがあれば机ひとつから始められる。 小売店のようにブームや在庫が売れ残ることを気にする必要はないし、前金で先にお金を収めてもらえるため、お金の工面に苦労することもない。 だからこそ簡単に出来るビジネスでもあり、留学エージェントも その数は2,000を超えるとも言われている。 しかし!簡単に始められるが、長く続けるのは極めて難しいビジネスのひとつだ。 と言うのも、そもそも留学する人が少ない。 飲食店のようにみんなが必要とするようなものでないので、マーケット的にはとても小さい。 例えばアメリカに(学生ビザをとって)語学留学する人は5,000人をちょっと超えるぐらいしかいない。これ、もちろん波はあるが12ヶ月で平均すると400人ちょっとしかいない。 これを2,000もの留学エージェントで取り合うのだ。簡単な訳がない。 前述したように留学エージェントは前金なので、預かったお金を使い込まない限り潰れることはない。金額が金額だけに潰れるとすぐニュースになるので、なんとなく倒産リスクは考えないといけなさそうだけど、実は他のビジネスと比較すれば倒産率も相当低いと思う。 ただ、個人レベルでやっている会社は、続けていくのが難しくなって会社をたたむ可能性がある事は否めない。自分のまわりでも帰国後に留学エージェントを起こす学校スタッフがかなりいたが、3年続けられている人はほとんどいない。 たたむってことはその後のサポートが受けれないということ。留学は長い期間のこと、出来ればちゃんとしたサポートを受け続けるには経営状態の良い留学エージェントを選びたいものだ。 ちなみにそれをチェックするのはJAOSがひとつの目安となるであろう。 JAOSはある程度の留学エージェントしか加盟できない。年間の加盟金もあり、個人でやっている留学エージェントでは厳しい金額となる。逆に言えばこれを払えないぐらいの会社は止めたほうがいい。 結論、僕ならば5年以上の歴史があるJAOS加盟の留学エージェントを選ぶ。

留学エージェントの仕組み

ここで、留学エージェントの仕組みを説明しておこう。 留学エージェントの利益はどこから出ているか? それは紹介している教育機関からのコミッションとお客様からの手数料で成り立っている。 例えばコミッションが10%だとすると、学費が2,000USドルだと200ドルがコミッションになる。また、お客様に手続きの手数料を2万円頂戴するとなるとこれも利ざやとなる。 合計で20,000円+200ドル、つまり約41,000円が利益となる。 しかし、最近では私たちのように手数料無料の留学エージェントが目立ってきた。 まれに無料のエージェントは怪しいという話も聞くが、コミッションがもらえるのでその辺は安心していい。 ただ、上の例で言えば手数料無料ならばコミッションの200ドルだけが運営費となるので、当両方から利益がある留学エージェントよりは売上が少ないことになる。当然出来ることも変わってくるであろう。

パッケージ料金に注意

見積もりは総額だけでなく内容も見て欲しい。 何に対していくらの料金がかかっているかだ。 ちなみに僕ならパッケージは避ける。 いらないサービスまでごっちゃ混ぜにされて結局高くつくことが多いからだ。 滞在費やビザの費用、入寮費、空港出迎え費、テキスト代、 その他項目が多すぎて大変は大変。 だけど1円でも安くしたいのであればパッケージ料金でない方がいい。 むしろそれでしか出して来ない会社には不安を感じる…。 詳細の明細を出してもらうことをおすすめします。

まとめ

2016年末の今、まだ、大手は手数料をチャージしているところが多い。が、インターネットが発達していきた今、価格比較も簡単になり、無料の留学エージェントの勢いが良い。 まさに価格破壊が起こり始めている。国によっても多少は違うが、今やフィリピンやオーストラリアなどの国は無料が主流となっている。これからは本当に良いサービスを提供している会社しか生き残れないであろう。 ここまで留学エージェントの選び方を解説してみましたが、当然、留学情報館は上記のことを踏まえてサービスを提供している。 もし良かったら検討される1社に加えてもらいたいと思います。