ニュースリリース

スタートから3ヶ月、ニュージーランド留学説明会に20代女性が集まる理由をレポートしました

2016.08.01

留学情報館は、2016年4月よりニュージーランド留学説明会をスタートしました。月2回のペースで回を重ねてきた本説明会ですが、参加者には一定の傾向が見られます。その理由を、ニュージーランド留学の特徴とともにレポートいたします。

大都会の喧騒を離れて「癒やしを求める女性」に人気

オセアニア圏を専門に担当するカウンセラーは、「北米やオーストラリア留学と比べて知名度が低いニュージーランド留学ですが、あえてニュージーランドを希望する人には傾向があります。留学の目的に『語学の習得』はもちろん、都会の忙しい生活から離れて『癒しを求める女性』が多いのが特徴です。」と話します。ニュージーランドで「癒し」が得られる理由とは何でしょうか。それは、ニュージーランドの「自然」「生活スタイル」「国民性」にあると考えられます。

自然:大陸から孤立しているからこそ残った絶景、と固有の生態系

ニュージーランドはオーストラリアの南東約2,000kmに位置し、150年前にイギリスによって開拓されるまで、ほとんど手つかずだった自然があり、大陸から孤立しているため独自の生態系を持っています。ネコやネズミなど外敵がいなかったため、飛ぶ能力が退化した鳥類が多く生息し、「キウイ」や「カポポ」などが知られています。特に「キウイ」は、ニュージーランドの特産でもある果物「キウイ」の名前の由来でもあり、ニュージーランド人を表す愛称としても使われています。

「ニュージーランドでは人よりも鳥が先に生息していたといわれています。オークランドからフェリーで1時間ほどにあるティリティリマタンギ島は、鳥の聖地です。緑に囲まれながら、360度、鳥のさえずりを聞きながらのハイキングは、本当に癒されまくります!」(留学経験者の感想)

レジャーとしては島国ならではの水上アクティビティ、カヤックやラフティングクルーズが盛んです。またスキーのメッカとして世界中からスキーヤーが集まるほか、三つの世界遺産を有し、絶景ポイントも数多く存在します。自然が身近にあり、アウトドア志向の強いニュージーランドでの生活は、日本の都市部に生活する人たちにとって、日本にはない生活の楽しみ方を教えてくれるものでしょう。

生活スタイル:1日5回のティータイム?家庭中心の価値観

ニュージーランドは農業・酪農が盛んで、留学、特にワーキングホリデービザで就労もする人には農家に住み込みで働くファームステイには人気があります。ニュージーランドの農家に滞在して日本人が驚きことに、仕事の合間にたびたびティータイムが設けられており、多い時は1日に5回もティータイムがとられることもあります。都市部でも仕事が終われば、すぐ帰ってきて家族で食事の支度をする、という家庭が一般的です。日本のように長く働くことを良しとする価値観ではなく、家庭を大事にする生活スタイルのため、日本でのワークスタイルやプライベートとのバランスを見つめ直すきっかけになるようです。

ニュージーランドの国民性

他民族国家であるニュージーランドの民族構成は、ヨーロッパ系約69%、先住民族マオリ系約15%、アジア系約9%となっています(ニュージーランド政府観光局発表)。留学生にとって日本人への差別意識などは非常に気になるポイントです。ニュージーランドにおいて、人種差別が全くないわけではありませんが、政府が留学生受け入れに熱心なことや、アジア系の人口が増えてきていることなどから、他のオセアニア圏の国々と比べ穏やかです。国民性としてはホスピタリティに富み、交通機関ではお年寄りに必ず席を譲る、など日本でも大切にされている価値観の共通性が見られます。この国民性が、日本から来た留学生にも、他の英語圏の国とは違う居心地の良さを感じさせるようです。

「ニュージーランドに来て初めて人のやさしさに感動したのは、バスに乗っているときです。どんないかつい見た目をした少年でも、必ず高齢者や小さな子連れの親子に席を譲るのは当たり前です。とにかく人に親切にすることを、小さなころから当たり前にすることを家庭の中でも教えているんだと思います。」(留学経験者の感想)

「仕事を探すために、毎日町に出て何十枚も英文のレジュメを配り歩きました。求人募集のないお店からすると、めんどくさがられるだろうな~と思いながら飛び込んでみると、どこのお店の人も嫌な顔せず、親切に受け答えしてくれたのが印象的でした。今うちでは募集してないけど、○○のお店に行ってみて。たぶんそこで人を募集してるよ。と次から次へと、知り合いのお店を紹介してくれるのです。小さい国だから、横のつながりを大切にしているのを感じました。」(留学経験者の感想)

ニュージーランド留学で得られるもの

「自然」「生活スタイル」「国民性」というキーワードでニュージーランドの特徴をまとめてきました。多くの点で日本の都市部で生活と対照的なニュージーランドの留学生活。これらが社会に出て忙しく働く女性にとって、ニュージーランド留学は「スキルアップ」「キャリアアップ」の有効な手段であると同時に、「癒し」でもある理由となっています。

「留学に行く前の私は日本でとにかく忙しく働いていました。家と会社の往復の毎日で、不規則で、体を気遣った生活は何一つしていませんでした。仕事は楽しいけれど、都会でのこの忙しい生活をいつまで続けるんだろうと思ってふと立ち止まりました。一度、すべてクリアにしてゆっくり考えたい。自分の将来のことや、原点に帰って自分自身を見つめなおす時間が必要なんじゃないかと…。
静かで自然豊かな場所でゆっくり英語を勉強しながら、ほんとうに自分のやりたいことを見つけたい。そしてニュージーランドに1年間行くことを決心しました。
そんな私にニュージーランドはぴったりの国でした。
人のさりげない優しさや、手つかずの大自然、時間がゆっくり流れ、動物たちものびのびと生活しているこの国では、何も飾る必要がない。肩の力を抜いて、ありのままの自分でいられる心地よさがありました。ニュージーランドに永住したいと思う人が多い理由も、行ってみて理解できました。
日本ではSNSの人のつながりが強くなりつつありますが、ニュージーランドでは戦後の日本みたいな感じで、近所付き合いもちゃんとあるし、人のつながりが強いので何かあっても必ず誰かが助けてくれる。孤独になることはほとんどないと思います。
この国は酪農、農業大国なので、食べ物がとにかく新鮮でおいしい。体にいいものを食べて、家族や友達とおしゃべりする中で、当たり前の日常がこんなに幸せなんだと気付きました。
ニュージーランドは忙しく働いている日本人を、優しく癒してくれる国だと思います。」(留学経験者の感想)

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お電話でのお問い合わせ 0120-053-530 担当カウンセラー:戸田