ニュースリリース

トランプ氏当選で「アメリカ留学に不安」7割近くに

2016.12.26

無料ビザ相談窓口を開設。ビザ・入国難化懸念の声を受け

 株式会社留学情報館(東京都新宿区、代表:大塚庸平、以下留学情報館)は、ドナルド・トランプ氏の大統領選挙勝利を受け、それによってアメリカ留学のイメージがどう変化したかを調査しました。その結果、7割近くの人がアメリカ留学へ不安を感じており、具体的には①「入国審査やビザ取得」②「治安」③「為替」などに不安を抱えていることが分かりました。
 この状況を受け、留学情報館ではアメリカの学生ビザ相談窓口を開設。ビザ申請・面接のポイントや、審査に落ちやすい人の特徴などを公開し、アメリカ留学を目指す人の支援を行っています。

不安のトップは「ビザ取得・入国審査」、ついで「為替」「治安」

 日本からアメリカへの留学生は年間19,000人を越え、日本人に最も人気のある留学先となっています。留学情報館は11月に大きな話題となったアメリカ大統領選選挙の結果を受け、トランプ氏の当選がアメリカ留学のイメージにどのような変化を与えたのか、アンケート調査を実施しました。アンケートは留学情報館のFacebook(ファン数11万人)上で行い、アメリカ留学に関心のある200人から回答を得ました。

 全体では「以前より不安を感じる」が7割近くとなっており、多くの人がトランプ氏の当選をネガティブに捉えていることがわかります。一方、個別回答では、「お金を落とす日本人含む先進国からの留学生を増やす政策があるのではないかという期待もある」のように前向きな意見も聞かれました。

個別回答の一例
・お金を落とす日本人含む先進国からの留学生を増やす政策があるのではないかという期待もある。
・アメリカに行ったらもちろんトランプを支持する人たちにも出会うと思うので、そこで対等に戦っていけるか考えますね。もっと自国のこと、他国のことを知らないといけないなと思います。
・白人ではない我々が差別の対象になりそう
・アメリカの多文化に対する根本的な価値感と尊重の崩壊
・アメリカでの就職が難しくなる

ビザ・入国審査の厳格化に備え相談窓口開設。却下につながりやすいポイント、面接のポイント等をアドバイス
 アメリカへ長期留学する人が、取得しなければならない学生ビザ(F1ビザ)は、9.11テロ事件以降、書類だけでなく面接での審査が義務付けられました。ビザ申請の審査基準は公開されておらず、申請者は過去の事例から傾向などをつかみ申請書類を準備することになります。万が一、却下になっても、却下理由は公開されません。
 留学情報館は2005年からアメリカ留学をサポートしている実績から、ビザ審査基準の傾向を把握し、11のポイントにまとめています。

却下されやすい8つのポイント面接の3つのポイント
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