Azurlingua

（留学後のメールより）
この度ニースのアジュールランガ校に24週間ホームステイという形で留学しました。出発が６月だったので、ニースはすでに真夏の陽気で、１年で一番いい時期を向こうで過ごすことができました。正直、なぜニースにしたかといえば、ちょうど渡仏する時期が夏だから、という理由だったのですが、この選択は大正解だったと思っています。滞在時期にあわせて街を選ぶ、というのもなかなかいいものだと思います。

また、フランスらしく（？）、行って早々国鉄のストライキにあい、パリからニースに着くまで大変な思いをしたり、文化や生活習慣、考え方の違い、そして言葉の壁に、ステイ先のマダムといい関係を築けずストレスフルな状態になったり、という苦い思い出もありますが、今となってはそれもいい経験だったと思います。（最終的に、マダムとは大変いい関係になりました！）

学校の先生方はとても親切で、友達のように接していました。（例えば、日本人の感覚からすると、先生に対してはvousを使うと思いますが、この学校では先生・生徒関係なく、誰に対してもtuで話していました。）そしてみなさんニース在住なので、学校以外でも普通に道端や、夜友達と飲みに行った先のバーで先生に会う、なんてこともありました。ＤＥＬＦ対策講座も開講していて、私も最後に受講し、ＤＥＬＦの試験もカンヌで受験しました。パリのような大都市も面白いですが、地方都市にはその街なりの良さももちろんあって、この留学ではそれを経験できてとてもよかったです。

今回留学して、フランスのいい部分も嫌な部分も再発見し、全部含めてさらにフランスを好きになり、またフランス語にもはまってしまいました。この留学を無駄にしないよう、これからも勉強を続けて、また行きたいと思っています。