フィリピンには7,000を超える島々があり、その中でも「世界の楽園」と呼ばれているのがパラワン諸島です。
パラワン諸島には世界屈指のリゾート「エルニド」があり、世界中の観光客から魅了されています。
今回は、限りなく透明なエメラルドビーチを堪能できるフィリピン「エルニド」の観光スポット、街歩きのコツをご紹介しましょう。
エルニド観光で絶対に訪れるべき観光地5選
フィリピンのリゾートといえば、日本人には「セブ島」が依然とした人気がありますが、「エルニド」は、海洋保護区にも指定されている特別なリゾート。
「エルニド」はフィリピン南西部の南シナ海に浮かぶパラワン諸島北部に位置します。
「エルニド」は50の無人島から成り、「セブ島」よりものんびりとしたローカルな雰囲気が魅力です。
訪れる人はまだまだ少ないので、貴重なリゾート体験ができること間違いありません。
①透き通った美しさ!マリメグメグビーチ
エルニド空港から車で約20分の場所にある「マリメグメグビーチ」は贅沢な手つかずなリゾート気分を味わうことができます。
ビーチ周辺にはヤシの木が生い茂っており、まだ観光客が少ない未開発の地です。
ビーチバーやレストランは完備されているので、のんびりとリゾート気分を楽しむには「マリメグメグビーチ」まで足を延ばしてみましょう。
②現代風ヴィラ!パングラシアン アイランド リゾート
「パングラシアン アイランド リゾート」はバキット湾あるエルニドリゾーツのアイランドリゾート。
42室のヴィラが立ち並ぶリゾートで、環境を意識した現代的なデザインが目を引きます。
パングラシアン島は「太陽の島」とも呼ばれており、息を呑むような絶景を鑑賞することができます。
サンセット時刻には、多くの観光客がビーチ周辺を散歩しており、ゆったりとした時間を過ごすには最適です。
熱帯林を背景に手つかずの海岸が広がり、750メートルも長く続く白いビーチ沿いを歩くだけで楽園気分です。
③優雅なリゾート!スネーク・アイランド
エルニドでインスタ映えするスポットは「スネーク・アイランド」です。
名前に蛇(スネーク)が付いていますが、蛇がいるのではなく、引き潮になると蛇の形のビーチになるからです。
引き潮のタイミングにならないと見ることができない貴重なスポットなので、引き潮の時間も計算してから訪れましょう。
水面下には200種ものサンゴが生息しており、幻想的な景色は海の中でもシャッターチャンスがたくさん!
レストランやクラブハウスバーはビーチの正面にあり、ブルーのグラデーションが目を引きます。
プールサイドにあるバーでカクテルを飲んだり、スパでリラックスしたり、優雅なリゾート空間を満喫できます。
④コテージが素敵!アプリット アイランド リゾート
パラワン島の東側に位置する「アプリットアイランド リゾート」は伝統的なフィリピンの建築様式とモダンなリゾートデザインが融合したコテージです。
コテージが海の上に並んでおり、岩と白砂のビーチに縁どられた広々としたリゾート。
リゾート内にあるビーチでシュノーケリングやマリンスポーツができるのが人気のポイント。
アプリット島にある5つの洞窟を散策したり、タイタイ湾を見渡すことの出来るトレッキングも楽しむことができます。
エルニド観光は必ず「アプリットアイランド リゾートに泊まる」とリピーターも多いのが特徴です。
⑤絶景展望台!キャノピーウォーク
エルニドの中心地から徒歩5~10分程の場所にある
「キャノピーウォーク」は気軽なトレッキングコースです。
歩き出しは平たんな道のりで、木道も整備されていて歩きやすく森林浴を楽しみながら秘境気分を味わえます。
山歩き中はグループごとにガイドさんと一緒に行きヘルメットも付けるので安心です。
絶景展望台に到着すると秘境エルニドの海と小さな島々を見下ろすことができます。
トータル約1時間半くらいで終わるのでビーチ以外のアクティビティをお探しの方にもおすすめです。
エルニド観光中の移動方法
マニラやセブ島 からの飛行機でエルニドに向かい、飛行機やフェリーでパラワン島へ行く必要があります。
エルニドは交通アクセスが整備されてから観光客が増えて、ホテルや街中が発展しつつあります。
プエルトプリンセサからはエルニド行きのシャトルバン
パラワン島の州都で国際空港があるプエルトプリンセサ市から、「エルニド行きのシャトルバン」で行く方法が一般的です。
シャトルバンの移動はリーズナブルな料金で速いため、ほとんどの観光客が利用しています。
シャトルバンの移動時間は約6時間(途中1回の食事休憩、1回のトイレ休憩あり)です。
プエルトプリンセサ国際空港から滞在先のホテルへスムーズに移動することができます。
エルニド街歩きの楽しみ方
エルニドの街歩きは歩いて回りきれるほど小さくこじんまりしています。
近年は、エルニドはアジアのビーチリゾートとして人気が急上昇しており観光客が増えています。
エルニドの街中にはホテルやゲストハウスが立ち並んており、シーズンオフにはリーズナブルな料金で宿泊できるのが嬉しいポイント。
エルニドのビーチリゾートホテルは、バルコニーへ出ると目の前にエメラルドグリーンの海が広がるのでテンションアップ!
ホテルを出たら、ビーチに沿ってレストランやカフェ、ショップを見ながらお散歩するとリゾート気分を満喫できます。
昼間はボートツアーで多くの人で賑わい、夜は美しくライトアップされて幻想的な雰囲気が魅力です。
ATM・両替所は海の近くにあるので安心
フィリピンのリゾート地はATMがない場合が多いですが、エルニド内には海の近くのエリアに、ATMと両替所があるので大丈夫です。
エルニド内にはBPI銀行(Bank of the Philippine Islands)があり、ATMからお金の引き出しや両替もできます。
エルニドのアクティビティの選び方
美しく透明度の高いビーチでは、シュノーケリング、ダイビング、カヤックなど様々なビーチアクティビティを楽しむ事ができます。
エルニドを訪れたら、エルニド周辺の島々やビーチリゾートを巡る「アイランドホッピング」がおすすめ。
「スモールラグーン」は途中まで船で行き、その後カヌーに乗り換えて奥へと進み、綺麗なエメラルドグリーンの幻想的な景色を見ることができます。
「アイランドホッピング」のツアーは波が高い日を除いて毎日開催しているのが嬉しいポイント。
ビッグラグーン、スモールラグーン、シークレットラグーン、セブンコマンドビーチ、シミズアイランドなど一日中遊ぶことができますよ。
旅行会社のツアーに申し込むことができますが、現地に着いてからホテルやキオスクからも手配可能です。
エルニドでの食事の選び方
エルニドタウンの中心地には多くのレストランやカフェが立ち並んでいます。
ビーチ沿いのレストランは、夕方からディナーに向けて浜辺にテーブルをセッティングを始めます。
エルニドで最も古く大きいレストラン「ARTCAFE(アートカフェ)」はシーフードやフィリピン料理が味わえる人気のスポット。
店前に獲れたばかりの新鮮なイカ、カニなどを陳列して、食材選んた上でグリル料理をオーダーできます。
オーガニックファームで育てられた新鮮な野菜を使ったサラダやパスタ、スープなど豊富なメニューが人気のポイント。
フィリピンは水やサラダは避けた方が良いと言われていますが、エニドは水が安全なのでサラダや氷入りのジュースを頼んでも大丈夫です。
夕日が綺麗!レプブリカ・サンセット・バー
ナショナルロードの海沿いにあるバー「レプブリカ・サンセット・バー(REPUBLICA SUNSET BAR)」は高台にある景色が抜群のスポット。
日中はキレイな景色、夕方はサンセットを楽しむことができる素敵なお店です。
サンセット時刻前は混み合うので、ちょっと早めに出掛けて良い席を取っておきましょう。
エルニドのお土産の買い方
エルニドの街中にはリーズナブルで可愛い雑貨やお土産に最適なおみやげ屋さんが多くあります。
お土産探しには何でも揃う「Kultura(クルトゥーラ)」がおすすめです。
食べ物やお菓子、服、雑貨、民芸品など、お土産や自分用のショッピングもここで完結してしまいます。
空港内の土産物店でも定番のドライマンゴーやバナナチップスなどがありますが、空港の品揃えは本当に少ないです。
空港のお店は期待せず、必要なお土産は全てエルニド内で購入しておくのが正解です。
服やバッグなどアパレル系のお土産探しならば、「Team Manila」がおすすめです。
フィリピンの若者に人気のある最新ファッションをリーズナブルな料金で購入できるので要チェック。
エルニドのシーズンならではの楽しみ方
エルニドは熱帯気候のため、年間を通して平均気温27度前後と温かいのが特徴です。
エルニドのベストシーズンは、晴天率の高い2月から4月までとなり、日本が冬・春の頃が観光に最適な時期です。
雨が少ない時期は12月~5月(乾季)、6~11月は雨季となります。
雨季と言ってもスコールのようにザーっと降り、すぐに止むので、比較的いつでもアクティビティを楽しむ事ができます。
6月から11月の雨季の時期はツアーやホテル料金も安くなるので旅行費用を抑えたい方にはおすすめです。
エルニドを動画で紹介
まとめ
今回は、フィリピン・パラワン島の南シナ海に面したエルニド諸島に広がる「エルニド」のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
美しいビーチや手つかずの自然の中でマリンスポーツを楽しめるのが人気のポイント。
エルニドには、ボートツアーやカヤックのレンタルなどビーチアクティビティの初心者でも気軽に楽しめる環境が揃っています。
ぜひ、次回のバケーションはアジアのビーチリゾート「エルニド」を検討してみてはいかがでしょうか。