（留学中のメールより）
大峡さん、ご無沙汰しています。まもなくケンブリッジに到着して一ヶ月になろうとしています。
はじめは不安な寮生活でしたがすぐに打ち解け、今となってはみんな親しみやすい、いいやつばかりです。週に一度はナイトクラブに駆り出され、飲めや踊れやと、国際的な祭りみたいで、とてもいい息抜きになっています。先日はこの寒空の中（最低気温－５度）なぜか寮内で水かけ戦争が勃発。ビシャビシャになりましたが少年に戻ったみたいな楽しいひと時でした。本当に寮にしてよかったと思います。出発直前にホームステイから寮に変更してくれた大峡さんのおかげです。学校は韓国からの生徒が２０％程占めているほかは、アラビア、トルコ、スペイン、フランス、ブラジルetc…と、いろいろな国の人がいて、留学してるなぁという気分にさせてくれます。先生もフレンドリーでユーモアたっぷりで最高の学校です。この一ヶ月、本当に納得できる、充実した時間を過ごせています。本当に濃密です。社会に出る前にこの有意義な時間を過ごせたというのは非常に大きいことだと思います。大峡さん、本当にありがとうございました。また機会がございましたらぜひお願いします。それでは失礼いたします。

（帰国後のメールより）
大峡　様
３月３日夜中に帰国いたしました。
留学中は本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。写真を見るたびにその最高な時間を思い出し、社会に出る前に最高の思い出ができました。特に最終週の木曜日のクラブ、金曜日のグッバイパーティは最高でした。木曜はクラブに行く前に韓国の友人に、ソジュ、スコッチウィスキー、ビールを浴びるほど飲まされ、チヂミも食わされ、クラブについた頃にはべろべろでした。あんまり覚えていませんが、とにかく踊りまくり、笑いまくり、写真を取りまくって、最後の夜を楽しみました。そして「土曜日にケンブリッジを発たないといけない。ここにはもう戻ってこれない」というとみんな「Ｎｏ！！」と言ってくれて…。後ろ髪惹かれる思いでした。今でもケンブリッジに戻りたいと思う今日この頃です。

グッバイパーティは寮の子の誕生日とかぶって、「どうせなら一緒にやろう！」ということで、明け方５時過ぎまで飲み明かし、しゃべり明かしました。翌朝１０時にエディンバラへ出発だったのですが、さよならをしようとみなの部屋をノックしたところ、みな眠い目をこすりながら出てきてくれて、「お前と会えて良かった！マジでいいやつだからバイバイしたくないけど…　お前には時間がないからな。元気でな！いい旅を！」 とhugしながら言ってくれました。涙涙のお別れではなく、みな「寂しいけど、いつか会えそうな気がするから」と笑顔で見送ってくれました。異文化コミュニケーション　バンザイ。
中には駅まで見送りに来てくれるヤツもいて。本当に仲間に恵まれました。英語のほうも、初日に受けたテストが５割程度だったのですが、６割取れるくらいに伸びました。本人的には全然伸びた気がしなかったのですが。でも、エディンバラ、カーディフと、問題なく一人旅ができ、英語を臆せず話せるようになったのは自分で感じる進歩でした。これから社会に出るわけですが、社会はこんないいやつばかりがいるとこではありません。が、世の中にはこういう奴らもたーくさんいることが身をもって経験し、分かっただけでも、大きな、本当に大きな収穫でした。これも全て大峡様のおかげです。
先日もメールいたしましたが、ホームステイではなく寮にして大正解でした。本当にありがとうございました。この感謝の気持ちはどう表現したらよいことやら・・・。留学情報館（旧ネス留学センター）、バンザイ！！　ビ　バ　大峡様！！これで伝わるでしょうか？とにかくありがとうございました。