アメリカ留学する日本人の割合は減り続けている?その理由と他国比較

アメリカ留学する日本人の割合は減り続けている?その理由と他国比較

色々な国の人が集まり、文化がぶつかり合うアメリカ。

そんなアメリカには、年間約1千万以上もの留学生が大学や大学院のためにやってきます。世界各国から留学生を受け入れているアメリカ留学を志願する方のほとんどは、英語を学ぶ他に、他国の方と関わり文化交流することが目的の方もいるのではないでしょうか?

今回はそんなアメリカに来る留学生の割合、また日本学生の割合、そして今よく言われている日本人学生の留学離れ・内向き志向は本当なのかという話をしていきたいと思います。

まずはアメリカにはどんな割合で留学生が各国から来ているのか見てみましょう。

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1. アメリカ留学している留学生の割合とは?国別比較

1. アメリカ留学している留学生の割合とは?国別比較
2016年では、アメリカ全体の学生の中で、留学生の割合は5.2%とそこまで多くはありませんが、留学生が集まる州があり、そういうところに行けば多く感じると思います。

また、出身国でいうと約220カ国から学生は来ています。どの国から多く来ているかというと、2016年の時点では下記のとおりです。

  • 1. 中国
  • 2. インド
  • 3. サウジアラビア
  • 4. 韓国
  • 5. カナダ
  • 6. ベトナム
  • 7. 台湾
  • 8. ブラジル
  • 9. 日本
  • 10. メキシコ 

やはり人口の多い中国・インドが留学生の数でも首位に来ていますね。
そんな中、何年か前まで1位だった日本は今や韓国、台湾より下の9位となっています。

なぜ中国人留学生がそこまで多いのか?

人口数が世界で1、2位を争う中国は、大学数が足りていないといいます。なので、中国での裕福な家庭出身の人などはアメリカの大学へ留学をするそうです。別の理由としては、中国語の文法が英語の文法に似ていて、英語の習得がしやすいからというのもあります。また、経済成長が激しい中国なので、裕福層は海外に注目しています。

どちらかというとグローバル意識の高められるアメリカ留学が人気なようです。

2. アメリカ留学する日本人は減り続けている?

2. アメリカ留学する日本人は減り続けている?
さて、その中でアメリカに来る日本人留学生の割合はといいますと、2016年では約2万人で世界からアメリカ留学をしている生徒の割合では9位となっています。その約2万人の方がアメリカへの留学理由としては、約半数が大学学部留学、16%が大学院留学、そして27%が学位を取得しないNon-Degreeという結果でした。

世界の留学生の割合と日本の留学生の割合を見て違うのは、世界は大学学部留学と大学院留学が同等くらいの割合に対して、日本は圧倒的に大学への留学が多く、大学院に進む人は少ない印象です。

しかし、学位を取得しないNon-Degreeで留学する生徒数は最近、一定数を保っているようです。

なぜ日本人留学生は減ったと言われるのか

実は、1994年から97年にかけて、日本人留学生のアメリカ留学の割合は世界で第1位でした。しかし、そこから中国やインドからの留学生や他のアジアからの留学生が増えた結果、日本は年々順位を下げていき、現在の9位になりました。

日本人がアメリカ留学を躊躇する理由とは?

まず、考えられるのは資金面です。
留学となれば、授業料、生活費、また交際費など費用がたくさんかかります。その費用を考えた時に諦めてしまう学生が多いでしょう。しかし、今は政府や大学が奨学金を用意したりしていますので、金額を見て諦めるのではなく、自分にあった奨学金を探して見ましょう。
参考:アメリカの語学留学・大学留学に使える奨学金は?給付団体6種類+1

他に考えられるのは、学生の英語力です。
学部留学や大学院留学となれば、TOEFL ibtで80から100点以上を持っていることが理想的だと言われています。ですが、今の日本の学生の平均TOEFL ibtは70点と少し理想より低いです。

英語のテストで応募条件の英語のテストの点数を超えられないや超えられても、行った時に喋られないという不安が、学生をストップさせているようにも見えます。直、政府は学生の英語力を上げるために早い段階から英語の授業を取り入れるなど新しい制度を設けているみたいです。
関連記事:アメリカ留学に必須のTOEFL。大学入試に必要なスコアと対策方法

まとめ

まとめ
今回は、アメリカの留学生の割合、中国人留学生数の増加の理由や、日本人留学生が減って来ていると言われる理由などについてお話ししました。

実際に、日本人留学生は減少傾向ですが、アメリカ留学を控えた人の中には、なんだ、日本人ばっかりじゃなくてよかったと思っている人もいるかもしれませんね。アメリカでは、ランクに上がっていた国以外の国出身の方に会う機会もたくさんあります。

ですので、アメリカ留学を控えている方、考えている方は、違うバックグラウンドを持った人にたくさん会えることに期待しましょう。

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