フィリピン留学の捨てチケット事情【自由な留学日程の組み方】

フィリピン留学の捨てチケット事情【自由な留学日程の組み方】

フィリピン留学では、日本にいる間から学校の滞在期間を決めるので、期間に合わせて往復航空券を買うのが一般的です。しかし、中には、滞在日数を延期するかも、卒業後にほかの国への旅行を考えているという方もいるのではないでしょうか?そのような事情がある方は、捨てチケットを使って留学に臨むことがおすすめです。

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1.フィリピンは片道チケットだけで行くべからず!

ほかの国の留学では、学生ビザなどを日本で事前に取得する必要がありますが、フィリピン留学の場合では、申請不要の30日以内の観光ビザで入国し、現地でビザを期間に応じて延長していく方法が普通となっています。

ビザの延長手続きに関しましては、各学校で行ってもらえますので、とくに留学生自身は何もすることはありませんのでご安心ください。ただし、入国時に誰でも申請不要の観光ビザが認められるわけではありません。30日間のビザなし滞在を許可してもらうには2つの条件を満たすことが必要となってきます。

①パスポート有効期限が切れないこと

ビザなしの滞在許可を認めてもらうためには、パスポートの有効期限が、滞在日数分だけあっても認められません。滞在日数+半年以上が条件となってきますので、例えば2017年12月1日パスポート失効予定の人が2017年9月1日出発、11月30日帰国予定でフィリピンへ向かっても、滞在日数分までの期限しかないので入国審査が通らない可能性が高いです。パスポートの有効期限がギリギリになりそうな方は、1年前から更新可能となっていますので、更新をしてから出国するようにしましょう。

②出国用の航空券を所持していること

フィリピンではパスポートの有効期限が滞在日数+半年以上分あっても、片道チケットしか提示できないと入国ができません。出国先の国は日本でも、ほかのアジアの国、ヨーロッパでもOKなので、とにかくフィリピンから出るというチケットを用意する必要があります。

おそらく留学期間が3か月くらいまでの人ならばたいてい出国日も決めている方が多いので、日本までの往復航空券を購入する方がほとんどかもしれません。ただ中には、留学後、日本に帰国する前に国は決めていないけど旅行をしたい、語学学校の日数を変更したい、転校して日数を伸ばしたいという方もいるかもしれません。そのような事情がある方は、今回のテーマである捨てチケットをゲットすることがおすすめです。

※入国条件についての詳しい情報はフィリピン大使館のホームページをご覧ください。
Philippine Embassy | 無査証短期滞在

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2.フィリピン出国日が決まってないなら「捨てチケット」を購入

捨てチケットとはその名の通り、捨てる=使わないチケットを購入することで、あくまでフィリピンの入国審査を安心して通過するためのチケットのことです。入国審査さえ通ってしまえば、あとは語学学校にいる間に、本当の出国日や、出国先の国が決まり次第に正式に使う航空券を購入するということになります。

捨てチケットにはどんなチケットがよい?

捨てるチケットなので、フィリピンから出国扱いになるものなら、安ければ安いほどよいでしょう。捨てチケットを含めるとなると、日本からフィリピンまでの往復航空券(帰国便は捨てチケット)とフィリピンから正式な出国用航空券の計3枚を購入するか、日本からフィリピンまでの片道航空券、フィリピンから第3国への捨てチケット、フィリピンから正式な出国用航空券の計3枚を購入することになります。

さて、お金の無駄遣いとも思えてしまう捨てチケット、気になるのはいくらくらい損をするのかですよね。はじめに往復を買った方が得か、片道2枚を買った方が得か、各航空会社のウェブサイトで比べてみて安いものを探すことで節約できます。例として、ANAやJALといった老舗からLCC(格安航空会社)まで扱っているトラベルコで、検索してみると最安値は下記のようになりました。(※下記はあくまでシミュレーションです。予約時期などによりチケットの金額は日々変動します。)

日本への復路を捨てチケットにする

日本からの往復チケット+フィリピンから日本への片道チケット

  • 東京からセブ間往復チケット(復路分は捨てチケット):38380円(バニラエア)
  • セブから東京片道チケット:11390円(バニラエア)
  • 捨てチケット込で計49770円

日本からの往復チケット(片道ずつ)+フィリピンから日本への片道航空券

  • 東京からセブ間片道チケット:27370円(ハーンエア)
  • セブから東京片道復路捨てチケット:11390円(バニラエア)
  • セブから東京片道チケット:11390円(バニラエア)
  • 捨てチケット込で計50150円

日本への帰国日が決まっていない、または変更があるかもしれない人の場合の捨てチケット活用例です。バニラエアはANAのグループ会社の1つの格安航空会社、ハーンエアはドイツの航空会社です。帰国日が予定通りにいかなくても東京への片道チケットは、1~3万円台で購入可能なので、捨てチケット込でも5万円台に収めることができました。

日本への復路が捨てチケットになるかもしれない場合は、日本で日本からフィリピン、フィリピンから日本と片道で1枚ずつ購入するよりも、往復のセットで購入した方がお得な可能性が高いです。

ちなみに、留学後に日本に帰るのではなく、ほかの国へ旅行することになった場合は、下記のようになりました。第3国への安いチケットは1万円以内で購入できるものも多いです。各航空会社によってセールやキャンペーンを開催していることもありますので、さまざまなサイトをチェックするとよいでしょう。

日本からの往復券+フィリピンからベトナムへの片道航空券

  • 東京からセブ間往復チケット(復路分は捨てチケット):38380円
  • セブからベトナム(ハノイ)片道チケット:17807円
  • 捨てチケット込で計56187円

日本からの往復券+フィリピンから韓国への片道航空券

  • 東京からセブ間往復チケット(復路分は捨てチケット):38380円
  • セブから韓国(ソウル)片道チケット:9200円
  • 捨てチケット込で47580円

日本からの往復券+フィリピンからマレーシアへの片道航空券

  • 東京からセブ間往復チケット(復路分は捨てチケット):38380円
  • セブからマレーシア(クアラルンプール)片道チケット:6857円
  • 捨てチケット込で45237円

日本からの往復券+フィリピンからオーストラリアへの片道航空券

  • 東京からセブ間往復チケット(復路分は捨てチケット):38380円
  • セブからオーストラリア(シドニー)片道チケット:19064円
  • 捨てチケット込で57444円

第3国へはフィリピンから行く方が、日本から行くよりも、安く行ける可能性が高いので、日本にすぐに帰らずにそのまま旅に出る留学生もいます。ただし、フィリピンから出発する前に出国先の入国条件を確認して、ビザが必要か、フィリピンと同じく出国用の航空券の提示が必要かなどをよく知っておく必要があります。

第3国を利用した捨てチケット

セブへの片道チケット+韓国捨てチケット+日本までの片道チケット

  • 東京からセブ間片道チケット27370円~(ハーンエア)
  • セブから韓国(ソウル)片道捨てチケット:9200円
  • セブから東京片道チケット11390円~(バニラエア)
  • 捨てチケット込で計47960円

セブへの片道チケット+マレーシア捨てチケット+日本までの片道チケット

  • 東京からセブ間片道チケット:27370円(ハーンエア)
  • セブからマレーシア(クアラルンプール)片道捨てチケット:6857円
  • セブから東京片道チケット:11390円(バニラエア)
  • 捨てチケット込で計45617円

セブへの片道チケット+タイ捨てチケット+日本までの片道チケット

  • 東京からセブ間片道チケット:27370円(ハーンエア)
  • セブからタイ(バンコク)片道捨てチケット:14574円
  • セブから東京片道チケット:11390円(バニラエア)
  • 捨てチケット込で計53334円

完全に捨てチケットを買うことが決定している人は、フィリピンから日本への航空券を捨てチケット用に購入するよりも、フィリピンからほかの国への航空券を捨てチケットとして購入する方がお得度は高いです。上記は正式チケットを日本への帰国としましたが、第3国用に購入しても、金額はそれほど変わらないか、さらに安くできることもあります。捨てチケットなのでフィリピンから、行き先をさまざまな国で検索をかけて、1万円以下の格安のものを探すとよいでしょう。

3.フィリピンからの帰国日が決まったときは?

航空券の予約は日本と同じくネットからできるので、学校のパソコンを使ってもよいですし、日本から持参したパソコンからでも可能です。

たいていの学校では、プリンターも使わせてもらえるので、航空券(Eチケット)の印刷も可能です。フィリピンの学校にいる間に帰国日と次の国を決めて、早めにチケットを予約することで、留学中に留学後も安心してすごすことができます。

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