マンツーマンで自分の英語の弱点を学習できるフィリピン留学は、英語がほとんど話せないけれど留学をしてみたいという初心者の方におすすめです。
しかし、決まったのはいいものの、語学学校がありすぎてどこが合っているか迷ってしまうことが想定され、中には初心者には厳しい環境もあるので、選ぶ際には注意が必要です。
1.フィリピン留学は英語初心者におすすめ!
シャイな性格の方が多い日本人は、恥をかくことが私のように苦手な人も多く、英会話教室などで英語が話せる人たちに囲まれると萎縮してしまい全く話せなくなってしまう人もいるでしょう。
話せなくなってしまう理由としては、周りの生徒と比べてしまう、英語で自分の意見をいうことに自信のなさが原因だと思われます。しかし、フィリピン留学ではマンツーマンの授業が中心で(グループレッスンがある場合も)フレンドリーな先生と1対1なので、比べる対象がいません。そのため失敗してもいいですし、大勢の前で恥をかくということもないですし、間違っていてもフィリピン人の先生が優しく訂正してくれます。
また、フィリピンでは英語が母国語ではないので、もともとネイティブではなく、自分たちも一から覚えてきた人たちなので、教え方が上手な先生や発音がネイティブ以上に聞き取りやすい方も多いです。最終目標が2か国語留学で、ネイティブの英語を身に着けたい方でも、ネイティブの英語をいきなり聞き取ることは難しいので、まずはフィリピンの先生の英語を聞き取れるようになってからの方がよいでしょう。
2.フィリピン留学で初心者が避けるべき語学学校とは
下記に紹介していく種類の学校は、とても高い意思と目標を持つ方はよいかもしれませんが、一般的な英語初心者の方にはおすすめしません。これらの学校に行くときは、英語で話すことに抵抗がない状態や、基礎的なインプットがしっかりできている状態になってからの方が、効果が期待できます。
スパルタ系の学校
スパルタ系の学校といえば、朝から夜まで勉強、勉強で平日は外出禁止も珍しくありません。人によっては自分はサボりやすいので、逆に強制的に勉強しなければならないスパルタ式がよいだろうと考える英語初心者もいるのではないでしょうか。中にはスパルタ式を受けるから、自分の英語は飛躍的にアップしてペラペラに…と夢見る方もいるかもしれません。しかし、現実はなかなか厳しく、スパルタ式の学校はよかったが授業についていくのがやっとだったという声も珍しくありません。
スパルタ式の学校では、授業や義務自習が夜まであることが当たり前の多く、宿題をこなすことでいっぱいいっぱいになる可能性が高いのです。すると予習や復習の時間があまりとれなくなり、せっかく覚えた英語も定着しにくくなります。そのような環境に毎日いると、英語がある程度できる方でも厳しいのに、初心者ではさらに精神的に追い詰められることもあるので、デリケートな人は体調不良を引き起こす可能性もあります。
また、英語初心者にありがちなのが、日本でもっと英語の基礎を勉強しておけばよかったというもの。しかし、日本を出てしまってからでは、あとは現地での勉強と自習と並行しながらやるしかなくなってしまいます。
そのような状態でスパルタ式の学校に入ると基礎ができてないまま、英語を英語で学ぶという応用にいきなり突入している気分になってきます。初心者ほど、授業数はぎゅうぎゅうに入れず4~6コマほどで余裕をもたせ、あとの時間は復習や予習、自習に力を入れることでアウトプットとインプットのバランスがとれます。
EOPがある学校
EOPとは「English Only Policy」の略語で、英語しか話さない、つまり母国語を話さないというルールのある学校です。こちらも一見、24時間自分で英語を話さなければいけない環境ということで、英語初心者には、よさそうなルールに思えます。
ただEOPというのは、英語が「ハロー」「マイネームイズ…」くらいしか話せない状態から、はじまると非常に苦痛なルールとなるでしょう。なぜなら、そのレベルだと日本人同士でさえ本当に質問したい、伝えたいほかの言葉がでてこない状況となるのです。
相手に聞かれても何いっているか全くわからない状態、自分の伝えたいことが英語に変換できない状態でこの生活がはじまると、ますます自分の英語に自信をなくしてしまい、逆に話せなくなってしまうというリスクがあると思います。そのため、EOPをはじめるなら英語を話すことに抵抗がなくなってきた、基礎的なフレーズのインプットができてからがよいでしょう。
日本人をあまり受け入れたことがない学校
外国人の友達を多数作りたい!ということで日本人が少ない学校を探す方も留学生の中にはいるでしょう。そのような学校でも英語ができない日本人のことを考えた授業を展開してくれる学校ならば問題ないですが、いままであまり日本人を教えたことがないという学校だと、問題に気づいてもらえないまま日々がすぎることも想定されます。
フィリピン留学はもともと韓国資本の学校が多いので、授業も韓国人に合わせた教材や教え方となっていることが多いです。そのうえ、おそらく韓国人と日本人の初心者では、フィリピン留学に来た当初から英語の基礎的なスピーキング能力に差があるように思われます。実際に留学先の韓国人の英語初心者は、日本人の初心者よりよっぽど抵抗なく英語を話せているように感じました。
そのため、日本人が少ない学校よりも、日本人に合った教材や、教え方を知っている先生がいる学校がよいです。また、日本人をいままでも多く受け入れたことがある学校は食事面などでも日本人を考慮したメニューを出してくれますので、食事が合わないという可能性も低いです。
3.初心者におすすめの学校5選
海外や留学初心者におすすめな学校は韓国式のスパルタ系の学校よりも、日本人経営による日本人向けの学校や、厳しすぎない雰囲気の学校です。
QQ english(ITパーク)
QQ English IT Park
フィリピンと聞くと、校舎はきれいなのか、宿泊施設は不自由ないか、周辺環境は安全なのか、と不安に思われる方もいるかもしれません。しかしご安心ください。 QQイングリッシュでは快適な留学生活をご提供するためにセブ島語学学校ではトップレベルの留学環境をご用意しています。フィリピンのセブ島市内にはITパークという経済開発区があり、高層ビルが立ち並ぶこのエリアはセブ島随一の安全な場所として知られています。 ここにQQイングリッシュこだわりのITパーク校があります。安心・安全・便利な留学生活をITパーク校で送ってみてはいかがでしょうか。
フィリピン留学では、治安に不安にある方も多いかもしれませんが、QQ englishがある「ITパーク」は高層ビルが立ち並び、警備体制も24時間なので安心してすごすことができます。日本人経営なので、食事もおいしいと好評、同じく施設内もきれいだとの口コミが多い学校です。QQ Englishは同じくセブ、海の近くにある姉妹校シーフロント校もあります。
3D academy
3D ACADEMY
3D ACADEMYは、2002年より6,000名を超える学生を輩出してきた歴史と教育システムを誇る「MTM CEBU LANGUAGE INSTITUTE」が蓄積してきた英語教育ノウハウと人材を受継いだESLスクールです。2013年より名称を一新し、単なる語学留学とは一線を画すカリキュラムの「実践英会話学習」を提供しております。 当校のテーマは「未来へ繋がる留学」。単なる経験や思い出づくりとしての留学ではなく、結果を出すことを重視しております。
数ある語学学校の中でも安い費用と、細やかで面白いコース選択、アウトプット後に行うインプットという独自の教育方針で人気の学校です。日本人も多く在籍する中で、韓国や台湾といったほかの国の友達を作るチャンスもあります。
First English
First English
ファーストイングリッシュグローバルカレッジは、日本で学習塾を経営している実績に基づき、効率的で効果的な最適なカリキュラムで授業を行っています。英語教材は日本語表記のあるものを使っています。 日本人が苦手とする発音やスピード訳、会話に重点を置いた反復練習による徹底的に日本人へ向けたカリキュラムをご用意しております。
日本でもともと学習塾を経営していたFirst Englishは英語初心者にピッタリ!日本人が苦手な会話や発音などを中心に、鍛えるべきところを鍛えてくれます。困ったことがあればいつでも日本人スタッフや1人1人についた担当の先生の相談することで快適な留学生活を提供してくれます。
IDEA ACADEMIA
IDEA ACADEMIA
IDEA Academiaは、IDEA Cebu校の姉妹校新しくオープンした語学学校です。セブ中心地のビル最上階に位置しており、内装はまるでおしゃれカフェです。宿舎は寮とホテルから選べますので、学習空間と居住空間を切り分けることが出来ます。
IDEA CEBU の姉妹校であるIDEA ACADEMIAは2015年11月に開校したばかりの新しい学校です。住まいはホテルと学生寮から選ぶことができるので、落ち着いた環境で留学をしたいビジネスマンや親子留学でも安心です。立地も買い物にも困らないところにあり、ビルの中にあるのですが、1階には日本食レストランやコンビニがありますので、ホームシックも大丈夫そうです。
kredo
Kredo
「Kredo」はセブ島にあるITと英語の学校です。同時にウェブ開発も行なっており現役のITエンジニアが講師となり、実践的で初心者にも優しいカリキュラムを作成しています。さあ、プログラミング × 英語留学で
セブ島で唯一英語とIT技術を両方学べる学校です。1か月のカリキュラムでも、写真加工やデザイン、WEBサイト作成の技術を手に入れられます。(1週間の短期留学でも可能ですが、転職や就職狙いなら1か月以上がおすすめ)英語は英語でマンツーマンで学べますので、まさに一石二鳥といえる学校です。