【失敗事例】カナダ高校留学はやめとけ?現地で絶望しないために知っておくべきこと

【失敗事例】カナダ高校留学はやめとけ?現地で絶望しないために知っておくべきこと

カナダの高校は英語力不問って聞いたけど大丈夫かな?
カナダ高校留学を控えているけど不安もある

カナダ高校留学は英語力が低くても大丈夫、学校のサポート体制が手厚い、自然も豊かで学生に優しいと言われています。カナダ高校留学を控えている人は、つい大船に乗ったつもりでいるかもしれませんが、そんな人は要注意です。

実はカナダ高校留学のメリットは、そのまま失敗につながる要素も含んでいます。この記事では、カナダ高校留学のメリットや特徴を踏まえたうえで、どのような失敗リスクがあるのか、どう対策すればいいかを丁寧に解説します。

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カナダ高校留学で起きがちな失敗3選

カナダ高校留学

カナダ高校留学に関する教育制度や、学校の特徴を理解することが失敗を防ぐことにつながります。まずは、カナダ特有の事情により、失敗につながってしまうケースをご紹介します。

意外と英語力が必要だった

カナダ高校留学を紹介しているサイトを見ると、よく「カナダの高校は英語力不問」と書いてあります。たしかに、多くの学校では入学条件に英語力を問わなかったり、ESL(English as a Second Language。英語以外を母国語とする人たちのための英語)を設けて留学生のためのフォローを行っています。しかし、単語レベルの会話もおぼつかないレベルだと、さすがにかなり厳しいです。授業はもとより、生活もすべて英語なわけですから、学校やホストファミリーに自分の考えを伝えられなかったり、相手がゆっくりと話してくれても、意味を理解できないレベルだと、生活に支障をきたします。
中学英語を完璧に、とまでは言いませんが、基本的な構文や日常生活で自分の意思を伝えるために必要な単語は覚える、ノートに書きためておくなど、できる範囲で準備をしておきましょう。

学校選び(学期制度)を間違えた

カナダの高校はほとんどが2学期制(セメスター制)を取っています。1年間通期で学ぶ、1学期制(リニア制)の高校もあります。それぞれメリット・デメリットがあり、2学期制(セメスター制)は半期ごとに4教科を学び、前期後期では学ぶ教科が変わります。1学期制(リニア制)では1年を通じて8教科を並行して学びます。

2学期制(セメスター制)は、半期で学ぶ内容が変わるため、新鮮な気持ちで学習できる反面、半期で単元を完結させるためスピードが早く感じる人もいるようです。
1学期制(リニア制)は、1年かけてじっくり取り組める分、苦手な分野は飽きる、年度末の試験が大変、などのデメリットもあります。

学習者のタイプによってメリットにもデメリットにもなることなので、留学する人は自分の学習スタイルや正確と相談して検討して下さいね。

日本人とばかりつるんでしまった(都市、学校選び)

留学先に日本人に人気の都市や、人気の高校を選ぶ際は注意が必要です。つい、言葉が通じる日本人とばかり付き合ってしまい、英語の上達や、現地生活への適応が遅れる恐れがあるからです。
日本人のみならずアジア系移民が多いバンク―バーなど日本人が多いエリアを留学先に選ぶ場合は、気を付けてください。
そうならないためには、そもそも日本人が少ない都市、学校を選ぶこと、日本人が少ないコミュニティに参加すること(サークル・課外活動など)などが有効です。

そのほか、高校留学生活で起きがちな失敗

カナダ高校留学

カナダに限らず、ですが、高校留学で起きがちな失敗を紹介します。

ホストファミリーとの関係

学校以外でもっとも一緒に時間を過ごすのがホストファミリーです。最初はぎこちないかもしれませんが、毎日少しずつでも話す時間を作り、徐々に信頼関係を作っていきましょう。
学校の勉強で疲れるのも分かりますが、ずっと部屋に引きこもってしまってはホストファミリーとの良好な関係は築けません。いざという時に相談しづらかったり、家での時間が苦痛になってしまっては元も子もないのです。
また、言いたいことがあったら、勇気を出して伝えることも大切です。「察する」文化がない海外では、きちんと言葉に出して伝えることがむしろ礼儀です。

学校での人間関係

海外の学校と言えど、過ごすのは同年代の学生たち。気の合う人もいれば、合わない人もいると思います。しかもあなたは言葉がなかなか通じない留学生の立場です。最初はしんどいかもしれませんが、積極的に話かけて関係を作っていきましょう。学校での関係が作れないと勉強に関する情報交換もできませんし、異文化交流という留学の目的が果たせなくなります。

課外活動やサークルに参加して友達を作るのも良い方法です。自分の得意なことや好きなことであれば、ある程度言葉が通じなくても、お互いに意思疎通ができて楽しむことができます。

お金の使いすぎ

お金を使いすぎないように注意して下さい。寮やホームステイであれば食費に大きな出費をすることはないと思いますが、買い物や週末の外食などついはめを外してしまうと物価の高いカナダのこと、すぐに資金がなくなってしまいます。特に大都市圏に留学する人は、刺激が多く、出費の誘惑も多いので気を付けてください。

遊びすぎで勉強しない

カナダ高校留学

適度な遊びは留学生活の一部ですが、学業も忘れずに。最悪のケースは、遊んでばかりで成績も悪く、ドロップアウトして途中帰国してしまうケースです。学歴としては中卒から、日本の高校へ編入学、または大卒資格を取る勉強をすることになります。もちろん前向きな挑戦の結果なら、挽回はできますが、精神的にもあまり楽しくはないでしょう…。

犯罪に巻き込まれる

常に安全な行動を心がけましょう。カナダは比較的治安のよい国です。Safe Cities Index 2019では、トロントが総合スコアで6位をマークしています。しかし、日本には及ばず(東京1位、大阪3位。なお2位はシンガポール)、日本人を狙った置き引き、スリ、ひったくり、詐欺などに巻き込まれる可能性は十分にあります。

・貴重品はもちろん、荷物は常に体から離さない
・夜は子どもだけで出歩かない
・知らない人には日本人でもついていかない
・お酒やドラッグ等の誘いは絶対に断る
・万が一、何らかの犯罪やトラブルに巻き込まれたら、学校と大使館に連絡する

このような、最低限の防犯意識をもって生活することが重要です。

参考:「Safe Cities Index 2019(ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニット)

帰国後の計画不足

多くの方が、高校留学後に大学進学を考えていると思います。日本の大学入学には、一般入試、推薦入試(公募型)、総合型選抜の3つの選択肢があります。推薦入試(公募型)、総合型選抜を選択する人が多いと思いますが、その際は高校の成績証明の提出が求められます。目指す大学に合格できる成績を修める必要があります。これは、カナダを含む海外の大学へ進学する場合も同じです。
一般入試を受ける場合は試験対策も必要です。オンラインで授業を受けたりと、海外にいながら勉強もできるようになってきましたが、カナダの高校の授業との両立は大変ですから、余裕を持った計画が必要です。
また、高校の卒業と入学時期がずれる場合が多いため、卒業、帰国、大学受験に向けて申請や勉強というタイムスケジュールをしっかりと事前に立てておくことが必要です。

カナダ高校留学で失敗しないためにできること

カナダ高校留学

高校留学の失敗事例を紹介しましたが、そうならないために何ができるでしょうか。

目的・目標を持つ

何のためにカナダへ行くのか、なにを成し遂げて帰ってきたいのかを明確にすることが大切です。でも、決して大げさな目的目標を持つ必要はありません。TOEFLやIELTSのスコアを取るとか、週末気軽にカフェに誘える友人を10人作る、といった身近な目標でもいいのです。目的・目標があれば、モチベーションにつながりますし、具体的な計画を立てられます。小さなものでかまいません。あなたの目的・目標はなんですか?

英語、基礎学力をしっかりつける

カナダ高校留学

カナダは留学生に優しく、英語や学習のフォローを手厚く行ってくれます。しかしもちろん、自分で勉強していくに越したことはありません。特に基礎的な英語に加え、中学の教科の基礎知識は、そのまま高校の学習の土台となります。高校の新しい知識を学びながら、中学の復習をするのはほとんど無理に近いです。
中学卒業から留学開始まで、数か月の余裕がある人も多いと思います。できるだけ、英語と中学の学習の復習をしておいてください。

英語力に自信がない人はブリッジプログラムも検討を

カナダの高校には留学生向けの英語クラス「ESL(English as a Second Language。英語以外を母国語とする人たちのための英語)」がありますが、まったく英語力ゼロという人は相当な苦労を覚悟する必要があります。

そんな人には語学学校が提供する準備課程「ブリッジプログラム」からの留学も検討してみてはどうでしょうか。ブリッジプログラムは、高校入学には英語力がまだ不足してる生徒にアカデミック英語を教えたり、現地生活になじめるようなカリキュラムを持っています。もちろん、ブリッジプログラムを利用する場合は、それだけ時間も資金もプラスで必要になりますので、注意してください。

人間関係は自分から作る

ホストファミリーや学校の人たちとの関係は自分から作っていく姿勢を忘れないで下さい。そのためには積極的に話しかけることも大事ですし、校内イベントやアクティビティ、サークルなどがあれば、ぜひ参加してみましょう。

オンオフのスイッチを切り替えよう

勉強や課外活動も大事ですが、留学生活で疲れたら息抜きも大切です。カフェでボーっとするもよし、実家に電話するもよし、オフの楽しみを見つけて、ストレス発散も適度に行って、留学生活を楽しんで下さい!

まとめ

カナダ留学で起きがちな失敗とその対策について解説してきました。

カナダ特有の失敗事例としては、予想以上に英語力が必要だった、学校選びでの失敗、そして日本人とばかり交流することで学習機会を逃すという失敗があります。

次に、ホストファミリーや学校での人間関係の難しさ、お金の管理、勉強と遊びのバランス、犯罪被害、そして帰国後の計画不足といった、高校留学生活全般での失敗も紹介しました。

これらの失敗を避けるためには、明確な目的目標設定、英語力や基礎学力の強化、積極的な人間関係の構築、そしてオンオフをはっきりさせることで適切な生活リズムの確保することが大事です。また、英語力に自信がない人に対しては、ブリッジプログラムも検討の余地があります。

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