アメリカ・バージニア州高校留学の魅力と主要校を紹介!

アメリカ・バージニア州高校留学の魅力と主要校を紹介!

高校留学でアメリカのバージニア州に行きたい!
でも本当にバージニア州に留学して大丈夫かな…

とお悩みではありませんか?

大学を中心に学園都市が形成されつつあるアメリカの中心都市・バージニア州。でも本当に留学先として選んでいいのか、悩まれている方もいますよね。
そこで今回はバージニア州のおすすめポイントと注意すべきポイント、そして具体的にどんな留学先があるのかをご紹介します。
これからバージニア州高校留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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バージニア州の概要

バージニア州ってどんなところ?

バージニア州はアメリカ合衆国の東海岸側、首都ワシントンDCに隣接する三角形の形をした州です。面積は北海道の1.2倍ほど。ワシントンDC以外にも5つの異なる州と接しており、大西洋にも面しています。州北部には防衛関係や安全保障関係で政府と関係がある企業が多くあり、そこで働く技術者や専門職に就く人の数の多いことでも知られています。ワシントンDCと地下鉄で結ばれているエリアが多く、首都のベッドタウンにもなっているのも特徴の一つです。また歴史的なスポットとしてはジェームスタウン居留地跡やブッシュガーデン、日本人には馴染みのあるペリーの「黒船」が出港したとされる世界最大の海軍基地ノーフォークなどがあります。

人種

バージニア州の人口は約850万人。アメリカ合衆国50州の中で陸地面積では35位、人口では12位です。人口構成は白人が約65%、黒人約20%、ヒスパニック8%、アジア系6%。植民地時代にはイギリスから移ってきた人が多かったですが、現在の白人人口の内訳はドイツ系が約12%、イギリス系が約10%、アイルランド系が約10%となっています。

気候

バージニア州は日本のようにはっきりと四季があるのが特徴の一つ。日本の気候と似ていて温暖な気候で暮らしやすい州です。ただし夏季の気温は30度を越すことが多く、州の南に行くほど湿度も高くなります。冬の平均気温はマイナス3度前後で、とくに西側の山岳部では降雪量が多いので注意してください。

治安

バージニア州はアメリカの中で比較的治安がよい地域とされています。詳しくは次の章で解説します。

バージニア州のおすすめポイント

ここからはバージニア州に留学するメリットをみていきましょう。

アメリカの政治や国際関係の中心を担う都市

ホワイトハウスや議会、世界的に名高い研究所や国際機関が集まっている国内外の政治の中心地・首都ワシントンDCへのアクセスがいいバージニア州。そして実はバージニア州自体、政府関係の施設が多い地域です。例えば、アメリカ国防総省の本部はバージニア州アーリントン、CIA(アメリカ中央情報局)もバージニア州マクレーンにあります。政治や国際関係に興味がある学生におすすめです。

またバージニア州は、ビジネスコスト全般、インフラ、労働力、経済、イノベーションなど、10項目の評価で総合順位が決められる米ビジネス専門誌CNBC「米国のビジネスに最適な州」の2021年版のランキングにおいて、堂々の1位に輝きました。25歳以上の人口のうち約4割が学士号を取得していること、州内の雇用に占めるSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の労働者が国内で3番目に多いことも高く評価されたようです。よりレベルの高い環境で留学したい学生には最適な留学先といえます。

アメリカの中でも比較的治安がよい

個人向け金融情報サイトWalletHubが発表した2023年版「アメリカで最も安全な都市ランキング」で、バージニア州の都市が20位以内に2つもランクインしています(12位バージニア州バージニアビーチ、19位バージニア州チェサピーク)。このランキングは、アメリカ182の都市(人口の最も多い都市トップ150とそれぞれの州の最も人口の多い都市少なくとも2都市)を対象に、住宅やコミュニティの安全性、自然災害のリスク、経済的な安全性の3つの主要分野、41の指標をもとにとりまとめたランキングです。41の指標には、銃乱射事件の発生件数や人口1人あたりの殺人・暴行件数、人口1人あたりのヘイトクライムの発生件数、地震の発生リスク、失業率、人口1人あたりの詐欺の告訴件数などが含まれています。

勉強に集中できる適度な距離感

大きなショッピングモール、ウォルマートやターゲットといったスーパーや映画館、週末はイベントで賑わうダウンタウンなど、楽しめる場所も多いバージニア州。しかしほとんどの学校から徒歩で行ける距離にはなく、シャトルバスを使う必要があります。加えてシャトルバスも週末しか運行していない地域も。商業施設や観光地へ徒歩圏内で気軽に行ける距離の学校は楽しいかもしれませんが、気づいたらいつの間にか遊びが留学のメインになってしまう可能性もあります。勉強に集中できるロケーションを選ぶのも、高校留学を成功させる大事な鍵ではないでしょうか。

自然豊かな環境で生活できる

バージニア州には、シェナンドー国立公園やブルーリッジ山脈、カントリー・ロードに歌われているシャナンドー川、世界で最も長いビーチであるバージニアビーチなど、多くの自然が溢れています。自然豊かな情景は、有名なアメリカ民謡やポピュラーソングでも歌われているほどです。また州の約65%が森林で覆われているため、多くの野生動物が生息しており、野生の鹿などに遭遇することも。自然に囲まれたリラックスした環境で生活を送りたい留学生にはうってつけです。

バージニア州の注意すべきポイント

ここからはバージニア州に留学する際に気をつけておく点をみていきましょう。

日本人が少ないため、有事の際に十分な手助けが得られない可能性がある

バージニア州は他の州と比べて日本人在住率が低いです。留学中に最も困るのが体調不良ですよね。軽度の風邪であれば市販薬で対処できます。しかし原因不明の症状などは、病院にかかる必要があるでしょう。日本人が多く暮らす地域であれば日本語で対応してくれる病院もありますが、日本人が少ない地域では看護師や医師に全て英語で説明しなければならない可能性が高いです。十分な説明ができずに希望する治療や投薬を受けられないことがあります。また事故や事件に巻き込まれた場合も同様です。問題が起きた時のリスクを想定して、事前に留学エージェントからどのような現地サポートが受けられるか確認するなど、準備しておくことをおすすめします。

場所によっては商業施設やコンビニまで距離がある

バージニア州は建物と建物の間隔が広いです。最寄りのコンビニにいくために、徒歩ではなく公共交通機関を利用する必要がある場合があります。場所を選ばないと少し不便かもしれません。しかしその間隔には木々や大地、湖や畑などの自然が溢れています。都会の喧騒から離れて生活を送りたい留学生にとっては最適な場所ともいえます。

バージニア州の学校一覧6校

ここではバージニア州にある主要な学校とその特色をまとめました。ぜひあなたにぴったりの学校を探してください。

Chatham Hall

Chatham Hallは、1894年に設立したバージニア州チャタムにあるキリスト教カトリックの女子学校です。生徒数は約200名と少なめで、少人数制のクラスと個別指導に重点を置き、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、責任感をグループプロジェクトを通して育むことを大切にしています。乗馬プログラムや強力な水泳チームがあることが特徴の一つで、iPadを活用した教育も行われています。卒業生には著名なアーティストや女優がおり、多くの卒業生がデューク大学やプリンストン大学などの名門大学に進学しています。

Episcopal High School

Episcopal High Schoolは、1839年にバージニア州で最初に設立された伝統のある共学学校です。生徒数は約400名で、男女比は半々です。大学進学を目指す教育に重点を置いています。ワシントンD.C.でのインターンシップを含むカリキュラムを提供していること、強力なサッカープログラムがあることも特徴の一つ。著名な卒業生にはジャーナリストのレスター・キンソルビングや政治家のジョン・マケイン、元ウェストバージニア州知事のガストン・キャピトンがいます。多くの卒業生がノースカロライナ大学やワシントン・アンド・リー大学などの大学に進学しています。

Miller School of Albemarle

Miller School of Albemarleは、1878年に設立されたアメリカで歴史のある共学学校の一つです。ブルーリッジ山脈の近くに位置しています。生徒数は約200名と少なめで、男女比は6:4程度の割合です。1,600エーカーの広大なキャンパスと歴史的な建物が特徴で、映画の撮影にも使われています。工学と建築に実用的なアプローチを取り、バージニア大学のリソースを活用して2週間に一度のボランティア活動が求められます。多くの卒業生がバージニア工科大学やボストン大学などに進学しています。

Woodberry Forest School

Woodberry Forest Schoolは、1889年に設立された全校生徒が寮生活を送る男子校です。生徒数は約400名。学校生活においては生徒の自治を尊重しています。1,200エーカーの広大なキャンパスには、フットボールフィールドはもちろん、テニスコート、野球場、9ホールのゴルフコース、スカッシュの屋内コートなど、充実したスポーツ設備があることも強み。とくにフットボールが非常に強く、対校試合は卒業生を含めて大いに盛り上がります。カリキュラムはリベラルアーツをベースに大学進学準備に力点を置き、加えて卒業までに60時間のボランティア活動への参加が必須です。ノエル・ペリン(エッセイスト)、アール・ノーフリート・フィリップス(外交官)、ランドルフ・スコット(俳優)など著名な卒業生も多数輩出。主な進学先は、ノースカロライナ大学チャペルヒル校やバージニア大学、ウォフォード大学、ノースカロライナ州立大学、ワシントン・アンド・リー大学など。

St. Anne’s-Belfield School

St. Anne’s-Belfield Schoolは、1910年に設立された共学の学校です。生徒数約900名のマンモス校です。年間15時間のボランティア活動が必須となっています。大学進学準備カリキュラムを提供し、高校生向けのインターンシップも提供しています。近くのバージニア大学の授業も受講可能であることも魅力の一つ。NFL選手のクリス・ロングや政治家のトム・ペリエロ、歌手兼女優のスカイラー・フィスクなどが卒業生です。主な進学先にはバージニア大学、バージニア工科大学、ウィリアム・アンド・メアリー大学があります。

Stuart Hall School

Stuart Hall Schoolは、1844年に設立されたキリスト教カトリックの共学の学校です。大学進学準備教育に力を入れており、とくに芸術プログラムが強みです。近隣のメアリー・ボールドウィン大学で大学の授業を受け、単位を取得する機会があるのも魅力の一つ。約200名の生徒が在籍しています。著名な卒業生には作家のマリジェーン・ミーカー、SF作家のアン・マキャフリー、ガールスカウト創設者のジュリエット・ゴードン・ロウがいます。ブラウン大学、バージニア大学、ロードアイランド・デザインスクールなどが主な進学先です。

まとめ

アメリカのバージニア州について、まず地理、人種、気候、治安の観点から説明しました。次にバージニア州高校留学のおすすめポイントとして、アメリカの政治や国際関係の中心を担う都市である点や比較的治安がいい点、勉強に集中できる環境である点、自然豊かな環境で生活できる点を挙げました。逆に注意すべきポイントとして、日本人が少ない点と利便性には欠ける点を挙げました。そして最後にバージニア州の具体的な学校をご紹介しました。自分の留学で実現したい目的に合わせて、ぜひ都市と学校選びの参考にしてください。

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