アメリカ高校留学でかかる費用はいくら?【費用比較と奨学金情報】

アメリカ高校留学でかかる費用はいくら?【費用比較と奨学金情報】

グローバル化が進む中、アメリカの高校留学を考える方が増えてきました。

そんな中、アメリカへの高校留学を実現するための一番のハードルは留学費用です。保護者様も、本人様も、最も気になる所だと思います。

そこで、この記事では、アメリカの高校留学を実現するための重要な要素の一つ、留学費用について詳しく解説します。留学費用は保護者や留学生にとって最も気になる点です。高校留学の種類別に、おおよそかかる費用やその内訳、獲得できる可能性のある奨学金についても解説します。

また、英語力も、留学のためにかかる費用に関係してきます。留学に必要な英語力と、そこに足りない場合、費用がどのように変わるかも説明しています。

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1.期間別:アメリカ高校留学の費用の相場

1.期間別:アメリカ高校留学の費用の相場

実際、アメリカ高校留学は日本で高校に通うよりもお金がかかります。

まずは、費用の一般的な相場をご紹介しています。留学をより現実的なものにするために、ぜひ参考にしてみて下さい。

アメリカ留学には、主に以下の3つの留学プランがあります。

①短期留学
②交換留学
③私費留学

それぞれのプランや選んだ学校、地域によって費用は多少変動します。詳細を見ていきましょう。

①短期留学

期間:2週間~1ヶ月程度
費用:40万円~60万円(滞在費を含む)
ビザ:必要なし

一般的に中学や高校の長期休暇を利用します。語学学校や現地高校のサマープログラムに参加し、語学研修や、レクリエーションなどイベント中心の留学プランとなります。

1ヶ月の留学費用は参加するプログラムによっても異なりますが、ざっくり言って40万円~60万円程度を見込んでおきましょう。

大学進学のステップに
短期留学はアメリカの大学留学を見すえ、大学視察を兼ねて参加する方が多いです。現地や大学の雰囲気を感じ取ることができる良い機会となるでしょう!

②交換留学

期間:1年間
費用:200万円(滞在費を含む)
ビザ:必要あり

これは日本とアメリカが協定を結び、行われる政府主催のプログラムです。

1年間限定のプログラムで現地の公立大学の生徒となり、現地宅でホームステイ生活が送れます。

他国への高校留学も含め、最も安く、日本でも最も人気のプログラムです。
私費留学との違いは、場所が選べないこと。どこの州、どこの家庭になるかによって中身が大きく変わってきます。

③私費留学

期間:1学期間~卒業まで
費用:80万円~
ビザ:必要あり

外国人留学生を受入れる私立の高校に通うケースです。
一般的には卒業をするまでに通う方が多いですが、私費で行く留学なので期間や行き先などはカスタマイズが可能です。

費用については期間や行き先によって全然変わってきます。参考程度に言うと滞在費を含み年間で200万円~400万円程度が一般的ですが、高い私立のボーディングスク-ルだと1,000万円を超える高額な費用になることもあります。

その費用、いったいどこにかかっているの?

当然の事ながら日本の高校に行くよりはかか費用ですが、一体何にかかっているのか?理解しておきましょう。

    • 1)学費(授業料)
  •  2)ホームステイ、もしくは寮の費用(食事代も含まれていることが多い)
  •  3)生活費のもろもろ
  •  4)海外旅行保険
  •  5)ガーディアン費
  •  6)渡航に関わる費用(ビザや航空券)

注記、しておくことがあるとすれば5)のガーディアン費でしょうか?

ガーディアン費は、私費留学や長期の高校留学をする場合に必要となる費用の一つで、留学生が未成年の場合、保護者の代わりに現地でサポートをしてくれるガーディアン(保護者代理人)を雇うための費用です。

ガーディアンは留学生の日常生活や学校のサポートを担当し、緊急時には病院や警察への連絡なども行います。また、ガーディアンは留学生の滞在先にもなることがあります。

なお、ガーディアン費は留学エージェントや留学プログラムを通じて手配することもあります。留学エージェントやプログラムの提供するガーディアンサービスには費用が含まれている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

2.アメリカ高校留学で、私立校・公立校での費用の違いとは?

2.アメリカ高校留学で、私立校・公立校での費用の違いとは?

アメリカにも、日本と同様に公立高校と私立高校が存在します。

公立高校はアメリカ人の税金で成り立っています。よって、原則、ビザのない外国人の受け入れはしてもらえません。

よって、公立校に通う場合には何かしらのビザを取るか、交換留学プログラムに参加する必要があります。※ビザがあっても受け入れてもらえない高校もあるようです。

また、私立高校は、学生ビザを取得することによって留学生でも通学が可能ですが、授業料や寮費が自費負担となるため留学費用は高額になるケースが多い傾向にあります。ざっくり言って年間300万円程度は覚悟しておく必要があります。

まずは予算を明確にすること。これが高校留学を実現する上での一番はじめにすべき事です。

①:公立高校の留学費用と特徴(交換留学)

アメリカの公立高校はその地域に住んでいる現地の人であれば誰でもいけます。この辺は日本の中学校みたいな仕組みなのでイメージしやすい事と思います。

しかし!前述したように、日本人は普通には通えません。公立高校に通うには「交換留学プログラム」を利用するのが最も早い道。費用も年間150万円程度で留学が実現します。

現地で留学生の受け入れボランティアをしているホストファミリーの家に滞在し、現地の高校に通うことになります。

1年間という期限付きの留学となりますが、期間が決まっているため帰国後のプランも立てやすく、何より比較的実現可能な留学費用となることが最大の魅力となります。

応募条件
交換留学生になるためには英検準2級~2級程度の英語力が必要です。国や各自治体が募集する交換留学プログラムに応募し、応募者の中から選抜される必要があります。

②:私立高校の留学費用と特徴

ビザのない日本人が卒業までアメリカの高校でしたいのであれば、それなりの費用がかかってくるが私立しかありません。

アメリカの私立高校はほとんどの高校がボーディングスクール(全寮制)となっており、留学生であってもアメリカの学生と同様に寮に滞在することになります。

そのため、学費だけでなく滞在費、レクリエーションなどの諸費用などすべてが自己負担。年間で最低でもUS$20,000~US$40,000と見ておくと良いでしょう。また、英語(ELS)コースを履修する場合はさらに年間US$10,000~が加算される学校が多いです。

費用に関しては、学費や寮費など選ぶ学校によって異なります。

費用はするがその分サポートが手厚い!
私立高校の良い点は、英語(ESL)クラスなど、留学生向けのサポートが有るある事。また、1クラスの人数が少なく、留学生に対してもきめ細かい対応やサポートがある。

交換留学に参加しようと思うと、中3~高校1年までには英語力を規定のレベルまで上げておく必要があります。しかしこれ、普通の高校生には結構きつい。

その点、私立ならESLから入れるので、英語力がそこまで高くなくても受け入れてくれる。これは公立高校にはない魅力です。

例)Fairmont Private Schools
http://www.fairmontschools.com/
アメリカ高校留学費用

エリア:アナハイム(CA州オレンジカウンティ)
対象:14-18歳
学費:30,000万円弱
規模:大(2200人規模)うち高校は550人、
留学生:80人程度
形態:私立/共学
滞在:ホームステイ(月1000ドル強)
ESL:有・6レベル
治安;良

ロサンゼルス郊外のディズニーランドがあることでも有名なアナハイムにある。進学率が高く卒業生にはコロンビアやボストン、ハーバードなど有名大学も数多い。また、勉強だけではなくスポーツなどの活動も盛ん。

3.アメリカ高校留学で奨学金は貰えるの?

3.アメリカ高校留学で奨学金は貰えるの?

高額になるアメリカ高校留学の費用ですが、奨学金を貰うことが出来るなら費用も抑えられるかも知れません。

しかし、結論を言うとかなり難しいと思っておいた方が良いと思います。

公立の場合、アメリカは高校までが義務教育、つまり学費は無料なので、そもそも奨学金という概念はありません。

私立高校の場合も自費留学が大前提となりますし、学校独自の奨学金を設けている高校も耳にしたことは残念ながらないです。

しかし、世界各国の高校生を対象に毎年募集される留学奨学金として有名なユナイテッド・ワールド・カレッジ(United World Colleges、通称:UWC)や、日本の文部科学省と民間企業が共同で提供する海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」など、国内外のアメリカへ高校留学を希望する高校生を支援する奨学金プログラムがあるので、これにはぜひ応募してみるとよいでしょう。

どちらの奨学金プログラムも渡航先や留学期間などの制限はありますが、授業料や食費・寮費などを含む滞在費をはじめ、渡航費用など留学経費の全額、もしくは一部が奨学金として給付されます。

応募条件には世帯収入などの制限などが設けられていますが、申請資格を持っている人はぜひ応募してみましょう。

どちらも返済義務がないため、アメリカ高校留学の費用を抑えたい人や興味のある人はチャレンジする価値は十分にあります。

4.アメリカ高校留学に必要な英語力とは?

4.アメリカ高校留学に必要な英語力とは?

お金の次に多い質問が英語力に関する質問です。アメリカの高校留学にはどのくらいの英語力が必要なのか、について解説します。

交換留学プログラムに必要な英語力

結論、日常英会話スキルは必要です。

交換留学プログラムは留学先の現地での文化交流が目的となりますが、日本で行われる選抜テストを十分に通過できる英語力を含めた学力が必要になってきます。

現地の学校ではELSといった英語力をサポートするクラスはありません。そのため、ホストファミリーを含め現地の人とコミュニケーションが取れる程度の日常会話はできる英語力は最低限必要と言えるでしょう。

私立高校への留学に必要な英語力

私立高校への留学の場合は学校によってきます。一般的に、入学試験の時点で英語を母国語としない中高生を対象とした英語テストTOEFL® Juniorテストの一定スコア必要となるケースが多いです。

よってリスニング、語彙文法、読解力など各志望校が求めてくる一定の英語力が必要となります。

5.アメリカの高校留学のおすすめスクール

5.アメリカの高校留学のおすすめスクール

アメリカの公立高校に留学する場合、留学先の都市や学校を自分で選ぶことはできません。

私費留学となる私立高校(ボーディングスクール)留学であれば全米にある200校を超えるプレップ・スクール(進学校)から留学先となる高校を選ぶことができます。

アメリカ東部のニューイングランド地方にはThe Ten Schools(伝統的な名門校10校)と呼ばれる全米に名を馳せている有名私立校が集中しており、アメリカだけでなく世界から多くの生徒が学んでいます。特に、マサチューセッツ州ボストンとボストン近郊には伝統ある高校は、今もおすすめの私立高校として人気を集めています。

マサチューセッツ州にあるDeerfield Academy、Phillips Academy 、またニューハンプシャー州にあるもののボストンに程近いSt. Paul’s School、コネティカット州にあるChoate Rosemary Hallなどがあり、アイビーリーグ大学をはじめ全米でもあらゆる学問分野において牽引し続ける有名大学が主な進学先となっています。

まとめ

アメリカ高校留学は保護者様にとっては負担する費用は決して安くはありません。

しかし、高校時代を海外、アメリカで過ごす経験は、この時期だからこそ意味があります。親元を離れ、異国での経験は、文化・背景を知り、国際感覚を養う大きなチャンス。これはお金には変えられない価値だと思います。

学習面でなく「一人の人間として」あらゆる感性を磨き国際社会に羽ばたく子供の姿は、保護者様にとっても誇りとなるおではないでしょうか?

また、実際にアメリカの高校留学を希望する高校生のみなさんにとっても、留学期間は心配や不安がある反面、日本では気付くことができなかった新しい自分を発見できる貴重な時間となります。ぜひ新しい世界へチャレンジして大きく羽ばたいてみましょう。

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アメリカ高校留学費用

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