【完全ガイド】高校留学とは?種類・費用・奨学金・準備まで徹底解説!

【完全ガイド】高校留学とは?種類・費用・奨学金・準備まで徹底解説!

高校留学って憧れるけど、本当にできるのかな?
何にもわからないから、まずは高校留学について知りたい!

中学生から高校生にかけて、視野が広がり、世界に興味を持つタイミングです。あなたも「高校留学」して海外で生活してみたい、交流してみたいと思っているのではないでしょうか。または、お子様がそのように感じていらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、漠然とした憧れである高校留学について、その実現のために最低限知っておいてほしいことを解説します。高校留学の種類、メリットやデメリット、費用と奨学金、準備計画などです。

読み終わったころには、「憧れ」が「確信」に代わり、高校留学に対してもっと前向きな気持ちが生まれていることと思います。

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高校留学へ行く理由とメリット!みんなはなぜ高校留学を決意した?

あなたはどうして高校留学したいと思うようになりましたか?

株式会社アットワールドの調査によると、高校留学へ行きたいと思う主な動機は以下のようになっています。

外国語を話せるようになりたい、異文化交流してみたい、という声が多いようですね。

高校留学三大メリット「スキル」「キャリア」「人間形成」

高校留学概要

実際に、高校留学をするメリットは、大きく「スキル」「キャリア」「人間形成」の三つにまとめられます。

「スキル」では、海外生活を通じて英語力や異文化コミュニケーション力、問題解決能力など総合的なスキルが養えます。

「キャリア」への良い影響があります。
海外の高校での学習経験は、現地大学への進学可能性が開け、語学力、異文化コミュニケーション力が身につき、国内大学、就職にもプラスです。

そして「人間形成」です。
日本と異なる環境での生活は、自己のアイデンティティを確立し、困難を乗り越える「レジリエンス」を育みます。現地の学生とうまくコミュニケーションが取れない、ホームシックにかかってしまう、など大変なことも起こるかもしれない高校留学ですが、それを乗り越えた先には、単に「英語が話せるようになる」以上の、大きな成果が待っています。

参考記事:高校留学の三大メリットとデメリット(注意点)。成功の秘訣は、サポート体制の構築

高校留学の種類と特徴。1週間の短期から三年間の正規留学まで

高校留学概要

さて、一言で高校留学と言っても、その範囲は広く、目的、期間、予算などによって選べる、代表的な選択肢を紹介します。

1つ目は短期留学です。

夏休みや春休みを活用し、ホームステイや寮に滞在して現地の語学学校に通います。サマーキャンプなどの名称で呼ばれることもあります。限られた期間で海外生活と文化を体験し、イベントに参加することが主な目的で、初めての海外体験や、長期留学を見据えたお試し的な体験として人気です。長期留学は不安、予算的に難しい、まずは海外生活を体験してみたい、という人におすすめです(費用の目安:約20万円から50万円程度)。

2つ目は交換留学です。

一定期間(主に1学期~1年間)現地の公立高校に通いながら、ホームステイや寮に滞在します。日本の学校と海外高校の提携でプログラム化されていたり、交流都市主催のものがあります。英語力の向上と共に現地生活を深く経験できますが、事前の選考が必要です。英語学習も欠かせません。学費が抑えられる、日本の高校に在籍したまま留学できるなどのメリットがあります(費用の目安:約100万円から300万円程度)。

3つ目は卒業目的の正規留学です。

正規は私立高校に通うことが多く、期間も長期にわたるので費用は高めです。ほとんどが全寮制で、小規模なため個別のサポートが受けやすいメリットもあります。留学生は現地の生徒と長期間、一緒に生活し、自立心が養われます。卒業後に現地の大学へ進学する人も多いです(費用の目安:年間200万円から500万円程度)。

行くならどの国がおすすめ?代表的な留学先と特徴

高校留学概要

高校留学の選択は多様です。ここでは代表的な国とその特徴を紹介します。

高校留学の国選びで重視されるのは、治安です。その中でも、オーストラリアやニュージーランドは治安の良さに加えて、日本との時差も少ないため非常に人気です。そのほかにも、高い教育水準を誇るイギリスやアイルランド、良好な治安と移民が多く多様性を受け入れる文化が人気のカナダ、教育・経済・文化いずれも盛んなアメリカは安定的な人気があります。

もっと詳しく知りたい方はぜひ調べてみて下さいね。参考記事も紹介しておきます。

オーストラリア: カナダ同様、移民受け入れが多く、治安も比較的良い国。自然環境も豊か。日本と時差が少なく連絡が取りやすいのも安心材料の一つです。

>参考記事:オーストラリア高校留学の方法と卒業後の進路まとめ【現地校の情報あり】

ニュージーランド: おおらかな国民性を持ち、物価・授業料が比較的安く、高い教育レベルと良好な治安で高校留学では高い人気を誇る国です。

>参考記事:ニュージーランド高校留学の基本情報【徹底まとめ】

イギリス: 日本人が少なく、本格的なイギリス英語を身に着けたい人におすすめです。教育水準が高く、ヨーロッパの他の国へのアクセスも良好です。

>参考記事:【イギリス留学するならココ!】ロンドンを含めたおすすめ都市まとめ

アイルランド: 治安が良く、文学や音楽など芸術面でも評価が高い国です。物価が安く、高水準の教育が受けられます。日本人留学生が少ないのも特徴。

>参考記事:国際色豊かな学習環境!アイルランド留学のメリット・デメリットを徹底解説

カナダ: 移民受け入れを推進しており、差別が少なく治安が良いのが特徴。自然も豊かでさまざまな自然公園やオーロラツアーも。アメリカやヨーロッパにも近いため、休暇中に旅行も可能です。

>参考記事:【完全保存版】カナダ留学の魅力について徹底解説

アメリカ: 州ごとに文化が異なり、多様な体験が可能です。物価や学費が高いイメージがありますが、郊外の学校を選ぶ、交換留学制度を利用するなど工夫すれば留学費用を抑えられます。

>参考記事:アメリカ高校留学。高校の選び方7つのチェックポイント【必読】

費用をどうする?奨学金と獲得条件

高校留学概要

留学で避けて通れないのが、費用をどうする?ということです。高校留学に必要な費用の目安を解説するとともに、奨学金情報も紹介します。

留学種類別の費用の目安

留学費用の目安は、留学種類、期間、地域によって大きく異なります。同じ国でも大都市圏と郊外では学費や物価が異なるなど、ひとくくりにはできません。ここでは、全体像をつかんでもらうためにおおまかな費用を紹介します。詳しくは、専門の留学カウンセラーに相談してみてください。物価の高い国でも、工夫によっては安く抑えられるかもしれませんし、国や期間を変えることで無理だと思っていた留学が実現できるかもしれませんよ。

短期留学:1週間から数ヶ月の滞在で、通常は夏休みや冬休みなどを利用します。学費、宿泊費、飛行機代、保険料などを含めて、約20万円から50万円程度が一般的です。

交換留学:日本の高校に在籍しながら、現地の高校に通います。通常は1学期(ターム留学とも)または1年間です。費用は約100万円から300万円程度です。

正規留学:現地の高校に進学または編入し、卒業を目指します。一般的には、年間200万円から500万円程度が必要となります。

奨学金と獲得条件

高校留学に適用可能な奨学金を紹介します。

結論から言うと、返済不要の給付型奨学金は競争率が高く、獲得するのは簡単ではありません。しかし、申請条件は共通するものも多く(成績、英語力、エッセイ、留学計画書など)、一度しっかり準備すれば、複数の奨学金に応募できます。

「トビタテ!留学JAPAN」など有名な奨学金以外にも、地域ごとに少人数の奨学金が設けられていたり、実はたくさん種類があるので、調査して挑戦する価値はあります。取得すれば留学費用を大幅に節約できます。

トビタテ!留学JAPAN:文部科学省が主導する奨学金プログラム。留学コースと定員はマイ探究コース(360名)、社会探究コース(200名)、スポーツ・芸術探究コース(140名)です。家計基準や地域応援枠が設けられています。支給人数は合計700名ほど。

AFS 平和の鳩プロジェクト:世界的な教育団体AFSが提供する奨学金。異文化理解の重要性を認識し、それを通じて成長することを期待し設立されました。支給人数は100名ほど。

EILサポーター奨学金: 経済的支援が必要な生徒に対する奨学金。EILは国別に独自の奨学金制度を多数提供しています。

UWC奨学生: UWCは全寮制のカレッジで、教育を通じて国際感覚豊かな人材を養成する目的をもつ国際組織です。経済的に困難な家庭の高校生に対する特別支援奨学金を提供しています。

参考記事:返済不要!高校留学に使える代表的な給付型奨学金5つと、その他の奨学金一覧

知っておこう。高校留学のデメリット(注意点)

高校留学概要

高校留学は楽しいことばかりではありません。高校留学のメリットに、「レジリエンスの獲得」(困難に打ち勝つ力)を挙げましたが、それはつまり大変なことも多い、ということです。しかし、あらかじめ知っておくことで準備ができます。あまり読みたくないことかもしれませんが、必ず知っておいて欲しいことです。

高校留学には、三つの大きなデメリット(注意点)があります。「新しい環境への適応」「経済的な負担」「制度への理解」です。そして、これらを乗り越えるためのポイントは「周囲のサポート体制」です。

新しい環境への適応のためには、文化や習慣の違い、ホームシック、語学力不足など、多くの壁を乗り越える必要があります。人種差別を経験する可能性もゼロではありません。英語は、どれだけ勉強しても、なかなか通じない、という経験をすることでしょう。まずはこれらの目の前に現れるかもしれない問題を理解すること、そして、困ったら周囲に相談する、大人は適切にケアすることが必要です。

次に、経済的な負担です。前の章で紹介したように、授業料や生活費、保険、航空券代などで、年間100万円~500万円以上の費用が必要となります。そのため、計画的な資金準備や奨学金の活用が必要です。

また、留学先の制度理解も重要で、ビザ要件や教育制度、学校の単位制度、そして海外大学、日本の大学への進学方法などを理解する必要があります。

これらの問題を解決するために、周囲のサポート体制が不可欠です。

信頼できる留学エージェントなど専門家の助けを借りることも検討してください。エージェントは適切な学校選び、ビザ取得、入学手続き、奨学金の選定などをサポートしてくれます。

さらに、現地の教育機関やホストファミリーとの良好な関係も重要で、お子様の生活状況を定期的に確認し、必要なサポートを依頼します。高校の長期留学の多くの場合、「ガーディアン」という制度があります。これは、現地で頼れる保護者にあたるもので、普段の身の回りの相談に乗ってくれるだけでなく、万が一の病気や事故のときに現地でケアしてくれる存在です。

最後に、留学を全力で支える家族の存在です。家族の理解と協力は留学の成功を左右します。

参考記事:高校留学の三大メリットとデメリット(注意点)。成功の秘訣は、サポート体制の構築

さあ準備をはじめよう。必要な学習と情報収集

高校留学概要

高校留学は早め早めの準備が大切です。春休みや夏休みの短期留学なら数か月前からの準備でOKですが、交換、正規留学は最低1年、できれば2年くらいは準備期間が欲しいものです(新学期の約1年前から出願が始まります)。

大まかな準備の8つのステップを紹介します。留学に行きたい時期から逆算して、今からいつまでに何をやるべきか、検討をスタートしましょう。

【1】自身が留学を通じて達成したい目標を設定し、それに応じた留学パターンを考えます。
【2】情報収集に入ります。目標に合った教育制度やプログラムを提供する国や学校を選びます。この過程ではインターネットや学校の公式サイトを活用します。願書の提出時期を忘れずにチェックしましょう。合わせて、奨学金も検討します。留学エージェントにも相談してみてください。
【3】(★入学の約1年前)入学申請するため、必要な書類を提出します。成績証明書や推薦状、語学力証明が必要な場合があります。
【4】滞在先を探します。
【5】受入許可書が届けば、学費やその他の費用を納入します。
【6】留学の形態や国に応じて必要なビザを申請します。
【7】ビザが取得できれば、航空券の手配を行います。ここでは、学校が提供する空港出迎えサービス等が利用できる場合もあります。
【8】留学生向けの保険に加入します。保険は留学先や個人の状況により異なるため、必要な補償内容を確認し、加入証明ができるよう準備します。

まとめ

中学生から高校生、その親御さん向けに、高校留学の可能性と必要知識について、高校留学の種類とメリット、デメリット、費用と奨学金、計画などについて解説しました。視野を広げ、世界を知りたい!そんな皆様が高校留学について知り、少しでも前向きな気持ちになっていただけていたら嬉しいです。

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