コミュニティ・カレッジ VS 4年制大学 

コミュニティ・カレッジと4年制大学どちらがいいのか?
よく質問をもらいます。

コミュニティ・カレッジのメリットは既に理解している人は多いと思いますので、まずは簡単におさらいです。

メリット:
・授業業が年間100万程度で安い
・クラスサイズが小さい
・高校の成績が悪くても入学できる(全入制)
・英語力が低くても入学できる
・コミカレでいい成績を修めると、一部のトップ大学にも編入が可能

メリットは色んな所で言われているので、
今回は、コミュニティ・カレッジの注意点についてお話していきます。

注意点1:編入は絶対ではない、リスクもある。

編入をする上で重要なポイントは
・良い成績を取ること
・編入したい大学が求める教科/単位を履修すること
です。

単位制であるアメリカは履修登録が自由です。つまり、自分で履修登録を行う必要があります。

・行きたい大学で求めているクラスはどれなのか、
・良い成績が取りやすいクラスはどれなのか、
を自分でマネジメントしつつ、良い成績を取ることが求められます。

コミュニティ・カレッジは私立の大学のような手厚いサポートはありません。
ぼけっとしていると、コミュニティ・カレッジを3年以上行く、編入ができない、退学になるリスクがあることを知っておきましょう。

注意点2:学費が浮かない場合もある

安いからという理由で、安易にコミュニティ・カレッジを選ぶと、結果、4年制大学に直接進学した方が、安い場合もあります。

上記で伝えた通り、履修するクラスの要件を取得していない等の理由から、編入ができなかったり、編入できたとしても、すべての単位が移行できない場合も現実にあります。

事実、連邦政府監査院の報告では、2004年から2009年に転校した学生は、平均しての43%の単位を失っていると言われています。

注意点3:意識高い学生ばかりではない

コミュニティ・カレッジは、あくまでも地元民の為の学校。
誰でも入れる全入制なので、真面目に受けている生徒ばかりではありません。
またパートタイム学生も多く、仕事をしながら受けている人も多くいます。

その雰囲気に流されず、高い成績を修めるというのは、それなりの覚悟と意思が必要なことを理解しておきましょう。

University of Sunderland

コミカレは、こういう人にオススメ!

・明確に編入したい大学、専攻が決まっている人
・高校の成績が5段階中2.5以下の人(4年制大学だと入学が厳しい)