オーストラリアワーホリ中の定番オフィスワークと仕事探しのコツ

オーストラリアワーホリ中の定番オフィスワークと仕事探しのコツ

「オーストラリアでの仕事は、できればオフィスワークがいいな」そう願う人も多いでしょう。日本で事務職の経験があったり、PCのスキルに自信のある人は、やっぱり得意なフィールドで仕事を探したいものです。

日本のような経済大国では都市部や郊外でも事務系の仕事は山ほどありますが、自然の多いオーストラリアでは一体どうなのでしょうか?

今回はオーストラリアワーキングホリデーでのオフィスワーク事情について、必要なスキルや仕事の種類などをご紹介します。

1.オーストラリアでのオフィスワーク関連情報

オフィスワークの募集状況は?

まず、州や場所によってオフィスワークの募集があるかどうかかわってきます。おおむね、郊外より都市部の方が募集の確率が高く、シドニーやメルボルンなどの商業都市に募集が集中する傾向があります。ケアンズは旅行関係の仕事が多いので、事務系の仕事があるかどうか直接問い合わせをしてみましょう。

オーストラリアでのオフィスワークの募集は日本より少ないのが現状で、イメージとしては3分の1くらいと考えておきましょう。

オフィスワークをゲットするために必要なスキルは?

職務経験がない場合はオフィスワークに就くことは厳しいかもしれません。オーストラリアは日本と違って学歴よりも「経験」を何よりも重んじる風潮があります。極端な話、超一流大学を卒業していても経験がないとスルーしてしまうこともしばしば。特にワーキングホリデーの場合はトレーニングをしている時間がありません。

もちろん、企業の中には大学の学位=BAを求めるところもありますが、それよりパワーポイントやエクセルのスキル、パソコンのタイピングで1分間にどれだけ打てるかなど、実践的なスキルを求めることが多いです。

インタビュー(面接)では、未経験者より即戦力になる人材を求めているということを意識しながらインタビューにのぞんでいきましょう。

なぜオフィスワークを選ぶの?

日本で事務系の仕事をしていた人は多少なりとも雰囲気が想像できるので、オーストラリアでも「まずは事務系の仕事から」と考える人が多いです。また、ガテン系の仕事が苦手で体力に自信のない人も、オフィスワークを選ぶ傾向があるようです。

仕事ではスタッフやお客様との英語でのコミュニケーションが必要になってくるので、中級レベル以上の英語力と心地よいコミュニケーションを心がけて、仕事をスムーズにこなしていきたいですね。

2.オーストラリアのオフィスワーク系の仕事にはどんなものがある?

その①:スポーツジム・エステサロンなどの受付業務

オーストラリアはスポーツ大国。郊外の小さな町や村でも、スポーツジムの運営が盛んで、受付の仕事を募集していることがあります。その他、スリミングやデトックス、マッサージなどを提供するエステサロンも都市部では需要が多いです。

これらスポーツジムやエステサロンなどの受付の仕事は、募集は少ないながらも安定感があり人気があります。ちなみに、中国系のフットマッサージサロンは、受付の仕事も中国人で固めているところが多いので厳しいかもしれません。

その②:コールセンター

コールセンターの仕事もオフィスワークの1つです。夏は涼しく、冬は暖かい部屋で仕事ができるのはやっぱり魅力的ですよね。

コールセンターでの仕事はヘッドフォンを通して顧客の質問、クレーム、要望を聞きながら、的確な場所に電話を回すような仕事になるので、相当の英語力とクレームに対応できる忍耐力が必要です。サーベイ系(アンケートやキャンペーンの電話をかける)の仕事もあるので、ポジティブに話すことが好きな人には向いているでしょう。

その③:留学・ワーキングホリデーエージェントや旅行代理店

ローカルの仕事ではありませんが、日本の留学・ワーキングホリデーや旅行代理店での事務系の仕事もあります。ガイドにまつわる仕事はケアンズが最も多く、日本からの留学生・ワーキングホリデー参加者を扱うエージェントは、多くがメイン都市に集中しています。

3.オーストラリアだからこそできる仕事にも挑戦してみよう

オーストラリアでの仕事はオフィスワークだけではありません。仕事を探す時は業種や職種の幅を「これならできそう」というレベルまでグ―ンと広げて、前向きにチャレンジしていくことも大切です。そこには意外な発見と驚きがあるかもしれません。

新しい経験は、のちに「宝」に

日本でオフィスワークの経験しかない人は、ファームやバーテンダー、お土産店のスタッフなどの未経験の職種に尻込みしがちです。これは当たり前のことで、ただでさえ新しいもの・ことだらけの生活の中で未知の世界に飛び込むのは勇気のいることで、それぞれ心の中では不安を多少なりとも抱えているものです。

オフィスワークだけに仕事の範囲を狭めてしまうのは、ワーキングホリデーでの経験の幅も狭くしてしまうこと。オーストラリアという国が象徴するように、気持ちを大きく持って、仕事を含めた未知の体験にもチャレンジしてみませんか?

オーストラリア滞在中にしかできないような仕事もたくさんあります。逆に言うと、日本ではなかなかチャンスのないような仕事にも就けると言うことです。これってスゴイことだと思いませんか?

「できるかな」「不安だな」そんな思いを抱えていた過去の自分が信じられないくらい、新しい経験はあなたを大きく成長させてくれます。今はまだ目に見えてこないかもしれませんが、帰国後に思わぬ「宝」になることもあります。ワーホリという名目を利用して、チャレンジ精神をどんどん鍛えていきましょう。

オフィスワークも仕事の選択の1つですが、日本よりも募集が少ないということを認識しておきましょう。オフィスワークの仕事が思うようにゲットできないのは、決してあなたのせいではありません。もともと募集が少ないので、ストレスを抱えないようにして、別の興味のある仕事にもチャンレジしていきましょう。

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