学校や仕事、いろいろあるけど将来に向けて一度は留学しておきたい
2週間じゃ旅行とかわらないし、しっかり半年以上は留学したい
そうですよね。
思い立ったときに海外に出ておかないと、ずっと日本に閉じ込められて生きていくことになりますし。日本で生きていくにしても、視野が広いといろんな道が選べます。
でも、ただ遊びに行っても何も変わらない気がするし、英語の勉強以外にも人生のためになる経験がしたい。後悔したくない。
…でも、お金はそんなにない。どうしよう?
そこなんですよね~。ほとんどの人にとって、留学をするための最も大きなハードルがお金です。
と、いうわけで、この記事では「お金がなくてもすぐに長期留学するための3つの方法」と、その注意点をご紹介していきます。
実は、これをうまく3つとも組み合わせることで、うまくいけば「貯金0円」「数ヶ月以内に出発」でも、1年間留学ができちゃうんです!
お金がなくても留学する3つの方法
今手元にお金が無い人が留学に行くには、大きく分けて次の3つの方法しかありません。
1.費用を抑えて留学する
2.お金を用意する
3.現地で働く
どれもやり方しだい、考え方しだいで一気に留学が実現に近づきます。
ひとつひとつ見ていきましょう。
1.費用を抑えて留学する
当たり前ですが、留学にかかる費用が安ければ安いほど、留学には行きやすくなりますね。ただ、世の中、価値の無いものに値段はつきません。
つまり、安くしようとすればするほど、諦めないといけないことが増えてくるんです。これも当たり前ですね。治安が良くない。授業の質が劣る。1クラスに人数が多すぎる…などなど、安いものには必ず”安い理由”がでてきます。
そういうわけで、ここでのポイントは、
「自分にとってなにが最も価値があるか」
「なくてもなんとかやっていける(=切り捨てられる)ものやサービスはなにか?」
をはっきりさせることです。
実際、留学は自分の価値観と向き合うための機会といっても過言ではありませんから、せっかくなので今のうちに自分に向き合い、留学で絶対に譲れないものは何なのかを明確にして、賢く費用を抑えて留学しましょう!
では、費用削減のためポイントを具体的みていきます。
物価の安い国に行く
アメリカの大都会へのあこがれ。ヨーロッパの伝統ある文化へのあこがれ。
留学の目的が英語学習なら、これらの憧れの実現は優先順位を下げてみても良いかもしれません。「英語も使う途上国」は、とっても安上がりです。
例えばフィリピン人の平均月収は、月3万円前後。当然、生活費もその水準で安く抑えられます。留学したほうがむしろ生活費が安いということです。
とはいえ、海外の文化や価値観を学ぶ、というときに、興味のある文化かどうかはかなり重要です。
また、長い留学期間、「全然興味のない国・地域で過ごす」という状況は人によっては辛いと思います。
妥協できる人はしてもいいと思いますが、個人的には留学において単に英語が話せるようになることよりも、文化や価値観を学ぶ方が重要だと考えているので、「とにかく安い国」で留学先を選ぶのはあまりオススメはしません。
たしかに費用は安いけど、本当にその国の文化や価値観は好きか?もしくは、興味があるか?
留学先を決めるときにはまずはこれを自分自身に問いかけてみてください。
ここで切り捨てるものを間違えると、とっても大変なので気をつけましょう。
▶【留学の安い国特集】費用の心配をせずに留学できる国7選【保存版】
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滞在費を節約する
安くする上でオススメはこれです。
「住めば都」
ホテルのような豪華な部屋でも、ちょっと狭い部屋でも、留学の価値は変わらないはずです。仮に週100ドル節約すると、1年間(52週間)で5,000ドル。1ドル130円なら65万円です。かなり節約できます。慣れないうちはホテルやホームステイを利用し、1~3か月をめどに安いアパートやシェアハウスへ引っ越すという選択肢もあります。
学費を節約する
学費は学校によってさまざまです。語学学校の場合、まず国の物価水準によって、授業の時間数によって、授業の形態によって(グループorマンツーマンなど)コースの種類(語学学習のみorホスピタリティなど専門知識を英語で学ぶ など)などによって学費は変化します。
学費があまり準備できない場合、ある程度の英語学習を日本でしておくのも手です。日本であれば、少なくとも滞在費がかからない分、費用は抑えられることが多いです。社会人の場合なら、仕事をしながら勉強できるので、収入がストップすることもありません。留学先では、より高いレベルの英語を学んだり、現地で働くなど、別のことに時間を使うことができます。
大学の場合は、やはり物価の安い国へ行く、奨学金を活用する、ドイツの公立大学へ行く(学費が原則無料。英語のみの専攻あり)などの選択肢があります。
ここも、週50ドル節約すれば、48週間で2,400ドル、31万円!(1ドル130円計算)!
▶【海外】語学留学を節約しよう【費用を6ヶ国比較した:解説記事】
▶ドイツ大学正規留学の特徴・メリット、ランキング、入学条件、注意点まで徹底解説
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現地で遊ぶお金を見直す
留学でありがちなのが、遊んだり買い物するのが楽しすぎて、お金を散在してしまうことです。
現地でしか体験できないことにお金を使うことは決して悪いことではなく、むしろ留学の醍醐味と言えるでしょう。しかし、無計画な散在は禁物です。
まず、現地でやってみたいことをリストアップしましょう。そして、絶対にやりたいこと、買いたいものと、そうでないもの(できればしたいこと、買いたいもの)に分けましょう。絶対にやりたい事には惜しまず時間とお金を使いましょう。そうでもないことばかりに先にお金を使ってしまうと、あとで後悔してしまいます。
よく使う人であれば毎週100ドルは節約できるでしょうから、1年間(52週)で5,200ドル、約50万円は節約できます。
そういうわけで、目的を絞ってしっかり選べば、やりたいことをちゃんとやっても、おそらく100万円程度は節約できると思います。
2.お金を用意する
いや、それが無理だから「お金ない」っていってるんだけど。と、そんな声が聞こえてきそうですが…。
考え方を変えましょう。留学に行くことは自分の人生に必要なこと。では、いつまでに、どうお金を作るか?
留学にはお金や時間を十分にかける価値があります。今から何年か先を目指してお金を貯めるくらい大したことはありません。
ただ、どうしてもすぐに行きたい人もいると思います。
たとえば、転職のタイミングで。
たとえば、大学在学中に。
特に、いま大学生で留学を検討されているなら、何としてでも学生の間に実現しておくべきです。
残念ながら(?)、日本社会では”新卒ブランド”の価値はまだまだ高いです。
学生時代に留学の経験を付加価値としてもっておけば、卒業時のあなたの市場価値を更にあげてキャリアがスタートできます。
とはいえ、もらえるような奨学金も見当たらないし…
じゃあ、どうするか。まずは、「思ったよりもなんとかなる」方法をご紹介します。
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親に頼む
留学には、あなたの人生を変えるだけの価値がある。
それを、今すぐ経験するには、お金が必要。でも、普通にお金を借りて長期留学するとなると、利子だけで何万円もかかる可能性もありますし、そもそも信用がないとお金なんて借りられません。
そう考えると、親御さんに「貸してほしい」と頼むくらいはやる価値があるでしょう。もちろん、経済的に難しいご家庭もありますが(私はそうでした)。
なので、親御さんに頼めるような最高の状況にあるなら、そのくらいはやりましょう!
社会人の方は特に頼みづらいかもしれませんが、留学には留学の目的がしっかりしていて、本気でぶつかれば話くらいは聞いてもらえると思います。
お金を出してもらうのは難しくても、自分でしっかり責任を持って「借りる」というなら、きっと助けてくれるはずです。学生の方だと、いざ聞いてみたら大手を振って援助してくれる、ということも珍しくありません。
もちろん、しっかりとした目的ありきですよ。
お金を用意する教育ローン
もし親御さんに直接借りるのが難しければ、「教育ローン」という手もあります。実は社会人でもOKです。
最も安心なのは「国の教育ローン」。その他にも、いろんな銀行が「教育ローン」をやっています。
一般的なカードローンに比べると利息は1/5以下と良心的で、国の教育ローンなら、100万円を1年借りて、2万円程度。一日頑張れば稼げる額です。
ただし、自分一人では借りられません。この場合も、家族に名義人を「お願い」することになります。が、そのくらいの価値はあります。
▶【留学助成金・ローン】お金が足りない人の留学プラン【挑戦しよう】
頑張ってお金稼ぐ
「今すぐ」でなくて、「1年以内」くらいで、100~200万円程度貯めればいいということなら、お金の溜まりやすい仕事をするという手もあります。
引越し屋さんはキツイですが、しっかり目標をもってやれば貯められます。どうしてもお金を使ってしまう人は、リゾートバイトもありです。
住み込み系のバイトになるので、家賃が安く、使う場所も少ないのでバンバン溜まります。しっかりやれば、半年で100万円くらい貯められます。
▶留学前の資金作りはリゾートバイトで決まり!【メリットと魅力】
3.現地でお金を稼ぐ
現地でお金を稼ぐ。つまり、現地で働く、ということですね。これはとても効果的で、人によっては、お金を貯めて帰ってくることもあります。出稼ぎみたいですね。
ただ、ほとんどの国では、外国人に仕事をあげるよりも、その国の人に仕事をあげたいわけです。なので、基本的には海外で働くためには国の許可、つまり仕事をしても大丈夫なビザが必要です。
具体的には、就労ビザや、ワーキングホリデービザといったものになります。
学生ビザである程度働ける国もなくはないですが、それほど長時間働くことはできません。
ちなみに、禁止されている国で働いていることがバレると、強制送還になったりするので決して許可を得ずに働かないでください。
また、就労ビザについては、高度な人材であることを認められることが必要であったり、企業の後ろ盾が必要であったりと、基本的には「学生」や「仕事を辞めて」行く人にとってはなかなか選択肢になりえません。
ですので、基本的にはワーキングホリデービザのある国へ留学し、仕事をすることになります。
31歳以上、ワーホリビザじゃなくても働く方法があることをご存じですか?プロの留学カウンセラーに聞いてみよう!
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現地で働ける国
現在、英語圏でワーキングホリデービザがあるのは、
オーストラリア
ニュージーランド
カナダ
イギリス
アイルランド
が主な国になります。残念ながらアメリカにはワーキングホリデービザはありません。
また、このうちイギリスやアイルランドは望んでもビザが取れないことが多く、結局のところ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの3つの国から選ぶことになります。
「えっ?現地で働けるの!?やったー!」と思ったなあたあなた。
「あーワーホリね。知ってる知ってる。私そのつもりだし。」と思っているあなた。
現地で、「こんなはずじゃなかった…」とならないように、ワーホリの現実をお伝えします。
ワーホリでお仕事の現実
現地での仕事、というと、どんなイメージがありますか?
日本だと、ファストフード店やコンビニなんかでよく見ると思います。が、実はコンビニひとつとっても、在庫の管理や領収書の発行、お客さんの質問への対応などなど、全部英語でやるとなるとそれなりのレベルが必要です。
オフィスワークともなると、ネイティブ並に会話ができるのは大前提で、さらに言葉の弱点を補えるほどには周りのネイティブよりも仕事ができなくてはいけません。
結果として、日本人が現地で働ける場所は、都会なら日本料理レストラン(日本人であることが強みになるため)や、英語がかなり話せるようになればカフェにつけることもあったりする程度。
オセアニア圏であれば、田舎に行けばファームなどの仕事はありますね。
ただ、足元を見られて最低賃金以下の給与で働かされたりすることもしょっちゅうです。
現地で仕事を探すサイトもありますが、かなりの英語レベルが必要とされます。
つまり…
「現地について一ヶ月で仕事を見つけて、現地でおしゃれなカフェでカッコよく働く」とか、
「オーストラリアの最低時給$18だし適当に働けばかなり稼げるじゃん?」とか、
そういった甘い考えは絶対に捨てなくてはいけません。
仕事を探す期間にはある程度余裕をもち、しっかりと英語力を伸ばした上で、足元を見られないようにしながら仕事を見つける。
そういった準備が必要なのです。
そういうわけで、「現地で働く」を選ぶのはとても効果的ですが、英語学習などのしっかりとした準備と、仕事を探す期間のある程度の資金の余裕を持っておくことをおすすめします。
逆に、準備さえしてしまえば自分を追い込んで英語をモノにする機会としては、最高と言えるでしょう!
自分で調べてもなかなかイメージつきにくい部分ですよね。。。
そんな時は数多くの留学サポートをしている「留学のプロ」に話を聞いてみるのも方法ですね!
▶留学エージェントランキングを10位まで発表【会社選びで失敗しないコツも公開】
以上が、ざっくりとですが「今」お金がなくても「すぐに」留学するための3つの方法になります。
いかがだったでしょうか。行けないと思っていたけど、なんとかなりそう!という人もいれば、そうでない人もいるかもしれません。でもまだ終わりじゃありません。
最後に、必ずしも全員が行けるわけではありませんが、上記の3つをうまく組み合わせて、貯金0円でも留学するための方法をお伝えします。
貯金0円からでも留学するには
ここでポイントになってくるのは、
- 現地でしっかり稼ぐこと
- 現地での滞在費や生活費、学費を抑えること
- 初期費用をなんとか捻出すること
の3つです。
とっても単純な話、
「現地でお金を貯めて、帰ってきたらちゃんとすぐに返す」
という約束をして、初期費用を親や教育ローンから借りる、ということです。
もちろん自分でバイトして貯めるのもOK。
ただ、これを実行するにはまず、現地でしっかり稼げる必要があります。これは、前に書いた通り結構難しかったりします。
また、都会に行ってしまえば滞在費や生活費はどうしてもある程度かかってしまいます。そして、その辺がしっかりしていなければ、約束するのも難しい。
と、いうわけで!
「こういう現状にある人にも、一人でも多く留学に行ってほしい」
という思いからできた留学プログラムを最後にご紹介します。
共通する特徴として、
・現地のリゾートホテルで就労
・平均AU26$の高時給
・英語環境での就労経験
・ホテルや飲食店で使う英語を徹底特訓
などなど、貯金が少なくても留学するためのハードルをかなり取り除いたプログラムになっています。それがこちらです。
費用は1/3で、2倍稼ぐ「グローバルノマドプログラム」
とりあえず、無料のカウンセリングに参加して、説明を聞いてみたらいいと思います。
専属のカウンセラーが、あなたの本当にやりたいことを引き出して、一番あったプランを提案してくれるはずです。
他の国や留学プランについてもちゃんとその時に教えてくれますし、目的が決まれば、リゾートバイトの紹介から、親御さんにどう伝えたらいいかまで、全部サポートしてくれます。
ぜひぜひ、これを機会に人生を変える一歩を踏み出してみてくださいね!
一人でも多くの人が、価値ある留学をしてくれたら幸いです。
▶留学して自分を変えたい!成功例から学ぶ3つのこと