オーストラリアワーホリの時給と給料のまとめ【バックパッカー税も解説】

オーストラリアワーホリの時給と給料のまとめ【バックパッカー税も解説】

オーストラリアは最低賃金が高い国として有名ですが、ワーキングホリデーで働いた場合、どのくらいの時給が期待できるのでしょうか。また、実際に手にする給料はどのように計算されるのでしょうか。

新しいバックパッカー税が施行されたあとのワーキングホリデーの給料について、きちんと理解しておきましょう。

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1.オーストラリアワーホリでの時給はどのくらい?

1.オーストラリアワーホリでの時給はどのくらい?

オーストラリアの最低賃金は世界最高水準です。

オーストラリアは、世界的に見ても、最低賃金が最も高い国の一つになっています。近年は物価が高騰していますが、それに伴って給料も毎年どんどん上がっているのです。

オーストラリアが定めている最低賃金は、業種や職種、年齢などによって細かい規定がありますが、21歳以上の大人がフルタイムで働く場合の時給は$17.70となっています。日本円にすると、なんと1500円にもなります。また、西オーストラリア州や南オーストラリア州では、州が決めた最低賃金があり、国の最低賃金よりさらに少し高くなっています。

注意:法律を守らない雇用主もいる

オーストラリアのように、最低賃金が高いことは、給料をもらう側にとっては、ありがたいことですが、給料を支払う雇用主にとっては、頭の痛い問題でもあります。なるべく、人件費を抑えたいという雇用主の中には、違法な安い賃金で雇用者を働かせる人もいます。記録が残らないように、給料を銀行振り込みにせず、現金を手渡しで払うので「キャッシュジョブ」とも呼ばれます。特に、アジア人が経営する飲食店でその傾向が目立つようです。

ワーキングホリデーは弱い立場

ワーキングホリデーで仕事探しをしてみると実感することは、ワーキングホリデーは、仕事を得るうえでは、弱い立場にあるということです。同じ雇用主のもとでは6か月までしか働くことができなかったり、英語のスキルが十分ではなかったりするため、日本国内だったら、すぐにできそうな仕事も、すんなり採用とはいかないのです。

そのように、なかなか仕事を見つけられない人が、なんとか収入を得るために、違法な賃金のキャッシュジョブで働かざるをえないという実情につながっているのです。

しかし、自分次第で条件をよくすることは可能です。特に、英語のスキルは自分の努力次第で、いくらでも伸ばせます。ワーキングホリデーの弱みにつけこんだキャッシュジョブではなく、少しでも条件のいい仕事に就きたかったら、現地の人に対して接客ができるくらいの英語力を身につけておくことが、とても重要になります。
» 参考:オーストラリアワーホリで英語力を伸ばすコツと留学という別の選択

2.オーストラリアワーホリ中の雇用形態によって時給も変わる

2.オーストラリアワーホリ中の雇用形態によって時給も変わる

オーストラリアの雇用形態には以下の3つの形態があります。

  • フルタイム
  • パートタイム
  • カジュアル

フルタイムは週あたり38時間、パートタイムも週あたりの勤務時間が保証されています。また、フルタイムとパートタイムは、勤務時間に応じた有給休暇が与えられるなど、福利厚生も整っています。

一方、カジュアルで働く場合は、勤務時間に保証がなく、有給休暇もない不安定な雇用形態になりますが、その分、フルタイムやパートタイムより25%高い給料が設定されています。フルタイムやパートタイムの最低時給は、$17.70(約1500円)ですから、カジュアルの最低時給は、$22.12(約1880円)となります。

週末や時間外にはさらに時給がアップ

また、この時給は、土曜日には1.2倍、日曜日には1.5倍、祝日には2倍になるなど、休日勤務の割増料金が設定されています。さらに、早朝や深夜の時間外勤務の割増料金が設定されているところもあります。

このように時給が高くなる働き方をよく理解し、効率よく働けば、日本でのアルバイトに比べて、かなりの高収入が期待できそうですね。

3.ワーホリ中の給料支払いの仕組み解説

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オーストラリアの賃金がかなり高いことが理解できたと思いますが、実際にはこの金額が全て手取りとしてもらえるわけではありません。給料から所得税が引かれることになります。

オーストラリアの所得税は、居住者か非居住者かによって税率が変わります。居住者よりも非居住者のほうが、税率が高くなり、たくさんの税金を納めなければなりません。

ワーキングホリデービザを持つ人の税金はどうなるのでしょうか。2017年1月からバックパッカー税と呼ばれる新しい税制が施行され、ワーキングホリデービザを持つ人は、全てこのバックパッカー税の対象となります。バックパッカー税の税率は15%です。また、すべて非居住者として扱われ、居住者のような非課税の枠はありません。

したがって、18ドル(約1500円)の時給の場合、手取りは約15.30ドル(約1300円)になります。

給料の額に応じて支払われるスーパーアニュエーション(積立年金)

オーストラリアには、スーパーアニュエーションという積立年金があります。これは、雇用主が給与の9.5%を従業員の年金口座に支払うものです。普通は、高齢になるまで積み立てられ、途中で引き出すことができません。

ワーキングホリデーの場合は、オーストラリアを退去する際に、積み立てたスーパーシュエーヨンを引き出すことが可能です。申請手続きをすれば、引き出す際に65%の税金が引かれますが、多少の臨時収入が期待できそうです。

番外編:2017年から導入されたバックパッカー税とは

番外編:2017年から導入されたバックパッカー税とは

先ほども述べたように、2017年の1月から、新しいバックパッカー税が導入されました。それにより、ワーキングホリデービザ保有者は、すべて非居住者となり、15%の税金が給料から引かれます。

2016年までは、ワーキングホリデーの人は、非居住者として給料の32.5%の高い税金が引かれていました。しかし、タックスリターン(確定申告)をするときに、居住者として手続きをすると、ほとんどの場合、非課税の枠に該当するため、納めた税金が戻ってきていました。

バックパッカー税は、ワーキングホリデーにとって得か?損か?

新しいバックパッカー税は、税率だけを見ると、引かれる税金が少なくなったように感じます。しかし、非課税の枠がなくなったので、以前のようにタックスリターンでの税金の払い戻しが受けられなくなってしまいました。もう、古い税制の恩恵は、得ることができなくなったのです。

スーパーアニュエーション(積立年金)を払い戻す際の税金も、2017年1月以降、38%から65%と税率が大幅に上がりました。2016年までに比べると、申請して払い戻される金額は、かなり少なくなってしまいました。ワーキングホリデーの人にとっては、積み立てた年金の半分以上が税金と化してしまうことになったのです。

したがって、結果的には、バックパッカー税の導入により、以前に比べると、ワーキングホリデーの全体的な収入はマイナスになると考えられます。

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