カナダワーホリ中の職種の情報【日本語教師・ジャパレス・オフィス】

カナダワーホリ中の職種の情報【日本語教師・ジャパレス・オフィス】

カナダで合法で働くことができるワーホリ。この機会をあなたならどう活かしますか?「せっかく働くなら意味のある経験にしたい」、そう思うのは筆者だけでしょうか?

当記事では、あなたの能力を活かす、新しい経験をする、語学力を身につけるなど、収入プラス何かを得るポイントを紹介します。

カナダでどんな仕事がしたいか、ワーホリ後の自分の将来像も描きながら考えてみてはいかがでしょうか?

※当記事に記載した日本円は、本日2017/12/7の為替相場CA$1=88.81円で算出しています

1.カナダワーホリ時の仕事で人気がある職種

カナダでワーホリすることができる、そんなラッキーな機会をどんな職種で活かしますか?合法で海外で働ける機会は、望んでも全ての人が手にすることはできないものです。

では、どんな職種に人気があるのでしょうか?その理由や、希望の職種に就けるのか、どんな職種が雇われやすいのかも気になりますね。

最初に、この項目では、カナダワーホリで人気がある職種を紹介しますね。その職種があなたにとってはどうなのか、ピンとくるものかを考えながら読み進めてもらえたらと思います。

①:接客業

カナダワーホリではなくても、海外でワーホリをする時の職種について調べると、多くの記事で接客業が紹介されています。ワーホリ経験者の体験談にも、接客業で収入を得たという記事を多く目にすると思います。

そんな「接客業」ですが、実に多くの職種があります。そのことが留学エージェントの「留学くらべ~る」の「カナダ×ワーキングホリデーで仕事を探そう!」(出典:留学くらべ~る「カナダ×ワーキングホリデーで仕事を探そう!)で紹介されています。

どんな接客業があるかというと、「日本食レストラン」「ローカルレストラン」「土産物などのお店のスタッフ」「カフェスタッフ/バリスタ」「スキー場のスタッフ」などがあります。

雇用主は、大きく分けると日系やアジア系の経営者と、現地カナダの経営者に分けられます。そして、ふたつのうちの日系、アジア系の経営者の仕事として代表的なものに「ジャパレス」があります。

ジャパレスは「日本レストラン(Japanese Restaurant)」の略で、一般的に経営者は日本人です。働いている人も日本人が多く、この仕事のもっともいい点は、日本語の能力が活かせる職場であることです。特別なスキルも必要とされませんので、比較的雇われやすい接客業として選ぶ人も多いようです。

ほかにも日本人が職場に多いことから、常識の差をあまり感じることがない職場であることもメリットのひとつかもしれませんね。逆に言葉が通じるので、「些細なことでもめた」という体験談もありますので、メリットになるかどうかは状況次第ともいえます。

そんな日本で働く環境とのギャップがない、ということでメリットとして挙げたこの仕事ですが、英語があまり得意ではない人にはデメリットにもなり得ます。

理由は、お客様の多くはカナダに住む人や、海外からのお客様であることも多く、日本語しか話せないと、直接お客様と関わる仕事をさせてもらえる可能性は低く、そのため賃金も低い可能性が高くなるからです。たとえば、洗い場や、お客様が帰った後のテーブルの片付けや洗い場スタッフなどがそうです。

次に同じレストランでも、ローカルレストランで働くとまた違った職場の雰囲気を味わうことができるようです。英語を使用する頻度も高くなりますので、英語力を上げたい、習った英語を使いたいという人には向いています。

ほかに日系やアジア系の経営者が多い仕事で多いのが、土産物などのお店です。土産物なので、観光地に求人が多く、働く時に特別なスキルは必要ないので、人気の仕事のひとつとして挙げられています。

近年日本でも人気があるカフェスタッフは、カナダでワーホリする人にとっては、職業としても人気があります。理由はカフェにもよりますが、お客様の注文を受けて、コーヒーやエスプレッソを入れるバリスタも経験できることです。

実はカナダには、コーヒーを飲む習慣がありカフェが多く点在しています。その習慣が根付いた理由ですが歴史とカナダの国土のふたつが関係しています。

理由のひとつの歴史ですが、カナダの第二言語がフランス語であることからも分かるように、カナダという国はフランスの影響を大きく受けています。日常的にコーヒーを飲む習慣も受け継がれたのです。

ふたつめのコーヒー文化である理由ですが、カナダは国土が広いので車で移動する機会が多く、長時間になることが多いことから、眠気覚ましにコーヒーを飲む習慣が身についているようです。(参考:cafemecca「カナダのコーヒー文化と特徴」

そういった背景から、カナダには多くのカフェやコーヒーをサービスしているお店があるので、求人も多いようです。この仕事だと、お客様と話す機会が多いですので、交流しながら英語力を活かす、身に付けることができますね。

接客する時にも「長時間運転の間の息抜きなのかな」など、コーヒー文化が根付いた理由からお客様に興味を持って接客できて楽しそうな仕事です。

最後の接客業がスキー場のスタッフの仕事です。カナダは、ウィンタースポーツが盛んですので、スキー場が多くあります。広さはスキー場というより、村といわれるほど広いですので求人も多くある場所のひとつです。

スキー場の仕事というと、「山ジョブ」といわれている、ウィスラー・ブラッコムマウンテンのスキー場を経営するイントラウェストという会社系列の仕事が人気です。業務は、リフティーといわれるリフト系の仕事や、スキー・スノーボードインストラクター、レンタルショップ、ロッジ内のレストランなどがあります。

この仕事が、人気がある理由ですが、シーズンパスが支給されることです。スキーやスノーボードを思い切り楽しめるので、ウェインタースポーツ好きには嬉しいメリットですね。

では、気になる接客業の賃金ですが、具体的な金額は紹介できないのが実情です。カナダは州によって最低賃金が異なるからです。しかし、相場は、10.86カナダ$、日本円で910円ぐらいと考えておくといいようです。チップはその金額には含まれていませんので、チップがもらえたらその分プラスの収入になります。

最後に、これまでに紹介した接客業の給料を目安が分かるように、下記に表にまとめましたので参考にしてみて下さいね。必要な英語力とメリットも記載しました。

接客業の職業別時給、必要な英語力とメリット

職業 時給 必要な英語力 メリット
レストラン 10.45カナダ$
(918円)
初級以上 チップ、賄い
お土産店スタッフ 11カナダ$
(966円)
初級以上 英語、日本語力が活かせる
カフェスタッフ 11カナダ$
(966円)
中上級以上 バリスタ経験、英会話力向上
スキー場スタッフ 12カナダ$
(1,054円)
中上級以上 シーズンパス支給、英会話力向上

以上がカナダワーホリ中の仕事として人気が高い接客業の紹介でした。お客様や、同僚スタッフ、業者の人など多くの出会いが期待できる業種です。

次に日本語力を活かした仕事もありますので、次の項目で紹介しますね。

②:日本語力を活かした職種

カナダで英語を活かすこととは逆に、母国語を活かして日本語教師を職種に選ぶという選択肢もあります。この職種であれば、母国語である日本語能力が活かせます。

そこで思い浮かぶのが、「カナダに日本語を学びたい人がいるのか?」という疑問ではないでしょうか?需要がないとこの仕事は成り立ちませんね。

そこで、カナダワーホリの職種として日本語教師を選ぶことについて紹介する前に、カナダの日本語教師事情をJEGSの「カナダで日本語教師になるには?」(出典:JEGS「カナダで日本語教師になるには?」)を参考に紹介しますね。

そのページによると、カナダに住んでいて日本語を学びたい、という人の数はオーストラリアなどと比べると低いのが現状です。では全く需要がないのかというとそうではなく、州によっては、公立の小学校5年生から12年生(日本の高校3年生)まで、日本語授業が取り入れられています。

しかし、そういった場で教えるとなると、州の教員免許が必要になるということになり、1年間しか滞在できないワーホリ中に、教員免許を取ることは時間的に不可能ですので通常は働くことはできません。

公立学校ではそのようにチャンスをつかむのは難しい状況ですが、民間の語学学校では求人があります。一般的に4大卒で、日本語教師として働いた経験と語学力があることが条件として求められますが。ほかにも、下記の4つの項目のなかのひとつでも該当する資格が必要です。

  • 日本語教授法420時間の修了者
  • 日本語教育能力検定試験合格者
  • 日本またはカナダの大学にて日本語教授法専攻または副専攻
  • 国内問わず、英語での日本語教授経験1年以上

あなたがそれらに該当するのであれば、ワーホリ中に就く仕事として選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

民間の語学学校の求人ですが、日本語を英語で教える間接法という教え方の求人が多いようです。日本語を日本語で教えたい直接法での指導を希望する場合は、求人の数がぐんと減るようですので、求人を探す時にはその点も確認してみて下さいね。

冒頭で紹介した「カナダで日本語教師になるには?」の記事には、トロントの日本語学校の求人募集例も紹介されています。参考にして下記に記載しますので、条件などを参考にしてみて下さいね。

トロントの日本語学校

場所 オンタリオ州トロント
募集職種 日本語教師パートタイム(アルバイト)
待遇給料 時給15カナダ$(1,332円)
採用条件 英語による日本語の文法解説が可能な人で、日本語クラスでの教授経験が1年以上ある方。ワーキングホリデービザの方歓迎。日本での日本語教師関連資格保持者優遇。
業務内容 少人数のクラス以外にも、セミプライベートやプライベートで教えていただく場合もあり。

紹介した求人の採用条件には、ワーキングホリデービザの方歓迎と記載されていますので、あなたは条件のひとつをワーホリするだけで満たしています。採用してもらえる可能性が高そうです。

カナダワーホリの仕事を考える時ですが、①と②で紹介した接客業や、日本語力を活かした日本語教師以外にも専門職を選ぶという選択肢もありますので、次の項目で紹介しますね。

③:専門職

あなたが何か特別なスキルを持っているならば、専門職を仕事として選ぶこともできます。「エンジニア」「デザイナー」「webデザイナー」や「オフィスワーク」「アパレル」などの「好き」「興味がある」を仕事にしたい場合です。

ワーホリ目的のカナダへの渡航であれば、条件にあてはまる年齢を考えると、社会人を経験している人も多いと思います。過去に専門的スキルを活かした仕事した経験がある、その分野の専門学校を卒業している、資格を持っているのであれば、それらを活かしカナダで仕事にできる可能性もあります。

たとえばデザイナーであれば、グラフィックデザイナーやwebデザイナーの求人があります。なかには、日本の広告代理店で働いていて、自分のやりたいことを実現するワンステップのためにカナダワーホリを選択。その後、フリーでデザイナーの仕事をされている女性もいらっしゃいます。

留学サポートエージェント「留学くらべ~る」の「カナダでワーホリ経験後、デザイナーとして海外で活躍中の高橋麻衣さんにインタビュー」(出典:留学くらべ~る「カナダでワーホリ経験後、デザイナーとして海外で活躍中の高橋麻衣さんにインタビュー」)のページで、高橋さんがカナダワーホリし、フリーランスとして生計が立てられるようになるまでを語られていますので、同じ道を目指す人や、興味がある人はURLのページを参考にしてはいかがでしょうか?

内容にふれると、高橋さんは、海外で就労ビザの心配をせずに仕事ができる環境を探し、カナダにはIT業界の機会が揃っていることと、ワーホリ制度があるということでカナダを選ばれています。ワーホリの特典を将来につなげられた例ですね。

その記事からもいえるのですが、角度を変えれば、自分の夢を叶えるためのワーホリ先としてカナダを選ぶという考え方もあることがいえます。あなたのワーホリをどんな経験にしたいかを考えると、チャンスを最大に活かすことができますね。

そのほかの「エンジニア」「デザイナー」「オフィスワーク」「アパレル」なども働けるチャンスがあるかもしれませんので、資格がある、働いた経験があるなら積極的に応募してみましょう。

気になる専門職の賃金ですが、雇用先により異なります。持っているスキルによっても異なりますので、インターネットで気になる職種の求人を調べてみるといいですね。

参考までに、haku’s Vancouver職業別給料「カナダの給料っていかほど?」(出典:「カナダの給料っていかほど?」)のページなどで調べた賃金を紹介しておきますね。それぞれの職業で、分野も異なりますのであくまでも目安として参考にしてもられたらと思います。

専門職の職業別時給(バンクーバー)
※職業によって時給表示と月給表示があります

職業 時給
エンジニア 時給20.67~39.42カナダ$(1,836,000~3,501,000円)
デザイナー(インテリア) 時給14.12~20.00カナダ$(1,254,000~1,776,000円)
Webデザイナー 時給14.00~21.63カナダ$(1,243,000~1,921,000円)
アパレル 時給12.00カナダ$ (1,066,000円)
職業 月給
オフィスワーク 月給1,800~3,500カナダ$(160,000~311,000円)

webで履歴書を送るなど、渡航前からでもできることは多くあります。特に将来を見据えて働きたい人は、今から行動することをおすすめします。

最後に専門職だけではないのですが、カナダワーホリで働くとなると、雇用期間は最大1年間。雇用形態はアルバイトになる場合が多いのですが、日本のように、アルバイトというポジションはいちから仕事が教えてもらえる、という気持ちでは雇ってもらいにくいようです。アルバイトでも即戦力になれる、そんな意気込みも必要です。

この項目で、カナダワーホリ中の仕事の職種が分かったら、具体的にあなたの仕事を決めていく必要があります。その時の職種選びの進め方も大事ですので、次の項目で紹介しますね。

2.カナダワーホリ時の職種選びの進め方

では、実際にカナダワーホリ時の職種選びする時のポイントは何でしょうか?ただ闇雲に職種選びをすると、本当はこんな仕事がしたかった、など後悔のもとになってしまうかもしれません。

読者が満足いく職種選びをするには、どんな風になにを進めたらいいかをこの項目では紹介しますね。

①:仕事選びの基準を決める

最初のポイントは、仕事を選ぶ基準を決めるということです。たとえば、「語学力が活かせる職種」「これまでの経験を活かせる職種」「新しく経験したい職種」などです。

そうすることで、職種選びの的も絞られるので仕事探しがしやすくなります。求人も見つけやすくなりますね。たとえばインターネットで検索する時にも、職種を検索バーに入れれば簡単に関連した仕事が表示されます。

カナダワーホリ経験者の体験談を目にすると、仕事の選び方の基準は大きくふたつに分かれるようです。ひとつが、カナダで働くという経験をしたかったという人と、経験したい仕事が決まっていてカナダで経験を積みたかったという人です。

どちらにしろ、仕事選びの基準を意識しておくと得るものが必ずありますので、明確にしておくことをおすすめします。そのことがカナダワーホリ時の仕事選びの最初のポイントです。

しかし、選ぶ基準が明確になっても、渡航先のカナダに求める職種の求人がなければ、そもそも話になりませんね。そういった理由からカナダにその職種の求人があるのかを知ることも大切なポイントになります。

次の項目では、そのことについて紹介しますね。

②:カナダで就ける職種を見つける

①の項目で紹介した読者の仕事選びの基準が決まったら、あなたがカナダで就ける職種は何か、情報を集めましょう。言い換えると、カナダでどんな求人があるかを調べるということです。

①の項目では、仕事を選ぶ基準を決めることをおすすめしたのですが、その仕事の求人が渡航先のカナダにあるのか、応募する時の能力が募集条件を満たしているのかなども知る必要があります。

そしてなかには募集条件を満たしていなくても応募できる場合もあるようですので、好きな職種や興味がある職種であれば、問い合わせをまずしてみることをおすすめします。

ほかにも応募時に条件を満たしていないならば、渡航中までや、渡航中に必要なスキルを身につけてから応募するという方法もあります。

専門職の分野で、カナダワーホリで働いた経験者の話によると、希望する職種で働くために必要な能力を身につけてから応募したといった人が多いようです。特に英語力。応募時に条件を満たしていなくても経験したい仕事があるならば、諦めないで挑戦してみることをおすすめします。

次に、いよいよカナダワーホリで経験したい仕事を決めていく必要があります。次の項目では、「応募先をしぼる」というタイトルでそのことについて紹介します。

③:応募先をしぼる

①と②で読者の仕事選びの基準を明確にする、カナダで就ける職種が分かったら、最後に応募先をしぼっていきましょう。

ここでポイントになるのが少し幅をもたせるということです。いくつか応募先を候補に挙げておくといいですね。

たとえば接客業でも、ジャパレスにするか、ローカルレストランにするかで大きく内容や環境が異なりますので、両方に応募してみるなどです。

ほかにも全くことなる職種に応募する、というのもおすすめです。理由はどんな仕事があなたに向いているのか、環境が合っているのかなどは実際に働いてみないと分からないからです。

今まで興味はなかったけど、働いてみると好きな職種だったということや、英語の環境の職種で働いたら案外好きだったなど、自分への発見があるかもしれないからです。そんな風に少し、冒険幅も入れてみてもいいかもしれません。

そしてある程度応募先をしぼることができたら、実際に求人を見て、条件を満たしているのかの確認をし、必要な書類があれば準備に取り掛かっておくといいですね。

応募先が、カナダのローカルな会社やお店であれば、履歴書は英語で書かなければいけませんので、そのぶん時間もかかります。履歴書を書く形式も日本とは異なりますので、書くだけでも時間がかかる可能性もあります。

最後にカナダワーホリの職種選びによってあなたに与えるプラスの影響があります。次の項目では、その影響を3つ紹介しますね。

3.職種選びが与える3つのプラスの影響

最後の項目では、カナダワーホリ中に経験する職種選びが読者にプラスの影響を与えることを紹介しますね。カナダのワーホリ中に働く仕事となると、期間が1年しかありませんのでちょっとしたアルバイトをする気分になるかもしれません。

しかし、雇用形態はアルバイトでも職種はワーホリ後のあなたのキャリアにつながるもの、というように視点を少し先の未来におくと、カナダワーホリをさらに貴重な経験、時間に変えることができます。

紹介する職種選びで得られる3つのポイントを意識して、カナダで経験するひとつひとつを丁寧に選んでいって下さいね。

①:自分自身の自信

職種選びで得られるプラスの影響のひとつが、「自分自身の自信」です。カナダに渡航する前は、きっと多くの人が、言葉や文化、環境が違うカナダで働くことができるのか不安と感じるのではないかと予想します。

しかし、仕事をスタートしてしまえば、心配し過ぎたと思えるほど、問題なく働けるのを実感されると思います。起こる出来事に自然に対応できるということです。そして、対応できたことが自分自身への自信につながるのです。

カナダワーホリ経験者の一人、柴田章人さんもカナダワーホリで難しい英語での接客をしながら得られたのは自信だと語られています。柴田さんは、「スターバックス」と有名ブランド洋服店の「バナナ・リパブリック」で働き、その経験を、「がんばれのび太くん」というブログ(出典:「カナダの有名ブランド洋服店で働く日本人にインタビュー!彼がそこで得られたことは?」)で語られています。

柴田さんの日本を旅立つ前のカナダワーホリの目標は、「バンクーバーにあるアパレルとカフェで働きたい」というものだったそうです。憧れを憧れのままで終わらせなかったという実例です。あなたの職種選びに憧れている職種もいれて考えてみる、そんな選ぶ視点のヒントにもなりませんか?

そのように、カナダワーホリで働くと、自分自身に自信がつくという大きな影響を自分に与えることができます。皆が経験することができない貴重な体験ですね。

※紹介したページは、2015年5月に執筆されています。ページの中では、柴田さんはワーホリ中と書かれていましたが、現在2017年ですので、ワーホリは終わっていると思いますので過去形で紹介しました。

次に、カナダワーホリで働いた経験は、あなたのキャリアにも直結します。そのことについて、次の項目で紹介しますね。

②:キャリアに直結

カナダで働いた経験は、あなたのキャリアとしてワーホリ終了後の職探しなどで、アピールできますので、その点もプラスの影響があります。同じ職種、関連がある職種、経験が活かせる職種であればなおさらです。

特に英語を用いて働いた経験、英語力が必要な環境で働いた、という経験は就職活動をしてみると想像以上にプラスの影響を与えていることを実感できると思います。

英語力はカナダなど、海外で働かなくても身につけることはできます。しかし、英語力を用いて働いた、英語の環境で働いたという経験は、実際にしなければ身につけることはできませんので貴重な経験になります。

ほかにも日本でも同じですが、外資系の求人を見ると募集条件のなかに、人間関係を良好に保てる人であることが挙げられています。カナダで働けたということは、人間関係も良好に保てたことのアピールにもなります。異なる環境や常識が状況でも適応できた、という実績にもなります。

そのように、カナダワーホリで働いた経験は、キャリアに直結します。そのほかにも、カナダワーホリで働くとチャンスも広がります。そのチャンスについては、次の項目で紹介します。

③:チャンスが広がる

「チャンスが広がる」という言葉は、あなたもさまざまな場面で耳にされたことがあると思いますが、ワーホリで働いた経験は、広い意味でチャンスを広げてくれます。

それは、②で紹介したようにキャリアに直結をすることを含め、たとえばワーホリ中に働いた職場で、働きぶりや能力が認められ継続勤務のオファーがあるなどのチャンスです。オファーがあれば、永住権が取得しやすくなる場合もあります。

身近な場面でいうと、職場の人、知り合った人の紹介で希望していた仕事に就くことができるということがあるかもしれません。

ほかにもカナダ滞在中に、自分が好きな分野、興味がある分野の仕事をアメリカに見に行ってみるということもできます。また違った角度から同じ職種でもみることもできますね。

カナダワーホリは、チャンスが広がりますし、自分でチャンスを広げることも可能なのです。ぜひ、あなたの将来につながるカナダワーホリ経験を積んで下さいね。

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