【完全ガイド】おとぎの国チェコでワーキングホリデー!チェコの魅力やワーホリに必要な準備は?

【完全ガイド】おとぎの国チェコでワーキングホリデー!チェコの魅力やワーホリに必要な準備は?

ヨーロッパの真ん中に位置する国のチェコ。チェコと聞いてもなかなかイメージが湧かないように私達にはあまり馴染みのない国のように感じますが、ヨーロッパの中でも童話のような可愛らしい街並みから各国から観光客や留学生が訪れています。

そんなチェコですが、2018年11月からチェコと日本の間でワーキングホリデープログラムが始まりました!2カ国のワーホリ経験とチェコ滞在経験がある筆者が、今回チェコの魅力についてご紹介していきます。

チェコの基本情報やワーホリ情報まで、幅広くお話しているのでヨーロッパワーホリを考えている方はぜひ参考にしてみて下さい。

チェコはどんな国?

あまりイメージの湧きにくいチェコという国ですが、一体どんな国なのでしょうか?基本情報からチェコの魅力についてご紹介していきます。

チェコの基本情報

国名 チェコ共和国(Ceská Republika)
首都 プラハ(Praha)
面積 約7万8866km2(日本の5分の1弱)
人口 1061万55人
通貨 チェココルナ(KC)
時差 日本より8時間遅れている(サマータイムはマイナス7時間)
言語 公用語はチェコ語

チェコはヨーロッパのほぼ中央に位置し、周りをドイツ、オーストリア、ポーランド、スロヴァキアに囲まれた国です。面積は北海道と同じぐらいで、人口は東京都と同じくらい。観光地としても人気の高いプラハが首都になります。

現在、日本とチェコを結ぶ直行の定期便はありません。そのため、エールフランス航空やルフトハンザ航空などを利用し、パリやフランクフルトなどでプラハ行きの飛行機に乗り換えるか、主要の都市から電車に乗っていくことが出来ます。

チェコの魅力とは?

素朴だけど可愛い街並み

チェコの首都であるプラハは「童話の国」と呼ばれるほど可愛らしく歴史のある街並みで有名です。さまざまな建築様式の古い建物が残り、 中世時代に建てられた赤い屋根の建物が並ぶ様子はまるでおとぎの国!

チェコは北海道ほどの面積しかない小さな国ですが、その中に12の世界遺産が存在し、その美しさは人生で一度は訪れたい場所です。

治安が良い

チェコはヨーロッパの中でも、凶悪犯罪が少なく治安は基本的には良いと言えます。チェコの人達は穏やかでフレンドリーな人柄もあるのでしょうか。ワーキングホリデーで1年間ヨーロッパに滞在するとしても、チェコは他のヨーロッパ諸国より安全な国としておすすめです。

大満足の食文化

多くの国に囲まれているチェコは、他の国からの食文化をうけ様々な料理と飲み物を堪能できる場所でもあります。チェコ料理のメインでもあるお肉料理もシンプルな味付けで美味しく、日本人の口にも合うはず!大きな都市では、多国籍料理のレストランも多く存在し、日本食も多く見かけます。

また、あまり知られていませんがチェコがビールの消費量が年間で世界一!日本でメジャーな「ピルスナービール」もチェコ発祥のビールなんですよ。また、他の国からの影響もうけ、ビールだけでなくワインや強めのリカーなど、どんな料理にも合う飲みものが用意されています。

ヨーロッパ観光には最高の場所

ヨーロッパの真ん中に位置するチェコは、他のヨーロッパ諸国へ観光するには最適の場所に位置しています。

ほとんどの国へ鉄道で移動することができ、3時間で隣の国へ行けたりするので、週末旅行で他の国へ!なんてことも出来ちゃうのが大きな魅力。ワーキングホリデーで滞在している間は、多くの国への旅行も楽しむことができます。

英語が通じる

他のヨーロッパの国と比べてもチェコは英語が通じる国の1つだと言えます。特に観光地ではほぼ100%英語が使えるので、困ることはありません。(高齢の人は離せないことも)特にチェコの人達は優しいので、英語でわからないことがあってもゆっくり話してくれますよ!

郊外の街も美しく見所満載

チェコの魅力は首都プラハだけではありません。郊外の街並みも可愛らしく、豊かな自然が広がり都市とは違った魅力があります。またチェコはお城が多く存在しているため、まるで映画に出てくるような古城が田舎町にどん!とそびえたっている光景を楽しむことも。お休みの日には郊外の小さな町を巡るのも楽しみの一つになりそうです。

チェコのワーキングホリデービザについて

ワーキングホリデー基本情報

協定開始時期 2018年
定員 400人
年齢 18歳~30歳
ワーキングホリデー期間 1年間
就労期間 情報なし
就学期間 情報なし

2018年11月からチェコと日本の間でワーキングホリデーが始まりました。ワーキングホリデーとは日本国籍を保有する18歳から30歳までの若者が1年間チェコ国内で就労や旅行などが許可されているビザです。

ワーキングホリデー中は働くも遊ぶも自由!自分の目的に応じてカスタマイズできる最高のビザとして多くの方に利用されています。1つの国に対して生涯で一度しか取得することが出来ないため(例外もあり)貴重なビザではありますが現地の生活を体験できるいいチャンスになります。

ビザの発給条件

チェコのワーキングホリデービザを取得するには、以下の条件を満たしている必要があります。事前にかならず確認するようにしましょう。

  • 日本国民であること
  • チェコ共和国から以前にワーキングホリデービザを受給されていない
  • チェコ共和国での休暇を意図しており、就労は訪問の付随的理由にすぎないこと
  • 在日チェコ共和国大使館(以下「大使館」)による申請受領日において、18歳以上30歳以下であること
  • 被扶養者を同伴しないこと
  • 予定滞在期間よりも3ヵ月以上長い有効残存期間のあるパスポートを所持していること
  • 帰りの渡航切符、又はその十分な購入資金を所持していること
  • チェコ共和国での滞在の少なくとも当初一ヵ月間について、滞在関連費用を賄うための十分な資金を所持していること
  • チェコ共和国の法令に従って同国に入国するための健康要件をすべて満たしていること
  • チェコ共和国の法令によって義務付けられている医療保険の証明書を提出すること
  • 無犯罪歴証明書を提出すること
  • チェコ共和国の法令によって義務付けられているビザ申請手数料を支払うこと

引用:日本ワーキングホリデー協会

申請方法

基本的にチェコのワーキングホリデービザを申請する場合は、申請に必要な書類を用意したのち、大使館の窓口に直接出向いての申請を行う必要があります。正当な理由がある場合に限り、郵送での申請が可能ですが、その場合でも大使館は本人による面接への参加を求める場合があります。

【申請に必要な書類】

ビザ申請書

提出前に記載を済ませておく

パスポート

予定滞在期間+3ヶ月以上の有効残存期間があり、査証欄の余白が2ページ以上残っているもの

顔写真

35×45mmサイズを2枚(申請書貼付用と、名字が判読できるように印刷されたものを各一枚ずつ)

資金証明

チェコ入国後、最初の1ヶ月間の滞在に充分な資金を有していることを証明するもの(現在は33,000チェコ・コルナ(約164,780円))

  • 現在の銀行口座明細書
  • 金融機関からのレターなど

犯罪歴証明書

過去に無犯罪であることを証明するもの

保険加入書

旅行医療保険の加入証明書、または入国前の健康保険の手配宣言書。保険は、チェコ共和国での滞在を予定する全期間を対象としたものでなければならず、救急医療費(医療救助、又は死亡の場合における遺体の本国送還を含みます。)を賄うものである必要がです。

日本での準備は?

パッキング

ワーキングホリデーでは1年間の滞在になるため、持ち物を厳選して持っていく必要があります。2カ国でワーキングホリデーを経験した筆者が海外に必ず持っていきたい!と思った物たちが以下で紹介していますので。ぜひ参考にしてみて下さい。

海外に持っていきたいものリスト

  • 服(特に防寒具は必須!ユニクロのヒートテックは重宝しました)
  • 下着(海外のものは合わないこともあるので多めに)
  • 常備薬
  • 化粧品(特に気に入っているものはストックも持っていきましょう)
  • 裁縫セット
  • スリッパ(とても便利でした)
  • カメラ
  • パソコンまたはタブレット
  • SIMフリーのスマートフォン
  • 水着
  • タオル
  • 爪切り
  • ノートと筆記用具
  • 変換プラグ
  • タコ足コンセント
  • 防寒具
  • 洗濯グッズ
  • クレジットカードや国際キャッシュカード
  • 日本食
  • エコバッグ(国によってはレジ袋をくれないところもあるため)

到着後の滞在先の確保

落ち着いて住む家が見つかるまでの滞在先を日本にいる時に決めておかないといけません。最初は不安なことも多いと思うので、値段よりも信頼のある安全な宿にステイするようにしましょう。人気のAirbnbも観光地にはたくさんあるのでチェックしてみて下さい。

情報収集

基本的なチェコのマナーは知っておきたいところ。渡航前に気を付けなければいけないルールなどを頭に入れておきましょう。トラブルを避けるためにも行く国の情報を知っておくことは重要です。

英語の勉強

チェコは英語が少しでもできれば生活に苦労することはほとんどありません。基本的な日常英会話を日本で勉強しておけば、チェコについてからもスムーズに生活を送ることができますよ!文法より英単語だけでも覚えていきたいところです。

チェコ入国後の注意点

治安

ヨーロッパの中でもチェコは比較的安全と言われていますが、大陸続きのためテロが起こる危険もゼロではありません。また春から夏にかけての観光シーズンには地下鉄や観光スポットでスリ事件が多発することも多いです。

特に地下鉄やトラムではスリ集団による組織的な犯罪が実際に起こっています。安全だからと安心しないで、常に意識をして行動しましょう。

在留届を出す

在留届」は、海外の一定の場所で、長期(3ヶ月以上)にわたって生活を行う場合に提出が義務づけられているシステムです。

在留届を出していないと「この国(地域)に住んでいます」という情報が日本大使館に提供されないため、万が一不測の事態が発生したときに、重要な情報や通知が入手できない恐れがあります。

ヨーロッパはテロの危険性もありますので忘れずに在留届の手続きをしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最近スタートしたチェコのワーキングホリデー、日本にいるころはあまりチェコのイメージが湧かないと思いますが一度足を踏み入れたらチェコの魅力にハマること間違いなしです。

ワーホリ制度を利用して、長期間でチェコの魅力にどっぷりハマってみてはいかがでしょうか?ヨーロッパ圏内のワーホリを考えている方は、まず無料相談でお話を聞いてみましょう!

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