ニュージーランド留学で知っておきたい現地の教育事情【日本との違い】

ニュージーランド留学で知っておきたい現地の教育事情【日本との違い】

国によって言語、食べ物、習慣などが異なるように、その国の教育システムも同様に変わってきます。日本では春休み、夏休み、冬休みを挟む3学期制をとっていますが、秋休みを追加する4学期制をとっている国も多いんですよ。

ここではニュージーランド留学前に知っておきたい現地の教育システムについてご紹介しています。小学校・中学校・高校留学、大学進学をお考えの人だけではなく、語学留学を希望する人も学校の休みなどと関係してきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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1.世界レベル!ニュージーランドの教育事情

まずはニュージーランドの教育制度についてご紹介しましょう。世界屈指の教育システムを誇るニュージーランドは本気で学びたい留学生が留学先として選ぶポイントになっているのかも?

ニュージーランドの教育水準の高さ

ニュージーランドは世界屈指の教育レベルの高さで知られています。OECDによると、ニュージーランドの学生を対象にした学習到達度の調査データでは読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3項目において、世界基準を上回ったという結果も出ています。

60か国近い国々を対象とした調査でも、政府が教育に力を入れているフィンランド、デンマーク、オーストラリアと並んで、世界で最も高い教育数値を維持しています。どの分野も平均的に教育レベルが高く、教師や授業の質が高いということで知られるニュージーランド。学生たちにも最高の学びの場が与えられているということですね。

近隣国からラブコ―ル!アジア諸国から大人気のニュージーランド

ニュージーランドは自然の豊かさや人々の温かさの他にも、教育レベルの高さで世界各国からの留学生に人気があります。イギリス、カナダ、アメリカなどの英語圏に比べて、ニュージーランドが位置するオセアニア地方はアジア諸国に近く、アクセスもラクなことから、アジア諸国からの留学生が多いのが特徴的です。

とくに学歴社会である中国、韓国、日本、また多くのハイテク技術者を輩出しているインドやシンガポールから将来のキャリアを築くために留学するパターンが多く見られます。海外を視野に大きく羽ばたこうとする学生たちが、安心して学べる環境がニュージーランドにはあるんですね。加えて、留学生を温かく迎え入れてくれる風潮があることや留学制度が充実していることも、ニュージーランドが留学先として選ばれる理由です。

2.ニュージーランドの教育制度について

日本とニュージーランドの教育制度ではどのような点で異なるのでしょうか?留学前に知っておきたい現地の基本的な「教育」について全般的にご紹介します。

基本はイギリス型の教育システム

ニュージーランドでは5歳からプリスクールに通い始め、友達や先生との関わり合い、基礎的な英語教育、スポーツなどのアクティビティなどを通して、学校は楽しいものであるということを学んでいきます。そして、翌年にプライマリーのYear1(小学校1年生)に上がります。

5歳(6歳)~10歳 プライマリースクール
11歳~12歳 インターミディエイトスクール
13歳~16(17歳) セカンダリースクール

セカンダリースクールの中で9年生から11年生を「ジュニア」、12年生以降を「シニア」と呼びます。

中学・高校の一貫教育

ニュージーランドと日本の大きな特徴は、中学校と高校の区別がなく、一貫教育を行うところです。義務教育はYear1からYear11(16歳、高校1年)になり、その後の進路は個人によって大学、ポリテクニック、専門学校、就職などに分かれていきます。基本的にはイギリスの教育システムと同じでニュージーランド 留学 教育、16歳の誕生日をもって、義務教育期間は終了となります。

ほとんどが公立

ニュージーランドの小学校、中学・高校はほとんどが公立学校で、男女共学が9割、残り一割が女子校になります。わずかながら私立学校もありますが、カトリック系の学校になるため生徒のニーズや考えに合った独自の教育システムを取り入れているのが特徴的です。

カトリック系の私立学校は一般t的な日本の私立のイメージとは異なります。基本的に学校の方針や教育内容が異なりますので、入学する際はしっかり確認をしましょう。

ローカルでも大学入学には資格がいる?

ニュージーランドの高校に通い、義務教育が終了したYear11以後、進学を希望する人はYear12、Year13に進みますが、大学に進学するための国の統一テスト・NCEAを毎年受けることが義務付けられています。

Year11でNCEAレベル1、Year12でNCEAレベル2、Year13でNECAレベル3を受け、終了して晴れて大学入学資格を得ることができます。日本の高校とは大学進学できる基準がだいぶ異なりますね。

大学の一種?ポリテㇰニックとは

ニュージーランドでは大学以外にポリテクニックという高等教育機関があります。学術的な分野が学べる学部や学科がある大学に対し、主に技術的・職業的な分野を専門とする学部や学科が豊富に揃っているのがポリテクニックです。

大学と同じように学位を取得すること可能で機能的には大学と同じですが、たとえばポリテクニックにはシェフ、エンジニア、園芸家など、より技術的な分野を極める必要がある分野を集めているのが特徴です。ポリテクニックで技術系の学位を取得してから、良いポジションで就職を狙う人も多いです。

国内すべての大学がランクイン?世界大学ランキング

ニュージーランドの大学に進学を希望している人は大学の少なさに驚くのではないでしょうか?ニュージーランドには国立総合大学が8校しかなく、日本と比べて大学の選択が極端に少ないのが特徴です。これにはニュージーランド政府は小さな大学を多く作るよりも、大きな大学を少数にとどめることにより、より質の高い教育を提供したいという指針があります。

しかも、国内にたった8校しかない大学が世界大学ランキング300位以内に全て入っているというのですからダブルで驚きですよね。日本の東大が30位前後にランクインしていることを考えると想像を超える快挙だと言えます。ニュージーランドの大学進学は英語力こそ必要になりますが、世界から優秀な学生が集まる場所としてますます活気を増しているんですね。

ニュージーランドの教育についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。自然豊かな環境の中でクオリティの高い授業を受けることができるのは、留学生にとっては最高の条件ですよね。優秀な学生も海外から多くやってきますので、お互いに刺激を受けながら、モチベーションもどんどん上げていきましょう!
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