留学先としてやはり人気のアメリカ、中でも西海岸のカリフォルニア州は日本人にとってはアクセスも良く人気です。バークレーはそんなカリフォルニア州にある、サンフランシスコ湾東岸の学術都市です。本記事ではバークレーでの留学について、その魅力や特徴についてまとめております!
バークレーはどんなところ?(概要・人種・生活・治安)
カリフォルニア州と聞いて最初に思い浮かぶのはロサンゼルスやサンフランシスコといった大都市ではないでしょうか。バークレーはサンフランシスコから鉄道ですぐのところにあるベッドタウンです。具体的にどのような特徴があるのか、以下で見ていきたいと思います。
①バークレー概要
カリフォルニア州の学術都市で、カリフォルニア大学の本部があります。アメリカ国内でも特に政治的・社会的に最も進歩的な都市であることで有名で、進歩的なライフスタイルの発祥地です。たとえば2014年には、住民投票で肥満や糖尿病を防ぐことを目的に炭酸飲料に課税する「ソーダ税」の導入を決めました。1960年代のヒッピー文化の発祥の地でもあります。
②人種・生活
サンフランシスコのベイエリアは人種構成が多様で、アジア系の住民も多いため、一般的にアメリカの中で最も差別が少ない地域と言われています。
アジア人の多いカリフォルニアですが、もちろん日本人も多いので日本食材を取り扱うスーパーも充実しています。日本人向けのサービスも充実しており、生活上の心配をあまりする必要がないというのは大きな魅力です。
またヒッピー文化の発祥地であるバークレーですが、現在では食に対する意識が高い店が集まっており、オーガニック文化の最先端を感じることができます。
交通手段としては、鉄道やバスが便利な場所に住むのであれば車は必要ないでしょう。
気候は年間を通じて温暖な地中海性の気候です。バークレーの夏は長く、快適でほぼ晴れが続きます。一方冬は短く、寒すぎない上に湿度は高めです。一年を通して比較的活動はしやすいと言えるでしょう。
③治安について
バークレー周辺の治安については、エリアによって評価が分かれています。
南のオークランドとリッチモンドは全米でも屈指の治安のよくない都市とされているので気をつけましょう。昼間から人気が少ない場所、ゴミが散らかっていたり落書きが多かったりする場所はバークレー市内でも避けることをおすすめします。
逆に、ノースバークレーからオールバニにかけてのエリアは治安が比較的よいとされています。ただし治安がいいと言っても海外ですので、油断は禁物です。強盗などの軽犯罪は治安の良いとされているエリアでも発生していますので、日没後は出歩かないこと、出かける場合は車を利用すること、また複数人で行動するなどの対策を常に忘れないようにしましょう。
ちなみに大学では夜間のエスコートサービスや、夜間シャトルなどのサービスが行われており、配慮がなされています。
写真で見るバークレーの魅力
①ファーマーズマーケット
毎週火・木・土曜日に場所を変えて開催されるファーマーズマーケットはバークレー名物です。農家さんや生産者から直接新鮮なものを買うことができ、またそのほとんどがオーガニックであるため、地元の人にも大人気です。
商品はバークレーやサンフランシスコ周辺でとれたもので、地産地消という考えも大切にされています。野菜以外にも果物、パン、保存食、花などのお店もあり、食事ができる屋台もあります。
リベラルな住民が多いバークレーはエコにもストイックで、現地ではビニール袋は有料です。マイバッグの持参をお勧めします。
②広大な自然
バークレーからすぐのティルデン地域公園は、サンフランシスコ近郊でもかなり大きな公園です。250万坪ほどの大きさで、野生生物が多数暮らしています。森や丘でのハイキング、湖でのスイミングもでき、アクティビティも豊富。住民たちの憩いの場となっています。
③カリフォルニア大学バークレー校
カリフォルニア大学は、1868年にバークレー校から始まりました。300を超える学部があり、キャンパスは広大で学生でなくても敷地内に入ることができます。またキャンパス内にはバークレーのシンボルとも言えるセイザータワーがあります。高さは90メートル以上、サンフランシスコまで見渡すことができ、その景色は圧巻です。
バークレーがおすすめなポイント
利便性
バークレーはカリフォルニア大学のキャンパスを中心にした、活気あふれる学生の多い街です。サンフランシスコやベイエリアへのアクセスもよく、カフェやレストラン、ナイトライフを楽しめる場所。それでいてサンフランシスコのベッドタウンなので、住むのにも適しています。
多様性
様々なルーツを持った人が集まってきていて、グローバルな人脈を作ることが可能です。もともとヒッピーの発祥地であり、現在ではLGBTが盛んな地域でもあるので、リベラルな人が大多数。誰でも受け入れてくれる寛容さが溢れる雰囲気が特徴です。そしてシリコンバレーにも近いため、エンジニアやデザイナーなどIT関連の職業の人も多くいます。
また、中国国外で最も中国系が多い都市の一つと言われていて、中国系が多い特徴があります。市内にはチャイナタウンのほかジャパンタウンもあり、総じてアジア系には暮らしやすい地域でしょう。
文化
サンフランシスコ周辺は、西海岸開発の歴史で最も早い時期から発達した地域で、ヒッピーをはじめLGBTの聖地としても知られています。現在でもたくさんのLGBTやヒッピー系の人々を目にする地域で、毎年世界最大のゲイパレードが行われることでも有名です。オーガニックなライフスタイルであったり、LGBTに対する態度であったり、リベラルで開けた雰囲気のある文化が留学生の心を掴んでいるのでしょう。
バークレーにあるおすすめの語学学校?
そんなバークレーでオススメの語学学校がこちら!この他にも多くの語学学校がありますので、ぜひ自分にぴったりの学校を探してみてください。
KAPLAN
KAPLANバークレー校はカリフォルニア大学バークレー校のすぐ近くにあり、周囲にはショップやカフェも多く、アクセスのいい場所にあります。大学構内の散策もできます。
KAPLANではテキストだけでなく、Eラーニングやオンライン教材なども含めて独自に開発した教材を組み合わせたカリキュラムを提供。中でもカプラン独自に開発したKプラスという英語学習システムは、専門の教材開発チームが教室で行われる授業とオンライン学習の両方の利点を組み合わせて開発した学習システムです。アクティビティも頻繁に行われており、学生サポートも万全。オススメの一校です。
LSI
LSIバークレー校もカリフォルニア大学バークレー校まで徒歩10分以内、バス停や地下鉄駅が近くアクセスが便利です。
近くにはレストラン、カフェ、シネマや書店もあります。学校にはネットが利用できるコンピュータルームや図書室など、アメリカで英語研修を希望する学生にとって必要な設備は一通り整っています。
また公認のTOEICテストセンターとなっており、学校でTOEICテストの受験が可能です。TOEIC対策だけでなく様々な需要に合わせて充実したコースが用意されています。
まとめ
いかがでしたか?アジア人にとって親しみやすいカリフォルニアにある、リベラルで最先端な雰囲気を持つバークレーのイメージを少しでも掴んでいただけたら幸いです。