夢の国アメリカ!憧れの国イギリス!みなさんの思い描く留学ライフはどちらにあるでしょうか?
アメリカ留学に憧れながらも現在イギリス在住のライターが独自の目線も織り交ぜて両国について紹介したいと思います。是非、皆さんの留学先協議の参考資料にしてみてください♪
もくじ
- 1.英語はどっちが学びやすいの?アメリカ英語とイギリス英語の比較
- 2.イギリス留学とアメリカ留学どっちが安い?
- 3.国民性の比較。アメリカ人とイギリス人はどんな人?
- 4.留学ライフの比較。私の憧れる留学スタイルはどっち?
1.英語はどっちが学びやすいの?アメリカ英語とイギリス英語の比較
英語と一口で言っても、「アメリカ語」と「イギリス語」では発音や使う単語も変わってきます。
ベースは同じでも、ネイティブの人なら言葉を聞けばアメリカ語なのかイギリス語なのかわかるほど違いがあるのです。
また単語1つでも、意味が変わってくることもあるので知らないで使っていると恥をかくことがあります。
動画で見る「アメリカ英語とイギリス英語」の違い
ここまでの違いがアメリカ英語とイギリス英語は違ってくるのです。自分が将来どのようにして英語を使っていきたいかを考慮した上で、勉強していけると良いですね。
アメリカ英語とイギリス英語の発音比較
続けて典型的なアメリカ英語とイギリス英語を比較するYoutube動画も見てみましょう。
先生方の真面目な比較
具体的な違いを、傾向の分析解説と共に比較してあります。
若者同士の遊び感覚の比較
イギリス人の若者とアメリカ人の若者が、違いを楽しみながら紹介しています。
アメリカ英語はどちらかというとフレンドリーな響きがあります。少し馴れ馴れしい雰囲気です。一方イギリス英語は気取った印象で、ちょっと鼻が高いような雰囲気です。アメリカ英語は口を大きく開けてダイナミックに、イギリス英語はおちょぼ口で上品に、といったところです。
アメリカ英語の特徴
アメリカ語を話す人口はイギリス英語人口よりも多く、主にアメリカ英語が支流なのは以下の国々です。
- アメリカ合衆国
- カナダ
- フィリピン
旧アメリカ植民地のフィリピンや隣国のカナダではアメリカ英語がよく話されており、中国や韓国の英語教育もアメリカ語で行われています。
戦後の私たち日本の英語教育も、現在は基本的にアメリカ英語を扱っています。なので、私たちが日本で耳にする多くの英語と呼ばれるものは「アメリカ語」です。
またアメリカと日本の交友関係は強く、将来的に日本でアメリカと関係性のある仕事に就こうと考えている人はアメリカ英語を習得することをおすすめします。
他には日本教育の基盤が「アメリカ語」の為、日本でしっかりとした英語のベースが出来上がっている人はアメリカに行った方が英語の習得はやりやすいかもしれません。
またアメリカドラマやハリウッド映画などの影響で英語が好きになった人は、アメリカ英語に慣れ親しんでいるはずなのでそちらの方が聞き取りやすいでしょう。
まとめると、こんな人たちには「アメリカ英語」での留学をおすすめします♪
- 将来、アメリカ、カナダに住みたい人
- アメリカと関係のある仕事をしたい人
- アメリカドラマやハリウッド映画をベースに英語を勉強している人
- 日本の学校でしっかり英語習得をし、基本ベースがすでにある人
イギリス英語の特徴
総人口だけを考えるとアメリカ英語の方が世界的に支流のように感じますが、公用語や英語教育として扱う国数が圧倒的に多いのはイギリス英語です。
主にイギリス英語が支流なのは以下の国々です。
- イギリス
- アイルランド
- オーストラリア
- ニュージーランド
- シンガポール
- 香港
また、ヨーロッパ圏内で話される殆どの英語は「イギリス英語」。なので国際的な会議やヨーロッパの会社などの殆どではイギリス語を使用します。
またアメリカ語とイギリス英語の違いでよく例に挙げられる “R”の発音。これは少々個人差もありますが、アメリカ語では巻き舌のように発音するのに対して、イギリスではあまりこのような巻き舌発音があまりありません。
これは私の経験もありますが、日本語に巻き舌がない分、日本人にとってはイギリス英語の方が話しやすいことも多いです。
学校卒業以来、あまり英語勉強をしていない人にとってはイギリス英語の方がとっつきやすいかもしれません。
そして、「英語」とは呼んで字のごとく「英国の言葉」つまりイギリス語が元になっている為、英語の語源そのものから語学学習をしたい人はもちろんイギリスへ留学する方がよいでしょう。
まとめると、こんな人たちには「イギリス英語」での留学をおすすめします♪
- 将来、イギリス、ヨーロッパに住みたい人
- 国連や外資系企業など国際的な仕事がしたい人
- 英語がほとんどできない人※
- 「英語」本来の言葉の語源からしっかり勉強したい人
※英語力ゼロからの留学については、こんな記事もまとめているのでご参考にどうぞ♪↓
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2.気になる語学留学の費用!アメリカとイギリスどっちが安い?
もちろん、どこでどんな留学をどのくらいの期間するのかで費用は大きく変わってきます。
が、今後の留学費の目安として参考にしてみてください。
まず、例えば民間の語学学校に1ヶ月通うなら以下のような概算となります。
これはアメリカでもイギリスでも大きくは変わりません。
安い語学学校への語学留学で35万円~45万円程度をみておきましょう。
語学学校授業料 | 170,000円 |
---|---|
滞在(宿泊)費用 | 130,000円 |
渡航費 | 130,000円 |
合計 | 430,000円 |
アメリカ留学の費用相場
①学費について
アメリカは語学学校の場合、年間70万~500万というのが相場。都心の学校かそうでないかでかなり価格も変わっています。
しかし、大学留学となると桁が変わってきます。アメリカの大学は州立でも年間300万ほど必要になり、有名私立大学ともなると年間2000万かかるところもあります。大学留学は他の国よりも高めです。
アメリカ語学留学の費用と他国との比較【0円で留学する方法?】
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②生活費
こちらも地域によって様々ですが、家賃を抜いて約月5万を想定しておきましょう。基本的に日本とそう物価は変わりないので、自炊すればそれなりに節約もできます!
③ワーホリ、アルバイトについて
まず、アメリカにはワーキングホリデーという制度は存在しません。また学生ビザでの就労は法律上禁止されています。
アメリカの学校によっては、“On Campus”という合法的に校内で働くという方法もありますが時給は少なめであまり期待できるものではありません。
基本的にアメリカでのアルバイトはできないと思っていた方がいいでしょう。留学費は余裕をもって準備しておいた方がよさそうです。
イギリス留学の費用相場
①学費について
イギリスの語学学校の場合は年間100万~200万が相場で、こちらも都心の学校かそうでないかで学費が変わってきます。
イギリスは国公立が有名で(ケンブリッジやオクスフォード大学も国公立です)、授業料も年間100万~150万が目安でアメリカよりは比較的安いです。ただ学部年数は3年で日本よりも短くなっています。
②生活費
こちらも地域によって変動があり、家賃を抜いて約月5万を想定しておきましょう。ただ、イギリスは家賃が世界的にも高いと言われているので基本的にシェアハウスをおすすめします。
イギリスの生活費に関するまとめ記事もありますのでこちらも参考してみてください。家賃事情についても載っています♪
↓
イギリス留学中の生活費を公開!節約の方法は○○にある?
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③ワーホリ、アルバイトについて
イギリスでのワーキングホリデーは毎年1度だけ冬季に募集が行われ、定員は1000人で2年間の就労可能ビザの取得権利が与えられます。その倍率は公式に発表されてはいませんが10倍20倍ともいわれ、とんでもなく狭き門です。
また当選者もランダムに選ばれるため、「当選しやすくなる方法」というのも存在しません。費用が少しでも抑えられるワーキングホリデーは魅力的ですが、毎年受かるのを気長に待ち続ける方のみ挑戦してみましょう。
しかし、イギリスの大学留学ビザは1週間で10時間以内であれば就労が許されています。(語学留学でのバイトは出来ません)最低賃金も日本よりやや高めなのでアルバイトをすれば生活の足しにはなりそうです。
イギリス・アメリカの留学費共通点
イギリスもアメリカも拠点をどこにするかどうかで、学費だけではなく生活費も大きく変わってきます。特にアメリカは面積も広い分、地域によっての差が大きくなっています。
やはりニューヨークやロンドンなど人気の大都市は日本の東京よりも生活費も学費も高額になる傾向があるので、少しでも出費を抑えたい人は都心から少し離れたところでの留学をおすすめします。
3.国民性の比較。アメリカ人とイギリス人はどんな人?
アメリカ人特徴
アメリカがたどってきた歴史について考えてみると、インディアンだけが住んでいた土地にヨーロッパ人が移住をして開拓していったのがアメリカです。
その為、アメリカ人の国民性はオープンな性格で正義感をもち、YES・NOがとてもはっきりしています。ノリもいいので基本的に初対面でも話しやすく、明るい人が多いです。
またアメリカ人は愛国心が強く、「世界のリーダーはアメリカである」という考え方が強い為とても勝気な人も多いです。
その為、仕事においても負けられないプレッシャーを人一倍感じている国民が多く、カウンセリングやセラピーが日本よりもかなり普及しています。
アメリカドラマ「SEX AND THE CITY」の一場面でも
“セラピーなんて、カフェに行く感覚でみんな行きつけの所があるくらいよ”
というセリフがあるほど。
オープンな性格とは裏腹にアメリカ人はストレス社会の中で癒しを求めて生きている人が多いようです。
そんな性格の激しいアメリカ人ですが、本音をバンバン言いあいながら互いにあまり気を遣わずに友好関係を気づけていけるのがとても魅力的です。
そういう意味では、アメリカの方が日本人にはとても刺激的な国ではないでしょうか。
イギリス人特徴
イギリス人はまさにアメリカ人と真逆な性格です。
どちらかというと日本人に近い国民性で、歴史や規律を守り、物静かで温厚な人が多いです。
基本的に車で走っていてもイギリス人は良く道を譲ってくれるほど争い事なども好きではないので、穏やかでのんびりした人が多く見受けられます。
またYES/NOがはっきりしたアメリカ人に比べ、前置きだったり遠回しな表現が「イギリス英語」によく見られるように、日本人と似たような人への気遣いをするのがイギリス人です。
そういう面では日本人には馴染みやすいでしょう。
しかし、イギリス人は物静かな分、内気でもあるので初対面の人や外国人に対して、こちらから積極的に話しかけないと心を開いてくれないこともあります。
また英語を喋れないと分かった途端に相手にしてくれないこともあったり。ロンドンなど外国人の多い都心では比較的少ないですが、逆に田舎に行けば行くほどその性格が顕著にみられる人が多くなります。
日本人に似た気質が多い分接しやすくはありますが、イギリスで語学留学をする方は特に英語の上達の為にも自分から積極的に会話をしていきましょう。
4.留学ライフの比較。私の憧れる留学スタイルはどっち?
アメリカの刺激的ライフ!
アメリカの最大の特徴と言えば、やっぱり人種の多さと先進国の中では最大ともいえる国土の広さです!
アメリカと一言で言ってもその人種と国土の広さ故、味わいきれないほどの文化や習慣がそれぞれの地域に根付いているとてもめずらしい国です。どこの地域に行っても日本とは一味違う刺激に出会えます。
また「アメリカンドリーム」という言葉があるようにアメリカに憧れをもつ日本人同様、夢を叶えたいという人たちが世界各国から希望を求めて集まっています。
そんな人たちと交流を深めていけるのもアメリカ留学の素晴らしさです。
そんな刺激的な国アメリカでは、自分の挑戦をぶつけられるとてもアクティビティな留学ライフが送れることでしょう。
イギリスの夢のようなライフ!
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まさに日本人が憧れる夢のヨーロピアンライフが送れるのがイギリスなんです。
そして都会過ぎないのもイギリスのいいところ。自然がとても豊かでイングリッシュガーデンと呼ばれる芝の美しい広場が町のあちこちに広がっていて、いくら見ても飽きません。
こんな自然と都会のはざまで留学ライフを楽しめるのはイギリスならではでしょう。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?アメリカ、イギリスは文化も習慣も全く違う国で、それぞれ違った魅力が備わってます。わがままが言えるのならば、どちらも住んでみたいものですね!
ちなみに筆者は昔から海外ドラマの影響もあってアメリカライフに憧れていましたが、今は仕事の都合もあってイギリスに住んでいます。戸惑うこともありましたが今は日本人にとって親しみやすい分イギリスライフにとても満足しています♪
またとない留学ライフですから、留学生の皆さんは悔いのない留学先の選択をしましょう!そしてそんな皆さんを私も陰ながら記事執筆も含め応援しております♪フレフレー!!!!