英語留学と言えばイギリス?いや、カナダもいいかも!?英語圏の留学先で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
イギリスとカナダ、実際留学してみるとどんな違いがあるのか?今回は文化・言語・費用など様々な目線で徹底比較してみたいと思います。
まだ行き先に悩んでいる人は参考に一読してみてくださいね♪
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1.カナダとイギリスはどんな国?環境や文化について考えてみた
ここではカナダとイギリスの環境・文化の違いについて、それぞれまとめてみましょう!
カナダ環境!
カナダ留学の経験がある友人によると、カナダは外国人に優しく、アジア系移民が多い国です。ヨーロッパやアメリカ系の金髪で堀の深い外国人ばかりがカナダには多いと思いきや、意外とアジア人の多いカナダのもカナダの特徴です!おいしいアジアン料理がしっかり浸透しているので、食事には困らないという所は有難いですね。
また、カナダはフランスの植民地だったなごりから現在もフランス語を公用語として使う州があり、英語と一緒にフランス語を学ぶこともできちゃうそうです。フランス語にも興味がある方は一石二鳥でね♪
さらにカナダの魅力と言えば、トロントやバンクーバーなどといった大都市もありながら、雪や森に囲まれた大自然も一緒に楽しむことができるところ!また治安も比較的に良い国とされているので、日本人には住みやすい環境が整っているようです。
気候に関しては、これは地域によって差があるそうですが、私の友人が住んでいたオタワは、冬の時期はあまりの寒さに家から外に出られない日もあるそうで、現地の人は慣れていても日本人にはどうもカナダの寒さは辛いようです。ただし、バンクーバーやビクトリアといった太平洋側の地域は、冬でも平均気温が5℃くらいあるのでカナダの中では過ごしやすい地域になっています。
カナダ環境の特徴
- アジア系移民が多い
- 公用語は英語とフランス語
- 大都会もあり、大自然もある
- 場所によっては冬がものすごく寒い
イギリス環境!
イギリスはカナダと同じく移民の多い国ですが、基本的に東ヨーロッパや西アジア、アフリカ系の移民が多く、またヨーロッパからの留学生が多いので様々な国の人たちとの交流が楽しめます。公用語はもちろんブリティッシュ英語で、どんな地域でも英語を学べますが、場所によっては方言が強いところもあるので、標準語をしっかり学びたければ基本的に首都ロンドン、またはその近辺の町で留学することをおすすめします。
イギリスの魅力と言えば、古い建物が数多く残っている歴史ある街並みと、「ブリティッシュガーテン」とも言われる美しい庭園や公園が身近に楽しめることろです。さらに、教育に関して大学のレベルは世界的にみてもトップクラスの為、大学・大学院留学では高度な教育が英語で受けられます!
気候に関しては、雨が多いのが欠点。特ににわか雨が多いので、朝は晴れていても夕方にいきなり土砂降り雨で気分が台無しなんてことも・・・。しかし、イギリスは年間を通して日本よりも寒暖差が少ない為、夏はクーラーがいらないほど過ごしやすく、冬もロンドンは日本の東京都そう変わりありません。
イギリス環境の特徴
- ヨーロッパや西アジア、アフリカ系が多い
- 公用語はブリティッシュ英語だが地域によって方言が強い
- 歴史ある街並み、公園が美しい
- 雨が多いが、夏は涼しく過ごしやすい
日本人留学生に人気なのはどっち?
近年、治安もよくリーズナブルな留学ができるとカナダでは日本人留学生が増加傾向にあります。ワーキングホリデーの定員に関しても、イギリスが年間1,000人なのに対して、カナダは6,500人と受け入れている人数も違います。そういう意味では、現在人気なのはカナダですね。確かに大都市と大自然が融合したカナダはとても美しい国として有名なので、人気になる理由がわかります!
何か困ったときに近くに日本人がいるというのも、知らない外国にいる留学中にはとても心強いことです!!しかし、語学学校に日本人が多いということは、裏を返すと日本語に甘えてしまう可能性も大きくしてしまうことになります。
やはり英語がなかなかうまく通じない時期には、どうしても日本人同士で日本語会話をしてしまうこともあります。しかし、これをずっと続けているとどうしても英語の上達が遅れてしまい、折角の留学も物足りないものになってしまうことも・・・!
比べてイギリスでは、語学学校の日本人割合は高くても5%程度で1%以下のところも多く、そういう点においては、イギリスでは日本語に触れることのない徹底した英語環境を作ることができるので留学生としては有難いですね。
日本人が多いことを良しととるかどうかは、あなたの捉え方次第です!!
2.英語を勉強するならどっち?カナダ英語とイギリス英語の比較
カナダ語とイギリス語の特徴を踏まえ、それぞれ留学生別におすすめ内容をまとめる。
カナダ英語の特徴
カナダはイギリスの植民地だった時代もありながら、隣国は国土の広い大きなアメリカなので、カナダ英語はイギリス英語・アメリカ英語の両方の影響を受けている言語と言えます。
文法や綴りは「イギリス英語」を基本にしています。色は「color(アメリカ英語)」ではなく、「colour(イギリス英語)」、セーターは「center(アメリカ英語)」ではなく、「centre(イギリス英語)」と表記されています。しかし綴りはイギリス英語なのに、使用する単語についてはアメリカ英語に合わせていることがほとんどです。(高速道路は「motorway(イギリス英語)」ではなく、「highway(アメリカ英語)」と言います)
また気になる発音に関してですが、筆者が思うに日本人からするとカナダ英語はアメリカ英語よりに聞こえる人が多いようです。ただし、ここはかなり判断が難しく、アメリカ人からすると「カナダ英語はイギリス英語」のように感じ、イギリス人からすると「カナダ英語はアメリが英語」と感じるそうです。(アメリカ国内ではカナダ英語の発音をジョークにして笑いに使うこともあるので!)
もちろんカナダ人にも個人差や地方によって訛りがあたりすることもあるので、カナダはカナダ英語の発音だと思っておく方がよさそうですね。
イギリス英語の特徴
ヨーロッパ諸国ではイギリス英語をベースに勉強しているところがほとんどな為、大きな国際会議や学者が集まるシンポジュームでは基本的にイギリス英語を使用されることが多いです。
また発音に関しては、アメリカ語とイギリス英語の違いでよく例に挙げられる “R”。これについては、はっきり発音するアメリカ語にくらべ、イギリス英語ではあまり正確に発音せず、人によってはRを落として発音することも多いので日本人の苦手な巻き舌も少ないです。日本語に巻き舌がない分、日本人にとってはイギリス英語の方が話しやすように感じます。
イギリスでは地方によって訛りもありまずが、「英語」とは呼んで字のごとく「英国の言葉」。つまりイギリス語が元になっている為、英語の語源そのものから語学学習をしたい人はもちろんイギリスへ留学することをおすすめします!
ちなみにアメリカ英語とイギリス英語も更に比較してみた記事もあるので気になる人は参考にどうぞ!
» 留学先はアメリカ?イギリス?留学費を含めた両国の違い4パターン!
また英語力に自信のない人は、英語力ゼロからの留学について筆者なりにまとめた記事もありますので興味がある方は見ていってください♪
» イギリス留学で必要な英語力とは?英語ができなくても留学出来るの?
3.ぶっちゃけ!カナダ留学とイギリス留学どっちが安い?
カナダ留学:学費
カナダ語学学校の相場は1ヵ月の授業料8~20万円。イギリスの語学学校よりは、ほんの少し高めです。また入学金に関しても100ドルほど必要なところが多く、これもイギリスより少々高め。
カナダの大学は国公立かそうでないかで費用も変わってきますが、年間授業料は80~250万円ほどとなっています。学費だけをいうとイギリスとそう変わりありません。
» 参考:1年間のカナダ留学費用を徹底解説!ビザと英語力向上をセットで解説
カナダ留学:生活費
カナダ留学がイギリス留学より安く済むと言われる理由は、やはり生活費にあります!圧倒的に違うのは、やはり家賃です。比較的生活費が高いと言われるバンクーバーでも、シェアハウスだと月6万円程度、さらに生活費が安い首都のオタワだと月4万円から見つけることができます。
またホームステイをすれば、基本的に3食付きのところも多いので食費や光熱費も抑えられ大体6~8万円程度であるのでおすすめです。
カナダ留学:ワーホリ、アルバイト
アメリカのドナルド・トランプ大統領の影響も受けてか、移民の受け入れに積極的なカナダですが、今現在、ワーキングホリデーに関しては年間6,500人もの人々を受け入れています。これはイギリスよりもはるかに多く、ビザも取りやすくなっており、おおよそ4ヵ月で定員に達してしまうほど人気があります。
もしカナダのワーキングホリデーに挑戦してしみたい人は、応募から出来るだけ早く決めた方がよさそうですね。
アルバイトについては、学生ビザの場合基本的に就労は認められていませんが、高校や大学でフルタイム授業を受けている留学生の場合は1週間20時間の範囲以内で許されています。(語学留学でのバイトは出来ません)
イギリス留学:学費
イギリスの語学学校、特にロンドンの語学学校は学校によりかなり差があり、1ヵ月の授業料6~20万円ほどになります。(施設の内容や、サポート体制、学校の規模等により金額が変わってきます)最近ではロンドンでも格安語学学校が増えてきているので、自分の費用に合わせて学校選びができるようになってきました。
また大学に関しては、イギリスには世界的にも有名な大学が数多くあり高度な教育が受けられます。有名な大学のほとんどが国公立であり(ケンブリッジやオクスフォード大学も国公立です)、授業料は年間150万が相場です。大学授業料は年々増加傾向にありますが、ポンドはEU離脱決定後から急激に値が下がっているので日本人にとっては、イギリス留学は今が安く行けるチャンスです!
» 参考:【徹底解析】イギリス留学に必要な費用・学費+誰でも使える節約術!
イギリス留学:生活費
生活費はロンドンか、そうでないかでかなり差があります。特にロンドンでは家賃が高いので、なるべく費用を抑えたい人は地方への留学をおすすめします。
金額としてはロンドンでシェアハウスのワンルーム家賃が6~10万円、生活費は6~7万円。地方では家賃5~7万円、生活費は5万円程度を目安にしてください。ロンドンで一人暮らしとだと月15万円ほどかかってしまうので、基本はシェアハウスをおすすめします。
イギリスの生活費に関するまとめ記事もありますのでこちらも参考にどうぞ!!家賃事情についても載っています♪
» イギリス留学中の生活費を公開!節約の方法は○○にある?
イギリス留学:ワーホリ、アルバイト
イギリスでのワーキングホリデーは毎年1度だけ冬季に募集が行われ、定員は1000人で2年間の就労可能ビザの取得権利が与えられます。イギリスでは移民問題もあって、カナダよりも定員が圧倒的に少なく、またその取得倍率も公式に発表はされていませんが、10倍20倍ともいわれています。
基本的に無作為に選ばれるため、イギリスでワーキングホリデーの資格を得るのはちょっとした宝くじに当たるくらいの確立ですので、どうしても行きたい人は何度も応募しなければならない覚悟をもっておいてください!
アルバイトについては、学生ビザの場合基本的に就労は認められていませんが、イギリスの大学への留学の場合は1週間10時間の範囲以内で許されています。(語学留学でのバイトは出来ません)
賃金についても、日本に比べると高めなので大学生の方は稼ぎながら大学に通うことは十分可能です。
4.自然豊かなカナダとイギリス♪私の憧れる留学スタイルはどっち?
大自然と大都会の中で楽しめるカナダ留学!
治安もよく、交通やライフラインと言った設備がしっかり整った大都会の中で英語を学べる環境があり、休日には山や湖と言った自然の中で気持ちをリフレッシュできるのがカナダの持ち味!
近年ではカナダのトルドー首相の意向もあり、外国人の受け入れも急速に進むカナダでは日本人にとっても過ごしやすい環境が整えられています。また温厚な国民性をもつカナダ人は親日家な人も多く、ホームステイ先でも留学生を温かく迎え入れてくれることでしょう。
安全な国で穏やかな留学ライフを実現させたい方にはカナダ留学に是非チャレンジしてみてください♪
歴史ある伝統に浸るイギリス留学!
歴史ある建物が今でも数多く残るイギリスでは、ヨーロッパの人々が作り上げてきた文化や伝統を今も尚大切に守り続けています。
そんなイギリスの文化の中で、ヨーロッパの各地から来る様々な人々と交流をともにしながら学ぶことは、語学だけではなく価値観や想像力も豊かにしてくれること間違いなしです。おしゃれなイングリッシュカフェテリアで友人たちとたくさんの意見交換をして世界観を膨らましましょう!
そんな憧れのヨーロピアンライフを送りたいなら是非イギリス留学にチャレンジしてみてください♪
5.まとめ【カナダ・イギリスそれぞれのメリット・デメリット】
最後に1~4踏まえて、カナダとイギリスのメリット・デメリットをそれぞれまとめてみたいと思います!
カナダ留学のメリット・デメリット
メリット
- 大都会もあり、大自然もある
- 英語と一緒にフランス語も学べる
- 生活費がイギリスに比べて安い
- ワーキングホリデーに行きやすい
デメリット
- 場所によっては冬がものすごく寒い
- 日本人が多いので「日本語環境」に甘えてしまう可能有!
イギリス留学のメリット・デメリット
メリット
- 歴史的町並みがキレイ
- 年間を通して過ごしやすい気候
- 世界的に高水準の大学が多い
- ブリティッシュイングリッシュを学べる
デメリット
- 生活費がカナダより高め
- ワーキングホリデーは定員数が少ない
以上です。それぞれ国によって文化も違えば、魅力も変わってきます。今回この記事を通してあなたはどちらの国に留学したくなったでしょうか?♪
またイギリス留学とアメリカ留学を比較したまとめ記事もありますので、よろしかったこちらも一緒にご覧ください♪
» 留学先はアメリカ?イギリス?留学費を含めた両国の違い4パターン!
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