アメリカ留学のESTA(エスタ)ってなに?ビザとは違うの?概要を解説します

アメリカ留学のESTA(エスタ)ってなに?ビザとは違うの?概要を解説します

アメリカ留学となれば一番に気になるのがどこの学校に通うのか、どの街に留学するのかなど、留学生活中のことに気をとられてしまいがち。

でも留学中のことに加えてもう一つ大切なのが、アメリカにどうやって入国するのかということ。アメリカのビザはかなり複雑に分かれており、種類によっても期間や申請方法は大きく違います。

とはいえ留学生にとって必要なビザは、基本的にはF-1ビザと呼ばれる学生ビザだけなのですが、短期の留学であれば、ESTA(エスタ)と呼ばれる電子認証を申請するだけで留学をすることもできちゃいます。

今回はその点も踏まえてアメリカのビザ以外の入国方法、ESTA(エスタ)についてご紹介します。
» 関連記事:アメリカ留学で必要なビザ(F1ビザ)の申請手続き+面接の注意点解説

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1.アメリカ留学のESTA(エスタ)電子認証ってなに?ビザとの違いを解説

1.アメリカ留学のESTA(エスタ)電子認証ってなに?ビザとの違いを解説

①ESTA(エスタ)は旅行者向けの観光ビザの代わり

アメリカには観光ビザというものがありませんが、ESTA(エスタ)と呼ばれるネット上での認証が入国には必須となります。

ESTA(エスタ)はビザがない人でも入国できる代わりに、正規の手続きを踏むことでアメリカでトラブルを起こすような人間ではないことを証明するための手続きです。そのためすでにビザを取得している、取得を予定している人は必要のない認証と言えるでしょう。

②ビザとの大きな違いは?

ESTA(エスタ)とビザの違いをあげるならば、まずESTA(エスタ)はビザに比べて手続きがかなりシンプルな点でしょう。

ビザは事前の書類を入手したり、数枚の書類の記入、写真の取得、米国大使館での面接など、取得までにかなりの時間と労力を要しますが、ESTA(エスタ)の場合はネットで記入欄を埋めていくだけですので、とてもシンプルです。

また費用もビザの申請に比べて格段に安く、ESTA(エスタ)の申請は14ドルで行えてしまいます。

③滞在できるのは90日

ESTA(エスタ)は申請して認証を得てから2年間入国許可が降りるのですが、実際に現地で滞在できるのは90日間であることには注意しておきましょう。

また一度入国しても、申請後の二年以内であれば再度の認証をすることなく再入国が可能です。

2.短期のアメリカ留学ならビザは不要?ESTA(エスタ)で語学留学する方法

2.短期のアメリカ留学ならビザは不要?ESTA(エスタ)で語学留学する方法

3カ月以内の留学ならESTA(エスタ)で語学留学も可能

ESTA(エスタ)は本来商用・旅行用に用意された認証なのですが、90日以内の留学を考えているのであれば、ESTA(エスタ)を活用した留学も良いでしょう。ただしその際にはいくつか制限もあります。

ESTA(エスタ)で留学する際に気をつけておきたいこと

まずESTA(エスタ)での入国の場合、あくまでも主目的は観光ということになるため、週18時間以上の就学は禁止されています。そのためESTA(エスタ)留学の場合はまず通学に制限があることに注意しましょう。

また、空港の入国審査の際も学生ではなく、あくまでも観光目的であることを伝えておくようにしましょう。

勉強のためと答えてしまうと、学生ビザを持っていないから入国を許可できないなど、面倒なことになってしまいます。入国の理由を聞かれた際は、「for sightseeing(観光目的です)」と答えておきましょう。ただアメリカの税関は結構日本人には甘いので、何も聞かずに通してくれることもよくあります。私がアメリカへ行った時も特に何も聞かれることはありませんでした。

なので、そこまで入国審査に気を揉まず、きちんと留学の準備に集中すると良いでしょう。

3.ESTA(エスタ)の申請方法を解説

3.ESTA(エスタ)の申請方法を解説

アメリカの入国に関する認証であるのにもかかわらず、ESTA(エスタ)の申請はいたってシンプルです。

①事前に用意しておくもの

ESTA(エスタ)の申請にはもちろんですが、まずパスポートが必要です。パスポートの申請には時間がかかるため、まだ持っていない、あるいは期限が迫っているという人は早めの取得、更新を行っておきましょう。

そして申請料金の支払いにはクレジットカード、あるいはデビットカードしか使えないという点も覚えておきましょう。

また、申請そのものも基本的には出国の72時間前までに終わらせておくのが原則です。最悪24時間前でも申請は可能ですが、できるだけ早く申請を終えておくのが気持ち的にも楽ですし、焦らずにすみます。

②実際に入力していく

パスポートとクレジットカードを用意したら、実際に記入していきましょう。

申請はこちらのページから可能です。入力は英語で行わなければいけませんが、案内は日本語表記に変えることができますので、指示に従って入力していきましょう。

英語とはいえ基本は日本語をローマ字表記に変えるだけですので、焦らずにゆっくり入力してください。

③申請結果を待つ

入力を終えたら、最後に支払いを終えて申請完了です。少しすれば認証結果が表示され、認証されたと表示されれば無事終了です。保留中となった場合でも、数時間、数日後に認証されることもありますので、気長に待ちましょう。申請状況はこちらから確認が可能です。

いかがだったでしょうか。ESTA(エスタ)を選ぶか、学生ビザを選ぶかによっても留学のプランは異なってきます。

ESTA(エスタ)の方が出国前の時間を取らずにすみますので、カジュアルな留学を考えている方は、無理に学生ビザを取得しなくても、ESTA(エスタ)での留学が可能であることを覚えておくと良いでしょう。

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