フィリピン留学でテロに遭う危険性は?巻き込まれたときの対策方法

フィリピン留学でテロに遭う危険性は?巻き込まれたときの対策方法

世界中で起こっている悲惨なテロ事件、最近はヨーロッパで起こることが多いですが、じつはフィリピンでも起こっています。

ただ、語学学校がある地域で起こるケースは今のところ稀です。安全確認をしっかりしてフィリピン留学に挑みましょう。渡航前の対策や万が一の対処法を解説していきます。

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1.フィリピンでテロが起こったって本当!?

以前に比べて安全だと言われていた国でもテロの脅威に怯える現代、フィリピン留学を考えている方の中には、テロの危険性を不安視されている方もいるのではないでしょうか。

2017年ミンダナオを中心とした地域で、イスラム過激派組織と思われる者たちによる市民や治安部隊の襲撃によって多数の死傷者が出ました。また、2016年9月には語学学校もいくつかあるダバオで、爆弾を使ったテロが発生しています。ダバオはもともと日本人街があったことで、今でも多くの日本人が住んでいることもあり、ショックが広がりました。

イスラム教徒が多いといわれているミンダナオ島は、現在外務省でも渡航中止勧告が出ていますので、フィリピン留学の際にも近づかないように気をつけた方がよいでしょう。学校選びの際には、行きたい学校のコースや施設環境だけではなく学校周辺の治安もよく確認しておく必要があります。
外務省危険・スポットについて

2.フィリピンのテロには宗教も関係している?

フィリピンやヨーロッパで起こっているテロは、イスラム過激派によるものが中心となっていますが、フィリピンの国民の約90%以上がキリスト教徒言われており、イスラム教については、10%にも満たないとされています。

しかし、勘違いしてほしくないのは、イスラム教徒だからといってすべての人が、テロを企てているわけではないことです。テロに加担するのは、フィリピンに数%しかいないイスラム教徒の中でも、さらに少数の過激派組織によるものとされています。また、これはほかの国のイスラム教徒にもいえます。

宗教問題は歴史的にも、戦争や暴動のトラブルになってきたので、学校でも学校外でも、イスラム教やキリスト教を含めた宗教に関することについて悪態をついたり、差別をしたり、否定したりといった行動は控えてトラブルを呼び込まないようにしましょう。

3.フィリピン留学中に安全にすごすためには

どんなに気をつけていても、テロに巻き込まれることはあります。それはフィリピンだけではなく、日本でも考えられることでしょう。近年はヨーロッパでもテロが何件も起きていますが、少し前までテロが起こるなんて考えられなかった都市もあります。

そのため、フランスのパリ同時多発テロが起こった当初、銃声の声をきいた人の中には、花火だと勘違いした人の方が多かったそうです。おそらく日本でも、もし今、自分の周りで銃声が聞こえても、人の命を奪った音ではなく、競技のピストルや花火だと思いこむ人の方が多いのではないでしょうか。

少しでもテロの脅威から逃れるためには、どこにいても危険なことが起こる可能性があることを常に意識することや、危険なこと、地域にはむやみに近づかないことが大切です。外務省では、テロや戦争、自然災害など渡航者が海外で、トラブルに巻き込まれた際に役立つ、渡航登録サービスの登録を推奨しています。

渡航登録サービスに登録

渡航登録サービスとは、外務省が推奨する、海外渡航者のための安全サービスです。登録すると滞在先に関する最新の治安情報や緊急情報がメールで届きます。テロを含めたトラブルに遭遇する可能性も考えて自分のためにも、家族のためにも、留学前に登録することをおすすめします。

登録にはたびレジとORRnetの2種類があります。まだ、旅行のめどがたっていない方や家族が海外にいっている方などは簡易登録することで、対象となった国の海外安全情報を受け取ることも可能です。

たびレジ
3か月未満の留学や旅行の方専用のシステムです。メールアドレスを登録すると、災害やテロなどの緊急時にメールが届きます。

ORRnet
3か月以上海外に滞在する方は在留届の提出が義務付けられています。ORRnetを登録することで在留届の提出も可能となります。

たびレジとORRnetの登録についてはこちら
海外へ渡航される皆様へ

万が一テロに遭遇したら

①身を隠す
犯人から攻撃される可能性を避けるためには、できるだけ小さくなり身を隠す、地面に伏せるといった行動をとるとよいです。ガラスや木などは弾丸を貫通しやすいので、レンガやコンクリート、石などできるだけ強固な壁の後ろなどに隠れるとよいです。携帯電話など音がなるものはOFFにしておきましょう。

姿勢はできるだけ低くすることで爆発の衝撃を避けることもできます。爆発が近くで起こった場合は、爆発の方向と反対の方向に頭を向け、耳を塞ぎ、口を半開きにすることで頭や鼓膜を守れるとされています。

②動かない
興奮状態になると犯人は動くものに反応しやすくなります。万が一、撃たれたとしても、痛みをできるだけ声にも出さずにじっとするようにしましょう。地面で、死んだふりをするのも得策です。

③逃げる
逃げられるタイミングと逃げるルートが頭の中にあるなら、逃げます。できれば1人ではなく、複数人で行います。爆発や犯人から遠ざかったあとは警察に通報し、何が起こったか、犯人の特徴などを説明します。逃げ道を確保するために、日ごろから室内では避難ルートを確認する癖をつけておくとよいでしょう。

大切なことは助け合い

ある心理学者によれば、テロを含む緊急時こそ、人々が互いを助け合うことで生存率がアップするとされています。テロが起こると即座にパニック状態になることが想定されますが、少しでも隣の相手を思いやることで、自分だけではなく、隣にいる人も生きられる可能性がでてくる、これは海外でテロに遭遇した場面だけではなく、自然災害の被害が起こる日本にいる間でも役立つことでしょう。

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