先日アメリカ・ラスベガスに旅行する機会がありました。
留学の話からは今回は離れますが、ラスベガス旅行の予定がある方、またどこかへ旅行したいと行き先を検討している方へ、最新情報も含めておすすめをご紹介したいと思います。なお、少し英語が分かる方向けのプランです。
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1.ラスベガスは、アメリカの中でも特殊な街
私の中で、留学生活の経験により作り上げられた「すべてが大雑把で適当なアメリカ」の印象は、ラスベガスに限っては完全に覆ります。
驚くほどすみずみまで行き届いていることに、どちらが本当のアメリカなのか、同じ国なのか?とさえ思うほどで、行くたびに不思議な感じがします。
アメリカ人にとってのラスベガスは、友達同士で弾けて派手に盛り上がりたいとき、恋人や大切な人とロマンチックに過ごしたいとき、また家族旅行の行き先としても長年親しまれている旅行先です。
旅行者の80%はアメリカ国内からだそうで、アメリカ人が好きなものが凝縮されている街と考えてよいでしょう。
偶然見る機会があったアメリカ国内向けのラスベガス観光のドキュメンタリー番組によると、最近のラスベガスは、アメリカの若い年齢のお金持ちたちが、外国に旅行することを選ばずにラスベガスを選び、ここで世界旅行の疑似体験をして満足して、お金をたくさん使ってくれるようにと、考えられているのだそうです。
小さく狭いことに慣れている日本人にとっては、度胆を抜かれるようなスケールの大きいこと、刺激の強いものに驚かされることも多い街で、世界的ハイレベルなものも天井なしに何でも揃っています。
世界的にも珍しいこのような街に行く機会ができたなら、日本人である私達も遠慮することはありません。日常を完全に忘れて楽しんでしまいましょう!
2.ラスベガス観光で絶対に訪れるべき観光地5選
お楽しみが盛りだくさんで絞り込むのは難しいラスベガスですが、3泊5日ぐらいの旅程と仮定し、特に初めて訪れる方への情報として、これまでにこの街に7回遊びに行っている私から、最新のおすすめをご紹介してみたいと思います。
①超有名な「Welcome to Fabulous Las Vegas」 サイン
映画やドラマで「ラスベガス到着」のシーンに必ず登場する、誰もが見たことがある看板です。数年前にこの横にバス停が設置されて、あっという間に「絶対に訪れるべきスポット」となり常に観光客で賑わっています。
バスの利用方法はこの後に詳しくご紹介しますが、「マンダレイ・ベイ」の次の停留所です。とても簡単に短時間で行って見ることができます。
このサインを間近に見て、あなたも映画のように「ラスベガスに来たんだ!」と実感してみてください。
②世界最大の観覧車「ハイローラー」はスケールがデカイ!
「ハイローラー」とは、カジノで大金を賭けて遊ぶ人のことです。この名前がついた大観覧車が数年前にできて、すっかりラスベガス名物となりました。
1周は約30分。日本の観覧車のイメージとは異なり、ひとつに20人ぐらい乗れるそうで、他の利用者とシェアする形です。
景色を楽しみながらカクテルを楽しめるバー、チョコレートティスティングなどもできたりします。また、貸し切りにして結婚式を挙げるようなこともできるそうです。
夜には「これぞラスベガス!」というきらびやかな夜景が間近で見られます。
これまでの眺望スポット「ストラトスフィアタワー」よりもアクセスがしやすく、夜景観賞のヘリツアーよりも手軽で安価とくれば、こちらを先に試す価値はあるのではないでしょうか。ディナーの後にでもいかがですか?
③凝ったテーマホテルを巡って疑似世界旅行
ラスベガスの各ホテルは外観・内面ともに、テーマへの懲り方が見事と言うしかないほど徹底しています。
「世界旅行に行かずとも、ラスベガスで満足してお金を落とすように」との意図があって作られたことを知ると、「だからこんなに惜しげのない精巧な作りなのね」と妙に納得してしまいます。
さまざまなテーマのホテルがありますが、ここでは世界旅行している気分になれる主なホテルを南から順にご紹介してみます。
ホテル名 | ホテルのテーマ | ||
Mandalay Bay | マンダレイ・ベイ | 南太平洋のビーチリゾート | |
Luxor | ラクソール | エジプトとピラミッド | |
New York New York | ニューヨーク・ニューヨーク | アメリカのニューヨーク | |
Monte Carlo | モンテカルロ | モナコのモンテカルロ | |
Paris | パリス | フランスのパリ | |
Bellagio | ベラージオ | 北イタリアのコモ湖と湖畔の街ベラージオ | |
Mirage | ミラージュ | ポリネシアのジャングル | |
Venetian | ベニーシアン | イタリアのベネチア | |
Rio | リオ | ブラジルのリオのカーニバル |
これだけでも1日かけて全部回れるかどうかですが、この他にも見ておきたいホテルはまだまだたくさんあります!
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④ダウンタウンの「フリーモント・ストリート」も必見
毎晩、通りのアーケードの天井がスクリーンになって華やかな映像ショーが繰り広げられる「フリーモント・ストリート・エクスペリアンス」は、20年以上に渡って根強い人気を誇っています。
ストリップ大通りから離れたダウンタウンエリアにありますが、例えばパリス前のバス停からSDX(急行バス)で乗り換えなし、約30分で着きます。
現在は、天井から吊り下がって通りを滑空するアトラクションもでき、コンテナパークなど新たな観光スポットもできて昼から賑わっています。
昔はこの周辺がラスベガス観光の中心だったそうで、歴史を重んじる観光客にはこちらを滞在先に選ぶ人も多いです。
ゴールデンナゲット、フォークイーンズといった当時から存在する伝説のホテルを巡って、雰囲気を感じてみるのもよいですね。
ゴールデンナゲット・ホテルの世界最大の金塊やビニオンズの100万ドルのお札の山もぜひ見てきてください!
⑤豊富なショッピングスポット、行くべきは?
高級ブランドは「フォーラム・ショップス」「ショップ・アット・クリスタルズ」、カジュアルブランドも「ファッションショー」「ミラクルマイル・ショップス」でだいたい揃います。
この他にも、先にご紹介したホテルに個性的なモールが併設されています。
また、アウトレット・モールも「ラスベガス・ノース」と「ラスベガス・サウス」と両側にあり、バスで簡単に行き来することができます。
2.よくある質問①:ラスベガス観光中の移動方法
ひとつひとつの建物が大きいため近く見えて、つい歩いてしまいがちなのですが、実際には遠いので全部歩くとものすごく疲れてしまいます。
またホテルの中も広くて距離があって歩き通しになります。このため、外の移動はできるだけバスやトラムを利用して、体力を温存したほうがよいです。
バスの共通乗車券を買うときの注意点
ストリップ大通りを走るバスは2種類あり、Duceデュースが各停、SDXストリップ&ダウンタウン・エクスプレスが急行です。
デュースの乗車券は車内でも買えますがおつりなし現金のみです。主なバス停には自動販売機があるので、SDXとの共通乗車パスを買っておくのがおすすめです。
料金は2時間券$6、24時間券$8、3日有効は$20です。
乗り降りする人が多く発車まで時間がかかるので、バスが見えてから買い始めても間に合うことが多いのですが、クレジットカードで買う時に入力する番号は4桁ではなく3桁で、暗証番号ではなくカード裏面のセキュリティコードを入力します。
バスが来た!と焦ると特に暗証番号ではダメなことに気づきづらいので、ぜひここで覚えておいてくださいね。
無料トラムと有料モノレール
乗降場が通りから遠くてちょっと不便なところもありますが、ホテルを結ぶ無料トラムは、西側に3路線あります。
- マンダレイ・ベイ - ラクソール - エクスカリバー
- モンテカルロ - シティ・センター(クリスタルズ、アリア)-ベラージオ
- ミラージュ - TIトレジャーアイランド
東側は有料モノレールのみで「MGMグランド - SLSラスベガス」間を結びます。
1回$5ですが、バス停がないフラミンゴ・ホテルやコンベンションセンターまで、道路の渋滞や人の乗り降りの待ち時間もなく短時間で移動できるところは、それなりに利用価値があると思います。
2.よくある質問②:カジノの楽しみ方
とりあえず何かやってみたいなら、スロットマシンが手軽で誰にも分かりやすいと思います。
マシンのゲームはこのほかに、ブラックジャック、ポーカー、ルーレット、クラップスなどひととおり揃っています。が、コンピューター相手なら絶対負けるようにできているだろうと思うと、あまりやる気は出ませんよね。
せっかくカジノの街に来たのなら、テーブルに座って他のプレーヤーに混じって楽しむゲームにぜひ挑戦してみてください。私のおすすめはルーレットです。
カジノレッスンに参加してみよう
基本ルールが分からないとゲームには参加できませんが、ホテルによってはカジノレッスンを開催しているところもあります。写真は、ゴールデンナゲット・ホテルのクラップスのレッスン案内です。
レッスンはこの他にも、ルーレット、ポーカー、ブラックジャックなどいろいろあります。
カジノフロアにいるピットボス(黒いスーツを着ていて、ディーラー達を仕切っているふうの人)に尋ねると、直近のレッスン開催予定を正確に教えてもらえます。
レッスンは案内板どおり毎日あるわけではないそうで、開催される直近にのみ、写真のようにテーブルに案内板が置かれます。予約は不要、もちろん無料です。時間にそのテーブルに集合すればOK。レッスンは30分程度です。
実際にひとつ「エクスカリバー」で受けてみましたが、当たりハズレがあるのだろうと思いました。教える人は新人ディーラーかなにかでしょう。
教える気があまりないような人に当たった場合は、説明を聞くよりこちらからどんどん質問をしたほうがよいです。
2.よくある質問③:ショーの選び方
海外旅行に慣れていなかったときには私も、なんでも「どれか一つ」選ばなければならないと思い込んでいたのですが、そのようなきまりは実はありません。どれにしようか迷ったなら全部でも楽しんでください。
私は今回6泊の旅程中に4つ楽しんできました!
どうしても「ひとつだけ」選ぶとしたら
私からおすすめするのは、シルク・ドゥ・ソレイユのショーMGMグランド・ホテルの「KA カー」です。
日本公演とは根本的に異なる、ラスベガスでなければできない見られないショーだと思います。大いに期待しても大丈夫です。
チケットはシルク・ドゥ・ソレイユのショーの場合、1か月以上前なら公式サイトから割引チケットの有無を確認して購入するのが一番おすすめです。
現地で突然思い立った時は、当日か翌日の席を安く買える「TIX4TONIGHTティックスフォートゥナイト」へ行ってみるのもよいでしょう。
ただしこちらは時間帯によっては行列で待つ必要がありますし、当日多少空席があっても割引販売していないショーもあり、結局公式サイトが一番便利となったりします。
2.よくある質問④:食事の選び方
ラスベガスの特徴的な食事は「バフェ」です。ありとありゆる品が常に豊富に揃い、それらが全部食べ放題。ここでもスケールの大きさを感じることでしょう。
品質や味の方も近年特にレベルが上がってきていると聞きます。滞在中にぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「少しずつ取り、取ったものは残さず食べてから、次のものを取る」基本さえ知っていれば、難しいことはありません。
有名スターシェフのレストランも一同に介するラスベガス、女性なら例えば、大胆なカットのセクシーなドレスを着て気取ったディナーというのも、憧れはありつつも日本ではほぼできないことですよね。
カップルで行かれる方はぜひこの機会に楽しんでください。このようなレストランは予約が必要ですが、近年はネットで簡単にできるところも多いため、昔ほど敷居も高くないと思います。
なお、高級レストランは縁遠いと思われる方も心配はいりません。各ホテルにはフードコートもあり、ファーストフードのお店もたくさん揃っていてテイクアウトも可能です。
例えばピザ、ハンバーガー、サンドイッチ、チャイニーズプレート、ブリトーやタコス、などなど、3泊3食これだけにしても全部は試せないほど種類があります。
どこでも注文の最後に「To go please.」と言えば、世界各国何料理も部屋に持ち帰って、誰にも気兼ねなくゆっくり楽しむことができます。
また電話注文で、ホテルの部屋までデリバリーしてくれるお店もたくさんあります。
2.よくある質問⑤:お土産の買い方
「ラスベガスのお土産」はショッピングモールの他、ストリップ大通り沿いのあちこちにあるドラッグストア「CVS」や「ウォルグリーンズ」で調達するのが便利だと思います。
この他に私の個人的おすすめは、ハワイでもおなじみの「ABCストア」です。
新フォーコーナーの近く東側はじめ複数店舗がありますが、バラマキ土産に適した品ぞろえが豊富、ラスベガス土産として人気のカジノの使用済みトランプは「2つで$3」とこの辺でどこよりも安いなど、お土産をたくさん買いこむ日本人にはうれしいポイントがいくつもあるのです。
水やビールも他より安い、私にとってはハワイの商品もついでに買える点もポイント高いです。
2.よくある質問⑥:時間が余ったらどうする?
カジノがある限り「時間が余る」ということはないかもしれませんが、ラスベガスの過ごし方でもし余裕があれば、ぜひお勧めしたいのは「スパ」です。
ラスベガスのホテルのスパは、必ずしもゴージャスで有名なところでなくても基本のレベルがそもそも高く、サウナ、ジャクージ、シャワー、リラックスルームは完備しているのが普通です。
マッサージの予約の時間だけでなく、一日中好きなだけ優雅で快適な時間を過ごすことができます。
私は今回は、ホテルを移動した日のチェックアウト(11:00)とチェックイン(16:00)の間の時間を過ごすために利用しましたが、この他に例えば到着日に利用すると機内での疲れが取れて時差ボケも早く解消できることになり、かなりおすすめです。男性も専用エリアが分かれていますので躊躇せず利用してみてください。
滞在先ホテルのスパを利用すると、基本料金がかからなかったり、ほぼ確実に宿泊者特別割引料金を利用できたりします。
割引料金の有無は着いてからのみ分かります。興味を持った方は到着後早めにチェックしてみてください。
3.最後に。パスポートは常に携帯がおすすめ
旅行中はパスポートの紛失や盗難を心配して、原本はホテルのセキュリティボックスにしまい、コピーを持ち歩くようにしている人は多いと思います。
しかしラスベガスでは、原本を常に携帯したほうがよいようです。
カジノやクラブ、アルコール類を購入するときの年齢確認、クレジットカードを利用するとき、ショーチケットの受け取り時、カジノのプレイヤーズカード作成時の本人確認など、ラスベガスでは「IDを見せてください」と言われる機会がとても多いです。
提示できなければ、しようと思っていたことができなくて予定が変わり、困るだけです。その日の予定をスムーズに進めるためにも、外出時はぜひパスポートを忘れずに持つようにしましょう。
ラスベガスを動画でご紹介
以上、ご紹介したうちどれかひとつでも参考になって、ラスベガス旅行に活用していただくことができれば幸いです。
また、英語が話せると得られる情報が増えて行動範囲が大幅に広がる事実も、少しご紹介できたでしょうか。英語学習を続けていると、いいことがたくさんあります。引き続きがんばっていきましょう!
▶お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』
アメリカの留学エージェントを探している方はこちら!読まれてます。
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