アメリカ語学学校の授業ってどんな感じ?NYに留学した私の体験談

アメリカ語学学校の授業ってどんな感じ?NYに留学した私の体験談

ここでは私のニューヨーク留学、語学学校の体験談をお伝えしたいと思います。
これからアメリカに行きたい人の参考になればと思います。

もくじ

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語学学校の授業の質の高さについて

ニューヨークの語学学校の授業の雰囲気、授業のレベル

「日本の駅前留学とはぜんぜん違う、これはきっと上達するだろうな」

ニューヨークに留学した初日、学校で授業を受けてみた感想がこれです。初日からこれほど分かりやすい授業を受けられるとは、正直、予想していませんでした。

私の場合、出発前のリスニング特訓の成果もあったと思います。というのは、日本人クラスメイトの中には、「ぜんぜん聞き取れない」と半泣きになっている人もいたためです。やはり何も準備していかないと、難しかったと思います。

初日から授業の内容が理解できて自信がついたおかげもあり、その後は毎日授業がおもしろくて仕方がない、というかんじでした。「生活に即役立つ表現を習っている」ことを実感しながら授業を受けていました。

語学留学する前の英会話スクールは意味あるのか?

私は、留学する前に日本で3年ほど大手英会話スクールに通っていました。仕事が終わった後の時間に週1~2回、1時間ずつです。

当時から留学を意識していた訳ではありませんが、「英会話スクールに通えば英語が話せるようになる」と思って軽い気持ちで通っていたのです。

しかし、上達を実感できず、日本で習える英語にも限界を感じました。

「通うだけで話せるようになる」と言われていたのを私はなぜか信じてしまい、自分で英語力を伸ばす努力はしませんでした。

それでは上達するはずもないのですが、それでもクラスのレベルは順調に上がって行きました。でも実際話せるようになった実感はないし、効果を強いて言えば外国人と英語に対する抵抗感がなくなっただけ。

「このまま英会話スクールに通い続けても、これ以上上達することはないだろう」と限界を感じました。「外国で英語漬けになる環境に身を置いて必要に迫られる状態を作らなければ、英語を話せるようにはならないだろう」と思いました。

これが留学を決意した理由です。

語学学校の講師レベルはどうか?

講師レベルはどうか?

講師は日本の英会話スクールよりもレベルが高い

語学学校の授業のレベルが高い。その背景には、日本の英会話学校と比べ講師陣のレベルがはるかに高い。これがあると思います。

教え方がとても上手。それはすぐにはっきりと感じました。それはそうですよね。ネイティブスピーカーなら誰でも講師になれる日本の英会話スクールとは異なり、「教える技術」をしっかりと持った、経験豊富な講師が揃った学校でしたから。

  • 日本の英会話学校:英語が話せる人
  • アメリカの語学学校:英語指導の教育課程を経た専門家

私の学校の講師は、レベルやコースが変われば変わりました。スピーキングクラスとグラマークラス、それぞれ別の講師で、1タームずつはずっと同じ講師が担当でした。

初級者に近いクラスほど、ベテランの講師が担当していたように感じました。素晴らしい授業をしてくれるおかげで、学校に行くのが毎日、本当に楽しみでした。

英語が分からない人たちに分かりやすい英語で説明するということは、とても難しいことなのではないかと思います。

授業の説明はもちろんすべて英語ですが、とにかく分かりやすい説明をしてくれて、理解できないストレスは全くありませんでした。分からなかったときには聞き返しやすい雰囲気でもありました。

また、生徒を引き付けるのも上手。親身になって一生懸命教えてくれていることが分かる。だからこちらも真摯な気持ちで授業を受ける、そういう雰囲気です。

学んだことが、その日から使える。これも留学の醍醐味

初日に習ったのは、「地下鉄の駅の出口で、方角を確認する方法」でした。

ニューヨークの道路は碁盤の目のようになっていますが、地下鉄の出口でよく「NE Corner」「SW Corner」のような表示を見かけます。これは、十字路のどの位置に出られる出口なのかを示しているものだとのこと。NEはNorth East北東、SWはSouth West南西です。NWはNorth West 北西、SEはSouth East南東。

これを授業で教えてもらったおかげで、その日の帰り道からすぐに役立って、その後ずっと迷わずに地下鉄を利用できるようになりました。

また例えば、日本の英会話スクールで「これは、日常生活でよく使われる表現です」となどと説明を受けながらフレーズやイディオムを習ったとしても、使う機会がないため、「ふーん、そうなんだ」程度で耳にも頭にも残らず、そのうち忘れてしまって身につかない、ということがあると思います。

これが、周りが英語だらけの中で習っていると、習った直後に実際に使われていることが、周りから聞こえてくるから記憶に残るのです。例えば…

So far, so good. (状況によりけりですが「順調です」のような意味)

日本で習ったとしたら、高い確率で身につかないフレーズだと思います。でもニューヨークではこれを習った日、学校帰りに寄ったドラッグストアですでに、店内にいた人がそう話しているのが聞こえました。「おおっ、さっき習ったばかりのイディオムが本当に使われている!」こういう経験をすると、しっかりと覚えられます。

私が通っていた学校の教材はいまいちでした

ただ、授業で配られるプリントの類は、たいへん大雑把でした。

読みづらい字で書かれた手書きのプリントが斜めのままコピーされたものとか、コピーを繰り返しすぎて字がつぶれたり上下が欠けたりしているものとか。

テスト用紙でさえ解答欄がコピーの影で真っ黒、これじゃ答えが書けないじゃないかー、といった汚いものが当然のように出てきました。

私が作り直してあげようか?と思ってしまうような汚さ、見づらさでした。プリントの中身の内容は高度なのですけれどね。

授業料金と留学費用

私の場合、語学学校の料金は月におおよそ15万円程度でした。

ニューヨークの場合、大体10万円~20万円程度が相場で、長く通えば通うほど安くなるようです。

ただ、当然、授業料の他にも滞在費や現地で使う費用があります。ニューヨークの場合どうしてもそこが高くなってしまいますよね。

私の場合、少し都心から離れ、ルームシェアをして滞在費を抑えました。
アパートの料金が月に10万円ぐらい、生活費も含め月に35万円かかったと思います。

留学費用を安くする方法はこちらのページが参考になります。
>> アメリカ語学学校の留学費用を安くする方法

アメリカに語学留学にきている生徒層とは?クラスの雰囲気

アメリカ語学留学にきている生徒層とは?

1クラス人数は15人~20人ぐらい、男女比は半々か女性が多め、年齢さまざま、人種さまざまでした。

期間もさまざまで、1タームだけでいなくなる人もいました。長期間、通い続けている生徒はアジア人が多かったように思います。

「英語を話せるようになりたい」目的は一緒ですが、色々な人がいました。

こちらに急に住むことになったから何が何でも話せるようにならなければならない人。

アメリカの大学進学を目指している人、国連本部に近いという場所柄か「えっ、某国の外交官?なぜ今ごろここで私達と一緒に英語を習ってるの?」といった人。

学校が好きで一度すべてのコースを修了したのにまた最初のコースから通い直しているという有閑マダム

ヨーロッパ人語学留学生との違い

総じてヨーロッパ系の人は皆さん文法は無茶苦茶でも話すのが上手い印象です。

レベルチェックテストを受けてクラス分けされたのだから、同じクラスの人は英語力も同じぐらいのはずなのですが、ヨーロッパ出身の彼らは授業中とても積極的で、最初から私達よりずっと話せるように見えました。

でもテストをすると点数は、普段無口な日本人生徒の方がみんなずっと高いのでした。彼らにはテストの点数など関係なかったようですが。

彼らは初級者クラスから始めて下のクラスを2~3ターム修了するとだいたい話せるようになって、あとは学校に来なくてもよくなってしまう人が多かったように思います。

特に、住むために必要な英語を学びたくて来ている人は、「必要最小限のことだけ覚えられればよい」と考えているようなところがあるように感じました。

語学学校の授業時間

授業時間について:「フルタイム」とは?1日中授業がある?

アメリカの語学学校は大体が2つの時間帯があります。

  • パートタイム:平日、午前か午後のみ、1日3時間程度
    フルタイム:平日、朝~3時ぐらいまで1日5時間程度

私が通った学校は、レベルが下のクラスは午前中で、レベルが上がると午後からでした。

「それなら、けっこう学校以外の自由時間があるのでは?」私も留学前にはそう思っていたのですが、実際はあまりないです。宿題がかなり多いのです。毎日数時間は集中して取り組まなければならない分量、毎日出ていました。それをしっかりこなして翌日の授業に出なければ、あっという間に授業についていけなくなります。

だらだら通っている人は一人もおらず、初級クラスでも授業のレベルは高かったです。

ただし、これは私の通っていた語学学校の話しで、学校によっては随分と楽チンな所もあるようです。この辺は学校選びでも重要になって来そうですね。

印象に残った授業とは?

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ニューヨークという場所柄なのか芸達者(?)な先生が多く、ときどき驚くような授業をしてくれて楽しかったです。

別の記事でご紹介した、「バーで男性に誘われた時の断り方」も、強く印象に残っている授業のひとつです。
参考記事: 「カナダ日本人留学生の悲報と女性の語学留学について思うこと」

他には、Reported speech (見聞きしてきたことを伝える表現)のグラマーの授業も印象に残っています。

ある日の授業中に、教室に別の先生が突然入ってきて、学校行事の説明をし始めました。それを見た授業進行中だった先生は「事前に許可も取らずに、授業中に割り込むなんて失礼じゃないですか」と激怒。そのまま先生同士で言い争いの大ゲンカになり、とうとう先生、怒って教室を出て行っちゃった!

オロオロしながら2人のやり取りを見守り、先生がキレて出て行ってしまったことに呆然とする私達。「誰か先生の様子を見に行ってみたら?授業に戻ってもらおうよ」などと相談していたところへ先生が戻ってきて、「はい、今見た一部始終をReported speechにしてみましょう。」

えーっ!!今のって全部演技だったの?先生二人とも?自然すぎて全く分からなかったー!とクラス中が大いに盛り上がりました。

こんな楽しい授業、留学しなければ絶対に受ける機会はなかったと思います。

このような、授業を楽しく工夫をこらしてくれる講師に出逢えることも、わざわざ語学留学して授業を受ける価値があることのひとつだと私は思いました。

すべての語学学校にこのような講師がいるわけではありませんが、少なくとも、「生きた英語」に触れまくりであることを毎日実感しながら、楽しく英語を勉強できることだけは確実です。

あなたもぜひこのような環境で、英語を学んでみてはいかがですか?

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私は無料の英会話レッスンが事前についていたのでこの会社にしましたが、希望は人によっても違うと思います。

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日本での準備は絶対おすすめ

最後に皆さんに言いたいことがあります。それは

日本での準備はアメリカで絶対役に立つ

私の場合、日本の英会話スクールを辞めて(この学費も留学費用に回したかったからです)、独学に切り替えました。リスニングを鍛えるために、一人暮らしの自宅で英語しか聞かない状態を半年ほど続けました。

これがとても役に立ちました。

ただ留学すれば話せるようになる、と思わないでください。結局は努力した分が報われるのはどこでも一緒です。

準備の時間も含めて、私は留学したことが人生を変えるきっかけになりました。

私の体験が皆さんにも影響になれば嬉しいです。

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