カナダに渡航、入国する際に必要になる各種ビザですが、カナダ短期留学を考えている人にとっては一体どのビザが必要なのか分からないという人もいるかもしれません。特に、日本に最も身近なアメリカの各種ビザとカナダの各種ビザと混同している人も少なくありません。
カナダはアメリカの各種ビザとは異なり、滞在スタイル、留学スタイルによって取得するビザは異なってきます。その中でも、１週間からの超短期留学や半年未満の短期留学の場合に必要なビザとはどんなビザが必要になるのかを知ることからカナダ短期留学の準備を始めてみましょう。
１．カナダ短期留学に必要なビザとは
カナダの場合、６ヶ月以上の語学留学や大学留学を目的とした学生ビザ、最長１年限りのカナダ滞在が可能なワーキングホリデービザが広く知られています。しかし、気になるのは１週間から超短期留学、６ヶ月未満の短期留学に必要なビザとは何でしょうか？
結論：観光ビザでOK
カナダ超短期留学、もしくは短期留学には、観光ビザの取得のみで問題ありません。もちろん、中には学生ビザを取得する場合もありますが、観光ビザで６ヶ月間カナダに滞在可能なので、観光ビザでカナダ入国だけでなく語学学校や各種学校に通うことができます。ただし、観光ビザにて滞在する場合は、ワーキングホリデービザのようにカナダで働くことはできないので注意が必要です。
２．カナダ短期留学に必要なビザ（観光ビザ）の申請方法
ビザ申請と聞くととてもハードルが高く思えますが、実はとても簡単な手続きでカナダの観光ビザの申請、取得ができます。
①自分で手続きをするオンライン申請
６ヶ月未満のカナダ短期留学に必要なビザは、基本的に観光ビザとなります。日本はカナダへの入国ビザ免除国となっているため、学生ビザやワーキングホリデービザのように事前に数種類の書類を添付してカナダ大使館へビザ申請する必要は基本的にありません。
しかし、2016年３月からカナダ入国ビザが免除されている国の国籍を持つ人がカナダに渡航、経由、入国する際には、電子渡航認証（eTA)の事前申請が必要になりました。渡航のためのフライトを予約する前に申請、取得しておくことがベストです。
申請料金はわずか7カナダドルとなっており、eTAカナダ政府公式ウェブサイトから、初めて申請する人でも簡単にオンライン申請取得することができます。カナダに渡航するフライトを検討している間に気軽に申請しておきましょう。
» 電子渡航認証 （eTA） を申請する
②留学エージェントに依頼する
カナダ短期留学に必要な準備で忙しい時は、航空券などの手配と一緒に留学エージェントに依頼、代理してもらうこともできます。仕事や学校で忙しく時間が取れない人や、留学初心者で申請や各手続きに自信のない人はぜひ留学エージェントを利用してみましょう。
自分でeTA申請であれば申請費用は最低限の７カナダドルですが、留学エージェントに依頼する場合は、その他の代理申請手数料がかかる場合があります。詳しい料金は各留学エージェントに確認しましょう。
尚、当サイトを運営する留学情報館は語学学校とセットで申し込みする場合の無料のビザサポートを行っております。興味のある方はお気軽にお問合わせください。
» 無料：カウンセリング申込
３．カナダ短期留学する場合はいつから準備を始めるべきか
たとえ、カナダ留学の期間が超短期、短期であっても、カナダへの入国、滞在の準備はしっかりしておきたいものですね。そのために、たとえ1週間の超短期留学であっても、留学初心者、留学経験者に関わらず、最低２ヶ月間は準備期間として見ておくようにしましょう。
カナダ短期留学の場合は、６ヶ月以内であれば観光ビザでカナダに入国、滞在ができるため、ビザに関してはeTAオンライン申請を行うだけです。すぐに取得ができるため問題ありません。
その他に、パスポートの切り替えや新規取得、航空券の予約、カナダ現地での語学学校や専門学校を決めたり、ホームステイや寮、シェアハウスなどの滞在方法、海外保険の検討・加入、クレジットカードの申込など事前に手配しておくべきことや決めておかなくてはいけないことがたくさんあります。またカナダで車を運転する場合は国際免許証を申請・取得する必要があります。
健康検診や歯科検診は必ず受けておきましょう
カナダ短期留学前の準備期間は大変忙しい期間になりますが、短期であっても忘れてはならないのが健康検診や歯科検診は必ず受けておきましょう。
カナダ短期留学中に病院にかかると、海外保険に加入していて自己負担する医療費は非常に高額になります。特に、忘れがちな歯科検診は現地で思わぬ治療が必要にならないように、事前にかかりつけ歯科医に診てもらい、治療は出発前まで完了させておくことがベストです。その他、常備薬が必要な人は担当医に必ず確認して、留学期間中に必要な薬を処方してもらいましょう。
カナダへの短期留学であっても、現地滞在中に万が一のことが起きないように最低でも２ヶ月は十分に時間をかけてしっかりと準備するようにしましょう。
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