「セブパシフィックの予約方法が知りたい!」
「LCCだし、英語表記で不安なことも多い」
今回はこういった疑問や要望にお応えしていきます!
航空券代は抑えつつも確実な予約で安心してフィリピンへ渡航したいですよね。
そこで、本記事ではセブパシフィック航空の予約方法について、0から分かるように丁寧かつ網羅的に解説します。
LCCが初めての方、コロナ禍でフィリピンに行くのが初めての方向けに、セブパシフィック航空を含む「LCC」を利用するときの注意点、コロナ対応を含む、フィリピン入国時の注意点も記載しました。そちらも併せてお読みください。
【概要】セブパシフィック航空とは?
セブパシフィック航空とは、フィリピンのマニラ・セブ島を拠点とする格安航空(LCC)です。
フィリピンへ渡航する場合には、主にセブパシフィック航空以外にフィリピン航空がありますが、こちらはFSC(Full Service Carrier)となります。
▶︎日本ではピーチやジェットスター、ジップエアなどが該当。
FSC:割高である分、機内サービスや機内で映画などが視聴できる航空会社。
▶︎日本ではANAやJALなどが該当。
セブパシフィック航空が日本で就航している空港は、以下の4つになります。
- 成田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- 福岡空港

フィリピンへ渡航する時にはこの4つのいずれかの空港を利用することになります!
費用を割安で抑えたいあなたにはLCCであるセブパシフィック航空がおすすめです!
【完全版】セブパシフィックの予約方法
さてここから、セブパシフィックの予約方法について以下のように解説していきます!
ステップ2:場所と日程を選択する
ステップ3:搭乗人数などを入力
ステップ4:搭乗したいフライトを選択
ステップ5:個人情報を入力
それぞれ詳しく解説していきます!
※9/1の日本(大阪:関西国際空港)から出発し、9/30までフィリピンのセブ島の往復便を想定しています!
ステップ1:英語のセブパシフィック公式ページにアクセス
英語の公式ページにアクセスしましょう!理由は、日本語に翻訳されると違ったニュアンスで訳されてわかりにくい部分が多くなるからです。
そして、スマホやタブレットではなく、操作のしやすさからパソコンで予約することをおすすめします。
ステップ2:場所と日程を選択する
(1)”From”でJapanを選択し、Osakaを選択
(2)”To”でPhilippineを選択し、Cebuを選択
(3)”Round-trip”を選択し(初めからRound-tripになっていることが多い)9月1日を選択
“One-way”は片道という意味
▶︎帰国便を別の航空会社で購入予定の場合はOne-wayを選ぶ
※2022/08 現在、フィリピン入国時に30日以内に第3国へ出国する航空券の提示が必要です。 帰国日を変更出来るタイプの航空券か安価な30日以内の日付で捨てチケットを購入しましょう。
上記のルールなので、今現在は往復で購入していただくのがマストになります。
▶︎日付まで選ぶと、↓の画像のように値段が表示されます。今回の場合は14万4900円ですね。
※この時点での値段なので、最終的な値段ではありません。
(4)値段の隣にある、”Select dates”を選択します。
ステップ3:搭乗人数などを入力
次に、このような画面になるかと思います。
ここでは一緒に行く人の人数などを聞かれていて、いる場合は入力します。
Children:2-11歳
Infants(乳幼児):1歳以下
Promo Code:プロモーションコード
▶︎こちらはプロモーションコードがある人だけです。
入力と確認ができたら、青色の”Search flights”ボタンを押します。
ステップ4:搭乗したいフライトを選択
(1)時間や値段を考慮して、行きのフライトを決めます。
今回は1番上の便を選択しています。
いずれの便も、マニラ経由での便であることが確認できるでしょうか?以下で表示されている内容を解説します。
▶︎日本とフィリピンは、日本時間+1時間の時差があります。
マニラ3:35(深夜)発→05:05セブ着(1時間30分のフライト時間)
右に書かれている”5J 827″”5J 563″はフライトナンバー
1番右側に書かれているのが航空券代
▶︎今回は片道(関空→セブ)12万5,800円
まとめると、このフライトでは、関空を21:15に出発し、マニラ経由で翌日早朝の5:05にセブに到着するということです。
(2)決めたフライトをクリックすると↓のような画面になります。
こちらは、手荷物や席のグレードなどを聞かれています。
以下で解説していきます!
[Go Basic]
- 7kg以下の手荷物を1点持ち込み可能
- 運賃が異なる場合があるが予約変更も自由
[Go Easy]
- 基本料金(ここでは12万5,800円)+3,100円のプラン
- Go Basicの内容に加えて、20kg以下の手荷物を預けられる
- シートがスタンダードシートとなる
[Go Flexi]
- 基本料金に+5,500円のプラン
- Go Easyの内容に加えて、無料でキャンセルできる
▶︎今回は留学に行くことを想定して、Go Easyを選択します。行きのフライト内容はこれで終わりです。
(3)帰りのフライトを選択します
↑の画面になると思います。今回も1番上のフライトを選択します。
そして、行きと同じ要領で手荷物などを選択します。
(4)フライト情報の確認画面
選択し終えたら、↑の画面が出てくるので、フライトを確認しましょう。
問題なければ、青色の”continue”を選択します。
ステップ5:個人情報を入力
次に、↑のような画面が出てくると思います。
(1)個人情報を入力していきましょう。
(2)広告が出てくる
↑のようにさらにサービスを勧める広告が出てくるので、不要な方はパス(何も選択しない)。
1番下の画面までスクロール。
“Proceed payment”を選択。
(3)フライトと金額の最終確認
問題なければ青色の”Continue”ボタンを押します。
(4)確認画面が出てくる
ここでは、”運賃や手数料などは確定になります”という旨のメッセージが出てきています。
問題なければ青色の”Proceed to payment”を押します。
ステップ6:支払い手続き
クレジットカードの情報を入力します。同意書に同意して、予約が完了となります!
【要注意!】LCCを利用するときの4つの注意点
「割安で航空券代を抑えられるからLCC最高!」
セブパシフィック航空もLCCです。確かに航空券代を節約できるのでおすすめではあるのです。
しかし、安さだけを見てしまい、以下のような注意点を見落とさないように注意しましょう!
注意点2:支払い方法は原則クレジットカードのみ
注意点3:サービスは値段相応
順に解説していきます!
注意点1:変更・払い戻しができない
LCCは1度予約してしまうと、変更や払い戻しができません。変更できたとしても高額な手数料を取られてしまう可能性があります。
※変更できる航空券もありますが、値段が高いためルールを理解し、安価なチケットが購入できればベター!
それを避けるためにも、以下の点をよく確認してください。
搭乗の時間と値段を確認
搭乗の時間帯をしっかり確認しておきましょう!LCCの場合、時間が深夜や早朝の場合も多いです。また、値段もよく変更になります。値段についてはチケットを早く取る方が間違いなく安く済みます!

僕が利用した時も、深夜1時のフライトでしたし、当日にチケットを取った時は数分ごとに値段が変わっていました!
注意点2:支払い方法は原則クレジットカードのみ
支払い方法は原則クレジットカードのみです。事前予約でコンビニ支払いを選択できる場合もありますが、空港での追加料金支払いの際にはクレジットカードを利用することになります。

海外渡航の際にはクレジットカードは必須なので、もしお持ちでない場合はこの際に準備すると良いです!
海外旅行保険が付帯するクレジットカードを選ぶとなお良いでしょう!
フィリピン留学で選ぶべき保険【会社&クレジットカード各5選】
注意点3:サービスは値段相応
LCCは安いですが、サービスもそれなりです。いくつかサービスに関する注意点を紹介します。
大きな手荷物は機内に持ち込めない
ANAやJALなどのFSCでは、手荷物に余裕がある場合が多いのですが、LCCの場合は余裕がなく、機内持ち込みの大きさ制限が厳しいです。航空会社によって異なるのでよく確認してください。

僕が利用したLCCの手荷物制限は、7kgのところが多かったです!
もし基準を超えてしまう場合には、追加料金を支払えば受託手荷物(空港チェックイン時に預ける荷物)として乗せられますよ!また、手荷物の数も2つのケースが多いので注意しましょう!
遅延の可能性あり
LCCは全般的に遅延することが珍しくありません。遅延を見越して、渡航当日のスケジュールには余裕を持たせましょう!
席が狭い
格安航空とあって、”広々と快適な空の旅”は望めないでしょう。安い分、仕方のないことだと思って、ハードルを下げておくと落ち込むことはなさそうです。
注意点4:搭乗口が大手とは別
LCCは大手の航空会社とは違う場所に搭乗口(ターミナル)がある場合があります。
例えば成田空港は、第3ターミナルがLCC専用で、最寄り駅の「空港第2ビル駅」から歩いて12~15分。バスも出ているほどです。「海外にはよく行くけど、LCCは初めて」という方は特に注意です!
スムーズに搭乗できるように事前に空港ターミナルの場所とアクセスを事前に確認しておき、当日は時間に余裕を持って空港へ行きましょう!

以前、関空でジェットスターを利用した際には大手とは離れていました!搭乗口周辺にどんな施設があるのかも併せて確認しておくと良いです!
換金所があるのか、コンビニはあるのか、など、あなたの状況に合わせて必要とされる施設を事前に確認しておきましょう!
【フィリピン入国】気をつけたいポイント6選
最後に、フィリピン入国に気をつけたいポイントを記載しています。コロナ禍で通常とは違う準備物が必要になっています。ご注意ください。
※最新情報(2022年8月時点)をご紹介していますが、情報は流動的に変更されます。必ずフィリピン大使館や日本政府のホームページをご自身で確認してください(情報の責任については負い兼ねます)。
ポイント2:新型コロナウイルス陰性証明書 or ワクチン3回目接種
ポイント3:One Health Passのオンライン登録しておくこと
ポイント4:フィリピン到着後に制限があること
ポイント5:パスポートの有効期限は少なくとも6ヶ月あること
ポイント6:復路の航空券を購入しておくこと
それでは順に解説していきます!
ポイント1:有効なワクチンパスポートを所持しておくこと
有効なワクチンパスポートとは、フィリピンの場合は最低でも2回(ヤンセン社の場合は1回)のワクチン接種が必要です。

国内用と海外用があって、海外用が必要になります!!
日本のデジタル庁がリリースしているワクチン接種証明書は2022年8月21日時点では、ワクチンパスポートとして認められています。(各自で改めてご確認をお願いします)
現在はアプリからも上記、海外用及び日本国内用のワクチン接種証明書のダウンロードが可能になっています。
詳細は、厚生労働省のHPを参照してください。
ポイント2:新型コロナウイルス陰性証明書(英文) or ワクチン3回目接種
3回目のブースター接種が完了していない方は、出発48時間以内に受検したPCR検査か出発24時間以内の抗原検査の陰性証明書が必要です。英文で用意しておきましょう。
ポイント3:One Health Passのオンライン登録
フィリピン検疫局(Bureau of Quarantine)からの要請でフィリピンに到着するすべての方がOne Health Passへの登録が必要になります。
これは、”Health Declaration Checklist”(黄色の用紙)の代替手続きとなります。
One Health Passのオンライン登録こちらから。「One Health Passのオンライン登録」
ポイント4:フィリピン到着後に7日間のセルフ・モニタリングがある
到着後から7日間のセルフ・モニタリングを行う必要があります。
こちらは隔離されるわけではありません。
ポイント5:パスポートの有効期限が最低6ヶ月必要
必要なパスポートの有効期限は入国時に滞在日数+6カ月以上の残存期間です。
ご自身のパスポートをご確認してみてください!
画像:外務省公式ホームページより引用
ポイント6:復路の航空券を購入しておく
フィリピンは入国の時点で出国(帰国)のチケットがないと入国できません。
出国日が確定している方は、そのチケットを、出国日が確定していない方は捨てチケットと呼ばれるものの準備も必要となるでしょう。
「フィリピン到着日から30日(一部の国は、無査証での滞在が認められている期間)以内に出国する有効な往復もしくは第三国への航空券」を用意しましょう。
▼参照
フィリピン大使館HP
※捨てチケットとは
搭乗しないチケットのことです。フィリピンから行ける費用の安い国へのチケットを購入することが一般的な捨てチケットとなります。
▼フィリピン入国についてはこちらの記事でより詳細に解説しています。
まとめ:早期から準備して確実な渡航にしよう!
いかがだったでしょうか。セブパシフィック航空やLCCについてご理解いただけたかと思います。
実際にゆっくりと丁寧に準備をしていけば対処できないものでもないでしょう。しかし、パスポートの期限など、物理的に変更が不可能なものも中にはあるので早め早めに準備しておくことは、やはり大切なことです。
皆さんの渡航の参考になれば幸いです!