ニュージーランドの美術留学の情報まとめ【学べる分野と学校紹介】

ニュージーランドの美術留学の情報まとめ【学べる分野と学校紹介】

私は美術と言えば、まず絵画、彫刻、モダンアート、フラワーアートなどを思い浮かべますが、皆さんはいかがでしょうか?その他にも幻想芸術、工芸、書画、装飾美術、版画、イラスト、現代ではデジタルアートやストリートアート、メディアアートなどがあり、美術のジャンルは幅広いと言えます。

「将来は美術関係の仕事に就きたい」と願う人はできるだけ多くのアーティストや作品に触れて、感性を磨いていきたいですよね。現に、日本を飛び出して海外で美術や芸術を学びたいという人は、新しいひらめきを求めて海外へどんどん飛び出しています。

ここでは世界から芸術家が集まるニュージーランドで学ぶことができる美術の分野、アートコースを中心にまとめていますので、ぜひ留学プランの参考にしてみて下さい。

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1.ニュージーランドは世界から芸術家が集まる国だった

ニュージーランドの表の顔は羊やキウイですが、隠れた素顔に「美術」や「芸術」という魅力もありました。

意外?ニュージーランドが海外の芸術家に大人気

自然という代名詞がピッタリの国ニュージーランド。その心安らぐ空間に魅了される芸術家は数多く存在します。ニュージーランドは世界から多くの芸術家たちが集まる国としても知られています。

ニュージーランドと芸術を直接結びつけるとイメージしにくいかもしれませんが、ニュージーランド=自然=芸術と考えると「なるほど!」と納得する人も多いでしょう。都会の喧騒感がない自然に囲まれた環境こそ、芸術家が心地よいと感じる最高の空間であるとも言えますね。

自然との対話をテーマにしたアートが人気

大自然が広がるニュージーランドは海、山、川、湖、森をはじめ、氷河、運河、温泉、公園など自然と聞いて思い浮かべる代名詞がたくさんあります。そんな環境に恵まれたニュージーランドに自然を求めてやってくる芸術家が多く、テーマは太陽、水、花などの題材が目立ちます。

ちなみに、ニュージーランドで芸術家としてスタートするのは難しくありません。絵具とキャンバスがあれば風景画が描けますし、ビーチで貝殻を拾ってアクセサリーや小物を製作することだってできます。個人でギャラリーやアートスペースを経営している人もたくさんいますよ。

芸術家が多い街は「ネルソン」

ニュージーランドで芸術家が多いと言われる街はネルソンです。太陽の光と青々と茂る森の香りに囲まれながら、多くのアーティストたちが創造性の高いユニークな芸術作品を製作し、新しい文化を築き上げています。

美術の分野としては水彩画、油絵、彫刻、フォトアート、ガラス工芸、洋服やバッグの製作など。今まで見たことがないような斬新で奇抜な作品が数多く展示・販売されています。

また、ネルソンでは毎週土曜日に楽しい掘り出し物が見つかるマーケットが開催されています。アクセサリーや小物などの作品を含め、世界に一つだけのオリジナル商品やアンティークなどが手に入るチャンスです。ぜひ、足を伸ばしてみてくださいね。

アートな雰囲気を味わうなら「ウェリントン」

ニュージーランド国内には都市部を中心に美術館や博物館がたくあんあります。中でも都市全体の雰囲気で考えて、最も独特なアート感を醸し出しているのが首都ウェリントンです。

ネルソンに並んで芸術家が多く、それぞれ古代アートから現代アートまで幅広いジャンルで活躍をしています。ウェリントンには50以上のギャラリーが点在しているんですよ。すごい数ですね。

2.ニュージーランド留学で学ぼう!おすすめ美術の分野【学科・コース紹介】

自然豊かなニュージーランドで勉強できる美術の分野やアートコースをご紹介します。

美術史

絵画、彫刻、工芸品、建築などに関する歴史を研究する学問です。ニュージーランドの大学でもヨーロッパ美術からアジア美術まで幅広く学習することができますが、特徴的なのはマオリ・アートについての歴史やルーツが学習ができることでしょう。

彫刻

彫刻の魅力は彫り上げた時の達成感だと言いますが、ニュージーランドでもCurving Designをさまざまな手法を使いながら学ぶことができます。国内でも野外彫刻や砂の彫刻の祭典など、彫刻に関するイベントがたくさんあるんですよ。

デジタルアート

現代アートの一つ3Dアートを中心に学ぶコースです。デジタルアートで体感することを調主義空間と言い、折る、分割する、つなげるといった作業によって自由に空間を作り上げるのが特徴です。

舞台芸術

ニュージーランドでも舞台芸術は人気のコース。演劇やミュージカルは独特な空間で行われるため、音楽、美術セット、言語などにも特別な要素を加える必要があります。舞台で演じる側、そして舞台を見る観客とか一体になれる空間を作り上げる技術を学んでいきます。

映画学

壮大な自然を舞台にしたハリウッド映画。ニュージーランドは映画撮影において適した環境にあるため「ロード・オブ・ザ・・リング」「ホビット」「アバター」などで使われた舞台があることでも有名です。ハリウッド映画や国内映画を専門に手掛ける会社WETAもあります。

マオリアート

ニュージーランドの文化と言えばマオリです。マオリの文化、風習、習慣、歴史をはじめ、美しいマオリアートのルーツや作品を学びます。ニュージーランドでマオリ・アートを学んで日本で紹介している人も多いです。アクセサリー、絵画、置物、小物など、マオリが象徴するトライバル・デザイン(Tribal Design)には強さと誇りを感じます。

3.ニュージーランドで美術と言ったらこの学校!厳選4校【学校の特徴や費用を紹介】

ニュージーランド国内には美術・アート系に強い学校がいくつかあります。さっそく、学校の特徴と費用の目安をご紹介しましょう。

D&A Deign and Arts College of New Zealand

クライストチャーチにあるデザインとアートの専門学校です。最新の設備が整っていることで人気があります。この学校では取得できる資格は以下の通りです。

  • New Zealand Diploma in Graphic Design(Level5)
  • Certificate of Makeup Design & Production(Level4)
  • New Zealand Certificate in Fasion(Level4)
  • New Zealand Diploma in Fashion(Level5)

期間と費用はコースによって異なりますので、サイトにてご確認下さい。たとえば、New Zealand Certificate in Fasion(Level 4)の場合、期間は20週、学費は7,650ドルになります。

Whitecliffe College of Art & Design

オークランドにあるアートとデザインの工科大学です。経験豊富な講師陣による熱心な授業展開が自慢です。取得できる資格は以下の通りです。

  • Bachelor of Fine Arts
  • Certificate in Arts and Design
  • Certificate in Digital Media and Design
  • Fine Arts ーMasters
  • Art ManagementーPostgraduate Diploma or Masters
  • Art Therapy ーPostgraduate Diploma or Masters

アート・セラピーという学問で学位が取得できます。絵画や映像などのアートを使って、人々の心を癒していこうという、近年新しく誕生した医療関連の学位です。サイコロジーにも連結した興味深い分野ですね。 

AUT(オークランド工科大学)

オークランドにある名門です。技術系、芸術系の学部に定評があります。美術・芸術全般のコースが豊富に揃っています。中でも建築、ファッション、映画芸術、デジタルアートなどが有名です。

Victoria University of Wellington

ウェリントンにある有名校です。こちら美術・芸術に関する学部が豊富にあり、コースも充実しています。アート・ヒストリー、ソニック・アート、パシフィック・アート、ルネッサンス・アート、アート経営、アート企画などコースは100以上あります。

ニュージーランド美術留学についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ニュージーランドは世界から多くの芸術家が作品を制作するための滞在拠点として選ぶ国でもあり、芸術との結びつきが強いことがわかりましたね。

壮大な自然のスケールが広がるからこそ、人々のイマジネーションやセンスが限りなく広がっていくのかもしれません。さあ、あなたも芸術の国でもあるニュージーランドで感性を磨いて、世界を沸かせてみませんか?

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