【カリフォルニア大学】2人はどうやってUCLAに入ったの?

【カリフォルニア大学】2人はどうやってUCLAに入ったの?

今回お話を伺ったのは、留学情報館のカリフォリニア大学進学プログラムコーチとしても活躍している池上聡太さんと小林風喜さんです。

大塚庸平大塚社長
UCLAの現役学生に、カリフォルニア大学への合格の秘訣を聞きました。

池上さん・小林さん:よろしくお願いします。

大塚社長:カルフォニア大学の編入システムや編入を成功させるポイント、ポイントに対する対策、今まで2人がサポートしてきた実績や活動内容について深掘りしていきますね。よろしくお願いします。

*この記事は、YouTube動画「【カリフォルニア大学】2人はどうやってUCLAに入ったの?」をわかりやすく記事にしたものです。

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カリフォルニア大学への編入の仕組み

大塚社長カリフォルニア大学への編入の仕組み、UCシステムともいわれますが、どんなシステムですか?

池上さん:まず大学1年生からUCLAにいきなり入るわけではありません。大学1、2年生の間はコミュニティカレッジ(以下、コミカレ)に通って、3年生からUCLAや4年生の大学に転校する仕組みになっています。

わざわざ編入する理由①「学費が抑えられる」

大塚社長なぜ直接入学ではなくわざわざ編入をするんですか?例えば日本の場合、早稲田大学に入りたいなら1年生から入ってそのまま卒業しますよね。コミカレを挟む理由は?

池上さん:大きく2つの理由があります。まず1つは学費の問題。UCLAの年間の学費は5~600万円台。生活費も入れるともっと高額になります。いっぽうコミカレの学費はとても安い。年間で約100万。日本の大学より少し高いくらいです。

大塚社長:大学2年間の学費が安く済ませられるのが魅力なわけですね。

池上さん:しかも大学1、2年生で勉強するのは、どこの大学で勉強しても同じような基礎的な内容です。大学の個性が出る面白い授業が始まるのは大学3年生からなんです。だから「それなら大学1、2年は学費が安いコミカレでいいや」と考えて、大学3、4年生だけUCLAで受ける人が多いんですよ。

大塚社長:なるほど。1つ目の理由はコストメリットですね。2つ目の理由は、小林さんに聞いてみましょう。

わざわざ編入する理由②「合格率が高い」

小林さん2つ目は編入の方が簡単で入りやすいからですね。もちろん1年生からUCLAに入学することもできます。ただそれだと合格率がとても低いんです。

実際に1年生から入っている学生に「どんな実績があるの?」と質問すると、ピアノコンクールアジア2位とか日本脳科学オリンピック出場とか、輝かしい経歴を持ってる人たちばかり。やはりハードルが高い大学なんです。

でもコミカレで編入の場合、学部によっては合格率が3~40%を超えます。特別な活動実績がない人、例えばクラブの部長をしていたような普通の人でも、UCLAやUCバークレーという名門校が射程圏内に見えてきます。

大塚社長:2つ目の理由は、大学への入りやすさなんですね。 カルフォルニア大学への合格率を数値化してみたところ、直接入学の合格率は7~8%くらいでした。さらにこの合格率にはいくつかの必要条件も影響してくるんですよね?

小林さん:TOEFLだと100点くらいは必要かと。

大塚社長:100点以上かな?確か平均113点くらいだったと思うので。まとめると、直接入学の場合は、非常に優れた課外活動やスポーツの実績と英語力にプラスαで採点されてしまう。でも編入の場合は、コミカレにいくまでの試験のみ合格すればOKだから入りやすいということですね。

ハーバードではなくUCLAを勧める理由

大塚社長:あともうひとつ聞きたかったことがあるんです。2人がセミナーの時に「日本人が現実的に入れる世界トップの大学」として、ハーバードではなくUCLAを挙げてたと思うのですが、それはなぜ?

池上さんまずカリフォルニア大学は、留学生の受け入れが多いからです。ハーバードなどの一部の私立大学は、そもそもアメリカ人が多くて留学生を受け入れる門が狭い。反面、留学生をたくさん受け入れている大学は門が広いので、単純に合格率が高くなるわけです。

大塚社長:ハーバード大学に日本人がどれくらいいるのか調べてみたところ、2023年時点で14人でした。カリフォルニア大学には何人くらい日本人がいるのかな?

池上さん:カリフォルニア大学には、UCLAだけで100人以上はいます。

大塚社長:そうすると年間2、30人の留学生が入学している計算になります。合格率が高いことはもちろん、それだけ日本人留学生が入りやすい大学だと断言していいのではないでしょうか。

編入を成功させる4つのポイント

編入を成功させるポイント①GPA

大塚社長:次に編入する時のポイントですが、2人はどこのコミュニティカレッジから編入してきたんだっけ?

池上さん・小林さん:ディアブロバレーカレッジです。

大塚社長:サンフランシスコにあるコミカレですね。2人が考える編入試験合格で大切なポイントは?

池上さん:一番大事なのはGPAです。ただし高校のGPAではなく、コミカレのGPAなので注意してください。

大塚社長:日本での成績は関係ない?

池上さん:全く関係ないです。コミカレ1、2年生の時のGPAを、なるべく4.0に近づけることが大切です。最低でも3後半あると強い。そのGPAが合格基準の60%を占めますから。

大塚社長:UCLAだと3.7くらいが最低ラインですよね。

池上さん:そうですね。

大塚社長:でもできれば3.89くらいはほしいかな。4.0を目指すのがいいと思います。ちなみに2人のGPAは?

池上さん:私は3.975です。

小林さん:私は3.75くらいでした。

大塚社長:2人ともすごいですね!ちなみにディアブロバレーカレッジの留学生の平均GPAは、3.77だそうです。ディアブロバレーカレッジは、周りに誘惑する商業施設がない郊外のコミカレだから、勉強に集中できる環境が整っているのかな?実際どうでした?楽しかった?

池上さん:私は田舎が好きなので楽しかったです。静かな感じとか。あと周りに何もないからこそ、大学の友達と仲良くなれた気がします。みんなでホームパーティーもしました。

大塚社長:なるほど。少し話がそれましたが、編入試験合格のポイントの1つ目は成績でしたね。2つ目のポイントは?

編入を成功させるポイント②課題活動

小林さん課外活動です。学業以外で何をしてきたかが、評価のポイントの1つになっているんです。評価につながる活動と聞くと、壮大なことをやらないといけないと勘違いする人も多いのですが、そんなことはありません。ささいなことでも大丈夫です。

例えば私の知り合いだと、ホストファミリーのダイエットを手伝ったことを課外活動としてアピールしていました。もう少し大きい活動だと、クラブ活動のリーダーになったとか、ボランティア活動に参加したとか。どんな活動でも伝え方ひとつで魅力的な課外活動になります。

大塚社長:なるほど。自分がどんな人かアピールできるような活動に積極的に参加することが、2つ目のポイントですね。3つ目のポイントは?

編入を成功させるポイント③エッセイ

池上さんエッセイです。出願のタイミングで自己PRエッセイを4枚書きます。

大塚社長:8つあるうちの4つを選んで書くんですよね。書く際のポイントは?

池上さん自分をアピールするために、自分が今まで行った課題活動や人生での重要なイベントについて書くことです。

大塚社長:結構難しそうですね。

池上さん:結構難しいですね(笑)。

大塚社長:そうですよね。英語力も必要だし、書く内容を充実させるためには課外活動の中身も重要だし、総合してどう自分をアピールしていくか、ですもんね。他にもポイントがあれば教えてください。

編入を成功させるポイント④履修計画

池上さん4つ目のポイントは、クラス履修の計画をしっかり組むことです。実はこれが一番大事かもしれません。なぜならコミカレ1、2年で受験資格を得るための必須科目を受け終わっていないと、そもそも編入試験を受けられないからです。

大塚社長:どんな授業を履修するかが重要なんですね。そういえば2人ともGPAで好成績をおさめていましたが、いい成績を取るためにも履修登録の計画は関係してきますか?

池上さん:関わってきます。GPAで高得点が取りやすい履修の仕方、例えば難しい授業を同じセメスター(学期)に組まないとか、この授業はこのセメスターで組まない方がいいとか、細かいテクニックがあります。

大塚社長:なるほど。戦略的な履修が必要なんですね。

それらのポイントに対する対策

大塚社長編入を成功させるポイントをまとめると、1つ目にコミカレでのGPA、2つ目に課外活動、3つ目にエッセイ、4つ目にクラス履修の計画が大切というお話しでした。これらのポイントを上手くおさえるための対策はありますか?

小林さんすべてのポイントを網羅する対策なら、やはり常に情報を集めることです。実際に編入試験に合格してUCLAにいる先輩に、直接アドバイスをもらえるといいと思います。

大塚社長:情報戦ですね。

サポート内容と実績について

大塚社長留学情報館のカリフォリニア大学進学プログラムでは、カリフォルニア大学への進学を日米で最大3年間サポートしています。その中で16人の現役UCLA生もコーチとして携わっているのですが、実際にどんなことをしてくれるのでしょうか?

池上さんまずは情報の提供です。大学のプログラムはコロコロ変わってしまうのですが、現役生として常に最新の情報をお伝えしています。次に全体的な計画。授業や課外活動の計画を立てるお手伝いですね。

大塚社長:「どんな履修登録をしたらいいか」「どんな課外活動をするか」「どうやってエッセイの準備をするか」など、セメスターごとに16人のコーチが1対1で生徒さんのサポートをしてくれるんですよね。

小林さん編入のために必要なことをまとめたノートも作っています。

大塚社長:カリフォルニア大学進学プログラムに申し込んでくれたみなさんにお渡ししているノートなので、ぜひそのノートでもノウハウをゲットしてもらえたらと思います。では最後に実績について。2人とも今までサポートしてどんな実績を出していますか?

池上さん私個人でいうと、今まで17人の生徒さんをサポートしました。全員UCLAまたはUCバークレーに合格しています。

大塚社長17人全員合格!これ、すごいことなんですよ。カリフォルニア大学は、大学院大学のサンフランシスコを除くと、9つあります。その中でも日本人留学生の大半がUCLAまたはUCバークレーを目指しています。そのトップ2大学に17人中17人合格させているなんて、本当に素晴らしい。小林くんはどうですか?

小林さん:私が得意なのは、英語や勉強があまり得意ではない生徒さんの戦略を立てることです。自分自身、英語も勉強もあまりできず、かなり苦労してきました。でも苦労した分、どうやったら楽に評価Aを取れるかなど、試行錯誤して今ここにいます。ちょっとズルい裏技を駆使しながら、英語や勉強が苦手な人でもUCLAに編入できる方法を教えられます。

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大塚社長:小林さんは私たちが運営する英語の学校「English Innovations」の卒業生でもあるんですが、確かに入学時は英語力ゼロからのスタートだったよね。

小林さん偏差値40くらいです。日本の大学受験、すべて失敗しました。

大塚社長:なのに!今、UCLAですよ。ちなみに2024年のTHE世界ランキングでUCLAは18位、東京大学は29位。日本トップの大学より断然上のUCLAに在籍しているなんて、本当にすごい!勉強した?

小林さん:コミカレで頑張りましたね(笑)。

大塚社長自分が苦労した分、その苦労から生まれたノウハウを使ってサポートできるのは大きな強みだと思います。心強い2人です。

最後に

大塚社長:留学情報館のカリフォルニア大学進学プログラムでは、日本と現地で約3年間、みなさんをサポートします。今回は現地でサポートしてくれる2人を紹介しつつ、編入を成功させるポイントなどを聞きました。ありがとうございました!

池上さん・小林さん:ありがとうございました!

 

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