マレーシア大学進学に興味があるけど教育水準は大丈夫？
日本の国立・私立とどっちがいいだろう？
「マレーシアは発展途上国」というイメージは、今は昔。経済発展だけではなく、教育水準も世界レベルへ成長しているのがマレーシアです。多国籍な英語学習環境、世界ランキング上位の大学・学部、宗教上の理由から
この記事では、高い教育水準を誇るマレーシア大学のの理由と実情を解説します。
マレーシア教育の歴史的背景
マレーシアの教育システムはどのようにしてこの水準に到達したのか。その背景には、イギリスの植民地の歴史が関わっています。イギリス統治下で確立された教育制度は、マレーシアに高い教育基準をもたらしました。英語教育の普及と西洋の教育理念が、現在の教育システムの基盤を形成しています。
イギリス式教育システムの影響
イギリスから受け継がれた教育体系は、厳格なアカデミックスタンダードと多様な教育プログラムをマレーシアにもたらしました。
いまでもマレーシアはイギリスはじめ欧米の大学と多数提携しており、学部では世界30位以内を輩出するなど、高水準の教育を実現しています。当然ながら、英語で行われる教育は、日本人学生に国際的なコミュニケーション能力を与えます。
国際的な認知とランキング
次に、マレーシア大学が国際的なランキングでどのような評価を受けているか、です。
マレーシアの大学は、国際的なキャリアや研究のチャンスを提供しています。特に、グローバルな視野を持った人材育成に長けています。
マレーシアの有力大学は、世界ランキングで高い評価を受けており、特に研究とイノベーションの分野での実績が目立ちます。これは、今後、グローバルスキルが求められる日本の学生に対して、大学選びの重要な指標となります。
【参考】http://www.webometrics.info/en/Asia/Malaysia%20
要約
●アジアトップ大学400のうちマレーシアは27大学がランクイン、日本は77。
●マレーシアの大学はトップ50位以内中5大学がランクイン。日本は11大。
●日本のトップは東京大学で13位。マレーシアはマラヤ大学で24位。
ランクインしている大学の『数』自体は日本よりマレーシアは少ないが、マレーシアの人口はわずか3,000万人。日本の4分の1。そもそもの人口が少ないので、人口比でみると日本よりも多い。マラヤ大学のようなマレーシアのトップスクールにいけば日本の早慶よりも上位です。
参考：【2023年世界大学ランキング】日本人が入学しやすい海外の超名門大学6選
まとめ
マレーシア大学教育の水準について解説しました。植民地時代から受け継がれたイギリス式教育制度と、世界ランキング上位の大学教育は、日本人学生にとって、英語力とグローバルスキルが身につく魅力的な場所です。日本の名門大学や、欧米圏の大学と比較してもそん色はありません。学費や生活費もリーズナブルなマレーシア大学進学を現実的に検討してみてはいかがでしょうか。
