アメリカ留学でバスケ選手として活躍しよう!【バスケ留学のすすめ】

アメリカ留学でバスケ選手として活躍しよう!【バスケ留学のすすめ】

世界屈指のスポーツ大国でもあるアメリカの国民的スポーツとして、ベースボール、アメリカンフットボール、アイスホッケー、そしてバスケットボールの4大スポーツが長年に渡って絶対的人気を誇っています。この4大スポーツには歴史あるプロリーグチームがあり、それぞれのスポーツリーグで華々しく活躍するプロ選手の姿はアメリカンドリームのひとつであり、多くの人が憧れる存在として常に注目されています。

特に、バスケットボールプロリーグのNBAの選手は国民的スターとして高い人気を誇っています。超人的なジャンプ力や迫力あるゴールスキル、スピード感あふれる試合展開は、試合を見守る観客も大いに沸き立つ見ごたえのあるスポーツとして、年代、性別問わず人気が高く、アメリカ文化のひとつと言っても過言ではないでしょう。

アメリカの人の中には、幼い頃からバスケ選手の輝かしい活躍に将来の自分を重ねる人も少なくありません。そのため、ハイスクールや大学でも男女共に人気のスポーツであり、高いレベルのバスケ経験を持つ人が選手として学校のチームで活躍しています。

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1.アメリカ留学でバスケを続ける方法

バスケットボールをアメリカで続けるには、まず現地の学校に在籍することが先決です。アメリカの高校にもバスケットボールチームはありますが、可能であれば最長4年間チームに所属できるように、大学進学を機にアメリカの大学に直接入学するのがもっともおすすめの方法です。

アメリカの大学には、州立大学では2年制、4年制、私立大学は4年制大学があり、ほとんどの大学がバスケットボールチームを持っています。NCAAに所属する1部~3部リーグのいずれかに属しているためシーズンになると必ずリーグ公式試合が行われるため、プロ選手に勝るとも劣らない迫力ある試合に出場できる可能性もあります。

2.アメリカの大学にバスケ留学するメリットとは?

アメリカバスケ留学するメリットには主に2つあります。まずバスケットボールをプレーする環境が大変恵まれていること、そしてバスケットボールと大学の勉強をしっかり両立できる環境であることです。

①:バスケットボール選手のレベルの高さ

アメリカでは高校卒業時にNBAチームにダイレクトに入団することはできませんがバスケットボールの強豪大学チームにスカウトされて大学進学する人が多くいます。そのため、バスケットボールのレベルはプロ選手にも劣らないほど高いことが最大の特徴で、そのチームに所属すると充実したトレーニング施設を利用しながらバスケットボールの練習や試合をすることができます。

②:バスケットボールと勉学の両立が可能

アメリカの大学では、どんなに優れたスポーツ選手であっても勉学優先が基本となります。もしバスケットボールのチームの選手が履修すべき単位を取得できなかったり、または一定の成績を下回った場合は、どんなに大切な試合であっても出場停止や活動禁止、最悪の場合は退学となる場合もあるほど厳しいものです。

そのため、バスケットボールチームの選手たちは常に文武両道を心掛けている場合がほとんどで、バスケットボールの試合で華々しく活躍しながらも学内で成績優秀者が多いのも事実です。このような環境で、2年間、もしくは4年間の留学生活を送ることになれば、体力的に鍛えられるだけでなく、精神的にもかなり自立し鍛えられることになるため人間性も大きく成長することができるでしょう。

さらに、チームメイトとのコミュニケーションにも困らず大学の授業にもついていけるほどの英語力は就職にも大変有利で、国際ビジネスにおいても十分に魅力ある人材として各企業からオファーがある場合も多いものです。

3.アメリカバスケ留学するまでの流れ

アメリカにバスケ留学する流れは、まずは大学留学の流れとほぼ変わりません。アメリカの大学に入学するためには、まずTOEFLスコアをクリアする必要があります。志望校が指定するTOEFLスコアをクリアするために、英語力を向上させるよう努めることから始めましょう。また、在学している学校での成績平均値(GPA)についても、各大学で指定されていることが多いため日頃の勉学にも気を抜かず取り組むことが必要です。

ほとんどの大学は、9月入学者の願書受付を毎年1月上旬におこなっているので、12月までには志望校の願書一式、TOEFLスコア、SATスコア、推薦状など必要書類を整えておくと良いでしょう。自分一人では必要書類を準備するのが難しい場合は、留学エージェントに早めに相談すると留学までの準備をスムーズに進めることができます。

また、バスケットボールの活動で全国上位入賞などの経験があれば、ぜひ願書提出時にアピールしておきましょう。夏休みなどの長期休暇を利用して、アメリカの大学バスケットボールチームが開催しているトライアウトキャンプにもトライしてみるというのも、バスケットボール留学を実現するよいアピールになるはずです。

4.アメリカバスケ留学期間と留学費用

本格的にアメリカバスケ留学を希望する場合は、最長で4年間と年単位の長期留学になると見ておくと良いでしょう。最長で4年間ということは、「バスケットボールに熱中するあまり学業を疎かにするということは認められない」ということを意味します。アメリカの大学は文武両道が大学に在籍する最低条件となるため、しっかりと気を引き締めて大学生活を送りましょう。

年単位の長期留学期となると留学費用はその期間に応じて高額になってしまいます。しかし、進学する大学や滞在する都市によって留学費用は変動するため、大学の公式ホームページや願書などで必ず学費や寮費などの費用は確認するようにしましょう。一般的な大学留学概算費用については、別コラム「アメリカの大学留学費用について【期間別の概算費用と奨学金情報】」で詳しくは説明しているのでぜひ参考にしてみましょう。

コミュニティーカレッジなどの2年制大学の場合、留学期間は2年間と言いたいところですが、バスケットボールを留学の目的のひとつとしている人の多くが4年大学に編入することによってバスケ留学を続けています。強豪チームからスカウトされて4年大学に編入する人の中にはスポーツ奨学金を獲得している人も多く、留学費用を抑えながらバスケ留学を続けることも可能となっています。

強豪チームなどの一部の大学ではトレーニング施設使用料やユニフォーム代、遠征代など学校で負担してくれる場合もありますが、バスケ留学の特徴として基本的にシューズや練習着など個人で使用する備品、サマーキャンプやトライアウトへの参加、個人トレーニングは自己負担となるため、一般的な留学費用より多めに資金は準備しておきましょう。チャンスを掴むためには、ある程度の出費はやむを得ないと認識しておくことも大切です。

5.アメリカバスケ留学におすすめ校の選び方

アメリカへバスケ留学する大学選ぶ時には、まず自分の英語力や学力が大学のレベルに適しているかが学校選びのポイントです。アメリカの大学リーグの中でも強豪校が属しているDIVISON1には、全米でも屈指の有名校が並びます。もちろん学業においてもトップレベルを誇る大学が並ぶため、その大学に入ることができるだけの学力があること、授業についていけるだけの英語力が必須条件になります。

アメリカ国内のほとんどの大学にバスケ部があるとは言い切れませんが、NCAAやNAIAに所属している大学の他にも、この2つに属していない大学もあります。その大学のバスケットボールチームのレベルはもちろんですが、バスケを続けることができる学業環境が整っているか、そしてその環境が自分に合っているかを基準に留学先の大学を選んでみましょう。大学での学業とバスケのバランスがベストに取れる大学こそがもっともおすすめの学校であり、他の大学への編入といった次のステップへの大きな足掛かりになるはずです。

6.トライアウトキャンプへの参加価値とは?

アメリカのスポーツ界で行われているトライアウトキャンプ。NBAのチームが主催するケースは稀ですが、独立リーグや大学の強豪チームでも行われており、毎年多くの人が挑戦しています。アメリカに留学するなら、ぜひトライアウトキャンプに参加してみましょう。

その大きな理由は、各トライアウトにはそのチームだけでなく、他のプロチームや大学のバスケチームの関係者が見学に入るため、希望するチーム以外からバスケセンスやスキル、将来性を見込んでスカウトされることもあるので、まずはトライアウトに挑戦してみても良いでしょう。

なにより日本から参加するよりも留学中なら費用的にもトライアウトに参加しやすくなります。未来へのチャンスを見据えるならば、トライアウトへの挑戦は参加するだけの価値は十分にあると言えるでしょう。

アメリカでは身近にあるスポーツのひとつにバスケットボールが根付いています。そのため、バスケのレベルは非常に高く、幼い頃からバスケットボールを始める人が多いのが特徴です。日本と比較すると、アメリカでは、地域の中においても学校においてもバスケットボールをプレーする環境が整っており、大変恵まれているといえます。

アメリカの大学でバスケットボールに没頭できるチャンスは、今まさにこのコラムを読んでいるあなたの手の中にあります。世界的スターも多く輩出しているバスケットボールの本場アメリカへ留学を通して、現地のチームに所属しながら大好きなバスケットボールを続けてみませんか?

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