日本を飛び出して海外でさまざまなアートに触れてみたい・・・実現できれば本当に最高ですよね。アートといっても絵画や彫刻などをはじめ、グラフィックデザイン、写真、映像、洋服やホームプロダクツなどのデザインなど多岐に渡ります。そこに、ストリートアートやグラフィーディなどが加わると、もっと種類が増えてきます。
オーストラリアは自由な発想を表現することにポジティブなお国柄です。自分の創造性や想像力を押さえつけることなく、世間に堂々とアピールできる国でもあります。そんな自由な環境で生れるアートを肌で感じ取ってみませんか?
今回はオーストラリアアート留学と題して、アートに関するスクールやコース情報やオーストラリアのアート事情をご紹介します。
1.芸術の国オーストラリアへアート留学をしよう
オーストラリアは動物や自然ばかりではありません。オーストラリアの広い国土で生まれるアートは豪快で大胆不敵!上品なイギリス文化もどんどん輸入されてきます。
芸術を学ぶならオーストラリア
芸術を学ぶならヨーロッパやアメリカというイメージが強くありませんか?オーストラリアも斬新なアートや新しいデザインが学べる楽しい国なんですよ。街中の建物や駅にはグラフィディと呼ばれるアートな落書きで埋め尽くされていて、誰もが足を止めるスポットになっています。
オーストラリアではアートというと、絵画、彫刻、グラフィックデザイン、アボリジニアートなど多岐にわたりますが、教会やカフェなどの生活の一部にも、自然にアートな空間が出来上がっています。ちなみにナイト・アートで欠かせないライトアップを楽しみたいなら、オペラハウスへLet’s Go!
メルボルンをはじめ、ハイクラスなアート系のフェスティバルやイベントも各都市で開催されています。日程や詳細はタウン誌やインターネットでチェックしてみて下さいね。
オーストラリアで人気 チョークアートって?
引用元:世界のチョークアート看板 – チョークアートスタジオマキアート
素朴な風合いで誰にでも親しみのあるチョーク。小学校の教室で白やピンク、黄色や緑のチョークを使って、黒板に落書きした思い出はありませんか?
チョークアートはカフェやレストランのメニューボード、結婚式のウェルカムボードなどに描く新しいアートのカタチ。オーストラリアでは近年需要が高まり人気は急上昇中です。
チョークアートはイギリスが発祥の地ですが、オーストラリアに渡ってからさらにカタチを変え、今ではユニークな技法やデザインがどんどん生まれています。オリジナルデザインの幅を広げれば、ビジネスチャンスも大いに期待できる注目のアートです。
チョークアートが学べるのはゴールドコーストにあるモニークチョークアートスクール。コースは1日(250ドル)から1週間(1,225ドル)、2週間(2,450ドル)、3週間(3,675ドルとなっています。趣味としてのチョークアートコースからビジネスにつながる本格的なコースまであるので、好みのコースを選んでみよう!
» 参考サイト:チョークアート留学 in オーストラリア
オーストラリアで最もアートな都市・メルボルン
メルボルンには世界遺産級の美術品が所蔵されているビクトリア国立美術館やメルボルン博物館、モダンアートが楽しめるArtVoやAustralian Centre for the Moving Imageなど、40を超える美術館やギャラリーがあります。
そんな街全体がアートなメルボルンで、特に見てもらいたいのがHosier Laneのストリートアートです。ストリートの両側を埋める奇奇怪怪なアートの数々・・・。異次元の世界に迷い込んだかのような不思議な空間に「何だ、これは?!」と考え込んでしまう人もいるかもしれません。メルボルンのフリンダース駅から徒歩5分のところにあるので、お見逃しなく!
その他にも、メルボルンにはストリートアートが楽しめるスポットが14か所もあるんですよ。メルボルンのインフォメーションセンターでストリートアート用の地図がもらえますので利用してみて下さい。
2.オーストラリアでアート系のスクールに通いたい
「オーストラリアにアート留学するからにはスクールにも通いたい!」その思いを是非実現させてください。ポイントは「TAFE」です。
アート系スクールへの留学はTAFEで決まり!
オーストラりへのアート留学なら、TAFEと呼ばれる専門学校に行くのがおすすめです。TAFEにはアートやデザインのコースが豊富で、グラフィックデザインはもちろん、ビジュアルアート、テキスタイル、ジュエリーデザイン、ホームプロダクツのデザイン、映像、写真に関するコースなどたくさん揃っています。
入学には高校卒業資格やTOEFLで530以上のスコアが必要になるので英語が不安な人は自信をつけておきましょう。授業は全て英語になるのでリスニングの強化もしておくと、あとでラクですよ。
TAFEのアートコース 気になる費用は?
費用は学費だけでおよそ100万円前後かかります。プラス生活費でおよそ150万円程度かかるので、合計で250万円程度は準備しておくようにしましょう。
TAFEのサイトは州によってシステムが異なるので、それぞれ居住地の州のTAFE情報を確認するようにして下さい。
シンプルさと明るい色調を用いた絵が印象的なケン・ドーンもオーストラリア・シドニー出身のアーティストです。南半球のおおらかな雰囲気を醸し出す素晴らしい絵の世界は、見ている人に笑顔を与えてくれます。
オーストラリアへアート留学するなら、刺激ある毎日を過ごすことになるということを覚悟して渡航しましょう!そして、日本にひらめきと夢を持ち帰って下さい!