海外の大学に行きたい!でも高校卒業でいきなり留学して大丈夫かな?
4年間海外で過ごせるのは魅力だけど、交換留学というのもあるらしい。
海外留学の、いろんな選択肢が知りたい!
この記事は、そんな高校生や保護者の皆様、高校の先生へ向けて、ターム留学、交換留学、海外進学の違いと特徴、高校生のうちから準備しておくべきことを解説します。
それぞれに特徴、メリット・デメリットがあります。どれを目指すかで、いまから行う準備も変わってきます。この機会に、違いをしっかりチェックして、あなたに合った海外留学を実現してください!
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ターム留学、交換留学、海外進学の違い一覧表
まず、3つの留学のおおまかな違いを表にまとめました。
ターム留学 | 交換留学 | 海外進学 | |
こんな人におすすめ | 学びたいことが明確に決まっている | 学びたいことが明確に決まっている
休学したくない、卒業時期をずらしたくない |
海外で専門分野を深く学びたい
海外就職したい |
メリット | 短期間の留学で大学の授業を受けられる | 在籍している日本の大学の単位が取れる(休学しなくてよい)
就職活動に影響が出にくい |
学士が取れる
卒業ビザで現地就職できる 日本より専門性が高いことが多い |
デメリット | 受けたい授業が取れない可能性がある | 留学先が在籍する日本の大学の提携先に限られる
高い英語力が必要 |
費用の総額が高額になる
高校卒業時に高い英語力が必要 日本の就職活動に合わせづらい |
費用 | ★~★★ 期間が短いので総額は安くすむが、コストパフォーマンスは低め |
★~★★ 大学による |
★~★★★ 国や奨学金によっては低く抑えられる場合も |
期間 | ★~★★ 1年が多い 1タームから行けることも |
★~★★ 半年~1年が多い |
★★~★★★ 2年(カレッジ) 3~4年(大学) |
選択肢の自由度 | ★~★★★ 在籍する日本の大学による 民間エージェントを使うと選択肢が広がる |
★~★★ 在籍する日本の大学による |
★★★ |
必要な英語力の目安 | ★~★★ IELTS5.5~ 英語力が低くても留学はできるが、語学コースに行く必要がある |
★★~★★★ TOEC780~ IELTS5.5~ |
★★~★★★ IELTS5.5~(カレッジ) IELTS6.0~(大学) |
必要なGPAの目安 | 3.0~ | 3.0~ | 3.0~ |
ターム留学、交換留学、海外進学の違い
ここからはターム留学、交換留学、海外進学の違いをもう少し詳しく見ていきます。
ターム留学(学部聴講・学部留学)
ターム留学は学部聴講や学部留学とも呼ばれる比較的短期間から大学で授業を受けられる留学です。3つの中ではもっとも手軽な留学と言えるでしょう。その理由は、留学期間が1ターム(海外の大学は2~3ターム制)からというだけでなく、英語力に自信がない人は、大学付属の語学学校への語学留学から始められるからです。英語力を高めてから学部の授業へステップアップすることができます。
留学先の大学は日本の大学から留学する場合、大学の提携先から選ぶことになりますが、民間の留学エージェントを使うと幅広い選択肢から選ぶことができます。
デメリットは、必ずしも好きな授業を受けられるとは限らないことです。ターム留学の学生は、正規の学生が履修登録して、さらに空き枠がある場合にのみ受講が可能だからです。
逆に、学びたいことが明確に決まっていて、それを履修することができる場合には、4年の正規留学程の費用も掛からず、ピンポイントで学べるので、メリットが勝る留学になるかもしれません。
交換留学
交換留学は在籍する日本の大学と、提携する海外大学の学生を交換する留学です。ターム留学と似ていますが、交換留学の最大の強みは日本の大学の単位が取得できることです。単位取得ができるので休学することなく、したがって卒業時期もずらすことなく留学できますので、就職活動にも影響が出にくいのです(交換留学は2年か3年生で行くのが一般的です)。
ターム留学と違って語学コースに通う必要もないので、学部の授業をたっぷり半年~1年受講できます。
その代わり英語力はしっかり身に付ける必要があります。それも、交換留学の条件を満たすだけでは不十分で、ちゃんと海外大学の授業についていけるだけの英語力が必要です。交換留学の条件がTOEICの場合、スピーキングやライティングのレベルが高くなくても、留学条件自体は満たせます。しかし海外大学ではプレゼンやエッセイの評価があり、スピーキングやライティングスキルも学習しておかないといざ留学してからが大変です。
海外進学(正規留学)
海外進学、つまり正規留学の最大の魅力は、学士が取得でき、卒業ビザで海外就職の権利が与えられることです。また、海外の大学は一般的に日本の大学より課題や試験が難しく、厳しい環境の中で専門性を身に付けられます。
他の2つにはない魅力がある海外進学ですが、ネックは費用と英語力です。
カレッジでも2年、イギリス系の大学で3年、アメリカ等で4年分(医学部など学部によりそれ以上)の、学費、生活費という、まとまった金額の準備が必要です。
ただし、費用については公立大学で学費が無料のドイツや、奨学金を活用することで抑える方法もあります。
参考記事
ドイツ大学正規留学の特徴・メリット、ランキング、入学条件、注意点まで徹底解説
ドイツの大学の世界ランキングと、あなたが本当に選ぶべき留学先を見つける方法【CHEの使い方】
【最大1200万円?!】アメリカ大学の奨学金20選!【見逃し厳禁】
必要な英語力は交換留学と同様ですが、交換留学は大学に入ってからも学習の時間があるのに対し、海外進学は高校生のうちにそこまで英語力を高める必要があるので、早めの準備が必要です。
日本の就職活動にも合わせづらいというネックもありますが、逆に「海外大学卒」は非常に強い武器にもなります。長期間にわたって海外で生活したい方、海外で自己を磨きたい方は、ぜひ挑戦してほしいのが海外進学です。
留学に向けて高校生のうちから準備しておくべきこと
最後に、留学検討中の高校生が、今のうちから準備しておくべきことを紹介します。GPAと英語力です。
GPA
GPAのスコアによって留学できる大学が変わります。行きたい大学がある場合、必ずその大学へ行くために必要なGPAを把握し、落とさないように注意しましょう。
なおGPAの維持は、留学した後も同じです。特に海外進学して海外就職したい人はGPAが大きく影響します。
GPAの裏技?
実は、高校のGPAが低くても、海外大学へ進学する方法があります。
その方法でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)へ進学した学生さんのレポートを今無料ダウンロードできます。
英語力
まずは、留学条件の英語力、さらに大学の授業を受けるための英語力を意識する必要があります。「交換留学」のセクションでも書きましたが、スピーキングやライティング力をおろそかにすると、せっかく留学してもついていけずに苦労します。大変ですが、がんばりましょう。
まとめ
ターム留学、交換留学、海外進学の違いを見てきました。学びたいこと、GPA、英語力、準備期間などを良く考慮して、あなたに合った留学を選んでください!
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