IELTS対策。英単語の教材選びと覚え方【超簡単】

IELTS対策。英単語の教材選びと覚え方【超簡単】

ここではIELTS対策を始めるにあたってとても、とても重要な単語の教材選びと、覚え方について解説しようと思う。

結論、教材選びはとても重要だし、単語はIELTS対策の根本なので、この単語習得法もぜひ実践してみて欲しい。

IELTS対策のためだけに留まらず、今後の人生にもきっと役に立つでしょう!

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IELTS対策ではじめにやるべきは単語!

まず始めに声を大にして言う。

IELTS対策を始めるにあたって、はじめにやるのは絶対、絶対に単語の学習だ。
(※高校卒業レベルの文法は出来ている人であれば)

と言うのも、IELTS(アカデミック)は英検やTOEICとは比にならないぐらい難しい。
普通に高校、大学で英語の勉強してきた程度の学生が、リーディング出でてくるパッセージ(文章)を読んでも恐らく全然分からないだろう。

それは文法とか読み慣れていないとかもしれないが、恐らくその前の話し。
そもそも単語が分からないものだらけのはず。

正直、そんなの見てもやる気もしない。解けるようになるまでのハードルが高すぎるのだ(^o^)
なのでまずは単語を完璧に覚えなくていいから一冊の単語教材に3回目を通すところから始めるべきだ。
※単語の覚え方は後述する。

大塚庸平

大塚社長

とは言え、単語マニアになる必要はない。どこまでのバンド・スコアを狙うかだが5,6ぐらいであれば、さほど単語数はなくとも達成可能。あくまでもここで言いたいのはベースが必要だという事だ。

一つのパッセージに分からない単語は10個以下にする

では、どれぐらい覚えるべきか?

先に言っておくと、そもそも文題に出てくる単語を全部、完璧に分かるようになるなんてのは、ノンネイティブである我々にはほぼ不可能だと思う。

1つのパッセージは大体700~900文字程度で構成されているが、どんなに勉強しても、まあ3つ、4つぐらいは分からない単語があるだろう。

それでも多読し、想像力を磨くことで、ほぼ文章の意味は理解できるようになる。

ただ、分からない単語が30個とかあったら多すぎ。それはその文章がもうあなたのレベルに合ってないと言うこと。

多読する前に、単語学習から始めて、分からない単語をせめて10~15個以内ぐらいにはしておきたい。

IELTS単語帳の選び方

良い教材を選ぶにあたって、掲載されている単語が実際の試験に出るかどうか?

これについては、恐らくどの単語教材も研究に研究をしつくされて頻出単語を分析している。
だから単語帳については正直、どれを使うかよりも決めた本をやりきる事が重要だと思う。

この後、自分が使った教材も紹介するが、まずは選び方のポイントを紹介しておきます。

英単語帳を選ぶ際の5つの基準

それでも自分が大事だと思うのは、以下の5つ。

1.音声教材つき

これはとても大切。なぜなら単語は5感を使って覚えるのが効率的だし、コロケーションや例文音声を繰り返し聞くことで、リスニングの練習にもなる。

音声教材もついてるものは結構あるが、古いものはCDが付いてるだけだったりするので、注意。

ポイントは「スマホで聞ける」かどうか?だ。
アプリが連動していて、バーコードから読み取れたりするのが便利だと思う。

2.持ち運びがしやすいサイズである

IELTSの勉強は長期戦だ。習慣にして毎日勉強する習慣が必要になる。よって、携帯性は重要。

電車の中、車の中で、音声を聞けること。
持ち歩いて、覚えているかを確認しまくるためには常に持ち有るけどものでなくてはいけない。

3.コロケーションで覚えられる

コロケーションとは、良く一緒に使われる単語の組み合わせのこと。

上の写真を見て欲しい。

Sanction(制裁)のコロケーション、「impose more economic sanctions」
とがついている。

これを音声で、五感を使って覚えると…

スピーキングなら、「sanction」と「Impose」が一緒に浮かんでくる。

リスニングなら、「sanction」の意味が思い出せなくても前後の文章(単語)で想像しやすくなる。

つまり、例文をそのまま覚えたり、コロケーションで覚えていると覚えた単語を活かしやすい。

4.同義語・類語が充実している

IELTSは言い換え表現が頻繁に出てくる。
だからセットで覚えておくとあらゆる場面で活躍する。

その点、類義語を常に意識しておくことはとても大切。

destruction=破壊

と単に覚えるのもいいが、
destruction=ruin=desolation
と覚えることで表現の幅が増えていく。

また、経験則で言えば、新しい英単語は10回ぐらいで会わないと記憶できない。

上記のようにruinやdesolationを調べても、類義語でdestruconが出てくることで、単語と出会う回数が増えていき効率的に覚えられる事にもなる。

5.分野ごとに学べる

単語は章立てがある、

Nature
Science
Economy

と言った形でテーマごとに学べる形がオススメだ。

と言うのも、リーディングの文章を読むにしても、BBCでニュースを聞くにしても、
基本的にはテーマがある。

例えば自分はHealthというテーマを勉強した後にコロナのニュースをワザと英語で聞いた。するとInfectionとか、outbreak、fatalityと言った覚えたての単語がいっぱい出てくる。

単語は覚えた単語をどう実際の生活の中でチャッキングしていくかがとても
大事なので、テーマごとに勉強できると、このチャッキングを意識的に起こしやすいのだ。

自分が使った教材は?

ではどの教材が良いのか?

という話しをするにあたって、正直、自分も全部の参考書を使った訳ではないので、
絶対これって言うのは言えない。

ただ、僕が何を使って、何が良かったという話しは言えると思うので、説明しておく。

まずはこれ。選んだ理由は、上記5つの条件は網羅していたこと。

とりわけ、他のと比較して小さく収納しやすそうだった事。その他、価格も安く、覚えるべき単語数が1500と多くなかった事が挙げられる。

あまり敷居が高いとやる気を失いそうだったので、はじめのステップは低くした。
結果、良かったと思う。

次に使ったのがこれ。

正直これはめちゃくちゃオススメ。
さすが天下のBARRON’S。

単語帳というよりは単語をテーマにした演習問題。

何が良いかって、意図的に単語のチャッキングが出来ることだ。

テーマごとに、例えばBUSINESSならビジネスでBUSINESSカテゴリーにリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの出題を解いていく。

解いてれば学んだ単語も、新しく出てきた単語も自然に覚えていける。

ただ、スポットを当てているのが600の単語と少なめ。
これだけでは不十分なので、+アルファで学ぶのが良いでしょう。

この2つだけやった後は、過去問を解いて出てきた単語を確実に覚えていく。これで単語は(バンドスコア6.5までは)大丈夫。

本当は英語は英語で覚えるのがいい。

本当は英単語教材の解説も英語で書かれているものがオススメ。英単語は日本語で覚えてしまうとどうしても英語脳をつける妨げになる。

ただ、ネットも含め日本の書店でそういうのを見たことがない。
なので、AMAZONとかで洋書を取り寄せるしかない。

ただし!分からない単語を調べたのに、すぐにその意味が理解できない。理解するのに時間がかかるって言うのは結構なフラストレーションだ(^o^)

英語力をつけるという意味では確実にそれが近道だと思うが、恐らく日本語で覚えても目的は達成できる。どちらを選択するかはあなた次第。

語彙を調べる時はGoogleで

単語はGoogleで検索

少し余談だが、単語を調べる時は辞書もいいのだけど、Googleで検索するのがオススメ。

英語はチャンクして覚えるのが良い、と言うのは上で説明した通り。

Googleを使用して「意味 ◯◯」検索すると上の写真のように検索結果が表示される。

つまり、意味はもちろんですが、類語も一緒に表示される。
というかむしろ、それしか表示されない。無駄がない。

英単語サイトは類語を調べるの時間がかかる。
辞書はもっとかかる。

なので、時短も含めてこの方法がいちばん効率的だと思う。

アプリで学ぶという選択肢は?

正直、今現在アプリで単語を勉強するのでオススメはない。

と言うのも、5つぐらいインストールして試してみたが、IELTSの対策という意味ではこれらは役にたたないと感じた。

ほとんどのアプリはクイズ形式で単語の意味をあてていく。当たったものは問題から消え、間違ったものを何度も反復して覚えるという仕組みのモノが多い。

つまり、分からない単語だけを選んで、効率的に反復学習(記憶)させると言うもの。

このようなアプリは「英単語の意味を日本語で言える」という点だけで言えば、効果は有ると思う。

が正直、この覚え方だと英単語クイズやセンター試験レベルの受験英語はOKかもしれないが、IELTSでは不十分に思う。

もちろんやらないよりやった方が良いとは思う。しかし、日本語で意味を(選択式の)選択できるようになっても、その単語をどんな風に活用するかのイメージが分からないと、ライティングやスピーキングでは使えないからだ。

効率的な英単語の覚え方

大分書いたので単語の覚え方については次回の投稿にしておきます。

ただ、根本的な戦略で言えば、

新しい単語は10回出会って覚える。
3回は単語帳で。残りの7回は勉強中に、というイメージ。

また、覚え方にもこつがあって、以下6つのポイントを抑えて学ぶのが効率的だ。

  • 反復の仕方
  • チャッキングを起こす工夫
  • 朝学んだものを夜思い出す
  • 五感を使う
  • 勉強する時間帯
  • 復習の仕方

これらは、メンタリストDaigoさんの本や、記憶術を指導している方のメソッドを組み合わせ。
しかし、自分が実践して確実に効果的と思う方法だけを載せるつもり。これらを上手くやる事によって単語は難なく習得できる。

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