高校留学、授業についていけない!絶望する前に伝えたい「今できること」

高校留学、授業についていけない!絶望する前に伝えたい「今できること」

希望を胸に高校留学したものの、授業に全くついていけない…
このままだとドロップアウトしそうで怖い…

この記事では、高校留学、授業についていけない!と焦っているあなた、そして、これから留学を控え、授業に不安を感じているあなたへ、授業についていけない原因と、対処法を解説します。

特に重要なのは、現状と向き合うこと、そして今できることを一つずつやっていくことです。これまで多くの先輩たちが、あなたと同じような経験をして、しかし乗り越えてきました。自分の力を信じ、高校留学を成功させましょう!

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高校留学、授業についていけない3大原因

高校留学

日本から海外に高校留学に行く人は、毎年約4.7万人にも上ります(コロナ禍前)。その先輩たちの多くが、あなたと同じように「授業についていけない!」と悩んだ時期がありました。

高校留学、授業についていけない人の原因は以下のように大きく3つあります。

・英語力不足
・英語以外の基礎学力不足
・人間関係構築力(助けを求める力)不足

原因が分かれば、状況を改善することができます。あなたに、当てはまるものはありますか?

1. 英語力不足

多くの留学生が直面する最大の問題は英語力の不足です。授業内容の理解はもちろん、日常生活の中でもコミュニケーションに英語が必須となります。

高校留学で初めて授業を受けた学生さんから本当によく聞くのが、以下の感想です。

「最初は、先生が何を言っているのか全く分からなかった」
「宿題を出されたことに気づかなかった」
「ノートを取ろうにも聞き取れないので、何も書けなかった」

日本の中学の英語で良い成績を修めていた人でも、ほとんどこのような感想になります。なので、安心してください、とまでは言いませんが、過度に不安になりすぎなくても大丈夫です。これらの原因をもう少し細分化すると、以下のようになります。

① ネイティブの発音、スピードについていけない
② 語彙が少ない(教科ごとの専門の単語など)
③ すべて聞き取ろうとしてしまう(完璧を目指す、ポイントがどこか分からない)

これらは、いずれも、すぐに完璧になるものではありませんが、そもそも、ネイティブの学生も、先生の話すことを100%理解しているわけではないのです。日本の授業でもそうでしたよね?授業の最初から最後まで、100%先生の話を聞いて、理解することはできないし、する必要もなかったはずです。
ネイティブの英語に慣れる、語彙を増やす努力は必ず必要です。しかし、今あなたが感じているほど、とてつもなく難しいわけではない、と考えてください。

2. 英語以外の基礎学力不足

高校留学

英語力だけでなく、数学や化学といった専門科目の基礎学力も重要です。日本の学校と同じで、中学の学習の基礎の上に、高校の学習があります。数学であれば、平方根、2次方程式、2次関数のグラフ、三平方の定理など基礎的で重要な単元が身についていなければ、高校数学の理解も難しくなります。高校の授業と同時に、中学の勉強をもう一度復習するのは並大抵ではありません…!中学の基礎学力は確実に身に着けておきましょう。

3. 人間関係構築力(助けを求める力)不足

学業だけでなく、人間関係の構築も重要です。特に、助けを求められる関係を作ることが重要です。わからないことがあったらすぐに聞ける、学習の進捗について学校に相談できる、ホストファミリーに悩みを話せる。こういったことは日本であれば当たり前のようにできた(少なくとも言葉の壁はなかった)はずです。自分の困っていることを恥ずかしがらず、英語で伝えることは難しいと感じるでしょう。それには、普段のコミュニケーションが大切で、普段あいさつくらいしかしないホストファミリーに、急に相談を持ち掛けるのは勇気がいることです。最初から深い信頼関係を築いてください、というわけではありません。いつでも気軽に話しかけられる関係を意識しましょう。

「高校留学、授業についていけない!」そうならないために今できること

高校留学

これから留学を控えているあなたへ、今からできる準備を解説します。

1. 心がまえを持つ

「最初は大変」「最初は辛くても挽回する」という覚悟を持っておくことは大切です。留学初期は文化の違いや言語の壁による困難がどうしても大きく立ちはだかります。しかし、「先輩たちもみんな経験してきたことなんだ」「乗り越えられることなんだ」ということを知っていたら、どうでしょうか。少しは気持ちが楽になり、冷静になれると思います。

2. とにかく基礎学力

留学先の学校で学ぶためには、英語力はもちろんのこと、数学や科学などの基礎学力が必要です。留学前にしっかりと基礎学力を身につけることが重要です。
国によっては、中学の卒業と、海外高校の入学時期が数か月~1年近く擦れる場合があると思います。英語の勉強と合わせて、中学の学習の復習もしておいてください。

また、教科ごとに使う、専門の単語も覚えておくとスムーズに授業に入れます。少し例を挙げます。
数学だと、「平方根(Square roots)」、「2次方程式(quadratic equations)」、「三平方の定理(the three square theorem)」、英語だと、「名詞(nouns)」「動詞(verbs)」「形容詞(adjectives)」「副詞(adverbs)」。こういったいった英単語をきちんと知ってるだけで、授業の理解が大きく変わります。

3.短期語学留学やサマープログラムなどで海外耐性をつける

高校留学

実際に海外で生活を体験することで、海外の生活リズムや異文化への適応力を身につけることができます。いきなり長期留学してしまうと、カルチャーショックや、急激な環境の変化についていけない場合があります。資金も必要になるので、可能であれば、ですが、長期留学の前に、(できれば観光旅行ではなく)短期語学留学やサマープログラムなどを利用して、短い時間でも現地生活を体験してみてはどうでしょうか。

4. 適切な国、学校選び

学校の教育方針やサポート体制、学校生活の雰囲気など、自分に合った学校を選ぶことも大切です。例えば、ニュージーランドは留学生へのサポートが手厚いことで高い評価を得ており、ほとんどの学校でスクールカウンセラーが常駐しています。英語力も不問でELSクラスも充実しているため、英語力に自信がない、手厚いサポートを求める学生には最適です。一方、ニュージーランドは高校卒業に単位の取得義務がなく、大学進学なども見据えると、自律的に努力して勉強し、ちゃんと成績を取れる素質が求められる側面もあります。

5. サポート体制の構築

留学生活におけるサポート体制の構築も重要です。家族や友人、学校のスタッフ等、困ったときに相談できる人を見つけ、連絡手段を確認しておく、日本にいる家族にも連絡先を共有しておくのがよいでしょう。
日本にいる家族ができることは限られますが、現地でできることをアドバイスする、必要以上に落ち込まないように精神面のケアをする役割が求められます。

留学中、今からでもできること

高校留学

すでに留学中で、授業についていけなくて焦っているあなたへ、今からできることをお伝えします。まだ少し辛い時間が続くかもしれませんが、必ず状況はよくなります。

現状と向き合う

なにより大切なのが、辛い今の状況と向き合う勇気を持つことです。
授業についていけない状況を相談することを恥ずかしいと感じたり、勉強しているのに理解が追い付かない自分の状況にふがいなさを感じたり、諦めたくなったり…そう感じるのも無理はありません。それは、あなたが頑張りたいと思っているからこその悩みです。だからこそ、その状況から逃げたり、見ない風呂をするのではなく、正しく現状を理解して、よりよくするための行動を取る必要があります。

まずは学校へ相談

その手がかりを得るために、まずは教員やスクールカウンセラーに、困っている今の状況を相談しましょう。その際は、何を相談したいかを箇条書きでもいいのでまとめておくことをお勧めします。例えば次のようなことです。

・授業にどのくらいついていけていないのか(講義の何割くらい理解できるのか)
・宿題にはどのくらい時間がかかっているか
・頼れるクラスメートはいるか
・目標とする成績はどのくらいか
・そのほか、感じている不安や悩み

授業についていけないことは恥ずかしいことでも何でもありません。生まれ育った日本と全く違う環境で学ぶあなたは充分に努力しています。より正しい努力をして、実るように、学校に頼りましょう。

いい意味で「サボる」

日本人学生がみな、一人で勉強を何とかしているわけではありません。

・授業の終わりに、先生に要点を確認する
・クラスメートにノートを写させてもらう
・宿題をクラスメートと分担して行ったり、教えあったりする

など、人の力も借りながら、理解していけばよいのです。学校でなくとも、人の力を借りるのは当たり前のことです。いい意味で勉強を「サボる」ことで、結果、学習の成果があがるのです。

煮詰まったら気分転換を

現状はわかっている、行動もしている、それでも辛い…そう思ったら、気分転換しましょう。留学中にしかできないことは勉強だけではありません。近くのカフェでボーっとする、ショッピングに行く、友達と遊ぶ、ホストファミリーに頼んで観光スポットへ連れて行ってもらう…など、留学先でしかできないことをやってみましょう。

まとめ

留学中で授業についていけないと悩むあなた、これから留学を控え、不安があるあなたへ。この記事では、その原因と対処法について解説しました。

留学で授業についていけない3大原因として、1つ目は英語力不足。2つ目は英語以外の基礎学力不足、そして3つ目は人間関係構築力、つまり助けを求める力の不足です。これらはしっかりと理解し、対策を講じることで克服可能です。

具体的に何をすべきだったでしょうか。まず、1つ目は心構えを持つことです。留学は新たな環境に身を置く大きな挑戦です。ある意味失敗はつきもので、これまで多くの先輩が悩みながらそれを乗り越えてきました。大変でもきっと克服できる!という心構えを持ちましょう。2つ目は基礎学力をつけること。これは語学力だけでなく、中学で学んだ学習内容の理解も含みます。3つ目は、短期語学留学やサマープログラムに参加し、海外生活に耐性をつけること。これにより、長期留学の準備が整います。4つ目は、自分の目的やレベルに合った国・学校選びをすることです。最後に、サポート体制の構築です。海外では困った時に相談できる人がいることがとても大切になります。

そして、留学中でも、できることがあります。まず、自分の現状と向き合うこと。そして、学校に相談することです。自分一人で悩まず、周囲に助けを求めましょう。また、「いい意味でのサボる」も有効な手段です。時には息抜きもしてくださいね。これらを心がけて、高校留学を成功させてください。あなたの挑戦が報われますように!

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