カナダワーホリ『都市・場所選び』のポイントを解説【どこに行く?】

カナダワーホリ『都市・場所選び』のポイントを解説【どこに行く?】

カナダでワーホリする、そう決めた時に悩むのが場所選びですね?どの地域がワーホリに向いているのか、自分に合った場所なのかも知りたいところ。

当記事では、カナダのワーホリに向いている場所を、さまざまな記事や体験談を参考にしながら紹介していきますね。

「この都市が気になる」「この地域の雰囲気を味わってみたい」など、なにか感じる、思ったなら早速情報集めから始めませんか?

1.カナダワーホリ場所選び

冒頭でふれたように、カナダでワーホリする、そう決めた時に悩むのがどの場所をワーホリ先にするのかですよね?なにかの情報や、経験者の話をヒントに選ぶ方も多いと思います。

どんな情報を参考にしたとしても、あなたにとってはどの都市がいいのか悩みどころです。特にカナダは国土が広大。場所によってさまざまなことが異なります。

「この都市にしなければ」と、場所選びが原因で後悔しないために、この項目ではカナダワーホリ場所選びのポイントなどを紹介します。参考になる情報はぜひ事前に集めて、判断材料にしてくださいね。

①:カナダワーホリ場所選びのポイント

早速紹介するのが、カナダワーホリ場所選びのポイントです。あなたもご存じの通り、カナダは広いですので、選ぶ場所によって学校や仕事選びに影響を及ぼします。

そのことからポイントは、あなたが何を基準にして選ぶのかを明確にすることです。たとえば、次の項目で紹介するように、興味があることを追求して選ぶ、気候で選ぶなどです。

基準は人によって異なりますので、自分はどうなのか、インターネットで情報や体験談などを見てそれらを参考にして少し考えてみてくださいね。

それさえ明らかになれば、あとはその基準をもとに情報をさらに調べて決めていくだけですので、漠然と考えるよりは数段に選びやすくなります。

では、たとえに挙げたふたつのワーホリ先選びの基準について、次の項目で少し詳しく紹介していきますね。

②:興味があることを追求して選ぶカナダワーホリ場所

まずは、ワーホリ先を選ぶ基準を、興味があることを追求して選ぶことについて紹介します。この方法でワーホリ先を選ぶと、自分が納得したワーホリにできる可能性が高くなります。

理由は、なんといっても興味があることを元に選んでいるからです。なにか興味があることに関連した場所であれば、「楽しい」など、必ずプラスの思い出にならなくても、実際に自分で経験してみた、そのことだけで、納得のいくカナダワーホリになるからです。

では、そのように興味があることを追求してカナダワーホリした経験者は、どの場所をワーホリ先に選んだのでしょうか?

たとえば、ウィンタースポーツに興味があった人は、ブリティシュコロンビア州のスキーリゾートであるウィスラー(出典:ウィキペディア「ウィスラー」)などを選ばれています。

ここでカナダのウィスラーでワーホリをした経験者の「ようへいスタイル」の「ワーキングホリデー教科書」(出典:ようへいスタイル「カナダにワーホリで行くなら絶対に読んでおくべき、ワーキングホリデーの教科書」)のページを参考にして紹介すると、多くの人が選ぶ都市をワーホリ先に選ばなかったことで得られたことは、そういった都市とは違った味わいを経験することができたことであると話されています。

ウィスラーは、ブリティッシュコロンビア州に位置しているのですが、日本とは比べものにならない広大なスケールの自然を楽しめたことをその理由のひとつとして。

そして、何といっても雪質が違うこと。これらのことは人口的に変えることはできませんのでお金では買えない価値のあるものです。

しかし、そういった場所をワーホリ先に選んだ時に不安になるのが、日本人が少ないこと。もしもの時など、不安に思う人も多いのも実情です。

そのページには、ワーホリ先に選んだ場所には、日本人が全くいないわけではなく、日本人向けの旅行会社があり、医療のサポートもしてもらえる環境だったようです。ほかにも日本料理も豊富ではなかったようですが、口にできたそうです。

そのように、ウィンタースポーツに興味があればスキーリゾートなど、ワーホリ場所選びをしやすくなります。

ほかにも、映画、IT、デザイン、ヨガなど多くの分野においてもカナダは興味を追求できる場所です。ワーホリ先を考える時、検索キーワードを自分の興味があるものにしてみてはいかがでしょうか?

以上が、あなたの興味があることを追求する、という基準でカナダワーホリ場所を選ぶことの紹介でした。次に、気候をワーホリ場所選びの基準にする、という方法もありますので、次の項目で紹介しますね。

③:気候で選ぶカナダワーホリ場所

「カナダは寒い」、このことも多くの人の常識になっているほどですが、その寒さもカナダワーホリ場所を選ぶ基準になることを紹介します。

この基準のポイントは、寒さを数字上で調べるだけではなく、体感温度についても知ることです。それには実際に行ったことがある人の経験談や、インターネット上で目にすることができる経験者が書いたブログなどのページを参考にするといいです。

数字ではそこまで寒くなさそうだったのに、行ってみると風が冷たく、体感温度が寒いということもあるのです。結果、カナダは州によって気温や、天候の特徴が異なるので、自分に合う場所をカナダワーホリ先に選ぶことをおすすめします。

もし英語が得意であれば、英語で書かれた海外の人の記事を参考にするのもおすすめです。カナダで住んでいる人の声や、海外から移住した人、滞在・訪問経験がある人の声も参考にすることができます。

もう少し気候で選ぶカナダワーホリ先を、以前ほかの記事でも紹介した「Qora」の「Is it really a cold winter in Canada? What do Canadians do to keep warm both outdoors and indoors? Do people work less when it’s getting cold? What are the activities they like to do in winter?」(出典:Qora「Is it really a cold winter in Canada? What do Canadians do to keep warm both outdoors and indoors? Do people work less when it’s getting cold? What are the activities they like to do in winter?」)のページを参考に、カナダの寒さについてつけ加えていきます。

紹介したページですが、読者間のQ&Aになっていて、質問は、カナダの冬は本当に寒いのか、カナダ人はそんな冬を、建物の中と外で暖かく過ごすためにどうしているのか、冬の間は他の季節と比べるとあまり働かないのか、冬の間はなにをして楽しんでいるのか、といったものです。

記事は2014年の11月末に書かれたのが最初で、2017年12月28日に更新されています。そして、その最新版ではカナダの近年の寒さについて下記のように紹介されています。

  • ウィニペグWinnipeg(マニトバ州南部にある都市)は、スコットランドよりもこれまでになかったぐらいに寒さ
  • エドモントンEdmonton(アルバータ州にある都市)でもし車が始動しなかった場合、レッカー車を呼んでも到着するまでに16時間かかる
  • サスカトゥーンSaskatoon(サスカチュワン州中央部にある都市)は北極や南極より寒い
  • アルバータ州Albertaの最も暖かい場所は火星と同じぐらい寒い
  • バンクーバーVancouver(ブリティッシュコロンビア州南西部にある都市)はモスクワ(ロシア連邦首都)と同じくらい寒い

上記のように、寒いといわれる国や星と比較してどれだけ寒いか、寒さが車に及ぼす影響などと共に紹介されています。

そのように、カナダの寒いところはかなり寒いようです。付けくわえておきたいのが、その寒さが心身に影響を及ぼす可能性もあることです。

風邪など、冬にかかりやすいといわれる病気になる可能性もありますし、ほかにも心配なのがSAD(Seasonal Affective Disorder)や、Winter Bluesという冬鬱になる可能性も高くなること。

そのふたつのうちのSADですが、「Canadian Mental Health Association Mental health for all」の「Seasonal Affective Disorder」(出典:Canadian Mental Health Association Mental health for all「Seasonal Affective Disorder」)のページに詳しくふれられています。

書かれているのは、カナダの2.3%のカナダ人が生涯のうち一度はSADを経験するということ。そして15%の人が生活に支障はない程度のSADを経験するそうで、女性のほうが多くかかりやすいことも紹介されています。

そのページは、カナダのブリティッシュコロンビア州のSADについて書いてあるのですが、ほかの都市でもSADについては同様に紹介されています。そのことから、カナダでは、かかる可能性が高い病気であるといえそうです。

寒さは人によって感じ方や、好き嫌いなども異なりますので、寒い場所は避けたほうがいいとはいえません。ですが、もしも寒さが苦手、日本でも寒い時期に気分的な変化を感じるのであれば、ワーホリ場所の選択基準を気候にすることもできます。

以上が、カナダのワーホリ場所選びについて、自分が選ぶ基準を決めること、その基準を、興味を追求する場合、気候を基準にして場所選びをすることを紹介しました。

では、基準をもう少し視野を広げて、「人気がある場所にする」「あえて田舎にする」「場所を固定しない場所にする」のさらなる3つの選択として、次の項目で紹介しますね。

2.さらなるカナダワーホリ場所の3つの選択

1の項目では、カナダワーホリ先を選ぶ基準を明確にして、ワーホリ場所を選ぶことを紹介したのですが、ほかにもこの項目で紹介する3つの方法があります。

それは、カナダワーホリ場所を人気がある場所にする、逆に少数の人が選ぶ田舎をあえて選択するというものです。ほかにも、カナダワーホリ場所を固定しないという選択も紹介します。

どの場所をワーホリ先に選んでも自分が納得している、合っていればいいので、自分にとってその選択はどうなのか、そんなふうに考えてみてくださいね。早速、経験者の話を参考、紹介しながらカナダワーホリ場所の3つの選択を紹介していきますね。

①:カナダワーホリで人気がある場所を選択

最初は、人気があるトロント、バンクーバー、モントリオール、ビクトリアなどの場所を選ぶ人が多いことを紹介していきます。

理由は、ワーホリの2大目的である、学校や仕事の選択肢が多くあること、生活する環境が整っているからというところでしょうか?

ひとつの例として、長年海外で英語の勉強をしたという夢を、カナダワーホリで叶えた人の話を紹介していきます。参考にしたのは、「留学ネット」の「留学体験談 ワーホリ中はカフェでお仕事!私の「英語上達」への軌跡」(出典:留学ネット「留学体験談 ワーホリ中はカフェでお仕事!私の「英語上達」への軌跡」)のページからです。

紹介されている体験者はEmiさんで、カナダワーホリ先は、バンクーバーです。3ヶ月語学学校に通われた後に、ワーホリビザに切り替えられて「Trees Organic」(出典:Trees Organic公式ホームページ)というカフェで働いた経験の持ち主です。

バンクーバーといえば、カナダでもワーホリ以外にも留学、観光などさまざまな目的で多くの人に選ばれている場所のひとつですね?

その地でEmiさんのように、英語力を磨きながら、次の仕事を見つけ永住できる仕事を見つけるまでに至った方もいらっしゃいます。しかも職業は、身の上に考えたことがなかったスパのマッサージセラピストだそうです。そのことから、自分の可能性が広がったことが分かりますね。

バンクーバーのほかにもトロント、モントリオール、ビクトリアなども代表的な人気があるカナダワーホリ先で、これらの人気がある都市や地域でのワーホリをすすめている記事も多くありますが、共通していえることは、学校や仕事選びの選択肢が広がることです。

特に、英語力に自信がない、初めてのワーホリという人にとっては、ワーホリ目的を満たしやすい、選択肢が広い都市がおすすめのようです。

この項目で紹介した都市でのカナダワーホリ、逆にあえて田舎をワーホリ場所にする人もいらっしゃいます。次の項目では、その選択について紹介していきますね。

②:あえて田舎をカナダワーホリ場所にする選択

先の項目で紹介した都市でのワーホリとは逆に、あえて田舎といわれているビクトリア、ケロウナ(ブリ(ブリティッシュコロンビア州)、プリンスエドワード島(プリンスエドワードアイランド州)、ハリファックス(ノバスコシア州)、エドモントン(アルバータ州)場所をカナダワーホリ先に選択することもできます。

そんな選択をした人達の理由が、日本人の少ない場所がいいというもの。日本人が少ない、もしくは、いないに等しいので、必然的に日本語を話す機会がなく英語を話す環境に身を置くことができるからです。

ほかには、田舎が好きという理由です。学校や仕事などの選択肢は少なくなるものの、気持ちが落ち着き、心地良く過ごすことができることを重視した選択ですね。

田舎、といっても場所によって生粋のカナダ人が多い地域、移民が多い地域など、その場所によって雰囲気や文化も異なるそうですので、日本の田舎とは異なる経験をすることができるのもメリットです。

最後の理由として、この項目のタイトルにあるように、街が好きだけれどもカナダワーホリの1年間、田舎経験をするというものです。

ウィンタースポーツが好き、などの理由でリゾートがある田舎にする場合にはウィスラーWhistler(ブリティッシュコロンビア州西部の都市)などが知られています。

ほかには、ワーホリ中の仕事をピッキングにする場合には、ブリティッシュコロンビア州にあるオカナガンOkanagan地域がいいようです。

次に、ワーホリ場所を固定せずに状況に応じて変える、という選択もあります。ワーホリ先を固定しないので不安なようですが、結果そのようになったという経験者も実際には多いようです。

その選択について、次の項目で紹介していきますね。

③:カナダワーホリ場所を固定しない選択

最後の項目が、ワーホリする場所を固定しないという選択についてです。その選択をする時ですが、渡航時はもちろん滞在する場所が必要ですので、当面そこに見を置き、状況に応じて滞在先を変えます。

その状況とは、たとえば学校であったり、仕事の関係であったりさまざまです。なかには、英語力が上がったことで、当初予定していなかった場所に変えるという、嬉しい選択をすることになるかもしれません。

ほかにも別の項目で触れたように、気候が合わなかったという場合などは、体調を壊す前に変えるという選択をしたほうがいい場合もあります。

この選択については、日本語で書かれたインターネット上のページで紹介されていますが、英語で書かれた、たとえば「6 TIPS FOR YOUR WORKINK HOLIDAY IN CANDA」(出典:WORKING HOLIDAY CANADA「6 TIPS FOR YOUR WORKINK HOLIDAY IN CANDA」)などでも紹介されています。

そのページにある「5.Where to live」の項目によると、住む場所は仕事を見つけると近くに住むなど決めることができるとあり、たとえばスキーリゾートで働くのであれば、リゾート地をワーホリ先に選ぶ、というように。

しかし、その後読み進めると、近年話題になっているAirbnb(出典:Airbnb公式サイト)や、相部屋で寝泊まりするホステルをカナダ到着後の宿泊場所として決めておき、その後、レンタルできる家などを探すことをすすめられています。

この方法であれば、現地の雰囲気を感じながら、カナダワーホリ場所を決めることができます。情報はインターネットで気軽に探すことができますので、興味があれば、そのページで紹介されている「rentboard.ca/rentals」(出典:rentboard.ca/rentals)やapartmentscanda.com(出典:apartmentscanda.com)を見てみてくださいね。

そのように、これまでに紹介したように自分のワーホリ先を決める基準を決めずに、柔軟に状況に応じて変えていくのもいいかもしれませんね。

決めていないと不安な人はしっかりと決めておき、柔軟に対応していけるのであれば固定しないという選択をすることもできます。

以上が、さらなる3つの選択をもとに、カナダワーホリ場所を選ぶことの紹介でした。最後に、カナダワーホリ場所選びのまとめとして、あなたと同じようにカナダワーホリ場所については誰もが悩むこと、そして、「住めば都」であることを次の項目で紹介しますね。

3.カナダワーホリ場所選びのまとめ

これまでに、カナダワーホリ場所選びについて紹介してきました。最後のこの項目では、カナダでワーホリをする人の多くが場所選びに悩む、ということを経験者のブログをもとに紹介しておきます。

紹介するブログは、おまめさんの「omameな日々~国際結婚 in 北海道~」です。そのなかに「カナダワーホリで迷う都市選び」(出典:omameな日々~国際結婚 in 北海道~「カナダワーホリで迷う都市選び」)というページがあり、そこにブログ筆者も場所選びに相当悩んだことが紹介されています。

少しその内容にふれると、おまめさんがワーホリ場所として悩んだのが、「バンクーバー」と「トロント」。どちらも人気のあるワーホリ場所です。

悩んだ理由は、日本人を含むアジア人が多くいるかどうか。それは、人気があれば日本人が多い可能性も高く、そうすると英語を話す機会を得るチャンスが減るからです。

結果選んだのはバンクーバーです。実際に行ってみると、アジア人は多い環境だったようですが、英語を話す機会を自分で意識してつくれば、意外に多くその機会はあったそうです。

その経験から、英語の環境については自分次第とのこと。学校以外で過ごす場所を、なるべく現地の人や、英語を話す人達が行くところにして出掛けるなど工夫すれば、手に入る環境だったことがわかります。

最後にどこをワーホリ先として選んだとしても「住めば都」であるとまとめられています。

ワーホリに限らず、身を置く場所というのはとても重要な要素です。あなたにとってはどこの都市が一番いいのか、しっかりと情報を集めて、当記事を参考にしながら決めてくださいね。

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