【完全解説】イギリス高校留学のすべて!メリット、教育制度、費用からおすすめ都市まで

【完全解説】イギリス高校留学のすべて!メリット、教育制度、費用からおすすめ都市まで

イギリスに高校留学したい!
まずはイギリス高校留学の全体像を知りたい!

この記事では、イギリス高校留学のメリット、高校留学3つの選択肢、教育制度やビザ、おすすめの都市まで、イギリス高校留学を徹底的に解説します。

イギリス高校留学に憧れている方、ほかの国と迷っている方はぜひお読みください。

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イギリス高校留学の3大メリット

イギリス高校留学すべて

イギリス留学のメリットは大きく3つあります。

・イギリス英語の習得
・教育水準の高さと日本人の少なさ
・ヨーロッパへのアクセスの良さ

イギリス英語の習得

イギリスの高校留学の1つ目のメリットは、英語の習得、それも正当なイギリス英語を習得できることです。英語は海外生活において必須で、特に、イギリス英語は独特の言い回しや発音を持ち、日本の英語教育では学ぶことができない部分を学ぶことができます。

イギリスは英語発祥の地であり、世界で「正統な英語」だと捉えられていること、文法的に正しく使用されることが多いため、アメリカ英語よりフォーマルな印象を与えます。

将来的に、イギリスやオーストラリアなど、イギリス英語圏で生活したい、ビジネスがしたい、格式高い英語を学びたい、と考えるなら、イギリス留学は非常に良い機会となります。

教育水準の高さと日本人の少なさ

イギリスの教育は高水準で、特にオックスフォード大学やケンブリッジ大学は世界的にも高い評価を得ています。イギリスの高校へ進学することで、これらの名門校を含むイギリスの大学へ進学しやすくなります。また、イギリスには日本人が少ないため、日本語を話す機会が少なく、英語の習得、留学生活に集中できます。

ヨーロッパへのアクセスの良さ

イギリスはヨーロッパ諸国へのアクセスが良いため、留学中に周辺国を旅行し、見聞を広めることができます。これは、留学生の経験を豊かにしてくれます。海峡トンネルであるユーロスター(Eurostar)を使えば、ロンドンからフランスのパリ、ベルギーのブリュッセルまで約2時間でいくことができます。

イギリス高校留学3つの選択肢

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短期留学

イギリスの短期留学は、休暇期間を利用して行われます。語学学校やボーディング・スクールでは、英語やアカデミック科目だけでなく、スポーツやファッション、アートなど多様なコースに参加することができます。短期留学の期間は1週間から2か月程度で、学校は学生の希望に応じて柔軟に対応します。

短期留学は、交換留学や長期留学を検討する段階として、お試し的に参加する人も多くいます。イギリスで長期間生活できるかどうか、を実際に滞在して確かめるためです。

交換留学

交換留学は、日本で所属する高校がイギリスの学校と提携している場合に、数か月間のターム単位、または1年間留学する方法です。メリットはイギリスで取得した単位が日本の高校でも認められ、卒業時期が遅れたりしないことです。しかし、数か月~1年間という期間留学できるため、短期滞在では経験できない現地での学生生活を体験できます。

逆に、基礎学力や英語力が身についていないと、学習についていけないので、留学前の準備は入念にする必要があります。

長期留学(休学またはイギリスの大学進学を視野に入れた正規留学)

より長期、休学をしてイギリスの学校に私費留学する方法もあります。また、イギリスの大学進学を視野に入れて、現地の学校(私立のボーディング・スクール、インディペンデント・カレッジ、シックス・フォーム・カレッジ、ファーザー・アンド・ハイアー・エデュケーション・カレッジなど)に入学し、イギリスの大学受験のための資格試験であるAレベルの勉強をすることもあります。

正規留学は、資金計画や学習計画も大変ですが、卒業すれば大きく成長でき、また現地の大学進学へ道が開かれます。日本へ帰国したとしても、高い英語力や、留学生活で培ったバイタリティは、大学進学、その先の就職においても、強い武器となるでしょう。

イギリスの教育制度概要と費用、ビザ

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引用:Ⅱ.教科書制度と教育事情(新井浅浩)

そもそも、イギリスの教育制度はどのようになっているのでしょうか。

イギリスの就学前教育は保育学校及び初等学校付設の保育学級から始まり、義務教育は5~16歳の11年です。5~11歳の初等教育と、11~16歳の中等教育に分かれており、イギリス人はこの義務教育をすべて無償で受けることができます。

留学生は原則公立高校には通えないため、16歳以下の留学生の多くは、ボーディング・スクールと呼ばれる寮制私立学校へ入ることになります(全寮制ではない私立高校もあります。

イギリスの中等教育では修了のために「GCSE」という試験で一定のグレードを取る必要があります。英語や数学、歴史など科目ごとに試験があり、5科目でレベルをクリアしなければなりません。留学生も同様ですが、学校によっては準備クラスで留学生用のGCSEクラスを設けている学校もあります。

学期は主に3学期制で、9月初旬に新学期がスタートします。

入学条件は主に学業成績と英語力です。高校によっては、まず英語準備クラスや学年を落としての入学を勧められる場合もあり、在籍年数が4年など、日本の高校よりも長くなることもあります。

イギリス高校留学費用の目安

学校の種類や、場所(都市と郊外では生活費が異なる)などによって変動しますが、大まかな目安は、年間300~600万円です。学校選びの際は資金に余裕をもって計画しましょう。

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イギリス高校留学に必要なビザ

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イギリス高校留学に必要な学生ビザは「Tier 4 (Child)」というもので、4歳から17歳の方々が6ヵ月以上イギリスで学ぶために必要となるビザです(17歳以上の場合は、通常の学生ビザを取得)。このビザの申請には以下の4つの基本条件を満たす必要があります。

・申請時に17歳以下であること
・認定を受けた教育機関から無条件のオファーを受けていること
・規定された額の資金を所持していること
・両親からの留学同意があること

これらの条件をすべてクリアすれば、コース開始の6ヵ月前からオンラインで申請を進めることができます。ただし、資金的な要件については詳細にチェックする必要があります。ビザの申請日は、オンラインでビザの申請料を支払った日に相当します。

Tier 4 (Child)にはいくつかの制約もあります。

まず滞在期間。受講期間+4か月です。卒業後も滞在を継続する場合(大学進学までの余白期間を過ごしたいなど)は注意が必要です。また入国可能なのは受講開始の1か月前となります。申請時に入国日を設定するので、それを守る必要があります。

「認定を受けた教育機関(から無条件のオファー)」とは、このTier 4 (Child)のスポンサー認定を持っている学校のことです。学校選択の際にスポンサーになれる学校なのかどうか、最初に確認しましょう。

資金面に関しては、最低、9か月分の学費+生活費の残高証明が必要となり、目安は約250万円です。なお、日本人は残高証明の提示が免除となっており、必ずしも必要ではありませんが、ビザ審査中に提出を求められるケースも過去にあったようなので、念のため準備しておけば安心です。

そのほか必要な書類の主なものは、パスポート、CAS、両親の同意書、戸籍謄本です。

CASとは入学予定の学校が発行する「Confirmation of Acceptance」の略で、「入学証明」と訳されます。入学が決まったら、アドミッションオフィスへ連絡して発行してもらいましょう。紙ではなくメールでもらう場合も多いようです。

ビザ情報については、必ずUK Visas and Immigration(英国国境局)などで最新情報をご確認ください。

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項目 内容
学期制 3学期制が多く9月初旬に新学期スタート
出願方法 提携学校への留学の場合、所属の高校を通じて手続きを行う
自分で留学先を見つける場合は、直接学校に出願するか、留学エージェントを利用
入学手続きに必要なもの ①短期留学:英語力や学校の成績など。もしくは不問
②長期留学:英語力、学校の成績、志望動機、同意書など。面接や試験が課される場合も
ビザ 短期の場合はビザ申請不要
交換、長期の場合の多くは、Tier 4 (Child)を取る
UK Visas and Immigration(英国国境局)などで確認
費用 ①短期留学:コース期間や滞在先による
②長期留学:授業料の目安として、ボーディング・スクールは年間20,000ポンド程度、インディペンデント・カレッジは年間10,000ポンド程度、ファーザー・アンド・ハイアー・エデュケーション・カレッジは年間6,000ポンド程度

イギリス高校留学におすすめの都市

イギリス高校留学におすすめの都市を紹介します。経済、文化の一大拠点・ロンドンだけでなく、学術都市や、自然があり落ち着いた都市まで4つを紹介します。

ロンドン

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ロンドンはイギリスの首都であり、世界的な経済、文化、政治の中心地の一つです。

多くの歴史的建造物があり、ビッグベン、タワーブリッジ、バッキンガム宮殿などはとくに有名です。また、世界的に有名なブリティッシュミュージアムやナショナルギャラリーといった美術館や博物館もあり、留学中にこれらの文化に触れることは貴重な経験となります。

教育機関も多く、多様な国籍と文化の学生が集まり学習環境としても魅力的です。イギリスのイメージ通り、一年を通して雨が多いのが難点ですが、夏は涼しく、冬は温暖で過ごしやすい穏やかな気候です。

オックスフォード

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オックスフォード大学で有名なオックスフォードは、ロンドンから電車で1時間、古い町並みと良好な治安が魅力です。長年の大学都市としての歴史があり、美術館や博物館などの文化施設が充実しています。学生の数が人口の7人に1人と多く、学生向けのサポートが整っています。一方、日本人留学生が少なく、留学の穴場とも言えます。街はそれほど大きくなく、ローカルバスや自転車で移動できます。中世の建造物が残る美しい街並みと、学問のトップクラスの学生が集まる治安の良さが特徴です。

ケンブリッジ

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ケンブリッジはイギリス東部に位置し、ロンドンから電車で1時間の距離です。治安が良く、日本人が少ないため、留学先として人気があります。学術都市で、人口の20%が学生です。語学学校の留学生にも住みやすい街です。歴史的建造物と自然に囲まれた美しい街並みが魅力。小さな街ですが、必要なものは全て揃っており、自転車での通学が一般的です。理系の強いケンブリッジ大学があり、ハイテク産業の中心地でもあります。

ブライトン

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イギリスのイースト・サセックス州にあるブライトンはビーチリゾートとして人気ですが、国際色が豊かで、大学や語学学校が多い、留学生にもオープンな雰囲気が魅力の都市でもあります。首都ロンドンからわずか1時間で、日帰り旅行者にも休暇旅行者にも人気です。若者やファッションの街としても知られ、ショッピングセンターやカフェが充実しています。

まとめ

イギリスの高校留学には3つの大きなメリットがありました。まず、英語発祥の地であるイギリスで、独特の言い回しや発音を含む「イギリス英語」を学ぶことができます。次に、世界的に評価されるイギリスの高い教育水準と日本人の少なさにより、英語の習得に集中しやすい環境が整っています。また、ヨーロッパ諸国へのアクセスが良好なため、留学生活を通じて広い視野を持つことが可能です。これらのメリットを活かすために、留学先としてのイギリスは短期留学、交換留学、長期留学など、様々な選択肢があります。必要なビザは留学の種類によってよく確認しましょう。ロンドン、オックスフォード、ケンブリッジ、ブライトンなど、各都市には留学生に魅力的な特色があります。それぞれの都市で得られる経験は異なりますが、イギリス高校留学は、一生の思い出と共に、自身の視野を広げ、英語力を身につける貴重な機会となります。

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