フィリピン・セブ高校留学の魅力と注意点、主要5校を紹介

フィリピン・セブ高校留学の魅力と注意点、主要5校を紹介

高校留学でフィリピンのセブに行きたい!
でも本当にセブに留学して大丈夫かな…

とお悩みではありませんか?

フィリピン留学といえばセブを考える人が多いほど、大人気の都市・セブ。日本人留学生を多く受け入れている学校も多く、留学サポートが充実している環境も魅力のひとつ。でも本当に留学先として選んでいいのか、まだまだ不安もありますよね。
フィリピンセブ島留学は、欧米諸国と比べても格段に費用が安く、近年とても人気が高まっています。とくに高校生にはオススメ留学先といえるでしょう。

そこで今回はセブのおすすめポイントと注意すべきポイント、そして具体的にどんな留学先があるのかをご紹介します。
これからセブ高校留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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セブの概要

セブってどんなところ?
手つかずの自然が多く残っているフィリピン第2の都市です。世界で初めて地球を1周したことで知られているマゼランが上陸した“フィリピン・キリスト教発祥の地”といわれています。また最初の町づくりが行われた“フィリピン最古の都市”ともいわれているのです。セブ島の東にあるマクタン島には、ホワイトサンドビーチがあり、マリンスポーツを楽しむことができる屈指のリゾートエリアとなっているのも魅力の一つといえるでしょう。白砂のビーチと透明度の高いエメラルドグリーンの海は必見です。近年はオフィスビルや商業施設などの開発も進んでいます。

人種

フィリピンの人口は約1億903万人。その中でもセブの人口は約335万人です。フィリピンは16世紀後期から19世紀末までスペインが植民地にしていました。その影響は今も色濃く残り、周辺諸国の中では唯一のキリスト教国家です。民族構成はマレー系が主体で、ほかに中国系、スペイン系と少数民族がいます。国語はフィリピノ語で、公用語はフィリピノ語と英語ですが、そのほか180以上の言語があるといわれています。

気候

セブの気温は平均30度で、日本の夏日が年中続いているような感覚が近いかもしれません。セブには乾季(12月~5月)と雨季(6月~11月)がありますが、雨季でも日本の梅雨のように1日中雨が止まないということはあまりありません。台風による影響がフィリピンの他の地区と比べると少ないこともメリットだと思います。

治安

フィリピンの中でも比較的治安がよい都市です。留学生や観光客が多く集まるため、日中であれば日本人が歩いていてもあまり目立たないでしょう。またテロ対策として、コンビニを含めた商業施設にはガードマンが配備されており、警察官も多く駐在しています。

セブのおすすめポイント

ここからはセブに留学するメリットをみていきましょう。

留学費用が抑えられる。日本と近く、物価も安い

フィリピン高校留学の一番の魅力は、コストパフォーマンスのよさにあります。フィリピンは日本から最も近い英語圏の国です。例えばフィリピンの中でも人気の留学先であるセブなら、東京から約5時間で行くことができます。航空券代が抑えられるのです。またフィリピンは日本と比べると平均給与が低いため、比例して物価も安くなります。そうした背景から、フィリピン高校留学の1ヶ月の留学費用(授業料・滞在費・生活費)は15~20万円と非常に安くなり、欧米留学の半額程度に費用を抑えられるのです。

教育水準が保証されている

フィリピンの教育水準は世界トップクラスではありません。しかし進学する学校を選べば、高い教育を受けることが可能です。国が目指す教育水準を表す大学のレベルを日本と比較してみてみましょう。以下は2020年のアジア大学ランキングです。日本に大きく引けを取らない一定の教育水準が保たれていることがわかります。

順位 大学名
15 東京大学
 
22 大阪大学
29 北海道大学
 
40 早稲田大学
45 慶應義塾大学
 
66 神戸大学
69 フィリピン大学
 
130 東京都立大学
135 アテネオ大学マニラ校
136 東京農工大学
 
156 大阪府立大学
166 デ・ラサール大学マニラ校
184 熊本大学
186 サント・トーマス大学
401-450 中央大学

 東洋大学

451-500 福井大学

サンカルロス大学

501-550 日本女子大学

シリマン大学

マプア大学

アテネオ大学ダバオ校 

フィリピンはアジア圏の中でも高い英語力を有している国といわれています。日本の小学校での「外国語活動」は5・6年生の2年間で約26時間です。しかしフィリピンの小学校では6年間で約2,000時間の英語教育が行われます。書類作成など実践的な英語トレーニングを行っているのも特徴の一つです。現地の優良な学校やグローバル展開のインターナショナルスクールなどもあり、欧米圏のハイレベルな大学進学も視野に入れられる学習環境があるのです。また幼い頃から英語教育が徹底されているため、国内で普及している映画や音楽、書籍など、英語表記が一般的になっています。街の広告や看板も英語表記、店舗での会話も基本的に英語で行われています。日常に英語があふれている環境で勉強ができる…留学生にとってベストな国といえるのではないでしょうか。

他の地域とくらべて治安がよい

セブの概要でも述べたように、フィリピンの中では、比較的治安のよい地域といえるでしょう。ただし一部治安があまりよくないエリア(ダウンタウン、カルボンマーケット、マンゴーストリートやコロンマーケットなど)も存在します。油断せずに危険なエリアには近づかないこと、もし行かなければ行けない場合は一人では歩かないようにすることを徹底するようにしてください。

リゾート地でリフレッシュできる

セブは国内外でリゾート地として知られています。勉強に行き詰ったら、セブの美しい海を眺めて過ごすのもいいかもしれません。またジンベイザメと泳いだり、船で島々を巡ってシュノーケリングやダイビング・BBQなどを楽しむアイランドホッピングに出かけてリフレッシュすることもできます。

セブの注意すべきポイント

ここからはセブに留学する際に気をつけておく点をみていきましょう。

勉強よりも観光や遊びを目当てに留学する学生もいる

勉強の息抜きや国の文化にふれるためにホストファミリーと出かけることは、留学生活で有意義な体験となることでしょう。しかし留学生の中には、フィリピン屈指のリゾートエリアであるセブに、勉強はそっちのけでアクティビティや観光目的で留学している学生もいます。そんな学生につられないよう、「英語を学びにきている」という目的意識を忘れないことが大切です。

インフラの整備が行き届いていない部分もある

道路工事も年度末になると至る所で道路の改修工事が行われています。幹線道路はしっかりメンテナンスされていますが、路地裏に入ると地面がボコボコとしており、少し歩きにくい場所もあります。歩くときはつまづかないように気をつけてください。

セブの学校一覧5校

高校留学で人気のセブの学校では、たくさんの留学生を受け入れています。ここではセブにある学校とその特色をまとめました。ぜひあなたにぴったりの学校を探してください。

Play House / B.R.I.G.H.T. Academy

Play House / B.R.I.G.H.T. Academyは、バニラッドという富裕層エリアにある地元で有名な私立学校です。幼稚園(Play House)、小学校から高校(B.R.I.G.H.T. Academy)と一通りの教育機関が敷地内に揃っています。生徒とのコミュニケーションに重きを置いた参加型・対話型の授業を行っています。1クラス25人程度のため、マンモス校が苦手な学生にもおすすめです。ただし英語補習クラスがないので、全く英語がわからない状態での入学は厳しいかもしれません。

Sacred Heart School – Ateneo de Cebu

Sacred Heart School – Ateneo de Cebuは、イエズス会フィリピン管区が運営する私立のカトリック系進学校です。1955年にフィリピンのマンダウエに設立されました。フィリピンの名門大学・アテネオ大学(2020年のアジア大学ランキングで135位。幼稚園から高校までの日本の大学だと130位の東京都立大学と近いです)と提携しています。セブでトップレベルの敷地面積と設備を備えているにも関わらず、Senior High (G11)の年間授業料が約11万ペソからとリーズナブルな点も魅力といえるでしょう。授業では卓越性、リーダーシップ、奉仕の精神を持った生徒を形成するための仕組みや学習経験を提供することを重視しています(英語補習クラスはありません)。フィリピン人と中国系フィリピン人のコミュニティの架け橋としての役割も果たしています。

Cambridge Child Development Centre / Sage Prep Schoolhouse

Cambridge Child Development Centre / Sage Prep Schoolhouseは、長期・短期のどちらの留学生も受け入れている私立学校です。幼稚園(Cambridge Child Development Centre)、小学校から高校(Sage Prep Schoolhouse)が同じ敷地内にあり、世界で注目を集めているシンガポール式算数を導入しているのも特徴の一つといえるでしょう。英語の授業は習熟度別にクラスが分かれています。また1クラス15人程度と少人数スタイルのため、英語力に自信がなく、アットホームな雰囲気が好きな学生におすすめです。

The Abba’s Orchard School

The Abba’s Orchard Schoolは、「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」を大切にしているモンテッソーリ教育が受けられる私立学校です。「農場で働くことは、自然と文明の両方を知ることであり、生産物が商業的に利用されるメカニズムを農場に携わり体験して学んだことは、科学的・歴史的研究に無限の可能性を与える」という方針の下、授業に農場体験を取り入れているのも特徴です。1クラス15人程度と少人数でアットホームな環境で学ぶことができます。

Sto. Niño Mactan Montessori School

Sto. Niño Mactan Montessori Schoolは、2009年に設立されたカトリック系の学校です。比較的新しい学校ですが、すでに380人以上の生徒が通っています。自然に囲まれた緑豊かなキャンパスです。創造的なリーダーシップを発揮できる人材の育成を掲げており、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの教育分野に力を入れたSTEM 教育を実施しています。とくにロボットの設計、構築、運用に関わる技術を学ぶロボット工学クラス、短編映画を自主制作する情報通信技術(ICT)クラスは、この学校ならではの特徴といえます。

まとめ

フィリピンのセブについて、まず地理、人種、気候、治安の観点から説明しました。次にセブ高校留学のおすすめポイントとして、留学費用と物価が安い点や一定の教育水準が保証されている点、治安のよさ、リゾート地でリフレッシュできる点を挙げました。逆に注意すべきポイントとして、勉強を目的としていない学生の存在やインフラが一部整っていない点を挙げました。そして最後にセブの具体的な学校をご紹介しました。自分の留学で実現したい目的に合わせて、ぜひ都市と学校選びの参考にしてください。

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