【オーストラリア】メルボルン高校留学の魅力とおすすめ10校紹介!

【オーストラリア】メルボルン高校留学の魅力とおすすめ10校紹介!

高校留学でオーストラリアのメルボルンに行きたい!
でも本当にメルボルンに留学して大丈夫かな…

「世界で最も住みやすい都市ランキング」で7年連続1位に選ばれた実績のあるメルボルンは、オーストラリアの中でも留学生に人気の都市の一つです。

オーストラリアのビクトリア州にある9大学のうち8つがメルボルンにあり、オーストラリアの他の都市と比べても大学数が多く、「オーストラリアの学園都市」とも呼ばれています。でも本当に留学先として選んでいいのか、まだ迷っている人もいますよね。

そこで今回はメルボルンのおすすめポイントと注意すべきポイント、そして具体的にどんな高校があるのかをご紹介します。

これからメルボルン高校留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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メルボルンの概要

メルボルン高校留学

メルボルンってどんなところ?

メルボルンはシドニーに次ぐオセアニア有数の世界都市です。近代的な大都市であるシドニーに対し、メルボルンは19世紀のヴィクトリア女王時代の歴史的建築物と現代的な建物が調和した大都市で、他の都市とは一味違うイギリスの風情を感じるお洒落な落ち着いた雰囲気があります。名門大学が複数存在し教育水準が高いだけでなく、テニスの全豪オープンやサーフィンのリップカール・プロ、競馬のメルボルンカップ、F1グランプリなども開催しており、世界的なスポーツ大会の要所としても知られています。そして近年SDGsへの取り組みが世界的に注目されている中、「2022年に最も持続可能だった都市ランキング」でメルボルンが堂々の1位に輝きました。市内の電力の40%以上を太陽光発電や風力発電などでまかなえる体制を整えているそうです。また「メルボルン・ファッション・ウィーク」というカーボンニュートラルを実現したイベントも開催しています。世界的にみても再生可能エネルギーに力を入れている先進的な都市といえるでしょう。

このようにメルボルンは、国際的に注目されているオーストラリアの中核を担う都市なのです。

人種

メルボルンの総人口は2023年時点で約500万人。オーストラリア都市別人口数1位のシドニーに次いで2位の人口を誇り、10年後にはシドニーを追い抜くのではないかといわれているほど急成長しています。

オーストラリアは多くの移民を受け入れてきた多国籍国家として知られています。メルボルンも総人口の約4分の1は約140カ国からの移民で構成されており、グローバルな都市といえます。お互いの文化を尊重し合う風潮があるため、留学生にうってつけの環境ではないでしょうか。また日本語が通じる医療施設があるなど、海外からの移住者に対してインフラ面も整えてくれていることも魅力の一つですね。

生活

メルボルンは日本と同じように四季があります。 冬でも滅多に氷点下に下がることはない温暖な気候です。衣替えは必要になると思いますが、年間を通して過ごしやすい都市といえるでしょう。

メルボルンと日本の時差は1時間。メルボルン時間の方が進んでおり、例えば日本が午前10時の場合、メルボルンは午前11時です。ただしサマータイムの適用期間(10月上旬から4月上旬)は、日本よりメルボルンが2時間早くなります。日本との時差が少なく、留学中でも日本の家族や友達と連絡が取りやすい環境は、とくにはじめて留学する学生にとって心強いのではないでしょうか。

環境面では、メルボルンは別名「ガーデンシティ」と呼ばれるほど公園が多い都市です。最も有名なアルバートパークをはじめ、街路樹が整備されたトレジャリー公園、フィッツロイ公園の散歩道など、ウォーキングやジョギング、サイクリングをしている人がたくさんいるのです。勉強の気分転換にはもってこいではないかと思います。

治安

メルボルンはオーストラリアの主要な大都市ですが、治安がよい都市として知られています。例えば「The Safe Cities Index 2021」によると、「世界の都市安全指数ランキング」で8位となっているのです。このランキングはデジタル(サイバーセキュリティ)、健康、インフラ、個人および環境の安全性を網羅する76の指標をもとに60都市をランク付けしています。東京は5位、大阪は17位であることを考えると、比較的安全な都市といえるのではないでしょうか。

加えてメルボルンはさらなる都市治安水準の向上に力を入れています。例えば2019年6月~2021年4月にかけて、緊急時に使用する公共放送のスピーカーを94ヶ所設置、街中に30台の防犯カメラを追加、交通事故防止として歩行者天国に鉄製のポールやバリアを設置するなど、さまざまな施策を行ったのです。

ただし治安がよいとはいえ海外です。観光客に人気のフリンダーズストリート駅周辺やクイーン・ビクトリア市場、犯罪件数の多いセントアルバンズやダンデノンなど、治安が悪い地域ももちろんあるので用心しましょう。

メルボルンのおすすめポイント

メルボルン高校留学

ここからはメルボルンに留学するメリットをみていきましょう。

独自のアート文化やカフェ文化が発達している

メルボルンはイギリス植民地時代の名残を強く残しています。オーストラリア国内の最初の駅であるフリンダース・ストリート駅をはじめ、セント・パトリックス大聖堂やセント・ポール大聖堂など歴史の息吹を感じるビクトリア調の建物が多く存在するのです。

最もメルボルンの持つ独特の雰囲気を象徴しているのが、メインストリートから続く「レーンウェイ」と呼ばれる小路地や屋根のある小道アーケードです。いくつもの石畳の小径や19 世紀の風情がそのまま残っており、「グラフィティアート」と呼ばれる落書きアートがあることも、メルボルンらしい特徴の一つといえるのではないでしょうか。地元のアーティストが描くグラフィティアートは、もはや落書きではなく作品としての一見の価値があるといわれています。またアート面では、最先端のアートを楽しめるナショナル・ギャラリー・オブ・ビクトリアのコレクションや最先端のデジタルの世界を楽しめるオーストラリア映像博物館、ビクトリア・アートセンター、マルトハウス・シアターなど、多くの芸術文化に関連した施設が点在しています。

そしておいしいコーヒーが飲めるヨーロッパ調のお洒落なカフェが軒を連ねているのも、メルボルンならではの特長といえるでしょう。オーストラリアはもともと移民国家ですが、メルボルンはイタリアやギリシャといった欧州系の移民が中心だったため、欧州のコーヒースタイルが浸透したそうです。メルボルンに住む人々にはお気に入りのカフェがあり、出勤前や休憩時間に何度もカフェに足を運ぶといわれているほどカフェ文化が根付いています。

英語学習はもちろん、アートやカフェ巡りが好きな学生は存分に留学生活を楽しめるのではないでしょうか。

主要な留学先の中でも群を抜いて治安がよい

教育、医療、文化、環境、インフラなどの5つのカテゴリから60を超える調査指標で170以上の都市をランク付けする「世界で最も住みやすい都市ランキング」。メルボルンはそのランキングで2023年は3位に輝き、それ以前もずっとトップ10入りを果たしています。100点満点中97.5点を獲得して7年連続で1位に選ばれた実績もあるほど、治安面に定評がある都市です。海外で治安面を気にしている学生や保護者の方にとって安心材料となるのではないでしょうか。とくにイギリス留学を治安面の不安であきらめた方にとって、治安がよくイギリスの文化も味わえるメルボルンは魅力的かもしれません。

時差が少なく日本からの直行便もある

メルボルンは日本から比較的近く、時差も1時間~2時間と少ないです。現地でも帰国後も時差ボケに悩む心配がないのは嬉しいですよね。また日本からメルボルンへの直行便が運行されていることも、はじめて海外に留学する学生にとっては朗報ではないでしょうか。ちなみに成田空港の場合はJALとカンタス航空、羽田空港の場合はカンタス航空が運航しています。

公共交通機関が充実しており、無料の路面電車が走っている

メルボルンは公共交通機関が発達しているため、車がなくても移動に困ることはまずありません。通学や休日に街を観光する際には、電車、路面電車(トラム)、バスが主な交通手段となります。特筆すべきは、オーストラリアの中でもメルボルンのみに存在する「トラム」という市内を走る路面電車です。なんとメルボルンの中心地であれば無料で乗車できるのです。少しでも費用を節約したい場合、大いに役に立ちます。

メルボルンの注意すべきポイント

メルボルン高校留学

ここからはメルボルンに留学する際に気をつけておく点をみていきましょう。

日中と夜の気温に寒暖差がある

年間を通して温暖な気候のメルボルンですが、実は夜にかけて冷え込む傾向があります。年間平均最高気温は20度、平均最低気温は11度と、日中と夜で大きな気温差があるのです。さらに空気が乾燥しているため、風が吹くと高湿度の環境に慣れている日本の学生だとよりいっそう冷たく感じる可能性があります。夜の冷え込みに備えて脱ぎ着できる羽織ものを持ち歩くことをおすすめします。

英語圏外の留学生が多い可能性がある

メルボルンは世界一住みやすい都市に選ばれるほど人気の高い都市のため、留学生はもちろん観光客からの人気も高く、日本人も多く集まります。慣れない海外で身近に同じ国の人がいることをメリットに感じる人もいるかもしれません。しかし「せっかく海外に留学したのだから日常生活でも英語を聞いて使いたい」という学生にとってはデメリットですよね。後者の場合、日本人の少ない学校を選んだり、日本人同士でも英語で話すことを常に意識して英語を使ってみてください。また急激に都市化が進んでいるメルボルンでは、不動産を購入する中国人が多く移住してきているといわれ、オーストラリアの高校や大学に進学する中国の学生も多くなってきています。多くの日本人留学生が集まるとつい日本語を使ってしまうのと同じく、多くの中国人留学生が集まるとつい中国語で会話してしまう可能性がありますよね。「英語圏に留学したはずなのに周りは中国語ばかり…」という事態もあり得ます。「英語が飛び交う環境がいい」「さまざまな国の学生と交流したい」という希望がある場合、国籍のバランスのよい学校を選択するとよいでしょう。

オーストラリアの中でも物価が高い

イギリスやアメリカなどの他の英語圏の主要都市と比較すると物価が安いといわれているオーストラリア。ただオーストラリアの中でメルボルンは、比較的物価が高い都市です。留学費用を少しでも抑えたい場合、良心的な費用の公立の学校を選んだり留学中の外食を控えたりするといいかもしれません。

メルボルンの学校一覧

メルボルン高校留学

高校留学で人気のメルボルンの学校では、たくさんの留学生を受け入れています。ここではメルボルン学区にある学校とその特色をまとめました。ぜひあなたにぴったりの学校を探してください。

学校名 特色
Camberwell High School
【参照】https://www.camhigh.vic.edu.au/
ビクトリア州の上位5%に入る非常に優秀な学校。メルボルン中心地から東へ15キロほど離れた高級住宅地として有名なカンタベリーにあり、周辺は緑豊かで歴史的な邸宅が軒を連ねている。Victoria Certificate Educationという大学進学コースに加えてVCALという職業訓練コースも設け、生徒の進路の幅が広がるような体制を整えている。また多数の有名な歌手を輩出しているほど音楽分野にも強い。
Auburn High School
【参照】https://www.auburnhs.vic.edu.au/
メルボルン中心地から東へ8キロほど離れた閑静な住宅街の中にある学校。トラムやバスなど公共交通機関を使って、約20分ほどです。留学生は入学後6か月間、学校内のEnglish Language Centreで授業を受ける。科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の分野で国際競争力のある人材を育てるSTEM教育に力を入れている。また授業の50%以上をフランス語で受ける特殊なプログラムも実施している。
Whitefriars College
【参照】https://www.whitefriars.vic.edu.au/
数学、科学、芸術、ITに注力しているカトリックの男子校。生徒に一人一台パソコンが支給される。メルボルン中心地から東へ約20キロほど離れた緑豊かなドンベールにあり、メルボルンの私立校の中で広い敷地を誇る。
North Geelong Secondary College
【参照】https://ngsc.vic.edu.au/
メルボルン中心地から電車で約1時間ほど離れた場所にある海に近い学校。科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の分野で国際競争力のある人材を育てるSTEM教育に力を入れており、学生はジーロング市内にあるSTEM教育施設「Geelong Tech School」を利用できるのが特徴の一つ。10年生(高校1年生)以上の生徒には生徒に一人一台パソコンが支給される。 留学生は入学後6か月間、学校内のEnglish Language Centreで授業を受ける。またスポーツ分野に強く、とくにサッカーは男子・女子共に好成績。
Fairhills High School
【参照】https://www.fairhillshs.vic.edu.au/
広島県の学校と姉妹校となっている学校。そのため日本語に関する授業が多く、10年生(高校1年生)まで日本語が必須。科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の分野で国際競争力のある人材を育てるSTEM教育に力を入れている。また市内の特別芸術教科校に指定されている。学校はメルボルン中心地から電車で約30分ほどの距離にあり、学校の近くには大きなショッピングモールなど商業施設が充実している。
Ashwood High School
【参照】https://www.ashwood.vic.edu.au/
ビクトリア州の「学校の建物のベストデザイン賞」を受賞したことがあるスタイリッシュな外観の学校。敷地が広い。学校内にEnglish Language Centreがあり、少人数制で学生の英語力の強化に努めている。また音楽分野にも強い。学校はメルボルン中心地から15キロほど離れたところにあり、自然保護区がある緑豊かなエリアにある。
Wellington Secondary College
【参照】https://www.wellingtonsc.vic.edu.au/
メルボルン中心地から電車やバスで1時間ほど離れた場所にあるMonash 大学の近くの学校。Victoria Certificate Educationという大学進学コース(VCE)に加えて、州立の職業訓練専門学校(TAFE)に進みたい学生のサポートも行っている。芸術分野に強い。
Melbourne Girls Grammar
【参照】https://www.mggs.vic.edu.au/about-us
幼稚園から12年生(高校3年生)まで一環教育が行われている歴史のある私立名門女子校。メルボルンシティから10分ほど離れたサウスヤラという高級住宅街の中にある。多くの成績優秀な生徒を輩出しており、スポーツや音楽分野にも力を入れている。水泳、体操、ゴルフ、乗馬などの部活動も盛ん。
Methodist Ladies’ College
【参照】https://www.mlc.vic.edu.au/
幼稚園から12年生(高校3年生)まで一環教育が行われている歴史のある私立の女子校。キューという海に近い場所にある。生徒の自主性を重んじる授業スタイルが特徴で、高校生からは職場体験やコミュニティへの貢献プログラムが義務付けられている。英語が得意ではない生徒でもEnglish Second Language(ESL)のクラスに入ることができるのも特徴の一つ。
St. Michael Grammar school
【参照】https://www.stmichaels.vic.edu.au/?doing_wp_cron=1695736171.1325380802154541015625
1985年に設立された幼稚園から12年生(高校3年生)まで一環教育が行われている学校。優秀な生徒には特別集中コースを設けたり、近隣の大学と提携して先に大学1年生の教科 が勉強できるようにするなど、優秀な生徒へのサポートが手厚い。またInternational Weekという現地の生徒と留学生が一緒に文化を学ぶ行事やIndividual Support Programという留学オリエンテーションなど、留学生の受け入れにも積極的。

まとめ

メルボルンへの高校留学を検討している方へ、まずメルボルンの概要を地理、人口、人種、生活様式、治安の観点から解説しました。次にメルボルン高校留学のおすすめポイントとして、独自のアート文化やカフェ文化が発達していることや治安がよいこと、時差が少なく日本からの直行便もあること、交通の便のよいことを挙げました。一方、注意すべきポイントとして、夜間の気温差や英語圏外の留学生が多い可能性があること、物価の高さを挙げました。そして最後にメルボルンの具体的な学校をご紹介しました。自分の留学で実現したい目的に合わせて、ぜひ都市と学校選びの参考にしてください。

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