【節約法あり】ニュージーランド高校留学費用のすべて

この記事では、ニュージーランド高校留学にかかる費用を徹底解説します。内訳とその内容、節約のポイントなども紹介していますので、ぜひ最後までお読みください！

「節約のキモ」費用だけを考えるなら、学校と場所選びでほとんど決まる

ニュージーランド高校留学にかかる費用の大部分は学費と滞在費、生活費です。費用を抑えることを主眼に置くなら、学校と場所選びでほとんどが決まります。結論からいうと、「郊外の公立校」にいくことが。最も学費と滞在費、生活費を抑えられます。公立校は学費が安いですし、大都市よりも郊外の方が物価が安いからです。
という節約のキモがあることを前提に、ニュージーランド高校留学の費用を詳しく見ていきます！

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ニュージーランド高校留学の費用の相場

「良い留学を、できるだけ安く実現したい」皆さんこうお考えだと思います。まず最初に、ざっくりと全体感をつかんでいただきたいと思います。

さて、ニュージーランド高校留学の全体の相場観ですが、ざっくりと年間300万円～400万円（公立高校の場合）程度とお考えください（いまは為替の変動も激しいのでその点はご注意ください）。

大まかな内訳は、以下の通りです。

これら留学期間中に継続的にかかる費用とは別に、入学金や、往復航空券代、ビザ申請にかかる費用（ビザ申請費用、健康診断など）、留学エージェントを利用する場合はエージェントに支払う手数料（サービス料）などがかかります。

ニュージーランド高校留学（公立）の一例

必ずかかる費用と、選択・調整できる費用に分けて、詳しく見ていきます。
留学中にかかる費用は1年間の目安費用です。それより短い場合は、1年間の費用よりは1割～2割程度、割高になります。

必ず必要になる費用（一時的な費用）

*寮滞在の場合も、学校の長期休み中はホームステイに移動（寮が閉まるため）

ビザ申請費用については、「VFS global」「New Zealand immigration」などで最新情報をご確認下さい。

必ず必要になる費用（留学中）

選択・調整できる費用

必ず必要になる費用（留学中）

ここからは、比較的高額になる、「必ず必要になる費用（留学中）」、そして「選択・調整できる費用」について、詳しく解説していきます。節約のポイントも書いていますので、費用が気になる方は必ず読んでくださいね。

まず、「必ず必要になる費用（留学中）」についてです。学費、滞在費、ガーディアン費、海外旅行保険です。

「学費」公立と私立で大きく異なる

学費は、公立高校で約100万～150万（約NZ$12,000 – $18,000）です。ニュージーランドの高校は約7割が公立で、日本人でも入学できるのが特徴です。例えばイギリスは私立高校しか入学できませんので、費用面でもニュージーランドが選ばれるのも頷けます。

私立の学費は約2倍程度です。学業や教育に特徴のある学校や、歴史ある名門校もあり、そのような理由で私立を選択する方もいます。

また、公立と私立の中間のような、「インテグレイティド」という学校もあります。これは、運営は国が行っているのですが、学校施設の所有者は別にいる、というパターンで、学費も、公立と私立の中間くらいです。ミッション系の学校が多いです。

「滞在費」ホームステイが主流。追加費用に注意

ニュージーランド高校留学では、ほとんどの場合、ホームステイを利用します。寮完備の高校の場合は、寮を選択することもできます。ただ、学校が長期の休みのときは寮も閉まるため、その期間はホームステイを利用することになります。ホームステイも寮も、費用面ではそこまで大きな隔たりはありません、

滞在費の注意点としては、「支払う費用に何が含まれているのか」「追加で必要になる費用はあるのか」ということです。特別な日の外食や、ホストファミリーと出かけたり旅行をする、などのときにかかる費用は別で請求となる場合が多いからです。ホストファミリーは第二の家族。とはいえ、ビジネスの側面もあり、ホストファミリーのイベントにはなるべく参加したいけど、毎回参加すると出費が増えて大変…ということもあり得ます。滞在費には追加費用に注意です。

「ガーディアン費」

ガーディアンとは、「現地保護者」とも訳され、未成年にはガーディアンをつけることが義務化されています。

ガーディアン費は、約35～48万円（NZ$4,000~5,500）とそれなりに高額です。現地のサポート会社がガーディアンサービスを提供していますので、それを利用する場合がほとんどです。

何をしてくれるのかというと、いわゆる「現地サポートサービス」というもので、到着時の空港送迎からオリエンテーション、携帯電話の契約、学校とのやりとりのサポート、簡単な学習補助をしてくれる場合もあります。病気やけがの時の病院手配や付き添い、その他生活上のよろず相談、定期的な家族への報告と、大まかにこのような内容です。

「海外保険費用」何が必要か見極めて

海外保険も、留学には必ず必要です（海外旅行保険約10～15万円/年）。

留学期間が長いので、かなりまとまった額が必要になります。様々な保険商品がありますが、料金は補償内容により変わります。特に重要なのは、以下の3つの保証です。

治療費用は1,000万円程度が一つの目安とされます。日本で健康診断や歯科治療を受けて、極力現地では健康に過ごせるように準備しておくことも必要です。

賠償責任は基本、無制限となっていることが多いですが、念のため要確認。

携行品損害は対象をよく確認しましょう。そもそもあまり高価なものは持って行かないと思いますが、最近はPCやタブレットを持たせる場合もあると思います。なお、物が対象で、現金は補填してくれません。

選択・調整できる費用

ここからは「選択・調整できる費用」です。学費、滞在費は学校選びの段階で決まります。これらの費用は選択、調整が可能です。

留学エージェント手数料

「ニュージーランド高校留学したい」と思っても、ほとんどの人が自分で学校を選んだり、手続きしたり、ビザ申請をスムーズに行ったり…というわけにはいかないと思います。留学エージェントは留学のプロとして、留学準備から渡航後までをトータルサポートします（弊社もその中の一社です）。

高校留学エージェントには手数料がかからない無料エージェントと、10~50万円程度（会社、サポート内容による）の手数料をとる有料エージェントがあります。

無料エージェントは、高校に学生を紹介することで学校から支払われる「紹介手数料（コミッション）」で運営されています。学生は無料で各種サポートが受けられるメリットがある半面、エージェントが得する学校（エージェントと仲の良い学校、コミッションの高い学校…）を紹介されるかもしれないというデメリットもあります。無料エージェントを利用する場合は（有料でも同じなのですが）、エージェントが紹介できる学校の選択肢は充分か、紹介された学校を鵜呑みにするのではなく、きちんと自分の意志を持って希望を伝え、学校を選ぶことが重要です。

有料エージェントは、学生さんからもお金をもらうことで、一人一人により充分な時間を使ってカウンセリングや学校選びを行ってくれる、サポート内容が手厚く充実している傾向があります。

どちらが良いかは、あなた次第です。また、カウンセラーとの相性もあると思いますので、複数の会社へ出向いて話を聞き、どこを利用するか、判断されるのが良いでしょう。

現地での生活費・お小遣い

現地での生活費は滞在する場所である程度変わります。大都市では物価も高いですし、遊びの選択肢も多いのでつい買い物や外食で使ってしまう、ということもあるでしょう。郊外の学校への留学でしたら大都市より出費は抑えられます。場所以上にどの学校を選ぶかももちろん重要ですから、バランスを見て決める必要があります。

現地でのイベント参加費等

ホストファミリーの家庭の特別なイベント（外食や旅行）、クラブアクティビティなどへの参加費です。ホストファミリーへは、どのような時に追加の支払いが発生するのか、どのくらいが見込まれるのか、断れるのか、などは事前に確認しておいた方がよいですね。学校のイベントも、交流を深める上では貴重な機会ではあります。こちらも事前に様子を聞いておけると安心です。

まとめ

ニュージーランド高校留学の費用を解説しました。

公立高校の場合、年間300万円～400万円の費用がかかり、その内訳は、学校の費用（学費、教材費など）が約100万、滞在費（ホームステイ、学生寮など）や生活費が約100万円～200万円、その他、保険やガーディアン費用などが約50万円程度です。ほとんどが必要な費用ですが、留学先の場所、学校選びなどによって調整が可能な費用もあります。

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