目的別のニュージーランド留学【学生・女性・社会人・シニア向け】

目的別のニュージーランド留学【学生・女性・社会人・シニア向け】

人というのは「目的があるからこそ行動できる」そう思いませんか?目的は自分自身が目指す目標であり、モチベーションの原動力になる大切な要素です。「何となく」というぼやけた気持ちだけでは、なかなか成功につながることは難しいかもしれませんよね。

留学をする時も同じです。留学をする目的が明確でないと、せっかく費用をかけても無駄に終わってしまうこともあり得るのです。ということは、目的さえしっかりあれば、留学を成功させることもできるということです。

ここでは目的別で見るニュージーランドへの留学スタイルを挙げながら、社会人やシニアにおすすめの留学スタイルも合わせてご紹介しています。どうぞ、参考にしてみて下さいね。

1.ニュージーランド!目的別で見る留学スタイルとは【費用の目安もあります】

「目的は定まった!」という方へ、おすすめの留学スタイルを挙げていきましょう。

とにかく英語力をつけたい人は「短期・長期語学留学」

海外旅行に行ったとき、または日本国内で英語で話しかけられたとき、上手に英語でコミュニケーションができず、ガッカリしてしまったことはありませんか。そんな経験がある方も含め「とにかく英語を話せるようになりたい」と思う人はとても多いです。

ニュージーランド留学の目的最も多いと考えられるのが「英語力の強化」です。ニュージーランドにはオークランド、クライストチャーチ、ウェリントンを中心に語学学校がたくさんあり、一般英語クラスでは文法や発音、会話などを中心に短期・長期で英語を総合的に学ぶことができます。

一般英語クラスではレベルに合った授業を受けることができるので、無理なく実力を伸ばすことができる上、「英語を学びたい!」という世界中から集まった仲間と知り合うことができるのも魅力です。期間も1週間から3ヵ月の短期留学、3ヵ月から1年の長期留学が可能です。費用は語学学校によって異なりますが、週約300ドル~400ドルを目安にしておくとよいでしょう。

自分力を上げたい人は「資格取得留学」

日本では資格があると就職に有利ですよね。英語の資格をゲットして(またはスコアアップで)自分力を上げたい人は資格取得留学がおすすめです。有名なのはTOEIC、TOEFL、ケンブリッジ検定、IELTSなどですが、将来の目的によって受講すべきコースが異なりますので、事前にしっかり確認をしておきましょう。期間設定はそれぞれのコースで異なりますが、費用の目安は週300ドル~500ドル程度です。

また医療英語を学びたい人はOET、英語教師を目指すならTESOLやTECSOLもおすすめです。その他、コーヒーのルーツや美味しい入れ方が学べるバリスタコース、看護士、介護士、調理士などの資格取得も可能です。費用の目安は以下の通りです。

OET 8,000ドル~10,000ドル/8ヵ月~1年
TESOL・TESCOL 2,500ドル~4,000ドル/4週間~5週間
バリスタ 約300ドル~400ドル/週
看護士・介護士 25,000ドル~35,000ドル/2年~3年

生きた英語を学びたい人は「ホームステイ留学」

語学学校に通って英語を学ぶより、ニュージーランドの一般家庭に入って、日常生活を通して英語を学ぶことができるのがホームステイ留学です。朝起きたときから、就寝するまで、コミュニケーションは全て英語になるため、じっくりと英語を身に着けることができるのが最大の魅力と言えるでしょう。

人気は英語教師宅にホームステイをするスタイル。費用の目安は1ヵ月2,000ドル~3,500ドル程度です。

ちなみに、ニュージーランドでは留学全般に関して政府が定めた厳しい規律や服務規定があります。ホームステイでも同様で、ホストファミリーが安全で安心できる環境を留学生に提供できるかどうか、宿泊場所として適切かどうか、多くのチェック項目をパスする必要があります。

のどかな環境にどっぷりつかりたい人は「ファーム留学」

オーガニック栽培に興味のある方や、農場で生活体験をしてみたいという方はファーム留学がおすすめ!広々とした農園とのどかな環境の中で、汗をかきながら農作業や家畜の世話などのファーム体験ができます。

ニュージーランドでは、とくに酪農が国家を支える基幹輸出産業でもあるため、酪農農家はどこも人手が欲しいのが現状!ファーム留学なら英語に自信がない方でも、気軽な日常会話から始めることができます。費用の目安は宿泊、食事付きで1ヵ月1,500ドル~2,000ドル程度です。畑で収穫した旬の野菜や新鮮な食材を味わうことができるのも大きな魅力です。

学位を取得したい人は「ポリテクニック・大学進学」

自分のタイトルに「学位取得」の文字を刻みたいなら、ニュージーランドの大学やポリテックで希望する分野に進学するのもよいアイデアです。ニュージーランドの大学やポリテックに進学するために必要なのは最終学歴の卒業証明と英語力のみ。日本のような過酷な入試は存在しません。

通常、大学に進学するためのアカデミック英語を学ぶファウンデーションコースを9ヵ月程度とり、英語力が基準に満たしてから進学するケースがほとんどです。ニュージーランドの大学は3年で卒業となるので、日本の大学より早く学位の取得ができるのが特徴です。

費用はファウンデーションコースが約18,000ドル~20,000ドル、大学やポリテックの学費は年間約10,000ドル~15,000ドル程度になります。(学部によって大きく変わります)

仕事をしながら英語を学びたい人は「ワーキングホリデー留学」

ニュージーランドで収入を得ながら、仕事を通して生きた英語を身に着けたいという人はとても多いです。ニュージーランドはワーキングホリデー協定国の中で最も人気のある国の一つで、世界各国から意欲ある若者たちが稼ぎにやってきます。

ワーキングホリデーの魅力は収入を学費や生活費にあてることができること。現地で働きながら語学学校に通う人も多く、午前中は仕事、午後にパートタイムで英語クラスを選択するアクティブな人もたくさんいます。

多国籍国家であるニュージーランドの人たちはとても温かく、海外からの留学生にも親切に接してくれる場合が多いです。将来ニュージーランドに移住するための、生活体験としてワーキングホリデーを選択する人もいます。必要な費用は年間12,000ドル~17,000ドルを目安にしておきましょう。(10ヵ月アルバイト代して生活費や学費にあてた場合です)

留学する流れは、その留学スタイルによって異なります。留学エージェントなどに問い合わせて確認するようにしましょう。

2.ニュージーランド留学の目的はキャリアアップ!社会人におすすめの留学スタイル

社会人の方にピッタリの留学スタイルをご紹介します。「今だ!」と思ったら、人生の勝負に出るチャンスですよ。

インターンシップ留学でキャリアアップ

海外の企業で仕事を経験しながらキャリアアップを目指すならインターンシップ留学という考えもあります。インターンシップ留学とは現地の企業でローカル社員と一緒に仕事をし、経験を積んでいくというスタイルです。インターンシップ留学には有給と無給のものがあり、通常、英語学校に2,3ヵ月通って英語力をつけてから、派遣先に就業するカタチになります。

ニュージーランドで代表的な産業と言えば介護、ヘルスケア、ツーリズムです。インターンシップ留学での派遣先も介護施設、ヘルスケアセンター、デミペア、また都市部やリゾート地の一流ホテルが多いのが特徴です。参加費用や参加期間はプログラムによって大きくことなりますが、年間5,000ドル~10,000ドルを目安にしておくとよいでしょう。

大学院留学で夢の修士・博士号を目指せ

日本の大学を卒業している人は、さらに専門分野の研究を続けるために海外の大学院へ進学することもできます。ニュージーランドは世界でもトップレベルの教育水準を誇り、とくに大学や大学院などの高等教育では質の高い授業と研究・開発が行われています。

選択できる分野も多岐に渡り、サイエンス、エンジニア、ホスピタリティ、アート、医療、法律、文学、言語系など挙げればきりがないほどです。入学には上級レベルの英語力が必要になりますが、大学院では通常知り合うことができない人に合えたり、入ることのできないような高等機関を訪問することもあり、国際的な人脈を作るには最高の環境だと言えます。

必要な費用の目安は学部によって異なりますが、年間約15,000ドル~22,000ドル程度。通常、修士号は1年、博士号は2年の期間を経て学位修得となります。

MBA留学で経営の最高峰を狙え

経営学で頂点を極めるならMBA留学がピッタリです。ニュージーランドのMBAは質の高さと優秀な学生が集まることで知られており、世界中から多くの留学生が成功をするための技術や知識を学ぶために訪れています。

大学で経営学を学んだ人はもちろん、企業の経営者や経営者の2世が「経営の極意」を学ぶために通う場合も多いです。

授業ではディスカッションを中心にプレゼンテーション、事業計画、顧客開拓、売上増進計画、ビジネス理論、マーケティング戦略など、実践的な勉強を活気ある雰囲気で進めていきます。MBA取得までの期間は通常1年~1年半で費用の目安は約30,000ドル~35,000ドルです。

3.目的は自分へのご褒美!シニアにおすすめのニュージーランド留学スタイル

シニア世代に人気の留学スタイルをご紹介します。ちょっとくらい贅沢をしてみてもよいのでは?

ゴルフ留学で自然を楽しむ

ニュージーランドは年間を通して自然を満喫できるアクティビティが盛んです。中でもゴルフは年齢に関係なく、また季節を問わずプレイすることができるため、留学を兼ねて訪れる人も多いです。

人気はゴルフのプロによる集中レッスンと英会話がセットになったプログラム。半日をゴルフのショートゲームやスウィングのチェック、メンタルトレーニングに費やし、残りの時間で英語クラスに参加するというものです。費用の目安は1週間で約1,500ドル~2,000ドルです。

長年、仕事にほとんどの時間を費やしてきたシニア世代。厳しい団塊の世代を生き抜いてきた自分へのご褒美として、心身ともにリラックスできるゴルフ留学はいかがでしょうか。家族や周りの人もきっと賛成してくれるはずですよね。
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趣味留学で自分の時間を満喫

今まで興味があったけど、仕事や家庭で忙しくなかなかできなかった趣味ってありませんか?ニュージーランドはまさに趣味留学の宝庫!乗馬、ガーデニング、スキー、カヤック、アロマセラピー、ネイルアートなど、自分の興味のあるクラスや講座が豊富に揃っています。

日本にいるとどうしても仕事のことが気になって、自分の好きな趣味に集中できないのがシニア世代の悩みの種…。ほんの少しだけ仕事から離れて、ニュージーランドへ趣味留学へ出かけてみませんか。費用は参加する趣味の種類によって大きく異なります。

ニュージーランドに留学する目的は人それぞれ。住み慣れた日本を離れて異国の地で生活をすることは人生で最も大きなイベントの一つです。留学へのプロセスで大切なのは自分がニュージーランドで何をしたいのか、目的をはっきりさせることです。

ニュージーランド留学を実現させたいけど目的がわからない、どうしていいかわからないという人は意外に多いものです。もし、あなたがそうであれば、フレンドリーな留学アドバイザーのいる弊社にお気軽にお問い合わせ下さいね。
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