【失敗事例】ニュージーランド高校留学はやめとけ?現地で絶望しないために知っておくべきこと

【失敗事例】ニュージーランド高校留学はやめとけ?現地で絶望しないために知っておくべきこと

ニュージーランド高校留学を控えているけど不安もある
ニュージーランドは英語力が低くても留学できるって聞いたけど大丈夫かな?

ニュージーランド高校留学は英語力が低くても大丈夫、学校のサポート体制が手厚い、自然も豊かで学生に優しいと言われています。ニュージーランド高校留学を控えている人は、つい大船に乗ったつもりでいるかもしれませんが、そんな人は要注意です。

実はニュージーランド高校留学のメリットは、そのまま失敗につながる要素も含んでいます。この記事では、ニュージーランド高校留学のメリットや特徴を踏まえたうえで、どのような失敗リスクがあるのか、どう対策すればいいかを丁寧に解説します。

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ニュージーランド高校留学で起きがちな失敗4選

ニュージーランド高校留学成功

英語力が低くても大丈夫、学校のサポート体制が手厚い、自然も豊かで学生に優しい。ニュージーランド高校留学ついて、このように聞いた方は多いと思います。その通りなのですが、このことはそのまま留学失敗に繋がる可能性があります。まずは、ニュージーランド高校留学で起きがちな失敗例を紹介します。

もっと都会が良かった

ニュージーランドは自然が豊か、多くの国立公園があり、牧畜が盛んで、人より羊が多いと言われるほど、牧草地も多く緑が豊富です。
ニュージーランド最大の都市は、国の人口の約1/3が居住するオークランドです。そのオークランドでさえ人口は約150万人。日本で同規模の都市を参考に挙げると以下の通り。

広島市 約120万
さいたま市 約132万
京都市 約146万
神戸市 約152万
川崎市 約153万

参考:指定都市一覧(総務省)

都会ですが、大都会というほどではなく、もし、東京やロサンゼルスなど日本の大都市や欧米圏の大都市をイメージしていると、全く物足りない留学生活になってしまいます。もちろん、オークランド以外の都市はさらに小規模です。事前に自分がどんな環境で学びたいのかを明確にし、選ぶ学校の立地をよく調べることが重要です。

周囲のモチベーションの低さに引っ張られた

学校やクラスメートのモチベーションは自分の学習意欲に大きく影響します。
高校留学を目指す日本人の多くが、国内か海外かに関わらず、大学進学を検討していると思います。しかし、ニュージーランドで大学編進学する人は少なく(そもそも大学が8校しかない)、そのため良い成績を取るためのモチベーションが高くありません。さらにニュージーランドの高校には単位の取得義務がなく、一定の単位数を取らなければ、一定のレベルとクリアしなければ卒業できない、ということがありません。良くも悪くも自由なのです。

したがって、そのような周囲の雰囲気や、制度に甘えて勉強をおろそかにすると、卒業後の大学進学に影響が出てしまいます。高校留学する学生の多くが帰国子女枠や、総合型選抜を利用すると思いますが、当然、高校で修めた成績が条件の一つとなります。

英語、勉強についていけない!

ニュージーランド高校留学成功

「あれ、ニュージーランドは英語力が低くても留学できるんじゃないの?」と思った方もいるのではないでしょうか。たしかにそれはその通りで、ニュージーランドはESOLという留学のための英語クラスがあり、初級者向けにインテンシブクラスがある学校もあります。ほとんどの学校にはスクールカウンセラーが常駐し、留学生のサポートをしています。手厚いサポートがあるのは間違いありません。

しかし、それは、あくまで本人の学習意欲があってのこと。なんでもかんでも学校にお任せでは身につくものも身につきません。いくら手厚いサポートがあると言っても、英語を習得し、英語で授業を受け、生活することは大変なことです。ニュージーランドは、自分で頑張る覚悟はある、でもサポートも受けたい、という方には最適な国なのです。

日本人とばかりつるんでしまった

ニュージーランドは比較的、日本人留学生の多い国です。ワーキングホリデーや語学留学も含めるとかなりの数の日本人がニュージーランドに滞在しています。なにかあったら現地の日本人コミュニティに頼ればよい、という安心感もありますが、日本人ばかりと付き合って英語を話すチャンスを逃す恐れもあります。
留学の目的の1つは現地の言語や文化に触れることです。日本人の友人との交流も大切ですが、それもほどほどにして、異文化交流のチャンスを逃さないようにしましょう。

そのほか、高校留学生活で起きがちな失敗

ニュージーランド高校留学成功

ニュージーランドに限らず、高校留学で起きがちな失敗も紹介します。これらは、誰もが一度は経験する可能性があるものです。大きな失敗でなければ、逆に成長のチャンスかもしれません。こういうことがあるかもしれない、と心に留めておいてください。

ホストファミリーとの関係

学校以外でもっとも一緒に時間を過ごすのがホストファミリー。最初はぎこちないかもしれませんが、毎日少しでもコミュニケーションを取り、信頼関係を作っていきましょう。
学校の勉強で疲れるのも分かりますが、ずっと部屋に引きこもってしまってはホストファミリーとの良好な関係は築けません。いざという時に相談しづらかったり、家での時間が苦痛になってしまっては元も子もないのです。

学校での人間関係

海外の学校と言えど、過ごすのは同年代の学生たち。気の合う人もいれば、合わない人もいるでしょう。しかもあなたは言葉がなかなか通じない留学生の立場です。最初はしんどいかもしれませんが、積極的に話かけて関係を作っていきましょう。学校での関係が作れないと勉強に関する情報交換もできませんし、異文化交流という留学の目的が果たせません。

お金の使いすぎ

お金を使いすぎないように注意して下さい。ニュージーランドはそこまで大都会ではないので、特に郊外の町であればあまりお金を使わないという話もありますが、物価は年々上がっていますし、外食や買い物についついお金を使いすぎてしまう可能性もあります。

遊びすぎで勉強しない

ニュージーランド高校留学成功

適度な遊びは留学生活の一部ですが、学業も忘れずに。ニュージーランドの高校は単位を取らなくても卒業できますので、それに甘えて勉強を怠ると、その後の大学進学で苦労することになります。

犯罪に巻き込まれる

安全な行動を心がけましょう。ニュージーランドは比較的治安のよい国ですが、日本ほどではありません。日本人を狙った置き引き、スリ、ひったくり、詐欺などに巻き込まれる可能性は十分にあります。荷物は体から離さない、夜が学生だけで出かけない、知らない人(日本人含め)に誘われてもついていかないなど、最低限の防犯意識を持って留学生活を送ってください。

帰国後の計画不足

多くの方が、高校留学後に大学進学を考えていると思います。日本の大学入学には、一般入試、推薦入試(公募型)、総合型選抜の3つの選択肢があります。推薦入試(公募型)、総合型選抜を選択する人が多いと思いますが、その際は高校の成績表の提出が求められます。目指す大学に合格できる成績を修める必要があります。これがニュージーランド含む海外の大学へ進学する場合も同じです。
また、高校の卒業と入学時期がずれる場合が多いため、卒業、帰国、大学受験に向けて申請や勉強というタイムスケジュールをしっかりと事前に立てておくことが必要です。

ニュージーランド高校留学で失敗しないためにできること

ニュージーランド高校留学成功

ニュージーランド高校留学の失敗事例を紹介してきました。これらを避けるために、できることをご紹介します。

目的・目標を持つ

何のためにニュージーランドへ行くのか、なにを成し遂げて帰ってきたいのかを明確にすることは大切です。大げさな目的目標を持つ必要はありません。TOEFLやIELTSのスコアを取るとか、週末遊びに出かけられる友人を3人作る、といった身近な目標でもいいのです。目的・目標があれば、モチベーションにつながりますし、具体的な計画を立てられます。小さなものでかまいません。あなたの目的・目標はなんですか?

英語、基礎学力をしっかりつける

ニュージーランドは留学生に優しく、英語や学習のフォローを手厚く行ってくれます。しかしもちろん、自分で勉強していくに越したことはありません。特に基礎的な英語に加え、中学の教科の基礎知識は、そのまま高校の学習の土台となります。高校の新しい知識を学びながら、中学の復習をするのは大変です。
中学卒業から留学開始まで、数か月の余裕がある人も多いと思います。できるだけ、英語と中学の学習の復習をしておいてください。

人間関係は自分から作る

ニュージーランド高校留学成功

ホストファミリーや学校の人たちとの関係は自分から作っていく姿勢を忘れないで下さい。そのためには積極的に話しかけることも大事ですし、校内イベントやアクティビティ、サークルなどがあれば、ぜひ参加してみましょう。

オンオフのスイッチを切り替えよう

勉強や課外活動も大事ですが、留学生活で疲れたら息抜きも大切です。カフェでボーっとするもよし、実家に電話するもよし、オフの楽しみを見つけて、ストレス発散も適度に行って、留学生活を楽しんで下さい。

まとめ

ニュージーランドへの高校留学を成功させるための具体的なガイドを解説しました。
ニュージーランドでの留学生活におけるよくある失敗は、そもそもの国選びの失敗や周囲のモチベーションの低さに引っ張られること、英語力不足、また、日本人留学生とばかりつるんでしまうことなどがあります。

ニュージーランドに限らずありがちなほかの失敗は、ホストファミリーや学校での人間関係、お金の使いすぎ、遊びと勉強のバランスが取れないこと、さらには犯罪に巻き込まれるリスクや帰国後の計画不足などがあります。

これらの失敗を避けるためには、明確な目的や目標を持つこと、英語力や基礎学力の強化、積極的な人間関係の構築、そして適切な生活のリズムを取ることです。

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