ニュージーランド・オークランド高校留学の魅力と、主要校を紹介！

オークランドは、ニュージーランドの北島にある人口およそ140万人のニュージーランド国内最大都市。ニュージーランドにおける商業・経済の中心で、港に多くのボートが停泊していることから「帆の街」とも呼ばれています。
この記事では、オークランドの概要と教育制度、おすすめの高校を紹介します。

ニュージーランド・オークランドの特徴

オークランドは、ニュージーランドの北島にある人口およそ140万人のニュージーランド国内最大都市です。ニュージーランドは南半球に位置することから日本とは逆の季節になり、時差は日本より3時間（サマータイム中は4時間）進んでいます。

人種

オークランドは、元々先住民族のマオリが住んでいた地域です。しかし、イギリスの植民地時代を経て、多くのヨーロッパ系白人がこの地に移住しました。今日、この地域はポリネシア系やアジア系の住民も含めて多文化社会を形成しており、移民が集まる街としても知られています。国の最大都市であるため、多様な国際文化が融合しています。アジア、インド、ブラジル、イギリスからの移民も多く、その影響で様々な国の料理を提供するレストランが豊富にあります。日本食も簡単に見つけられます。公式な言語としては、英語、マオリ語が使用されています。

生活

ニュージーランドは、自然の美しさで知られています。特にオークランドは、市内に自然保護区を複数持ち、都市の中心部から少し足を伸ばせば美しいビーチがあります。このような自然に恵まれた環境の中で、オークランドの住民はリラックスした生活を楽しんでいます。

さらに、街にはカフェやさまざまなお店が充実しており、ショッピングや友達とのお出かけには事欠かない環境です。

また、ニュージーランドの教育水準は世界的にも高い評価を受けています。教育機関が多く、多くの留学生が訪れるため、国内外から優秀な教師や教育者が集まっています。

治安

オークランドは安全な都市として知られており、レストランや店舗が夜遅くまで営業しているため、夜間でも人通りが多い地域です。夏の間は夜9時ごろまで明るく、このため一人での帰宅も遅くなっても比較的安心です。他国と比較しても、スリや置き引きなどの軽犯罪の発生率は低いとされています。
しかし、海外での滞在はやはり海外です。性別にかかわらず、一人で歩くことは危険が伴う可能性があるため、常に基本的な注意を怠らないことが重要です。

ニュージーランドの教育制度の概要

ニュージーランドでは5歳から義務教育が始まり、小・中・高校を通してYear1～13まで学年が決められています。高校に該当するのは、Secondary School(セカンダリースクール)と呼ばれる「Year9～13」の5年間です。Intermediate (中学校)のカリキュラムも含むYear7～13までの一貫校や、Year11～13の3年制の学校もあります。日本から留学する場合は、日本の在学履歴が参照されますが、学力が打倒でも、語学力が不足しているケースが多いため、1年下げてスタートする場合も多く見られます。

ニュージーランド・オークランドのおすすめ高校

Auckland grammer school

Auckland grammer schoolは、ニュージーランドのオークランド州エプソムにある男子向けの州立、全日制および全寮制 の中等学校です。生徒数は約2,500 名で、ニュージーランドで 3 番目に大きい学校となっています。学力レベルは高く、2019年のCrimson-QSのトップクラスの大学への入学に関するニュージーランドのベストスクールで7位にランクされています。

Takapuna Grammer school

Takapuna Grammer schoolは、ニュージーランド、オークランドのノースショアにあるベルモント郊外にある州立の共学中等学校です。約2000人の生徒がこの学校に通っています。NCEA (ニュージーランド国家教育成果証明書) および IB ディプロマ (国際バカロレア)に基づくカリキュラムを提供し、スポーツ、音楽、芸術、文化、ビジネス、テクノロジーなどの様々な授業、課外活動に触れる機会があります。

Rosmini college

Rosmini collegeは、ニュージーランドのオークランド州タカプナにある州立総合カトリック男子中等学校です。約 1,000 人の生徒を有します。この学校のカリキュラムは、カトリック系であるため、宗教教育の授業とそれに関連する黙想会やミサがある点以外は、州立学校のカリキュラムと同じです。スポーツが盛んで、特にラグビーとバスケットボールが盛んです。

Onehunga high school

Onehunga high schoolは、ニュージーランドのオークランド郊外オネフンガにある州立の共学中等学校です。オーストラリアのビール会社ライオンネイサンが後援するビジネス スクールと、フレッチャー建設が後援する建設学校が組み込まれている、ニュージーランドの中等学校の中でもユニークな学校となっています。舞台芸術活動が盛んで、最大150 人の学生が、自ら監督、振り付けしたダンスとドラマに参加する「ステージ チャレンジ」というイベントがあります。スポーツ、特にバスケットボールもさかんで、多くの大会で成績を残しています。

Marist College

マリスト カレッジは、ニュージーランド、オークランドのマウントアルバートにあるカトリック系女子高等 学校です。同校は7年生から13年生までカトリック信仰に基づいた教育を行っています。学問では、特に数学、科学の評価が高いです。毎年、マリスト・デーというカトリックに基づいたイベントや、ファミリーフェスティバルという、ダンスなど文化活動のフェスティバルが開催されます。学生の人種構成は、ニュージーランド系ヨーロッパ人40%、マオリ人10%、インド人10%、サモア人10%、東南アジア人8%、トンガ人8%、中国人5%、その他の太平洋系グループ5%、他の民族グループ4％などとなっています。

Mount Albert Grammar School

マウントアルバートグラマースクールは、1922年に設立されたオークランドの学校で、豊かな緑と新しい設備が特徴です。図書館、講堂、フィットネスセンター、体育館、テニスコート、インドアスイミングプール、寮などがあります。ニュージーランドの首相やオリンピック金メダリストなど多くの著名な卒業生を輩出しています。留学へのサポートも充実しており、英語力不足の生徒は専門のコースで学ぶことができます。また、男子生徒用の寮もあり、留学生も利用可能です。ラグビーでは、全国大会2回優勝やオールブラックスへの多数の選手輩出、国際大会出場などの実績があります。

Long Bay College

ロング ベイ カレッジは、ニュージーランド、オークランドのノースショア郊外、トーベイにある州立の共学中等学校です。9年生か13年生までを対象とし、2023年4月現在、約 1,600人の生徒がいます。留学生比率は約1割で、性別構成は男性 51%、女性 49%、民族構成はニュージーランド系ヨーロッパ人(パーケハー) 52%、その他のヨーロッパ人 28%、アジア人8% 、マオリ人6% 、太平洋諸島人2% 、その他 5%です。

MtRoskill Grammar School

マウント・ロスキル・グラマースクールは、オークランドのマウント・ロスキル郊外にある中等学校です。オークランドで最も多様な学校の 1 つとして広く知られており、障害のある生徒ための施設を持ち、性別を問わない制服を採用しています。民族族構成は、インド人26% 、中国人16% 、ヨーロッパ人13%、トンガ人 11%、サモア人8% 、マオリ人6% 、東南アジア人3% 、アフリカ人3%、クック諸島マオリ人2%など、非常に多様になっています。

Rangitoto College

Rangitoto College（ランギトトカレッジ）は、オークランドのノースショアにある州立の共学校です。9年生から13年生まで約 3,500名の生徒が在籍、通信制を除く、ニュージーランド最大の学校です。 960 名収容可能な講堂、大規模なライブラリ、フルサイズの人工芝ホッケー場と、サッカー、ラグビー、クリケットなどのスポーツ用の芝生場など多様な施設を有しています。成績も優秀で、学生の 94.4% が NCEA レベル 1 以上、89.5% が NCEA レベル 2 以上、76.3% が大学入学資格以上を取得（2013年）。これは国の平均を大きく上回ります。奨学金獲得も多く、ニュージーランドでトップの奨学金実績を誇ります。

Avondale College

Avondale College（エイボンデールカレッジ）は、オークランド中心部、エイボンデール郊外にある州立の共学校です。9年生から13 年生 (12 歳から18歳) までの約 2,700 人の生徒が在籍し、これはニュージーランドで 3 番目に大きい規模です。施設も充実しており、サイエンス・IT棟、体育館、人工芝運動場、最大700人を収容できる劇場、オーケストラ ピットなどを有しています。人種も多様性を確保しており、生徒の21%がニュージーランド系ヨーロッパ人、15%がサモア人、12%がマオリ人、11%がインド人、中国人、東南アジア人が5%、アフリカ人とトンガ人が各4%、クック諸島のマオリ人とニウエ人が各3%、フィジー人と中東人が各2%、その他の民族が11%という構成になっています。

Botany Downs Secondary College

Botany Downs Secondary College（ボタニーダウンズセカンダリーカレッジ）は、ニュージーランドのオークランド郊外に位置する公立共学校です。オークランド中心部から東側に約40分です。13～18歳の9～13年生を対象としており、生徒数は約1,800人。観光学や幼児教育、ジャーナリズム、アウトドア教育など幅広い分野を学ぶことができます。

Kristin School

Kristin School（クリスティン スクール）は、ノースショア州アルバニーにある私立の男女共学学校で約 1700人の生徒がいます。宇宙探査機にちなんだ4つの寮（マリナー、ジュピター、アポロ、サターン）があります。「クリスティンファッション ショー」というチャリティーイベントなど興味深い活動が受け継がれています。

Sacred Heart College,Auckland

Sacred Heart College,Auckland（セイクリッド ハートカレッジ）は、オークランドにある中等学校です。これは、グレン インズのタマキ河口を見下ろす 60 エーカー (24 ヘクタール) の土地に建つ カトリックのマリストカレッジです。セイクリッド ハートは生徒たちに幅広いスポーツの選択肢を提供しており、その多くは全国レベルで競い合っています。特に、ラグビー、フットボールや水球などが有名です。7年生から10年生を対象としたスポーツ能力開発プログラム（バスケットボール、クリケット、フットボール、ラグビーユニオン、ボート、水球）も提供されています。

Westlake Girls High School

Westlake Girls High School（ウェストレイク・ガールズハイスクール） は、オークランド州タカプナのププケ湖の西に位置する州立女子校です。9年生から13年生 (12歳から18歳) までの約 2,000人の生徒がおり、ニュージーランド最大の女子校の1つです。数百メートルしか離れていないウェストレイク・ボーイズハイスクールとは、毎年、演劇、音楽アンサンブル 、オーケストラ、ジャズ バンド、社交ダンスなどを共同で行っています。

Westlake boys HighSchool

Westlake Boys High School（ウェストレイク・ボーイズハイスクール） は、オークランドのフォレストヒルにある州立男子校です。9 年生から13年生までが在籍、2023 年 4 月現在約 2,600人の学生がいます。舞台芸術の教育に特徴があり、演奏、作曲、分析、歴史、聴音などを学びます。音楽活動も盛んで、複数の合唱団、バンド、オーケストラが活動しています。数百メートルしか離れていないウェストレイク・ガールズ高校との共同イベントも行われています。

まとめ

オークランドはニュージーランド最大の都市で、約140万人が居住しています。商業・経済の中心地であり、「帆の街」とも呼ばれる海洋都市です。多文化社会であり、英語が公式言語です。オークランドは美しい自然保護区やビーチを有し、リラックスした生活スタイルが特徴です。カフェやショップが豊富で、教育水準も高く、多くの留学生が訪れます。治安は良好で、夜間の安全性も高いですが、基本的な注意は必要です。教育制度では、5歳からの義務教育があり、高校はYear9～13までの5年間です。日本からの留学生は、学力に応じて適切な学年に配置されます。詳しくは学校や、留学エージェントにお問い合わせください。