世界遺産にも選らばれているグレートバリアリーフに手付かずになっている自然の宝庫が残っているのがこのケアンズ。その自然が作り出す美しさから世界の中でも人気の観光スポットとなっています。また、留学先としても人気のこちら！
今回はそのケアンズの魅力、ケアンズを留学先に選んだ場合どのようなことが待っているのかをご紹介していきましょう！
１．ケアンズの基本情報
オーストラリアのクイーンズランド州の東北部に位置しており、クイーンズランド州の熱帯地方の玄関口として有名です。別名「トロピカル・ノース・クイーンズランド」と呼ばれているエリアの中心都市がケアンズになります。
そんなケアンズは世界最古の熱帯雨林と世界最大の珊瑚礁「グレートバリアリーフ」、なんと2つの世界遺産を誇る街なのです。人口は15万人ほど。他の都市と比べるとこじんまりとした街で、メインストリートもたったの３つのみ。そのため１日あれば十分に観光できるような小さな街であります。
そんなケアンズには電車は走っていません。街自体が小さいために必要がないのだとか。そのため交通機関はバスのみです。しかし、自転車一台あれば生活できるような小さな街なので、どこかへ移動するには便利な街であります。
気候は赤道近くに位置しているということもあり、一年中温暖でとても過ごしやすいのが特徴的です。日本で例えると沖縄に近いような雰囲気を持っているのです。季節は四季全てがあるのではなく、雨季と乾季の２つ。12〜３月が雨季、４〜11月が乾季になっています。そのため、暑い時期にはたくさんの雨が降り、その分湿度も高い街となるのです。
２．写真で見るケアンズ
自然と一体感になれるのがケアンズ
ケアンズの一番の魅力と言っても過言ではないのがこのグレートバリアリーフです。なぜこんなにグレートバリアリーフばかりに注目するのか。それはまるで自然と一体になりながら生活しているかのような感覚になれるからです。
都会に住んでいると自然に近い状態で生活をすることって難しかったりしますよね。しかし、ケアンズで生活を営むだけでそれが叶うのです。
普段はそのようなことを贅沢だと感じることってあまりできないものですが、自然の中でありのままの自分を感じながら生活できるのは何にも変えられない贅沢なのかもしれませんね！
３．気になるケアンズへの留学のメリット、デメリット
ケアンズに留学するメリット、デメリットにはどのようなことが挙げられるでしょうか？早速見ていきましょう！
メリット①：身近に美しい自然を感じることができる
自然が豊富なオーストラリアの中でも特に自然を傍に感じることができるのがこのケアンズです。
世界遺産にもなっている世界最古の熱帯雨林と世界最大の珊瑚礁を持つグレートバリアリーフを持っているだけあり、その大自然を常に身近に感じることのできる贅沢というのはどんな高価なものにも変えることができないような贅沢です。世界遺産が傍にあるということだけでもかなりの贅沢ですよね！
日本では簡単に味わうことのできない贅沢に虜になる留学生も多いのではないでしょうか！？自然・海好きには最高の留学先となっています。
メリット②：専門に特化した学校選びができる
世界から観光地として注目されているエリアだけあり、ケアンズでは観光学・海洋生物学・環境学などの専門的なことを学ぶことができます。これは身近に大自然があるためにそれを最大限に生かした研究ができるということです。
学校ごとに組まれている大自然を生かしたユニークなプログラムを受けることができるのがケアンズで勉強する最大のメリットとも言えるのではないでしょうか。また、オーストラリアならではのアットホームな環境で学ぶこともできるので、リラックスしながら学ぶことができます。
自然に関する専門的な知識を本格的に学びたい方には最高の環境とも言えるのではないでしょうか！
メリット③：観光業の仕事に就くことができる
留学する上で欠かせないのが現地でのアルバイトですよね。ケアンズにも多数のローカルの飲食店から日本人経営の飲食店など様々なお店が存在しています。しかし、その中でも魅力的なのが観光業に従事することができることです。
世界中から観光客が集まるケアンズでは観光業も同様に盛んです。ホテルでのレセプションやツアーガイドなど種類も様々。皆さん自身がご興味のある分野で仕事を見つけることができるのもケアンズで留学するメリットです。運が良ければ趣味を仕事にするチャンスがあるかも！？
デメリット①：日本人比率が高い
街自体小さいケアンズでは自然と同様に日本人比率も高くなってきます。学校数も少ないために同じ学校に日本人が集まってしまうということが起きてしまうのです。そのため、完璧な英語環境を作り上げられない可能性があります。
これをデメリットして挙げましたが、同時にメリットでもあります。それは言葉と文化が分かり合える仲間がいるからです。海外という環境に慣れていない方だと尚更、初めての海外生活に不安やストレスを抱く人もたくさんいます。
しかし、その中で情報交換できたり、悩みを共有できる友人がいるということは心強いことです。中には日本人の友人なんていらないという方もおられるかもしれませんが、出会った仲間は大切にしていけるといいですね！
デメリット②：比較的に街が小さいため遊べるスポットが少ない
街の規模が小さいと遊べるスポットも必然的に少なくなってきます。クラブなどでの遊びが欠かせない！なんていう人には少し物足りないかも…メインストリートも３つほどのため、そのようなスポットが少ないのも仕方がないですよね（笑）
しかし！これも同時にメリットであります。それは勉強に集中したい人には最適な環境だといえるからです。ナイトスポットなどの誘惑がないのであれば、その分図書館や家で勉強することができますよね！また、浪費しがちの人にもおすすめです！大自然が遊びのスポットだとお金も掛かりませんからね。
リラックスしながら遊べるスポットがあるというのはもしかすると一番の贅沢かもしれませんよ！
デメリット③：ついついホリデー気分に浸ってしまう
観光地であるケアンズはホリデーを楽しみに来る観光客で賑わっています。そのため、街の雰囲気はやはりリゾート感が漂っているのです。年中、街はのんびりしており、ゆっくりと時間が流れるようなのであります。そのため、ついついのんびり気分に。毎日がどこかホリデーのようで勉強に身が入らないなんて可能性も。どのような環境でも自分に厳しくできる人は何の問題もないかもしれません。
しかし、帰国した際に就職活動などを控えているとリゾート気分が抜けず、大変なこともあるかもしれませんね。
４．一度は訪れたい！ケアンズにある人気スポット
勉強だけが全てじゃない！せっかくの海外生活、たくさんの素敵なスポットに足を運ばないと損ですよね。そこでぜひ皆さんに一度は足を運んでいただきたいスポットをご紹介しましょう！
世界最大の珊瑚礁を誇るグレート・バリア・リーフ
切れ間のない数え切れないほどの珊瑚礁が広がっているのがこのグレート・バリア・リーフです。このグレート・バリア・リーフはなんと全長2,300kmにも及ぶ世界最大級の珊瑚礁として世界に名が知られており、世界遺産ともなっています。面積としては約35万㎢もあり、これは日本列島の面積とほぼ同じ規模を誇っているのです。
グレート・バリア・リーフは約900もの島を持っています。その中には「ケアンズの宝石」とも呼ばれているグリーン島、ハートの形で有名なウィットサンデー諸島などが存在しています。そこにはたくさんの熱帯魚などがおり、その美しさに世界中からダイバーたちが集まるほどです。
ケアンズに留学するからこそ気軽に楽しめる贅沢！皆さんも味わってみてはいかがでしょうか！
大自然が眼前いっぱいに広がるキュランダ
日本の屋久島のような存在なのがこのキュランダ。キュランダには世界最古の熱帯雨林が広がっており、そこには人口700人ほどの人々も住んでいます。このキュランダという名前は先住民アボリジニーの言葉の中で「熱帯雨林にある町」を意味するそうです。
キュランダには観光用の鉄道が通っており、なんと「世界の車窓の窓から」のオープニングで10年間も使用されていました。車窓からはキュランダの美しい自然の姿を間近に眺めることができます。また、スカイレールと呼ばれるケーブルウェイでは熱帯雨林の頭上を空中散歩できるとして、人気のアトラクションとなっているのです。空中からは熱帯雨林の他に海岸線や海のグラデーションを眺めることができます。
自然が魅せてくれる景色にパワーをもらえること間違いなしです！普段の疲れを吹き飛ばすのには絶好のスポットではないでしょうか！
オーストラリアならではの動物に会いに行くワイルドライフ・ハビタット
ケアンズで数々の動物たちに触れるならこちらがおすすめ！オーストラリアに生息している約160種類もの動植物に会うことができ、自然の楽園として多くの観光客が訪れています。
広大な敷地の中に湿地帯、熱帯雨林、 草原地帯、乾燥地帯の4種類もの自然を再現しており、動物たちがよりよい環境で生活できるよう配慮がなされているのです。そして、クイーンズランドで最も多いカンガルー類を飼育しており、その種類はなんと10種類にも及びます。その他にも園内では怪我や病気を患っている野生動物たちの治療や保護、繁殖活動なども行われており、動物保護にも尽力を注いでいるのです。
コアラを抱っこして写真なども撮影することができるので、オーストラリアならではの思い出を作ることができますよ！
皆さん、いかがでしたでしょうか！？自然の宝庫であるケアンズでの留学ライフのイメージが湧きましたか！？
ケアンズでは留学は自然が好き、環境・自然のことに関して学びたいという方にはぴったりの留学先であるかもしれませんね！どこを留学先に選ぶにあたっても、皆さん自身が決めた目的・目標を忘れずに前進していってくださいね！
