皆さんはオーストラリアワーキングホリデーへ訪れてからの1ヶ月、こちらでの1ヶ月という期間の長さ、1ヶ月でどれほどの英語力が伸びるかなど1ヶ月という短い時間について考えたことはありますか?今回はそんな1ヶ月という様々な期間について、体験談と共にご紹介していきます。
オーストラリアワーキングホリデーをスタートさせてからの1ヶ月というものは本当に一瞬。バスや電車の乗り方も分からない、英語も大して喋られる訳でもない、道も分からない、家族・友達もいないという状況で不安の中、精一杯過ごさなければなりません。
私もスタート初日からうまくいかず、不安でショッピングセンターの中で一人涙を流したのを今でも覚えています(笑)
そんなオーストラリアでの1ヶ月の生活というのはどのようなものなのかを早速順に見ていきましょう!
1.オーストラリアワーホリ到着からの1ヶ月のスケジュール・費用公開【語学学校に通う場合】
まずは語学学校に通う人はどのような1ヶ月の過ごし方をするのかから見ていきましょう。
語学学校内での1ヶ月
語学学校での1ヶ月をまずはご紹介します。
入学初日
基本的にはどの学校も月曜入学なので、レベル分けテストを受け、自分がどのクラスに配属されるかを聞いて、基本的にはその日は終了です。
授業スタート
そして本格的に授業がスタートします。基本的には朝から夕方までの平日週5。ライティングやスピーキングなど基本的な授業を受けます。時には自分の語学力の無さに落ち込んだり、力がついてきたことを実感したりなど様々なことを1ヶ月のうちに感じるでしょう!
そして、平日の1日のほとんどを語学学校で過ごすといっても過言ではないですね。
放課後
学校によっては放課後に開催される自由参加のクラスに参加するなど、個人的に皆さん語学力アップのために時間を費やします。
そして学校が終われば、帰宅し勉強するか、友達と娯楽を楽しむなど人それぞれに自由時間を楽しみます。
週末
週末の過ごし方も人それぞれ。友達とビーチや観光スポットへ出かけたり、図書館で勉強したり、家でごろごろと映画を観たりなど。学校によってはイベントを開催するところもあるのでそれに参加したりもしますよ。
基本的には日本で過ごす週末と似たり寄ったりだと考えていいのではないかと思います。
月一のテスト
月に1度開催されるレベルアップのテストです。これも学校によるのですが、全てを1日で終わらすところもあれば、ライティング、リスニング、スピーキングなど1週間のテスト期間を設けて日替わりで行うところもあります。
多くの学生はテスト前の週末などは図書館で勉強したりなど、少しでもレベルの高いクラスで授業を受けられるように努力をしています。
語学学校に通う場合の1ヶ月の費用
ホームステイ | シェアハウス | ||
家賃 | 1,000AUD(週250AUD) | 640AUD(週160AUD) | |
食費 | 80AUD※1 | 150AUD | |
交通費 | 120AUD | 50AUD※2 | |
通信費 | 50AUD | 50AUD |
※1 ホームステイでは基本平日2食、週末3食付きなので平日のランチを自炊した場合
※2 市内に住み、語学学校まで交通機関を使う必要がない設定
上記に挙げたことを語学学校に通っている間、毎日、毎月繰り返すのです。毎日同じことの繰り返しじゃない?と思われた方も多いのではないでしょうか?
そうなんです!ただ平凡にだらだらと過ごしていると毎日同じ景色しか見えて来ません。
だからこそ1日1日を少しでも語学力アップのために工夫して、費やしてほしいと願います。
2.オーストラリアワーホリ到着からの1ヶ月のスケジュール・費用公開【語学学校に通わない場合】
元から学校などへは通わない、語学学校を経てから働く場合などはどのような生活を1ヶ月送ることになるのでしょうか?実際にどのようなものか見ていきましょう。
【必須】オーストラリア到着前にやること:ホームステイ先 or 寮の予約
日本にいる間にホームステイか寮のどちらかを必ず選択し、決めてから渡航するようにしましょう。
ホームステイの探し方とは?
ホームステイの探し方は主に2つあります。1つ目は留学エージェントに手配をしてもらうことです。自分がホストファミリーに対して求める希望や条件などを提示して、留学エージェントに依頼します。すると、エージェントが条件に合ったホストファミリーを見つけ出してくれるのです。
【無料】English Pediaから留学相談をする
2つ目は自力で手配するということです。ホームステイ先を手配できるサイトが存在し、そこから自分の条件などに合ったホストファミリーを探すのです。ですが、こちらは英語での表記になりますので、語学力に自信がない人などはエージェントなどに依頼するのがベストだと思います。ホームステイ先を見つけられるサイトは次のとおり。
寮の探し方とは?
寮探しは留学エージェントに依頼しましょう。こちらは自分の希望などを伝えるというよりも、エージェントが提示する選択肢の中から自分でチョイスして、手続きはエージェントに代行してもらうといった流れです。
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滞在先の確定後は、仕事探しをしましょう
到着したら、まず生活のために早速皆さん、仕事探しを始めます。これは絶対に欠かせないことですよね。そして人によっては長期戦になる課題です。仕事探しの方法としては大きく3つあります。
- WEBからの応募
- レジュメ配り
- 友達からの紹介
順番に解説していきます。
方法(1) WEBからの応募
1つ目のWEBからの応募に関しては、日豪プレスやJAMSなどの日本人向けに運営されているWEB媒体を使います。これらのサイトには日系企業が多くの求人を掲載しているので、そこからレジュメを添付したりしてメールを送り、返事を待ちましょう。1つの企業に大量のメールが届くので、返事が遅い企業も多数あるので、焦らず待つのが1番です。
オーストラリアワーホリ前にチェックすべき情報サイト【厳選3選】
方法(2) レジュメ配り
2つ目のレジュメ配りは履歴書(英語表記)のものを作成し、直接レストランやショップへ持っていき、アピールすることです。これの有利な点はローカルの企業にも必ず履歴書に目を通してもらえるという点。メールなどでローカル企業に応募すると、ほぼ返事が返ってこないと考えていいでしょう。
こちらの応募方法はなかなか勇気がいるものです。私もレジュメ配りをしたことがありますが、1日で断念しました(笑)ですが、これで仕事ゲットできたら本当にラッキーなものです!よっぽどローカル企業で働きたい!という人にはおすすめの方法です。
【オーストラリアワーホリ】魅力的な履歴書の書き方・テンプレ・コツ
方法(3) 友達からの紹介
3つ目の友達からの紹介というのはワーホリの先輩などに働いている職場を紹介してもらうということです。これが1番簡単で確実な方法ではあります。ですが、皆さん自身の経験に繋がるかといえば難しいところですよね。
オーストラリアワーホリ生活の1ヶ月目の費用
ホームステイ | 寮 | ||
家賃 | 1,000AUD(週250AUD) | 640AUD(週160AUD) | |
食費 | 80AUD※1 | 150AUD | |
交通費 | 120AUD | 50AUD | |
通信費 | 50AUD | 50AUD | |
娯楽費 | 300AUD | 300AUD | |
合計 | 1,450AUD | 1,190AUD |
※1 ホームステイでは基本平日2食、週末3食付きなので平日のランチを自炊した場合
語学学校へ行く場合と比較すると、働いているという余裕もあり、娯楽費にかなり余裕が出てきます。なので、自分自身でしっかり管理しないと貯金なんて全くできない…なんてことにもなりかねません!
ワーホリに来て、働かないなんていう人はあまりいないと思うのですが、語学学校へ通っているのと同様で、人によっては正直、毎日が同じような日々を過ごすことになります。そんな中で自分自身が働く中でどのようなことを感じ、悩み、成長していくことが非常に大切になってきます。
3.オーストラリアワーホリ1ヶ月目で伸びる英語力はどれくらい?
さて、気になる1ヶ月で伸びる英語力についてです。まずはパターン別でどれほど伸ばすことができるのか見てみましょう。
語学学校に通う場合
語学学校へ通えば1レベル(Beginner→Elementary、Intermediate→Upper-intermediateなど)あげることが可能です。TOEICのスコアで表すと50〜100点というところでしょうか。このあたりはかなり個人差がある部分です。
働く場合
働き出すとなかなか勉強に身が入らないもの。そんな中で接客英語などだけでどれほど伸ばすことができるのか。これはやはり語学学校よりも難しいです。TOEICのスコアだと30〜60点というところになるかと思います。
人によって本当に伸び方というのが違ってきます。なぜかって?それはもう努力です。日々勉強、積極的に会話にチャレンジする、間違うことを恐れない人などは一気に伸ばすことが可能です。ですが、勉強もしない、日本人とばかり遊ぶ、間違えるのが恥ずかしいなんて思っている人は厳しいことを言えば、伸ばせるものも全く伸ばすことなんてできませんよ!
4.最後に。オーストラリアと日本での1ヶ月という時間のちがい
読者の皆さんの年齢層も幅広いとは思うのですが、1ヶ月という短い時間について考えたことはありますか?こちらで過ごす1ヶ月、いや、1日というのはあっという間に終わり、気付けばスタートから3ヶ月、半年経っているものなのです。
日本では例えば、親御さんが怒ってくれたり、周りにいる友達と比較することで自分はどうなのかということが考えられる環境がありますよね?
ですが、やはり海外生活ということもあり、新しい環境に慣れることや、思い出作り、誰も管理してくれない自分自身の自由な時間があるから、その時の早さに気付かないものなのです。
貴重な皆さんの青春時代を、キャリアを捨ててワーホリへ来るのですが、絶対に一日一日を無駄にしてはなりません。若い時の一日というのは老いていく上で本当にいろんな積み重ねが必要な時間です。小さな一歩でも確実に進んでいくために、オーストラリアで過ごす1日というのを1年後に自分はどうなっていたいかということを頭に置いて、過ごしていっていただければと思います。